JP3030335U - 皮膚貼付治療具及びその応用品 - Google Patents

皮膚貼付治療具及びその応用品

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 身に付けることで、身体の患部に作用する皮
膚貼付治療具及びその応用品の提供 【解決手段】 製法により活性をあげたデイスク状の金
属を円、5回対称性、螺旋方向性を有するクモの巣状形
状からなる幾何学形状で特徴づける

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、製法により活性をあげた金属の性質を利用し、アルミニウム、アル ミニウム合金、金、銀、チタン、プラチナ等の金属のプレートにある特定の幾何 学形状を持たせた皮膚貼付型治療具及びその応用品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
肩凝り、腰痛、筋肉痛等の身体の種々の不調に対して、特別な大がかりな装置 を用いず、皮膚に貼付して治療する治療具としては、消炎鎮痛剤等の薬剤をしみ 込ませた皮膚貼付用シート、あるいは磁石粒を粘着テープにより患部に直接固定 することにより、磁石粒の磁力線を患部に作用させ、症状を解消する磁気治療具 がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の皮膚貼付用シートでは、皮膚かぶれを起こすことや、臭 いがきついことが多い上、皮膚に貼付して、皮膚より薬剤を体内に吸収させるこ とが要件となるため、貼付が適当でない目や髪の毛の部分には使用できなかった 。さらに、広範囲な部分、たとえば背中全体あるいは腰部全体等については、皮 膚貼付用シートを数十枚にわたり貼るわけにもいかず、不向きであった。 また、アレルギー性鼻炎等の症状にあっては、貼付型の治療具は、従来なかっ た。
【0004】 そして、前記磁気治療器では、自律神経の状態が興奮傾向を示し、経穴・経絡 情報においても左右差を発生することが多い。従って施術効果としてはバランス が崩れやすいのが欠点である。 また、人によっては、不快感を訴えたり、その上感覚的にも治療効果が少ない 。
【0005】 一方最近では、宇宙に存在する全ての物質が有する形状についての研究が進め られ、例えば『ピラミッドパワー』と称され、形状が注目されているように、自 然界に存在するウィルス等の最小レベルにおいてもすべて幾何学形状を有し(例 えば黄金率「黄金比…この数値はX2 =X+1の正数解である」を持つ螺旋形状 、結晶構造、五回対称性)、それらの形状が人間の有するエネルギー波動と何ら かの関係があるということまで判明している。その応用として昨今騒がれている ものに、スパイラルテープがあり、これはエネルギーが螺旋すなわちスパイラル に導入されるという点で形状とエネルギー移動との関連を示唆するものである。
【0006】 本考案者は、上記形状がエネルギ−に作用することに着目した上で、上記従来 の皮膚貼付治療具の欠点を解決すべく、種々の実験、施術を試みたところ、以下 に示すように、著しい効果を確認できたため、本件の出願に及んだものである。 従って、本考案は、皮膚に貼付するだけで、安全に患部を改善することができ 、何度も使用が可能で、比較的短時間で効果を確認できる皮膚貼付治療具を提供 するものである。またその治療具は、金属のプレート状であるため、ある素材に 必要枚数内蔵させることが可能となり、広範囲の治療にも効果を発揮する。 そ こで本考案は、上述した問題点に鑑み、特に紫外線、赤外線、電気等の外部刺激 を与えず、単に皮膚に貼付するだけで、即座に効果が得られる簡易、安全な皮膚 貼付治療具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の皮膚貼付治療具は圧力とねじれによる製 法により活性をあげた金属を5回対称性及び螺旋方向性を有するクモの巣状形状 からなる幾何学形状で特徴づけたこと、該皮膚貼付治療具をアイマスク用として ベルト状の素材に内蔵させたこと、該皮膚貼付治療具を、人が横になった場合に 、経穴・経絡に治療具が対応するようにシ−ト状の素材中央に集中させて内蔵さ せたこと、該皮膚貼付治療具をサポ−タ−用のベルト素材に内蔵させたこと、該 皮膚貼付治療具を靴を履いた場合に、湧泉に接触可能なように靴の中敷に内蔵さ せたこと、装飾品として、該皮膚貼付治療具に装飾品接続用金具を設けたこと、 該皮膚貼付治療具をベスト・肩用ベストに内蔵させたことを要旨とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の皮膚貼付治療具は、圧力とねじれによる製法により活性をあげた金属 、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、金、銀、チタン、プラチナ等が好 ましいが、これに限定されない。また、金属の加工方法は、プレス加工、ダイキ ャスト法、金属粉末の焼結法、等が考えられるがこれに限定されない。 5回対称性及び螺旋方向性を有するクモの巣状形状からなる幾何学形状で特徴 づけられたデイスク状が好ましい。従って、実施例では円形平板状に螺旋を5本 用いたものを記載しているが、これに限定されず、例えば、円周上に星型5角形 又正五角形の頂点がくるような図形であっっても良い。 また、本考案の皮膚貼付治療具は、直径約10〜12cm程度、直径約7〜8cm 程度 直径約3〜4cm程度、直径約1cm〜2cm程度と種々の大きさに形成可能で あり、それぞれの大きさにより、異なった用途に使用可能である。 例えば、直径約10〜20cm程度のものは、座布団の下敷として用いることが でき、直径約7〜8cm程度のものは、水に投入あるいは、水や液体を入れた容器 の下部に置くことにより、水質を改善することができる。
【0009】 また直径約3〜4cm程度のものは、例えばたばこの箱に入れることにより、た ばこの味をマイルドにすることができる。ベスト等に縫い込めば、簡単にはおる のみで、ツボを刺激して、体の調子を整えることができる。 さらに、最小のサイズのものは、直接ツボに貼付したり、サポ−タ−に縫い込 んだりして用いることが可能である。 本考案を用いたアイマスクにあっては、ベルト両端が係止でき、人の顔にフィ トした形状でれば良い。皮膚貼付治療具の内蔵場所は、両目中央上方及び、両目 目頭部分、こめかみ部分が好ましい。 本考案を用いたシ−トにあっては、皮膚貼付治療具をシ−ト状の素材中央すな わち人の経穴・経絡の位置に対応させて、集中させて内蔵させると良い。約40 センチ四方のシ−ト状であれば、座布団の下敷、あるいは座布団代わりとして、 また長さ1メ−トル程度のものであればベット用部分敷として、さらに長さ2メ −トル、幅90センチ程度のシ−ツ状であればシ−ツ、ベッド敷として使用でき る。
【0010】 本考案を用いた靴の中敷にあっては、足の裏の経穴(湧泉)の位置に皮膚貼付 治療具が当たるよう、さらに本考案を直接、図11(a)〜(d)に示すように ベスト及び肩用ベスト等の衣類に埋め込めば、そのベストをはおるだけで、着用 中は自然と皮膚に本考案を接近させることが可能となる。 本考案を用いた装飾品にあっては、最小の大きさのものを用いて、イヤリング ネックレス、ブレスレット等を形成している。 なお、本考案の使用にあたっては一枚でも良いし、複数枚を重ねても良い。等 間隔をもって複数枚重ねることにより、単数枚使用時より即効的にエネルギーの 増幅が図られる。
【0011】
【実施例】
〔実施例1〕 本考案の皮膚貼付治療具の実施例を図面を参照しながら説明する。 図1(a)は本考案の皮膚貼付治療具の斜視図である。図示されているように 本考案の皮膚貼付治療具(1)は円盤状のアルミニウム合金からなっており、5 本の右巻き螺旋ライン(2)を設け、該箇所で、螺旋方向に昇向していく階段状 の段差が設けられている。さらに、5か所の右巻き螺旋ライン(2)間を均等に 分割する二本の補助右巻き螺旋ライン(2a)(2b)を設けている。また治療 具(1)の最外周ライン(3)より内側もさらに小さな内周ライン(3a)さら にその内側に最内周ライン(3b)を設けている。 これらのラインにより、本 考案の皮膚貼付治療具は、図1(a)に示すように右巻き螺旋(5本)方向性を 有し、二本の補助右巻き螺旋(2a)(2b)と内周ライン(3a)最内周ライ ン(3b)により、中心に収束された変形格子状、すなわち、クモの巣形状を有 することとなる。 さらに酸化防止処理としてポリスチレン等の熱可塑性樹脂被膜を施している。 このような処理を施すことによって、金属の酸化を防止し、皮膚の過敏な方でも トラブルが生じることがない。
【0012】 このような皮膚貼付治療具(1)は図2(a)で示すように、人の経穴(ツボ )の部分に直接絆創膏等で貼付して用いる。この時、皮膚に対する貼付方向は、 図2(b)で示すように、皮膚(4)の上に、本考案の皮膚貼付治療具(1)を 体に対して外側から見て右巻き螺旋状となるように置き(この時、皮膚貼付治療 具に何らかの左右の目印を設けても良い)さらに絆創膏(5)等で、接着させる ことが必要となる。 図3は、本考案を皮膚に貼付した場合の、エネルギーの流れを示す説明図であ るが、製法において金属に圧力とねじれを与えることにより、分子構造が破壊さ れ、エネルギーが発生しやすくなっていることと、本考案の形状がエネルギーに 及ぼす作用との相乗効果が右巻き螺旋状に流入と排出するため、患部に滞ってい るエネルギーに対して作用するものと考えられる。
【0013】 本考案の効果を測定するため、被験者4人(a〜d)に対して本考案の皮膚貼 付治療具及びその応用品従来の磁気治療具、単なるアルミ合金のプレートの3種 を施術し、それらの効果を比較した実験を以下の要領で行った。 被験者:4人(a、b、c、d) 貼付物 :磁気粒、本考案と同表面積・同材質の円板、本考案の皮膚貼付治療 具及びその応用品 貼付位置:足底(土踏まず前後)2枚、左右4枚+AMIで指示された最虚経 絡の墓穴に1〜2枚 貼付時間:20〜30分 判定器:AMI(体液−自律神経機能測定器、東洋医療株式会社製造) 判定方法:AMI標準度数、明治鍼灸大学における「治療効果判定方法」 なおAMIは、生体の構造を電気回路として考え、そこに生じる電気エネルギ ーの変化を電気生理学的立場より考察して、開発された測定診断装置である。A MIは生体に設けた表面電極に微弱且つ、短い低電圧パルス(3VIミリセカン ド矩形波)を印加したときに流れる電流波形によって、生体の機能状態を知ろう とするものである。この電流波形を特徴付ける4つのパラメータBP・IQ・A P・TCは、各々生体機能に関する異なった情報を担っている。(図4〜図6参 照)B・Pは経穴・経絡情報、A・Pは自律神経情報、I・Qは恒常性機能を表 す電気的表現である。AMI標準度数評価ではBP・IQ・AP・TCの4つの パラメータのバランス状態を示している。つまり、経穴・経絡・自律神経・恒常 性機能・時間等生体の健康度の目安を示すものである。判定ポイントが高いほど 、健康状態は良い。
【0014】
【表1】
【0015】 結果 表1に明らかなように、本考案を貼付した結果AMI測定値は「平均4. 25」と大変高い。これは標準度数がa,b2人のAP値を除いて全てプラ スになった事と、IQの値が治療前後で全て増加している事による。AMI データでは、一般的に基準値の範囲内でBP・IQの上昇、APの下降が理 想的である。またAP値の下降は自立神経系の鎮静安定効果を示し、脳波も アルファ波に誘導される。
【0016】 磁気粒では表1に明らかなように、AMI測定値は「平均1」と大変低い 。 磁気粒ではBP・IQ・AP値がすべて上昇する傾向にある。BP・I Qの上昇は問題がないが、AP値は自律神経状態を示すパラメータであり、 APの上昇は、自律神経の興奮を示す。また、標準度数の低下が見られ、原 因はBPの左右差の発生によるものと思われる。これらのことから、磁気は 生体に強いエネルギーを与えるが、その結果得られる効果としては、生体の バランスが崩れやすいと言うことが判明した。 また「円板」では、磁気同様に、AMI測定値は「平均1.5」と大変低 い。円板ではBPの上昇、APの下降は認められるが、IQがほぼ下降する という結果を示しており、明治鍼灸大学の評価基準では1ポイントと低い結 果となっている。
【0017】 以上の実験結果より、本考案の皮膚貼付治療具は、磁気粒、形状の特徴を持た ない同質のアルミ合金円板に比べ、著しい効果(明治鍼灸大学の評価基準におけ る『著効』)が認められる。
【0018】 さらに、本考案の効果を示すために、以下の実験結果を図4〜6で提出する。 被験者:3人(A、B、C) 貼付物 :本考案の皮膚貼付治療具 貼付位置:AMIで指示された治療点の少なくとも1箇所以上を含む点 貼付時間:20〜30分 判定器:AMI(体液−自律神経機能測定器、東洋医療株式会社製造) 判定方法:AMI標準度数、明治鍼灸大学における「治療効果判定方法」
【0019】 結果 被験者A、B、Cいずれにおいても、わずか20〜30分後に基準円(被験 者それぞれについて、機械が測定によりはじき出した最良値を示すもの)『・ ・・』で表示)に近い波形に改善されているのが良くわかる。 従って、本考案の皮膚貼付治療具は、短時間で、患者に対して、経穴に貼付 するのみで、顕著な効果を示すことが明らかである。特に人間はバランスがと れていることが最も大事である。各被験者の波形は、当初非常に歪であっても 、施術後は驚く程基準円に近づいているのが分かる。
【0020】 〔実施例2〕 本考案の第2の実施例を図2(c)を参照しながら説明する。 図2(c)は直径約1〜2cm程度のアルミ合金からなる本考案の皮膚貼付治療 具(1)を靴の中敷に縫い込んだ靴の中敷であり、足の裏の湧泉の位置に皮膚貼 付治療具が当たるように縫い込まれている。 このような靴の中敷を使用すると、靴を履くだけで、すぐに足全体が温かくな り、冷え症や膝、足の痛みに効果を発揮する。
【0021】 〔実施例3〕 本考案の第3の実施例を図7(a)(b)を参照しながら説明する。 図7(a)は直径約3〜4cm程度のアルミ合金からなる本考案の皮膚貼付治療 具(1)をベルト状布(6)に縫い込んだアイマスクであり、ベルト両端にはベ ルトを頭部に保持させるためにベルト同士を接着させるためのマジックテープ( 7)を設けている。 人の顔にフィトした形状とするため、鼻に当接する部分に クビレを設けている。皮膚貼付治療具(1)の内蔵場所は、両目中央上方(1a )及び、両目目頭部分(1b)、こめかみ部分(1c)が好ましい。 このような、アイマスクをパソコン等で目を良く使用するOL何人かに10分 程度装着したところ、皆一様に、「スーとした感じがして、目の疲れ、痛み、か ゆみが軽くなった」との報告をうけた。また、その中のある者は、肩凝りがある ということで、図9(b)に示すように、肩から胸に掛けて、アイマスクを前で 重ねるように30分程掛けてみたところ、目の疲れとともに、肩凝りも非常に軽 くなった。 従って、本考案のアイマスクは、目の疲れに使用できるばかりでなく、巻き付 けが可能な場所に応用できるものである。
【0022】 〔実施例4〕 本考案の第4の実施例を図8(a)を参照しながら説明する。 図8(a)は直径約3〜4cm程度の本考案のアルミ合金からなる皮膚貼付治療 具(1)を座布団に縫い込んだ座用シート(9)であり、人が座った場合に人の 経穴・経絡に対応できるような位置に合わせて縫い込んである。このような治療 具を縫い込んである座布団を使用すると特に日常生活において、意識せずとも、 日に何回か椅子に座る度に、体内に作用し、体内のエネルギーバランスを整える ため、好ましい。特に、股間、腰、臀部、肛門等は人体の排泄、生殖と関連が深 く、また、内臓も重要なものが集中しているため、この部分のバランスを整える ことは、人体全体の健康を整える上で重要である。 なお図1(b)に示すものは、直径約20〜25cm程度の本考案の皮膚貼付治 療具(1)の外周に樹脂のリング状のカバー(11)を設けたものであり、これ を座布団の下に敷くことにより、また直にこの上に座ることにより、実施例4で 示した皮膚貼付治療具内蔵の座布団と同様の効果を得ることができる。
【0023】 〔実施例5〕 本考案の第5の実施例を図8(b)を参照しながら説明する。 図8(b)は直径約3〜4cm程度の本考案のアルミ合金からなる皮膚貼付治療 具(1)をシーツに縫い込んだものであり、人が寝た場合に人の経穴・経絡に対 応できるような位置に合わせて縫い込んである。このような治療具を縫い込んで あるシーツを使用すると全身にわたり、寝ている間に経穴・経絡の刺激を行うこ とが可能となる。 特に病人等の場合は、本来の治療に加えて、本考案によって 気の流れの改善を図ると、病気の改善が早くなる。 このシーツを78歳の普段から喘息と痛風を訴えていた老人に、2〜3日使用 したところ、体がとても温かくなり、身体の痛みも和らぎ息がとても楽になった 。呼吸も深くなり、その後自力でトイレに行けるようになった。
【0024】 〔実施例6〕 本考案の第6の実施例を図9(a)を参照しながら説明する。 図9(a)は直径約3〜4cm程度のアルミ合金からなる本考案の皮膚貼付治療 具(1)をサポーターに縫い込んだものであり、手首、足首用には細めのサポー ター(12)、腕や膝にはやや幅をもたせたサポーター(13)を用いる。この ようなサポーターであれば、スポーツ中においても使用することが可能となる。 このサポーターを57歳の交通事故の後遺症で右腕が少ししか上がらなくなり 、最近ではビールびんが持てなくなったと訴えていた中年男性に、30分はめて みた所、10分位で右腕が上がるようになり、痛みも軽減した。そして30分後 には“生ビールの大ジョッキが持てるようになった”と大喜びであった。 また、図9(b)は直径約3〜4cm程度のアルミ合金からなる本考案の皮膚貼 付治療具(1)を肩、首等に巻き付け可能なようにベルトに縫い込んだものであ り、図に示すように肩に巻き付けるだけで、肩凝り等の解消に効果を発揮する。
【0025】 〔実施例7〕 本考案の第7の実施例を図9(c)を参照しながら説明する。 図9(c)は直径約3〜4cm程度のアルミ合金からなる本考案の皮膚貼付治療 具(1)をベルト状ナイロンコルセットに縫い込んだ腰痛用サポーター(8)で あり、腰部経穴に位置に合わせて、本考案の皮膚貼付治療具を縫い込んである。 この腰痛用サポーターを54歳の普段から腰痛を訴え、特に立ち上がる時はと ても痛んでいる婦人に1時間巻き付けたところ、20分経過後くらいから、体が とても温かくなり、立ち上がりがとても楽になった。呼吸も深くなり、その後ヨ ガ教室においても、いままでに出来なかった、結跏趺坐が簡単に出来るようにな った。 胃痛の人も装着後5分位でより痛みを訴えたが20〜30分でかなり胃がすっ きりした。
【0026】 〔実施例8〕 本考案の第8の実施例を図10(a)(b)(c)を参照しながら説明する。 図10(a)は直径約2〜4cm程度の銀あるいはプラチナに金で図形を縁取っ た本考案の皮膚貼付治療具(1)に鎖(14)を取り付けたネックレスである。 図10(b)は同じく最小サイズの本考案の皮膚貼付治療具(1)を用いたイヤ リングである。図10(c)は同じく本考案の皮膚貼付治療具(1)を金具で接 続したブレスレットを示している。 これらの本考案の皮膚貼付治療具を用いた装飾品は、日常生活の中で、装飾品 を身に付けるのみで、自然に人間の経穴・経絡を刺激することができるため、装 飾効果と体質改善効果を同時に満たすことが可能となる。 これらの装飾品を数人に装用してもらったところ、イヤリングは特に目の疲れ に効果的であり、ネックレスは肩凝りや頭痛、胃の痛みに効果があり、ブレスレ ットは手のしびれ、腕の痛みに効果的であることが判明した。
【0027】 〔実施例9〕 本考案の第9の実施例を図11(a)〜(d)を参照しながら説明する。 図11(a)は直径約3〜4cm程度の本考案の皮膚貼付治療具(1)をベスト ・肩用ベストに縫い込んだものであり、図11(a)はベストの前身頃、(b) はベストの後身頃(背中部分)、(c)は肩用ベストの前身頃、(d)は肩用ベ ストの後身頃である。本考案の皮膚貼付治療具(1)の縫い込み位置を点線円で 示しているが、これは、人の体の上半身における重要な経穴・経絡の位置に対応 させたものである。 従って、このベストをはおるだけで、簡単に経穴・経絡の刺激を行うことが可 能となる。 特に病人等の場合は、本来の治療に加えて、本考案による気の流れの改善が図 れ、病気の改善が早くなる。 また肩用ベストは、睡眠中に肩を冷やさないようにも用いることができる他肩 こり等の症状の人が気軽にはおって、症状の改善をはかることが可能となる。 このベストを軽度の身体障害者数名に1日数時間着用させたところ、体の動き がなめらかとなり、日々表情が豊かとなり、体調が良い状態が続いている。 特に、経穴・経絡の位置を調べたり、貼付したりすることが不要となるため、 日常の動作に人手を要する状態であっても、ベストをはおるだけで、自然と経穴 ・経絡の位置に本考案の皮膚貼付治療具(1)を貼付したのと同様の効果が得ら れるため非常に便利である。 またこのベストを、98歳のかなり老衰が激しく、食欲のない老人に日中3週 間にわたって使用したところ、1週間目位から、起きている時間が長く(従来の 2倍程度)なった上、食欲も序々に改善し、1日1度であった食事が、日に3度 できるまでになった。 体の動きがなめらかとなり、日々表情が豊かとなり、体調が良い状態が続いてい る。
【0028】 〔実施例10〕 本考案の第10の実施例(図示せず)を説明する。 本考案の3〜4cmサイズの皮膚貼付治療具(1)をたばこの箱に入れ数分経過 後に、たばこを吸ってみると、たばこの辛味や刺激が軽減し、1日中喫煙しても 口内のネバネバ感やザラザラ感が無いという効果が得られた。 また水道水に中程度の大きさの本考案の皮膚貼付治療具を投入して数時間経過 後に、飲用してみると非常に味がマイルドになっている。 この水を水質検査してみると、残留塩素・全硬度テストにおいてもそれらの数値 が低下している。 これらの、食品に対して、なぜ本考案の皮膚貼付治療具により効果を生じのか であるが、例えば、漢方医学では五味といって、酸、苦、甘、辛、鹹(塩味)の 味の波動のカタチをそれぞれ経穴・経絡の波動のバランスに対応させて考えてい る。 さらに、形状とエネルギ−との関係が、自然科学分野で実証されつつあること を考え合わせると、有機体に対して本考案のもつ、アルミ合金のプレート自身の 金属活性作用による、エネルギーの作用とともに、前記した、人間の五味にたい する形状の誘導する波動による共振作用によるもの(漢方で認められている理論 )と推測される。 なおこの働きは、直に水、酒等に本考案を投入しなくとも、例えば、液体の入 ったコップの下に、本考案の皮膚貼付治療具を置き、その上にコップを載せるこ とでも良い。
【0029】 〔実施例11〕 本考案の第11の実施例を図12〜図16を参照して説明する。 本考案の皮膚貼付治療具(1)を用いて、治療を行った症例を以下に1〜5と して提出する。
【0030】 症例1 被験者D 45才 女性 〔施術日〕 H8.2.29 〔症 状〕 H8.1中旬テニスで打ち返した時、右肩、右肘に強い痛みが発 生。現在は当時よりは楽になっているが、打ち返し時の痛みは続い ている。 〔効 果〕 施術前は肩関節に内旋抵抗、肘関節に回内抵抗を加えると痛みが 増強したが、施術後は全て痛みが消失。
【0031】 症例2 被験者E 55歳 女性 〔施術日〕 H8.3.12 〔症 状〕 H8.2末より左肘痛(腕橈関節の痛み) 〔施 術〕 (大腸経) 手三里、曲池、臂臑 上記3穴(全て左側)に60分貼付 (図13参照) 〔効 果〕 施術前は、前腕の回内動作で痛み発生施術後はほとんど痛みなし
【0032】 症例3 被験者F 49歳 女性 〔施術日〕 H8.3.5 〔症 状〕 H8.3.3より風邪の為、喉に痛み、又声が出しにくい。 〔施 術〕 (肺 経) 中府 (任 脈) 天突、廉泉 上記3穴(中府は左右)計4穴に30分貼付(図14参照) 〔効 果〕 施術後、喉の痛みは少し残るが、声は大変出しやすくなった。
【0033】 症例4 被験者G 29歳 女性 〔施術日〕 H8.2.29 〔症 状〕 H8.2.20、スクーターで転倒、右肘、右肩を打撲。右手 を上げると、右後頸部から、肩甲骨にかけて痛み、120°位ま でしか上げれない。 〔施 術〕 (胆・三焦経) 風池、肩井 (小腸経) 小海、臑兪、天宗、秉風 (肺 経) 中府 上記7穴(全ては右側)に30分貼付 (図15参照) 〔効 果〕 少々痛むが、右上肢180°まであがり、首、肩の回転が楽にな った。
【0034】 症例5 被験者H 68歳 女性 〔施術日〕 H8.3.11 〔症 状〕 H6.12より右股関節と腰痛。H8.2末より、特に痛く、 座位よりの立ち上がり、寝返りがつらい。 〔施 術〕 (膀胱経) 膀胱兪、大腸兪、胞旨、秩辺 (胆 経) 環跳 上記5穴(全ては左右)計10穴に60分貼付(図16参照) 〔効 果〕 寝返り、座位よりの立ち上がり、共に50%程痛みが減少した。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の皮膚貼付治療具によれば、人間や有機体に接着 、または接近することにより、物質内に作用し、内部エネルギーと外部高次元エ ネルギーが共振、伝達を起こし、エネルギーの上昇、バランス、自律神経系の安 定と改善が認められた。 人体においては、心身のリラックスから肩凝り、腰痛、胃痛、生理痛、冷え性 手足のむくみ、目の疲れ、不眠、花粉症、リューマチ、痛風等が軽減される。 飲み物、食物においては、質や味の偏りを改善する。 さらに、本考案は用途に応じて、大きさ、素材、布等の外部素材への内蔵が可 能で、しかも何度も使用が可能であるため、時、所、症状、患者に応じて、あら ゆる使用方法や応用が可能でありしかも安全である。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)本考案の一実施例を示す全体斜視
図。
【図2】(a)(b)本考案の一実施例の使用状態図、
(c)本考案の他の実施例示す正面図。
【図3】本考案使用時におけるエネルギーの流れ説明
図。
【図4】本考案の実施例における施術測定結果を表す円
グラフ図。
【図5】本考案の実施例における施術測定結果を表す円
グラフ図。
【図6】本考案の実施例における施術測定結果を表す円
グラフ図。
【図7】(a)本考案の他の実施例を示す全体斜視図、
(b)本考案の他の実施例の使用状態図。
【図8】(a)(b)本考案の他の実施例の使用状態
図。
【図9】(a)(b)(c)本考案の他の実施例の使用
状態図。
【図10】(a)(b)(c)本考案の他の実施例の使
用状態図。
【図11】(a)本考案の他の実施例の正面図、(b)
本考案の他の実施例の背面図。 (c)本考案の他の実施例の正面図、(d)本考案の他
の実施例の背面図。
【図12】本考案の実施例における施術箇所を示す人体
経穴・経絡図。
【図13】本考案の実施例における施術箇所を示す人体
経穴・経絡図。
【図14】本考案の実施例における施術箇所を示す人体
経穴・経絡図。
【図15】本考案の実施例における施術箇所を示す人体
経穴・経絡図。
【図16】本考案の実施例における施術箇所を示す人体
経穴・経絡図。
【符号の説明】
1 皮膚貼付治療具 2 右巻き螺旋ライン 2a 補助右巻き螺旋ライン 2b 補助右巻き螺旋ライン 3 最外周ライン 3a 内周ライン 3b 最内周ライン 4 皮膚 5 絆創膏 6 ベルト状布 7 マジックテープ 8 腰痛用サポーター 9 座用シート 10 シーツ 11 リング状のカバー 12 手首・足首用サポーター 13 膝・腕用サポーター 14 鎖

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製法により活性をあげた金属を円、5回
    対称性、螺旋方向性を有するクモの巣状形状からなる幾
    何学形状で特徴づけたデイスク状の皮膚貼付治療具
  2. 【請求項2】 請求項1記載の皮膚貼付治療具を経穴・
    経絡に対応して装着できるようベルト状の素材に内蔵さ
    せたことを特徴とするアイマスク
  3. 【請求項3】 請求項1記載の皮膚貼付治療具を経穴・
    経絡に対応して装着できるようシ−ト状の素材中央に集
    中させて内蔵させたことを特徴とするシ−ト
  4. 【請求項4】 請求項1記載の皮膚貼付治療具をベルト
    状の素材に内蔵させたことを特徴とするサポ−タ−
  5. 【請求項5】 請求項1記載の皮膚貼付治療具を経穴
    (湧泉)に接触可能なように靴の中敷に内蔵させたこと
    を特徴とする靴の中敷
  6. 【請求項6】 請求項1記載の皮膚貼付治療具に装飾品
    接続用金具を設けたことを特徴とする装飾品
  7. 【請求項7】 請求項1記載の皮膚貼付治療具を経穴・
    経絡に対応して装着できるよう内蔵させたことを特徴と
    するベスト及び肩用ベスト
JP1996003167U 1996-04-18 1996-04-18 皮膚貼付治療具及びその応用品 Expired - Lifetime JP3030335U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013384A1 (ja) * 2008-08-01 2010-02-04 Osada Yumie 温灸器および灸治療用キット

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