JP3030681U - 排ガス浄化用触媒コンバータ - Google Patents

排ガス浄化用触媒コンバータ

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JP3030681U
JP3030681U JP1996003608U JP360896U JP3030681U JP 3030681 U JP3030681 U JP 3030681U JP 1996003608 U JP1996003608 U JP 1996003608U JP 360896 U JP360896 U JP 360896U JP 3030681 U JP3030681 U JP 3030681U
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正典 小原
晋 田中
正和 大石
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キャタラー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、耐火性を向上でき、耐久性に優れ、
工程数が少なく、製造コストを低減できる排ガス浄化用
触媒コンバータを提供する。 【解決手段】本願考案の排ガス浄化用触媒コンバータ1
Aは、筒状のハウジング2aと、外周部をハウジング2
aの内周壁と所定の間隔を隔ててハウジング2aの内周
部に配置されるメタル担体5aと、ハウジング2aの内
周壁とメタル担体5aの外周部との間に配置され、アル
ミナ含有率が80%以上の高アルミナ製のマット状シー
ル材6と、よりなる排ガス浄化用触媒コンバータであっ
て、ハウジング2aあるいはメタル担体5aは、その軸
心に沿う方向Pのメタル担体5aおよびマット状シール
材6の移動を阻止する係止部33a、43aおよび32
a、42aをもつことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、排ガス浄化用触媒コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排ガス浄化用触媒コンバータで、筒状のハウジングの内周部に、耐熱性 のシール材を介して触媒担体を配置した構成が知られている。例えば、 (1)特開平6ー126192号公開公報には、筒状のケース(ハウジング)と 外周にリングを備えたハニカム体との間に、セラミックウールからなる膨張性シ ール材を介置した構成の排ガス浄化用触媒コンバータが開示されている。 (2)特開平6ー67215号公開公報には、筒状の金属製ケース(ハウジング )とセラミック材製の体部(ハニカム体)との間に、マグネシヤ、石灰、シリカ 、アルミナなどをベースとした配合繊維のような長繊維から構成され高度に圧縮 されたブランケット(シール材)を介置した構成の排気マフラが開示されている 。 (3)特開平6ー33755号公開公報には、筒状のケース(ハウジング)と金 属製モノリスとの間に、耐火セラミックファイバー製のマットを介置した構成の 排ガス浄化用触媒コンバータが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の膨張性シール材、ブランケット(シール材)、マットなどのいわゆ る耐熱性のシール材は、いずれもセラミックを含み、100℃〜700℃の範囲 で用いられるものであるため、前記使用条件温度範囲を超過するものであると、 セラミックが焼結し加熱収縮するため、シール材のシール作用が低下し、かつ使 用に耐えない。
【0004】 本考案は、前記問題点に鑑みなされたもので、熱耐久性に優れ、かつシール材 による良好なシール作用を保持できる排ガス浄化用触媒コンバータを提供するこ とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の排ガス浄化用触媒コンバータは、筒状のハウジングと、 外周部を該ハウジングの内周壁と所定の間隔を隔てて該ハウジングの内周部に 配置されるメタル担体と、 該ハウジングの該内周壁と該メタル担体の外周部との間に配置され、アルミナ 含有率が80%以上の高アルミナ製のマット状シール材と、よりなる排ガス浄化 用触媒コンバータであって、 該ハウジングあるいは該メタル担体は、その軸心に沿う方向の該メタル担体お よび該マット状シール材の移動を阻止する係止部をもつことを特徴とする。
【0006】 請求項2の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項1の構成に おいて、マット状シール材およびメタル担体の各両端側位置でハウジングを2段 に縮径して形成され、該マット状シール材の両端部分に当接する第1縮径部分お よび該メタル担体の両端部分部分に当接する第2縮径部分である。 請求項3の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項1の構成に おいて、マット状シール材の両端側位置であって、ハウジングの内周壁とメタル 担体の外周部との間に介置され、該マット状シール材の該両端にそれぞれ当接す るワイヤーネットである。
【0007】 請求項4の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項3の構成に おいて、マット状シール材およびワイヤーネットを被覆するアルミホイールをも つ。 請求項5の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項1の構成に おいて、マット状シール材の両端側位置であって、ハウジングの内周壁とメタル 担体の外周部との間に介置され、該マット状シール材の該両端にそれぞれ当接す る該メタル担体に固定されたリング状のリテーナである。
【0008】 請求項6の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項1の構成に おいて、メタル担体の外周面に形成され、マット状シール材内周面に当接する滑 り止め凹凸部である。 請求項7の排ガス浄化用触媒コンバータにおける係止部は、請求項1の構成に おいて、マット状シール材およびメタル担体の各両端側位置でハウジングを縮径 して形成され、該マット状シール材の両端部分に当接せず該メタル担体の両端部 分に当接する縮径部分である。
【0009】
【考案の実施の形態】
高アルミナ製のマット状シール材とは、アルミナ含有率が80%以上のものを 称す。 本考案者は、排ガス浄化用触媒コンバータのハウジングとメタル担体との間に 配置して用いるアルミナ製のマット状シール材の熱耐久性を向上せしめるため、 種々研究した。
【0010】 その結果、本考案者は、アルミナを主成分としシリカなどを含むセラミック原 料を加工し、熱処理を施すことにより得られたアルミナ含有率が80%以上の結 晶質繊維状を所定の厚さの高アルミナ製のマット状シール材として製造するとと もに、この高アルミナ製のマット状シール材を前記ハウジングとメタル担体との 間でその軸心に沿う移動を係止部によって阻止する構成とすることによって、熱 耐久性に優れ、かつ安定したシール作用を長期に渡って発揮できることを見い出 し考案を完成させた。なお、結晶質繊維とは、αアルミナ、ムライトを称す。
【0011】 高アルミナ製のマット状シール材を構成する結晶質繊維状のアルミナ含有率を 80%以上とした理由を以下に説明する。 すなわち、アルミナ含有率が80%以上であると、排ガス浄化用触媒コンバー タでの排ガス浄化時にマット状シール材が温度900℃に加熱された場合であっ ても、結晶質繊維状のアルミナは結晶化により焼結されないため、焼結すること による加熱収縮でマット状シール材のシール作用が低下することを回避できる。
【0012】 アルミナ含有率を80%以上とした場合には、その耐火温度は、前記アルミナ 含有率が80%値未満の700℃の場合に較べ、900℃と飛躍的に向上する。 また、熱耐久性においても、前記値未満の2時間の場合に較べ、100時間と飛 躍的に向上する。 なお、従来のアルミナ製のマット状シール材におけるアルミナ含有率は45% 〜55%である。
【0013】 前記係止部は、高アルミナ製のマット状シール材を、メタル担体の軸心に沿う 方向の移動を阻止し、定位置に安定して保持する機能をもち、かつそのシール作 用を安定して発揮するために役立つ。 前記係止部としては、前記マット状シール材に対し、メタル担体の軸心に沿う 方向の移動を阻止することを目的とし、マット状シール材の両端に係止できるよ うに、ハウジングの一部を加工することにより形成されたものや、メタル担体の 外周部両端側に形成されたものや、マット状シール材の内周面および外周面に当 接し、かつマット状シール材をその厚み方向に挟持するメタル担体の外周面とハ ウジングの内周面とで所定の付勢力で押圧するようにしたものや、ハウジング内 周部とメタル担体の外周部両端側との間に、設置したワイヤーネットをマット状 シール材の両端(メタル担体の軸心方向に沿った位置の両端)に係止させたもの や、メタル担体の外周部(マット状シール材に当接する外筒の表面)にエンボス 加工、ローレット加工、サンドブラスト加工などを施し、凹凸形状を形成し、マ ット状シール材との当接領域での接触摩擦面積を増すとともに、係止ストッパー として機能するものなどを用いることができる。
【0014】 なお、前記ワイヤーネットとマット状シール材とをアルミホイールにより被覆 することができる。前記ワイヤーネットの材質としては、SUS310S、SU S316S、SUS304などを用いることができる。ワイヤーネットを形成す るワイヤーの径としては、0.2mm〜0.5mmのものを用いることができる 。前記アルミホイールの厚さとしては、0.02mm〜0.2mmのものを用い ることができる。
【0015】 また、前記凹凸形状としては、例えば、マット状シール材に当接する外筒の表 面に面積(cm2 )当たり0.2個〜5個形成された凸部あるいは凹部や、線状 の凹凸および線状の凹凸を交差させたものなどを用いることができる。前記凹凸 の高低差は、1.0mm〜6.0mmの範囲とすることができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例1を図1に基づいて説明する。 図1に示す実施例1の排ガス浄化用触媒コンバータ1Aは、筒状のハウジング 2aと、メタル担体5aと、ハウジング2aの内部でメタル担体5aの外筒54 との間に介置される高アルミナ製のマット状シール材6とよりなる。
【0017】 筒状のハウジング2aは、フェライト系ステンレス製で軸方向Pの長さL24 0mm、厚さ1.5mm、最大内径98mmの大きさのものである。 ハウジング2aは、その中央部Oで2分割可能および連結可能であり、浄化前 の排ガスを流入する流入側ハウジング3aと、浄化後の排ガスを流出する流出側 ハウジング4aとよりなる。
【0018】 流入側ハウジング3aには、浄化前の排ガスを流入するロート状の導入筒部3 0aと、流出側ハウジング4aに対向する円筒部31aと、導入筒部30aと円 筒部31aとの間で円筒部31a側より2段に傾斜させた状態に縮径することに より形成され、マット状シール材6の一端60に当接する第1縮径係止部32a およびメタル担体5aの外筒54aの一端55aに当接する第2縮径係止部33 aとが形成されている。
【0019】 流出側ハウジング4aには、浄化後の排ガスを流出するロート状の導出筒部4 0aと、流入側ハウジング3aに対向する円筒部41aと、導出筒部40aと円 筒部41aとの間で円筒部41a側より2段に傾斜させた状態に縮径することに より形成され、マット状シール材6の他端61に当接する第1縮径係止部42a およびメタル担体5aの外筒54aの他端56aに当接する第2縮径係止部43 aとが形成されている。
【0020】 また、流入側ハウジング3aの円筒部31aおよび流出側ハウジング4aの円 筒部41aには、リング状でかつ断面L字状あるいは逆L字状のフランジ部34 および44が対向側の外周面311および411に嵌挿され固定保持されている 。フランジ部34、44は、図略のボルトを挿通するボルト孔35、45をもつ 。
【0021】 なお、前記ハウジング1Aは、前記形態のものに限定されるものではなく例え ば、図略の円筒状の中央ハウジングと、その両側にそれぞれ配置されて連結され るそれぞれロート状の一端側(排ガス流入側S1)ハウジングおよび他端側(排 ガス流出側S2)ハウジングとよりなる構成のものを用いることができる。 メタル担体5aは、円筒状よりなる20Cr5Al製で外径86mm、軸方向 Pの長さ120mmのものであり、その軸方向Pに沿って両端50、51側に貫 通するほぼ平行な多数の小孔52に排ガスの浄化機能をもつ触媒層(図示せず) を担持する。
【0022】 また、メタル担体5aは、その外周面53を覆うように挿通し配置され、ロウ 付けにより外周面53に接合された外筒54aをもつ。この外筒54aは、厚さ 0.5mmの熱間圧延ステンレス鋼板(SUS430フェライト系)製のもので 、前記軸方向Pに沿う両端55a、56aをメタル担体5aの両端50、51よ り若干(約8mm)突出させている。
【0023】 高アルミナ製のマット状シール材6は、アルミナを主成分としシリカを含むセ ラミック原料を加工し、熱処理を施すことにより得られたアルミナの含有率が8 0%、シリカの含有率が20%よりなる結晶質繊維状を切断して厚さ12.5m mに製造したものである。 次いで、マット状シール材6は、外筒54aの外周面57を被覆するように巻 回された後、外筒54aとともに、流入側ハウジング3aの円筒部31a内およ び流出側ハウジング4aの円筒部41a内に収容される。
【0024】 そして流入側ハウジング3aと流出側ハウジング4aとは、互いに対向する円 筒部31aと円筒部41aとの間に図略のシール材を介置した状態とし、フラン ジ部34のボルト孔35とフランジ部44のボルト孔45とに挿通させた図略の ボルトおよびボルトに螺合させた図略のナットとで気密に連結されることによっ て排ガス浄化用触媒コンバータ1Aを形成する。
【0025】 このとき、排ガス浄化用触媒コンバータ1A内において、メタル担体5aの外 筒54aの一端55aおよび他端56aには、流入側ハウジング3aの第2縮径 係止部33aおよび流出側ハウジング4aの第2縮径係止部43aが当接する。 また、マット状シール材6の一端60および他端61には、流入側ハウジング3 aの第1縮径係止部32aおよび流出側ハウジング4aの第1縮径係止部42a が当接する。
【0026】 さらに、マット状シール材6の内周面62および外周面63は、メタル担体5 aの外筒54aの外周面57および流入側ハウジング3aの内周面310、流出 側ハウジング4aの内周面410に密接し、かつシールした状態に保持される。 このような排ガス浄化用触媒コンバータ1Aは、排ガスを浄化するため、排ガ ス浄化系統に接続されて用いられる。
【0027】 ここで、排ガス浄化用触媒コンバータ1Aによれば、以下に示す作用効果が得 られる。すなわち、 (1)高アルミナ製のマット状シール材6は、排ガス浄化用触媒コンバータ1A での排ガス浄化時に、従来のシール材を形成する繊維状のセラミックが焼結する 温度900℃に加熱された場合であっても、結晶質繊維状よりなり含有率が80 %と高いアルミナが結晶化により焼結されないため、加熱収縮を発生させず、シ ール作用の低下を回避できる。
【0028】 また、従来のアルミナ含有率が50%ほどのマット状シール材(図示せず)に 較べ、劣化してシール作用が低下するまでの使用時間を延ばすことができる。 例えば、同じ使用条件(コンバータ入側の排ガス温度900℃)下で較べた耐 久時間は、前記従来のマット状シール材の場合に2時間であったものが実施例1 のマット状シール材6の場合は100時間以上にまで延ばすことができる。
【0029】 このため、メタル担体5aの多数の小孔52に形成された触媒層(図示せず) による排ガス浄化機能を効率よく利用できる。 (2)マット状シール材6は、その一端60および他端61を流入側ハウジング 3aの第2縮径係止部33aおよび流出側ハウジング4aの第2縮径係止部43 aに当接しているため係止し、軸方向Pへの移動を阻止できる。
【0030】 このため、マット状シール材6は、初期に設定された所定の定位置で前記シー ル作用を発揮できる。 (3)マット状シール材6は、その内径側の位置に配置されているメタル担体5 aの外筒54aの一端55aおよび他端56aが、流入側ハウジング3aの第2 縮径係止部33aおよび流出側ハウジング4aの第2縮径係止部43aに当接し ており、排ガス流入側S1および排ガス流出側S2の高熱の排ガスが直接、接触 しないため、高熱の排ガスが直接、接触することによる熱劣化することを回避で きる。
【0031】 (実施例2) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例2を図2に基づいて説明する。 図2に示す実施例2の排ガス浄化用触媒コンバータ1Bは、筒状のハウジング 2bと、メタル担体5bと、ハウジング2bの内部でメタル担体5bの外筒54 bとの間に介置される高アルミナ製のマット状シール材6と、マット状シール材 の6の一端60側および他端61側位置であって、ハウジング2bとメタル担体 5bの外筒54bとの間に介置され、マット状シール材の6の一端60および他 端61にそれぞれ当接するワイヤーネット7および8とよりなる。
【0032】 すなわち、排ガス浄化用触媒コンバータ1Bは、高アルミナ製のマット状シー ル材6を係止する構成として、前記実施例1の排ガス浄化用触媒コンバータ1A における流入側ハウジング3a、流出側ハウジング4aにそれぞれ形成され、マ ット状シール材6に直接、当接する第1縮径係止部32a、42a、第2縮径係 止部33a、43aの代わりに、ワイヤーネット7、8をマット状シール材6の 一端60、他端61に当接するように用いたこと以外は同じである。従って、実 施例1と同じ構成部分の詳細な説明は省略する。
【0033】 筒状のハウジング2bは、フェライト系ステンレス製で流入側ハウジング3b と流出側ハウジング4bとよりなり、軸方向Pの長さL240mm、厚さ1.5 mm、最大内径98mmの大きさのものである。 流入側ハウジング3bは、排ガスを流入させるロート状の導入筒部30bと、 流出側ハウジング4bに対向する円筒部31bとにより形成され、実施例1の流 入側ハウジング3aと同じフランジ部34をもつ。
【0034】 流出側ハウジング4bは、排ガスを流出させるロート状の導出筒部40bと、 流入側ハウジング3bに対向する円筒部41bとにより形成され、実施例1の流 出側ハウジング4aと同じフランジ部44をもつ。 メタル担体5bは、外筒54bの両端55b、56bの形状が前記実施例1の メタル担体5aの外筒54aと異なること以外は、ほぼ同じである。
【0035】 すなわち、外筒54bの両端55b、56bは、ワイヤーネット7、8を保持 するため断面が略5R(アール)の円弧状凹部形状に形成されている。 ワイヤーネット7および8は、オーステナイト系ステンレス製で径0.2mm で長さ30mmのワイヤーを屈曲させたものである。 このワイヤーネット7および8は、実施例1の場合と同じようにしてメタル担 体5bの外筒54bの外周面57を被覆するように巻いたマット状シール材6に 対して、その一端60側および他端61側に配置され、かつ一部を外筒54bの 両端55b、56bに載置される。
【0036】 そして、前記流入側ハウジング3bと流出側ハウジング4bとは、円筒部31 bと円筒部41bとの間に図略のシール材を介して当接状態とし、フランジ部3 4のボルト孔35とフランジ部44のボルト孔45とに挿通させた図略のボルト およびボルトに螺合させた図略のナットとで気密に連結されることによって排ガ ス浄化用触媒コンバータ1Bを形成する。
【0037】 これによってマット状シール材6の一端60および他端61は、ワイヤーネッ ト7および8を介して流入側ハウジング3bの導入筒部30bおよび流出側ハウ ジング4bの導出筒部40bが当接する。 この実施例2の排ガス浄化用触媒コンバータ1Bは、実施例1の場合と同じよ うにマット状シール材6によるシール作用が得られる。
【0038】 また、実施例2の排ガス浄化用触媒コンバータ1Bによると、流入側ハウジン グ3bと流出側ハウジング4b内に、メタル担体5bとともに収容されたマット 状シール材6は、ワイヤーネット7と8とに係止しそれらの間で弾性的に付勢さ れ、かつ内周面62および外周面63を、メタル担体5bの外筒54bの外周面 57および流入側ハウジング3bの内周面310、流出側ハウジング4bの内周 面410に密接した状態で保持され、軸方向Pへの移動を阻止できる。
【0039】 このため、マット状シール材6は、初期に設定された所定の定位置で前記シー ル作用を発揮できる。 また、マット状シール材6は、一端60側および他端61側に配置されたワイ ヤーネット7および8により、排ガス流入側S1および排ガス流出側S2の高熱 の排ガスが直接、接触しないため、飛散したり、熱劣化することを回避でき、か つ熱耐久性に優れる。
【0040】 (実施例3) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例3を図3、図4に基づいて説明 する。 図3に示す実施例3の排ガス浄化用触媒コンバータ1Cは、マット状シール材 6およびワイヤーネット7、8の周囲をアルミホイール9により被覆した構成と したこと以外は前記実施例2の排ガス浄化用触媒コンバータ1Bの構成と同じで ある。
【0041】 この排ガス浄化用触媒コンバータ1Cで用いられるアルミホイール9は、厚さ 0.05mmのものであり、マット状シール材6およびワイヤーネット7、8を 包んで被覆した(図4参照)後、実施例2と同じようにしてメタル担体5bとと もに流入側ハウジング3bおよび流出側ハウジング4b内に収容される。 この実施例3の排ガス浄化用触媒コンバータ1Cは、実施例1の場合と同じよ うにマット状シール材6によるシール作用を得ることができる。
【0042】 また、排ガス浄化用触媒コンバータ1Cによると、流入側ハウジング3bと流 出側ハウジング4b内に、メタル担体5bとともに収容されたマット状シール材 6は、ワイヤーネット7と8とともにアルミホイール9により被覆され、かつ排 ガスと遮断された状態に保持されるため、実施例2の場合よりも劣化の進行をさ らに遅くすることができ、かつこの分、熱耐久性に優れる。
【0043】 (実施例4) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例4を図5に基づいて説明する。 図5に示す実施例4の排ガス浄化用触媒コンバータ1Dは、実施例1で用いた メタル担体5aと、マット状シール材の6の一端60および他端61にそれぞれ 当接するリング状のリテーナ7dおよび8dを用いたこと以外は、前記実施例3 と同じ構成である。従って、実施例1および実施例3と同じ構成部分の詳細な説 明は省略する。
【0044】 リング状のリテーナ7dおよび8dは、フェライト系ステンレス製の厚さ1. 5mm、断面L字状あるいは逆L字状のものであり、メタル担体5aの両端50 a、51a側で、それぞれ外筒54aと平行にその外周面57に嵌挿されたリン グ部分70、80と、リング部分70、80より半径外側に延びる垂直部分71 、81とよりなる。
【0045】 このリテーナ7dおよび8dは、実施例1の場合と同じようにしてメタル担体 5aの外筒54aの外周面57を被覆するように巻いたマット状シール材6に対 して、その一端60および他端61に、リング部分70の先端700およびリン グ部分80の先端800を当接させ、かつ挟持させた状態とする。 この後、メタル担体5aは、マット状シール材6およびリテーナ7d、8dと ともに、ハウジング3bと流出側ハウジング4b内に収容される。
【0046】 そして、前記流入側ハウジング3bと流出側ハウジング4bとは、円筒部31 bと円筒部41bとの間に図略のシール材を介して当接状態とし、フランジ部3 4のボルト孔35とフランジ部44のボルト孔45とに挿通させた図略のボルト およびボルトに螺合させた図略のナットとで気密に連結されることによって排ガ ス浄化用触媒コンバータ1Dを形成する。
【0047】 なお、この場合、リテーナ7dの垂直部分71およびリテーナ8dの垂直部分 71は、その先端710および810を流入側ハウジング3bの内周面310お よび流出側ハウジング4bの内周面410に当接した状態となる。 この実施例4の排ガス浄化用触媒コンバータ1Dは、実施例1の場合と同じよ うにマット状シール材6によるシール作用を得ることができる。
【0048】 また、排ガス浄化用触媒コンバータ1D内のマット状シール材6は、一端60 をリテーナ7dのリング部分70の先端700に当接して係止し、他端61をリ テーナ8dのリング部分80の先端800に当接して係止するため、軸方向Pへ の移動を阻止できる。 このため、マット状シール材6は、初期に設定された所定の定位置で前記シー ル作用を発揮できる。
【0049】 また、実施例4の排ガス浄化用触媒コンバータ1Dによると、流入側ハウジン グ3dと流出側ハウジング4d内に、メタル担体5aとともに収容されたマット 状シール材6は、その一端60および他端61に配置されたリテーナ7dとリテ ーナ8dにより、高熱の排ガスに直接、接触しない状態に保持されているため、 劣化の進行を遅くすることができ、かつこの分、熱耐久性に優れる。
【0050】 (実施例5) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例5を図6に基づいて説明する。 図6に示す実施例5の排ガス浄化用触媒コンバータ1Eは、マット状シール材 6の軸方向Pに沿う移動を防止するための係止部として、実施例4のリテーナ7 d、8dの代わりに、メタル担体5eの外筒54eの外周面57に、マット状シ ール材6の内周面62に当接する滑り止め用の凹凸部58を形成した構成とした こと以外は、実施例4の排ガス浄化用触媒コンバータ1Dと同じ構成である。
【0051】 メタル担体5eは、外筒54eに凹凸部58を形成したこと以外は実施例1の メタル担体5aと同じ構成のものである。 凹凸部58は、外筒54eの外周面57に面積(cm2 )当たり1個形成され た円柱形状の高低差1mmの凸部580と、凸部580間の凹部581とよりな る。 この凹凸部58は、メタル担体5eの外筒54eの外周面57を被覆する ように巻いたマット状シール材6に対して、その内周面62に当接する。
【0052】 この状態でメタル担体5eは、マット状シール材6および流リテーナ7d、8 dとともに、ハウジング3bと流出側ハウジング4b内に収容される。 そして、前記流入側ハウジング3bと流出側ハウジング4bとは、円筒部31 bと円筒部41bとの間に図略のシール材を介して当接状態とし、フランジ部3 4のボルト孔35とフランジ部44のボルト孔45とに挿通させた図略のボルト およびボルトに螺合させた図略のナットとで気密に連結されることによって排ガ ス浄化用触媒コンバータ1Eを形成する。
【0053】 すると、マット状シール材6の外周面63は、流入側ハウジング3bの内周面 310および流出側ハウジング4bの内周面410に当接した状態となる。また マット状シール材6の内周面62は、メタル担体5eの外筒54eに形成された 凹凸部58に沿って変形する。すなわち、マット状シール材6の内周面62は、 凸部580に対向する領域が窪んで前記凸部580に係止し、凹部581に対向 する領域が突出して前記凹部581に係止する。
【0054】 この実施例5の排ガス浄化用触媒コンバータ1Eは、実施例1の場合と同じよ うにマット状シール材6によるシール作用を得ることができる。 従って、実施例5の排ガス浄化用触媒コンバータ1Eによると、流入側ハウジ ング3bと流出側ハウジング4b内に、メタル担体5eとともに収容されたマッ ト状シール材6は、外筒54eに形成された凹凸部58に係止することによって 軸方向Pへの移動を阻止できる。このため、マット状シール材6は、初期に設定 された所定の定位置で前記シール作用を発揮できる。
【0055】 (実施例6) 本考案の排ガス浄化用触媒コンバータの実施例6を図7に基づいて説明する。 図7に示す実施例6の排ガス浄化用触媒コンバータ1Fは、実施例2〜実施例 5に用いたハウジング2bと、実施例1で用いたメタル担体5aと、ハウジング 2bとメタル担体5aの外筒54aとの間に介置される高アルミナ製のマット状 シール材6とよりなる。
【0056】 実施例6の排ガス浄化用触媒コンバータ1Fによると、高アルミナ製のマット 状シール材6は、それぞれハウジング2bを形成する流入側ハウジング3bの円 筒部31bの内周310および流出側ハウジング4bの円筒部41bの内周41 0と、メタル担体5aの外筒54aの外周面57との間とにマット状シール材6 を挟持された状態で固定、保持され、かつ係止するため、軸方向Pへの移動を阻 止できる。このため、マット状シール材6は、初期に設定された所定の定位置で 前記シール作用を発揮できる。
【0057】 さらに、メタル担体5aは、その両端50、51より若干(約1mm)突出す る外筒54aの両端55a、56aを、流入側ハウジング3bの導入筒部30b 、流出側ハウジング4bの導入筒部40bに当接し係止するため、軸方向Pへの 移動を阻止できる。 また、マット状シール材6は、外筒54aの両端55a、56aが流入側ハウ ジング3bの導入筒部30bおよび流出側ハウジング4bの導入筒部40bに当 接しているため、高熱の排ガスが直接、接触することを阻止でき、かつ飛散した り、熱劣化することを防止できる。
【0058】
【考案の効果】
(1)請求項1の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、ハウジングの内周壁と メタル担体の外周部との間に配置された高アルミナ製のマット状シール材は、排 ガス浄化用触媒コンバータでの排ガス浄化時に、従来のシール材を形成する繊維 状のセラミックが焼結する温度900℃に加熱された場合であっても、含有率が 80%と高いアルミナが焼結されないため、加熱収縮を発生させず、シール作用 の低下を回避できる。
【0059】 このため、メタル担体の多数の小孔に形成された触媒層による排ガス浄化機能 を効率よく利用できる。 また、メタル担体およびマット状シール材は、係止部によって軸方向への移動 を阻止でき、かつマット状シール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シ ール作用を発揮できる。 (2)請求項2の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、請求項1の高アルミナ 製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、ハウジングを2段に縮径し た第1縮径部分と第2縮径部分とのうち、マット状シール材をその両端部分に当 接する係止部となる第1縮径部分により係止し、軸方向への移動を阻止でき、メ タル担体をその両端部分に当接する係止部となる第2縮径部分によりそれぞれ係 止できる。
【0060】 このため、マット状シール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シール 作用を発揮できるとともに、メタル担体と第2縮径部分との係止部分で高熱の排 ガスがマット状シール材に直接、接触することを阻止でき、かつマット状シール 材が飛散したり、熱劣化することを防止できる。 (3)請求項3の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、請求項1の高アルミナ 製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、マット状シール材をその両 端部分に当接する係止部となるワイヤーネットにより係止し、軸方向への移動を 阻止できる。
【0061】 このため、マット状シール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シール 作用を発揮できるとともに、ワイヤーネットにより高熱の排ガスがマット状シー ル材に直接、接触することを阻止でき、かつマット状シール材が飛散することを 防止できる。 (4)請求項4の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、請求項3の高アルミナ 製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、マット状シール材はその両 端部分に当接する係止部となるワイヤーネットとともにアルミホイールに被覆さ れ、かつワイヤーネットにより係止し、軸方向への移動を阻止できる。
【0062】 このため、マット状シール材およびワイヤーネットは、被覆されたアルミホイ ールにより高熱の排ガスと遮断された状態に保持でき、かつ飛散したり、熱劣化 することを防止できる。 (5)請求項5の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、請求項1の高アルミナ 製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、マット状シール材をその両 端部分に当接する係止部となるリング状のリテーナにより係止でき、軸方向への 移動を阻止できる。
【0063】 このため、マット状シール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シール 作用を発揮できるとともに、リテーナにより高熱の排ガスがマット状シール材に 直接、接触することを阻止でき、かつマット状シール材が飛散したり、熱劣化す ることを防止できる。 (6)請求項6の排ガス浄化用触媒コンバータによれば、請求項1の高アルミナ 製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、マット状シール材をその内 周面に当接する係止部となるメタル担体の外周面に形成された滑り止め凹凸部に 係止し、軸方向への移動を阻止できる。
【0064】 このため、マット状シール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シール 作用を発揮できる。 (7)請求項7の排ガス浄化用触媒コンバータにによれば、請求項1の高アルミ ナ製のマット状シール材と同じ作用効果が得られる他、マット状シール材をその 内周面および外周面に当接する係止部となるメタル担体の外周面およびハウジン グの内周面とで、マット状シール材を厚み方向にその内周部側および外周部側よ り押圧した状態で係止し、軸方向への移動を阻止できる。このため、マット状シ ール材は、初期に設定された所定の定位置で前記シール作用を発揮できる。
【0065】 さらに、メタル担体をその両端部分に当接する係止部となるハウジングを縮径 した縮径部分により係止し、メタル担体との係止部分で高熱の排ガスがマット状 シール材に直接、接触することを阻止でき、かつマット状シール材が飛散したり 、熱劣化することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【図2】実施例2の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【図3】実施例3の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【図4】実施例4の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【図5】図4におけるマット状シール材をその両端に配
置したワイヤーネットとともにアルミホイールで被覆し
た状態を示す断面図。
【図6】実施例5の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【図7】実施例6の排ガス浄化用触媒コンバータの要部
を示す断面図。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D、1E、1F…排ガス浄化用触
媒コンバータ 2a、2b…筒状のハウジング 3a、3b…流入側ハウジング 4a、4b…
流出側ハウジング 5a、5b、5e…メタル担体 54a、54
b、54e…外筒 6…高アルミナ製のマット状シール材 7、8…ワイヤーネット 7d、8d…リ
テーナ 9…アルミホイール

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のハウジングと、 外周部を該ハウジングの内周壁と所定の間隔を隔てて該
    ハウジングの内周部に配置されるメタル担体と、 該ハウジングの該内周壁と該メタル担体の外周部との間
    に配置され、アルミナ含有率が80%以上の高アルミナ
    製のマット状シール材と、よりなる排ガス浄化用触媒コ
    ンバータであって、 該ハウジングあるいは該メタル担体は、その軸心に沿う
    方向の該メタル担体および該マット状シール材の移動を
    阻止する係止部をもつことを特徴とする排ガス浄化用触
    媒コンバータ。
  2. 【請求項2】係止部は、マット状シール材およびメタル
    担体の各両端側位置でハウジングを2段に縮径して形成
    され、該マット状シール材の両端部分に当接する第1縮
    径部分および該メタル担体の両端部分部分に当接する第
    2縮径部分である請求項1記載の排ガス浄化用触媒コン
    バータ。
  3. 【請求項3】係止部は、マット状シール材の両端側位置
    であって、ハウジングの内周壁とメタル担体の外周部と
    の間に介置され、該マット状シール材の該両端にそれぞ
    れ当接するワイヤーネットである請求項1記載の排ガス
    浄化用触媒コンバータ。
  4. 【請求項4】係止部は、マット状シール材およびワイヤ
    ーネットを被覆するアルミホイールをもつ請求項3記載
    の排ガス浄化用触媒コンバータ。
  5. 【請求項5】係止部は、マット状シール材の両端側位置
    であって、ハウジングの内周壁とメタル担体の外周部と
    の間に介置され、該マット状シール材の該両端に当接す
    る該メタル担体に固定されたリング状のリテーナである
    請求項1記載の排ガス浄化用触媒コンバータ。
  6. 【請求項6】係止部は、メタル担体の外周面に形成さ
    れ、マット状シール材内周面に当接する滑り止め凹凸部
    である請求項1記載の排ガス浄化用触媒コンバータ。
  7. 【請求項7】係止部は、マット状シール材およびメタル
    担体の各両端側位置でハウジングを縮径して形成され、
    該マット状シール材の両端部分に当接せず該メタル担体
    の両端部分に当接する縮径部分である請求項1記載の排
    ガス浄化用触媒コンバータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03247826A (ja) * 1990-12-14 1991-11-06 Okumura Corp コアチューブ
KR20170063771A (ko) 2014-09-26 2017-06-08 후지보홀딩스가부시끼가이샤 연마 패드

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