JP3030700U - ドアミラーの傷つき防止パッド - Google Patents
ドアミラーの傷つき防止パッドInfo
- Publication number
- JP3030700U JP3030700U JP1996004572U JP457296U JP3030700U JP 3030700 U JP3030700 U JP 3030700U JP 1996004572 U JP1996004572 U JP 1996004572U JP 457296 U JP457296 U JP 457296U JP 3030700 U JP3030700 U JP 3030700U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door mirror
- pad
- scratch
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- door
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種ドアミラー背面の曲率によらず容易に取
り付け可能であり、且つ、衝撃吸収力の大きいドアミラ
ーの傷つき防止パッドを提供することが課題である。 【解決手段】 中央部に開口孔3が穿設されたゴム系素
材から成る部材を略平板状に構成したパッド1を、ドア
ミラー6の背面に接着剤にて固定する。中央部の開口孔
3と弾性部材2の弾力性により、任意の曲率を有するド
アミラー背面に対して取り付けができるようになり、ま
た、衝撃吸収力が向上する。
り付け可能であり、且つ、衝撃吸収力の大きいドアミラ
ーの傷つき防止パッドを提供することが課題である。 【解決手段】 中央部に開口孔3が穿設されたゴム系素
材から成る部材を略平板状に構成したパッド1を、ドア
ミラー6の背面に接着剤にて固定する。中央部の開口孔
3と弾性部材2の弾力性により、任意の曲率を有するド
アミラー背面に対して取り付けができるようになり、ま
た、衝撃吸収力が向上する。
Description
【0001】
本考案は、車両に搭載されるドアミラーの背面を保護するための傷つき防止パ ッドに係り、特に、衝撃吸収力が高く且つ耐久性を向上させる技術に関する。
【0002】
一般に、車両に搭載されるドアミラーは、車体から左右方向に突起して配置さ れるので、例えば狭路にて対向車両とすれ違う際等には、ドアミラーどうしが接 触する恐れがあり、このような場合にはドアミラーの背面側を傷つけてしまうこ とや、更には鏡体割れを起こす場合がある。そこでこのような傷つきや鏡体割れ を防止するため、従来より実開昭60−96141号公報(以下、従来例1とい う)や、実開平3−33741号公報(以下、従来例2という)に記載されたも のが知られている。
【0003】
しかしながら、上記従来例1及び従来例2に記載された内容は、プラスチック 等の硬度の高い材質で構成された保護カバーにてドアミラーを保護する構成とし ているので、ある程度の保護効果はあるものの、衝突時の衝撃吸収力が小さいと いう欠点がある。また、形状が決められているので、形状の異なる各種ドアミラ ーに対して汎用的に使用することができないという問題点があった。 この考案はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その 目的とするところは、各種形状のドアミラーに対して容易に取り付けることがで き、且つ、衝撃吸収力の高いドアミラーの傷つき防止パッドを提供することにあ る。
【0004】
上記目的を達成するため本考案は、車両用ドアミラーの背面に装着し、該背面 を保護するドアミラーの傷つき防止パッドにおいて、中央部に開口孔が穿設され たゴム系素材から成る部材を略平板状とした形状をなし、前記ドアミラーの背面 に接着剤にて固定されることが特徴である。また、前記ゴム系素材は、ハイパロ ン、ネオプレン、アジプレンのうちの少なくとも1種であることを特徴とする。 更に、前記平板状部材の端部は、テーパ状に加工されたことを特徴とする 上述の如く構成された本考案の傷つき防止パッドでは、ゴム系の素材にて構成 され、且つ、中央部に開口孔が穿設されているので、当該パッドを取り付けるド アミラー背面の曲率が異なっても柔軟に対応することができ、汎用性が向上する 。また、ゴム系の素材を使用しているので、接触、衝突の時の衝撃力を吸収する ことができ、保護効果が向上する。更に、平板状部材の縁部をテーパ状に加工し ているので、当該傷つき防止パッドをドアミラーに対して滑らかに装着すること ができ、パッドが異物に引っかかる等の問題を回避することができるようになる 。
【0005】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案が適用さ れたドアミラーの傷つき防止パッドの一実施形態の構成を示す斜視図であり、同 図に示すように、この傷つき防止パッド1は略凸型形状を成す弾性部材2の中央 部に略矩形状の開口孔3が穿設された形状を有し、全体が緩やかにロールした球 殻状を成している。即ち、図2に示す如くの凸型形状を成す平板状の弾性部材2 をロール加工して球殻状とすることにより形成される。また、この傷つき防止パ ッド1の突起部4には、互いに平行な長孔形状の切欠5が3箇所に形成されてい る。
【0006】 弾性部材2の材質としては、耐衝撃性、屈曲性、耐候性(耐オゾン、耐紫外線 )、着色性、比重(軽さ)のそれぞれに優れたものを使用することが望ましく、 例えば、ハイパロン、ネオプレン、アジプレン等のゴム系素材が好適である。
【0007】 図3は、本実施形態の傷つき防止パッド1を実際にドアミラー6の背面に装着 した様子を示す説明図であり、図4(a)はA−A断面図(横断面)、同図(b )はB−B断面図(縦断面)をそれぞれ示している。即ち、弾性部材2の突起部 4がドアミラー6の外側に位置するように傷つき防止パッド1を配置し、接着剤 等を使用して、ドアミラー6の背面側に接着固定する。また、図4(a)、(b )に示されるように、弾性部材2の縁部2aはテーパ状に形成されており、従っ て、ドアミラー6との取り付け面において滑らかに連結される。
【0008】 そして、本考案の傷つき防止パッドによれば、図3、図4から理解されるよう に、傷つき防止パッド1の中央部には開口孔3が設けられ、また、弾性部材2の 柔軟性によりあらゆる曲率を有するドアミラー6に対して装着することができる ようになる。また、弾性部材2の突起部4に形成された切欠5により、該突起部 4の伸縮性を向上させることができるので装着が容易になる。更に、弾性部材2 の縁部2aは全てテーパ状に形成されているので、ドアミラー6の背面部と滑ら かに連結されることになり、当該傷つき防止パッド1を装着したときに異物に引 っかかる等の問題を回避することができるようになる。尚、上記実施形態におい ては開口孔3の形状を矩形状として説明したが、本考案はこれに限定されるもの でなく、種々の形状とすることができる。 また、衝撃吸収性が高いので、異物との衝突により強い衝撃を受けた場合にお いても、確実にドアミラーを保護することができるようになり、ハイパロン、ネ オプレン、アジプレン等のゴム系素材は変形することにより衝突による衝撃を吸 収するが、時間の経過により徐々に回復して元の状態に復元されるので、何度で も繰り返して使用することができる。また、対向車のドアミラーと衝突した場合 には、対向車側のドアミラーをも保護することができる。
【0009】
以上説明したように、本考案のドアミラーの傷つき防止パッドによれば、ドア ミラー背面の曲率によらず容易に取り付けることができるので、従来品に比べて 汎用性が向上する。また、材質としてゴム系素材を使用しているので、強い衝撃 をも吸収することができ、ドアミラーを確実に保護することができるばかりでな く、衝突した相手側の衝撃をも緩和することができる。更に、平板部材の縁部が テーパ状に形成されているので、ドアミラーの背面に対して滑らかに固定するこ とができ、異物との接触により引っかかる等の問題を回避することができるよう になる。 (注)考案の詳細の説明中ハイパロン及びネオプレンは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係る傷つき防止パッド
の構成を示す斜視図。
の構成を示す斜視図。
【図2】 平板状の形成された傷つき防止パッドを示す
説明図。
説明図。
【図3】 ドアミラーの背面に本実施形態の傷つき防止
パッドを装着した様子を示す説明図。
パッドを装着した様子を示す説明図。
【図4】 図3に示したドアミラーのA−A断面図
(a)、及びB−B断面図(b)。
(a)、及びB−B断面図(b)。
1 傷つき防止パッド 2 弾性部材 3 開口孔 4 突起部 5 切欠 6 ドアミラー
Claims (3)
- 【請求項1】 車両用ドアミラーの背面に装着し、該背
面を保護するドアミラーの傷つき防止パッドにおいて、
中央部に開口孔が穿設されたゴム系素材から成る部材を
略平板状とした形状をなし、前記ドアミラーの背面に接
着剤にて固定されることを特徴とするドアミラーの傷つ
き防止パッド。 - 【請求項2】 前記ゴム系素材は、ハイパロン、ネオプ
レン、アジプレンのうちの少なくとも1種であることを
特徴とする請求項1記載のドアミラーの傷つき防止パッ
ド。 - 【請求項3】 前記平板状部材の端部は、テーパ状に加
工されたことを特徴とする請求項1記載のドアミラーの
傷つき防止パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004572U JP3030700U (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ドアミラーの傷つき防止パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004572U JP3030700U (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ドアミラーの傷つき防止パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3030700U true JP3030700U (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=43165681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004572U Expired - Lifetime JP3030700U (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ドアミラーの傷つき防止パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030700U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016107948A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP1996004572U patent/JP3030700U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016107948A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
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