JP3030817B1 - 換気扇用フイルタ― - Google Patents

Abstract

【要約】 【目的】 製品梱包時にその体積を最低限に小さくし、
更に現場の取付け使用する対象物の大きさに合わせる事
を、可能にするのが目的である。 【構成】 枠部材をそれぞればらばらに構成し、それを
延び縮みするスライド可能な構造とし、組立て完了した
枠部にフイルターを固定するのに、対象物に取付ける部
分が自由に前後に動くようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明のものは、取付け使用
する換気扇又は浅形レンジフードに、合わせて使用する
事が可能なフイルターを、その組立て使用する前の体積
を最低限に小さくする構造とし、コスト的にも安価で軽
量且つシンプルな機構とする。

【０００２】

【従来の技術】従来よりのこのタイプの換気扇用フイル
ターは枠部材の体積が大きくなり、梱包発送に空気を送
るような状態で、その数量に対して流通経費が掛かり過
ぎる欠点が有る。 又販売の場合にも場所を取り過ぎる
ために、数量が展示出来ない欠点を有する。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】製品を梱包する時にそ
の体積を最低限に小さくし、更に取付け使用する換気扇
又は浅形レンジフードに合わせる事を可能にし、その構
造をシンプルなものにするのが課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段として、本発明のものは、各部材をばらばらに構
成しこれを組立て可能な構造に改良し、更に自由に使用
時の大きさを可変可能な構造に改良せるもので、その構
造も筒と棒とで構成せるものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】枠部材を４点のスライド可能な部
材に分割し、その枠部材を組立てるコーナー固定部を４
点の部材に分割し、そのコーナー部材によりフイルター
を持ち上げる目的の、スライド可能な部材をコーナー部
材に挿入固定する事で組立てが完了し、これにフイルタ
ーを巻き付けこれを固定用具で固定し、この固定用具に
より換気扇又は浅形レンジフードに合わせて取付けるも
のである。

【０００６】

【実施例】図について説明すれば、図１は枠部の完成し
た所を示すもので、枠の各側面を形成する部分は、筒部
１の左右より挿入し、スライドさせて長さ調整を可能と
せる棒部２からなる。 この棒部２の先端をコーナー部
材３に挿入固定する。 このように組立てる事で、全体
の大きさを自由に調整可能な枠が完成する。

【０００７】次いで図２に図示せるように、プラス部材
４の挿入固定棒７にそれぞれ筒部５を挿入固定する。
この筒部５にく形棒部材６を、スラスドさせ長さ調整可
能とせる状態にて挿入し、この棒部６の先端をコーナー
部材３に挿入固定する。 この部分は換気扇及び浅形レ
ンジフードに、このフイルター12を取付けた場合に、フ
イルター12が羽に接触するトラブルを防止するために、
フイルター12を浮かせる目的で使用する。

【０００８】このように組立てる事により図１に図示せ
るように組立ては完成する。 枠部材の大きさの決定は
フイルター12を取り付ける前に、使用する換気扇又は浅
形レンジフードに合わせて、先ず枠部の大きさを決定
し、その後にフイルター12を浮かせる部材を、枠部に合
わせて取付けた方が楽に組立てが完成する。

【０００９】こうして組立てられた枠部に、フイルター
12を枠部の上から被せるように取付ける。 フイルター
12は枠の大きさに合わせてハサミにより切断し、枠の側
面に巻き付けるようにし、これを固定部材８のＵ部を填
め込みフイルター12を枠の筒部１に固定する。このよう
に固定部材８により固定したフイルター12を、固定部材
12の自由に前後に動く板部９の、両面テープ10の紙を剥
がして、その粘着力により換気扇又は浅形レンジフード
に取付ける。 この場合に取付け対象物が、樹脂又は金
属どちらであっても関係無く固定可能となリ、この取付
け板部10は前後に自由に動くので取付けの場合に楽であ
る。

【００１０】

【発明の効果】発明の効果としては、各部材がそれぞれ
ばらばらに分解可能であるので、製品の梱包時、発送に
は流通経費を最低限に押さえる事が可能となり、販売時
にも場所を取る事なく数量の展示を可能とするものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】枠部の完成した所を示すものである。

【図２】各部材の構成を示すものである。

【図３】（Ａ）フイルターを枠部材に固定する固定部材
で、取付け使用する換気扇又は浅形レンジフードへの取
付け部を有するものである。 （Ｂ）固定部材の蝶番部分の作用を示す図である。

【図４】枠部材へのフイルター取付を示す図である。

【符号の説明】

１ 枠部材の筒部。 ２ 棒部。 ３ コーナー部材。 ４ プラス部材。 ５ 筒部。 ６ く形棒部。 ７ 挿入固定棒。 ８ 固定部材。 ９ 自由に前後に動く板部。 10 両面テープ。 11 蝶番。 12 フイルター。

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 取付ける換気扇又は浅形レンジフード
   に、合わせて使用する換気扇用フイルターに於いて、枠
   部を組立てる部材として筒部１が４点と、その筒部１に
   挿入使用する棒部材２が８点と、枠として組立てるコー
   ナー部材３が４点と、フイルター１２の前面部が換気扇
   の羽に接触しないようにする目的の、挿入棒部７を有す
   るプラス部材４が１点と、このプラス部材４の挿入棒７
   に挿入固定して使用する筒部５が４点と、この筒部５に
   挿入使用する先端をく形にした棒部材６が４点とからな
   り、他にフイルター１２の固定と、このフイルター１２
   を換気扇又は浅形レンジフードに取付ける目的の、固定
   部材８が４点の各部材からなる換気扇用フイルター。
2. 【請求項２】 １）枠を形成する部材が筒部１の左右か
   ら挿入する棒材２からなり、棒部２を筒部１内をスライ
   ドさせる事により、その長さが自由に調整可能なもの
   で、この筒部１の左右から挿入した棒部２からなる部材
   を、枠として組立てる目的のコーナー部材３に、棒部２
   の先端を挿入固定する。 ２）コーナー部材３にはフイルター１２の前面を換気扇
   の羽に接触しないように持ち上げる目的の、スライドに
   より長さの調整が可能な、く形棒部材６を挿入した筒部
   ５をプラス部材４に四方向より挿入固定する。 ３）前記の挿入固定した部材を、コーナー部材３にそれ
   ぞれ挿入固定し全体の組立が完成する。以上の構成から
   なる請求項１に記載の換気扇用フイルター。