JP3030271U - 水上用運動遊戯装置 - Google Patents

水上用運動遊戯装置

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JP3030271U
JP3030271U JP1996002098U JP209896U JP3030271U JP 3030271 U JP3030271 U JP 3030271U JP 1996002098 U JP1996002098 U JP 1996002098U JP 209896 U JP209896 U JP 209896U JP 3030271 U JP3030271 U JP 3030271U
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JP1996002098U
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Inventor
修 平垣
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日本屋外造形株式会社
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(57)【要約】 【課題】海や湖沼あるいはプール等において簡単かつ確
実に設けて、安全によじ登りや滑り降り、懸垂等の運動
遊戯を行なうことができる水上用運動遊戯装置を提供す
る。 【解決手段】連係索10を介して固定するアンカー体3
を有する浮上基体1の上部へ、取付部材13により着脱
自在に山形状の遊戯本体4を固着させて、この遊戯本体
4の側部に貫通させた通孔7とこの通孔7の一部に連通
させた縦孔8とを設けると共に、遊戯本体4においてこ
の縦孔8の頂部より底部ヘ向かって傾斜する滑り台9を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、海や湖沼あるいはプール等に浮かべて、よじ登りや滑り降り、懸垂 等の運動遊戯を行なうことができる水上用運動遊戯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、海や湖沼あるいはプール等において、よじ登りや滑り降り等の遊びが行 なえる施設は、その場所において大掛かりな工事により組み立てて据え付け、か つ永続的に固定させておくものが一般的である。
【0003】 そのため、施設の設置に大きな工事や長期の工期が掛かって、簡便に利用する ことができない。
【0004】 また、水遊びや海遊びのシーズンが終了した後は、これら施設は邪魔となるば かりか、景観を損ね、しかも、水分や海水の影響により早期に損傷したり、藻や 貝類の異物等の付着を生じて管理が甚だ大変となる問題点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記した問題点を解決するためになされたもので、重錘体を水中へ吊 下させ、連係索を介して固定するアンカー体を有する浮上基体の上部へ、取付部 材により着脱自在に山形状の遊戯本体を固着させて、この遊戯本体の側部に貫通 させた通孔とこの通孔の一部に連通させた縦孔とを設けると共に、遊戯本体にお いてこの縦孔の頂部より底部ヘ向かって傾斜する滑り台を設けることにより、海 や湖沼あるいはプール等において簡単,確実かつ安価に設けて、安全によじ登り や滑り降り、懸垂等の運動遊戯を行なうことができる水上用運動遊戯装置を提供 することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記した目的を達成するための本考案の手段は、 水上部に位置する所定平面を形成した浮上基体と、この浮上基体の適所へ取り 付けた連係索により該浮上基体を固定するアンカー体と、前記浮上基体の上部へ 取付部材により着脱自在に固着した山形状の遊戯本体と、この遊戯本体の側部に 貫通させた通孔と、この通孔の一部に連通させた縦孔と、前記遊戯本体において この縦孔の頂部より底部ヘ向かって傾斜するように設けた滑り台と、 を備えさせた水上用運動遊戯装置の構成にある。
【0007】 水上部に位置する所定平面を形成した浮上基体と、この浮上基体より水中へ吊 下させた重錘体と、前記浮上基体の適所へ取り付けた連係索により該浮上基体を 固定するアンカー体と、前記浮上基体の上部へ取付部材により着脱自在に固着し た山形状の遊戯本体と、この遊戯本体の側部に貫通させた通孔と、この通孔の一 部に連通させた縦孔と、前記遊戯本体においてこの縦孔の頂部より底部ヘ向かっ て傾斜するように設けた滑り台と、 を備えさせた水上用運動遊戯装置の構成にある。
【0008】 また、水上部に位置する浮上基体と、この浮上基体より水中へ吊下させた重錘 体と、前記浮上基体の適所へ取り付けた連係索により該浮上基体を固定するアン カー体と、前記浮上基体の上部に固着した山形状の遊戯本体と、この遊戯本体の 一側部に立設させた支柱と、この支柱より垂下させた揺動自在の吊り下げ体と、 前記遊戯体の側部に貫通させた通孔と、この通孔の一部に連通させた縦孔と、前 記遊戯本体においてこの縦孔の頂部より底部ヘ向かって傾斜するように設けた滑 り台と、 を備えさせた水上用運動遊戯装置の構成にある。
【0009】
【作用】
前記のように構成される本考案は以下に述べる作用を奏する。
【0010】 海や湖沼あるいはプール等の取付場所へ浮上基体を移動し、この浮上基体より 重錘体を吊り下げて水上部に位置するように安定させると共に、この浮上基体を 水底に沈めたアンカー体により移動しないように固定すれば、この取付場所にお いての設置がなされる。
【0011】 この重錘体は、波の余り立たない箇所においての設置に際しては、取り付けな いこともある。
【0012】 また、この浮上基体上へ遊戯本体を取付部材により取り付ければ運動遊戯装置 が完成する。
【0013】 遊戯者は、浮上基体から遊戯本体へよじ登ったり、通孔内から縦孔に登って滑 り台から滑り降りたり、あるいは、遊戯本体に設けた支柱より垂下させた吊り下 げ体にぶら下がったりする運動や遊戯を行なう。
【0014】
【実施例】
次に本考案に関する水上用運動遊戯装置の実施の一例を図面に基づいて説明す る。
【0015】 図1〜図3においてAは水上用運動遊戯装置で、海や湖沼あるいはプール等に 浮かべて、よじ登りや滑り降り、懸垂等の運動遊戯を行なうもので、浮上基体1 と、重錘体2と、アンカー体3と、遊戯本体4と、支柱5と、吊り下げ体6と、 通孔7と、縦孔8と、滑り台9とに基本的に構成される。
【0016】 そして、前記した浮上基体1は、水上wに浮かべてその表層部に位置するよう に、かつ、遊戯者の足場が形成されるように所定平面を形成してあるもので、木 製角材等により中間部に桟木1aを設けた方形状に形成してあって、内部に発泡 スチロールやウレタン等の浮力を与える素材1bを充填させてあると共に、その 表面には、人工芝等の被覆1cが設けられている。
【0017】 前記した重錘体2は、浮上基体1の周囲の複数箇所に設けて水中へ吊下させる ことで、該浮上基体1を安定的に水面付近に位置させるものであって、この装置 の設置において、あまり波が立たない箇所においては取り付ける必要はないもの であり、所定の重量を有するのであれば任意のものを用いることができるが、廃 タイヤの空洞部にコンクリートを充填したものを一個または複数個を重ねて、浮 上基体1より吊り下げ索2a等により振り下げれば、安価でかつ資源の有効利用 も図れる。
【0018】 前記したアンカー体3は、浮上基体1の周囲適所へその一端部を取り付けた連 係索10と、その他端部を連結した水底11に固着されるコンクリートアンカー 12とよりなり、該浮上基体1が容易に移動しないように固定するもので、少な くとも、浮上基体1の四方を連係させる。
【0019】 前記した遊戯本体4は、浮上基体1の上部へ取付部材13により固着してあっ て、山形状に、例えば、その外観を恐竜様の体型に形成してある。
【0020】 なお、この取付部材13は、L型状に形成してその立ち上がり片を遊戯本体4 内へ埋入し、その水平片を浮上基体1の適所へボルト等の止着部材pにより止め 付けるもので、遊戯本体4の所定の取付強度が得られるように複数箇所において 行なわれるもので、この止着部材pの弛緩により該浮上基体1と遊戯本体4とが 組み立てあるいは分解できるようにしてある。
【0021】 そして、この遊戯本体4は、その芯材14として発泡スチロールやウレタンを 用いて、その外周に、この芯材14の保護層や下地調整層としてグラスファイバ ー入りのポリエステルの複層、および、FRP層を複層に積層し、更に、最外層 に表面塗装を施した外被15が設けられている。
【0022】 前記した支柱5は、遊戯本体4の一側部に一体的に立設させてあって、恐竜様 の首部や頭部が形成されるもので、前記した遊戯本体4と同効質材により形成さ れているものであって、所定の高さを有する。
【0023】 前記した吊り下げ体6は、この支柱5の頭部付近より揺動自在に垂下させてあ って、よじ登ったり、ブランコ様にして遊ぶもので、堅牢なロープ等を用いて、 その途中の複数箇所に吊下を援助する握り部16を形成してある。
【0024】 前記した通孔7は、遊戯本体4の側部、すなわち、恐竜の胴部に遊戯者が容易 に通り得る大きさに貫通するように形成してあって、浮上基体1から任意に通り 抜けできるようにしてある。
【0025】 前記した縦孔8は、遊戯本体4の通孔7の上側一部においてこれと連通させて あって、後記する滑り台9の頂上部と連通させて、遊戯者の行き来ができるよう にしてある。
【0026】 前記した滑り台9は、遊戯本体4においてこの縦孔8の頂部より底部ヘ向かっ て所定の傾斜を有するように設けてあって、その底面は合成樹脂等により滑面と してあると共に、頂部にステップ17と、その両側には滑り台9の補強と手摺り とになるガイド18が設けられる。
【0027】 なお、図3において19は遮光部材で、遊戯本体4の中央付近において該遊戯 本体4の一箇所または複数箇所へ埋設した取付筒20に、軟質塩化ビニル等によ り成形されたやしの葉状の遮光体21を上部に取り付けた支持杆22を挿嵌して あるもので、遊戯者の日陰を形成すると共に、全体の装飾性を得る。
【0028】 図4において25は、取付部材13において止着部材pおよび取付部材13、 あるいは、遊戯本体4等の突出する露出部を覆う被覆体で、遊戯者への当接によ るけが等の事故を防止する。
【0029】 したがって、前述のように構成される本考案一実施例の水上用運動遊戯装置A は、海や湖沼あるいはプール等の取付場所w(海や湖沼であれば陸より近傍の浅 瀬部)へ浮上基体1を運搬して移動し、この浮上基体1から吊り下げ索2aによ り連結された重錘体2を吊り下げて、該浮上基体1が水上の表層部に位置するよ うに安定させる。
【0030】 そして、この浮上基体1を、水底11に沈めたコンクリートアンカー12と浮 上基体1の周囲に設けた連係索10とからなるアンカー体3により移動しないよ うに固定すれば、この取付場所においての設置がなされる。
【0031】 また、この浮上基体1上へ遊戯本体4を取付部材13により取り付ければ運動 遊戯装置Aが組み立てられる。
【0032】 この運動遊戯装置Aは、陸や船等からの遊戯者が、浮上基体1へ乗り移って遊 戯本体4によじ登ったり、通孔7内から縦孔8に登って滑り台9から滑り降りた り、あるいは、遊戯本体4に設けた支柱5より垂下させた吊り下げ体6にぶら下 がったりする運動や遊戯が行なえる。
【0033】 また、この運動遊戯装置Aが不使用となったときは、取付部材13においてそ の止着部材pを外すことで、浮上基体1と遊戯本体4とが容易に分離できて、装 置Aの取付場所からの撤収が容易となる。
【0034】
【考案の効果】
前述したように本考案の水上用運動遊戯装置は、装置における浮上基体と遊戯 本体とが組み立て自在となるため、その取付場所における据え付けと撤収との作 業が少人数により簡単かつ短時間に、しかも、低コストによる市場提供が行なえ る。
【0035】 水遊びや海遊びのシーズンが終了した後の装置は、直ちに分解することができ て撤去できるので、非使用時の自然の景観を損ねることがなく、しかも、陸上に おいて保守や管理ができるので、水分や海水の影響により損傷したり、藻や貝類 の異物等の付着を生ずることがないので耐久寿命が大幅に向上する。 等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する水上用運動遊戯装置の一実施例
を示す一部を破断した正面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における背面図である。
【図4】図1における取付部材による取付状態を示す要
部の断面図である。
【符号の説明】
1 浮上基体 2 重錘体 3 アンカー体 4 遊戯本体 5 支柱 6 吊り下げ体 7 通孔 8 縦孔 9 滑り台 10 連係索 13 取付部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水上部に位置する所定平面を形成した浮
    上基体と、この浮上基体の適所へ取り付けた連係索によ
    り該浮上基体を固定するアンカー体と、前記浮上基体の
    上部へ取付部材により着脱自在に固着した山形状の遊戯
    本体と、この遊戯本体の側部に貫通させた通孔と、この
    通孔の一部に連通させた縦孔と、前記遊戯本体において
    この縦孔の頂部より底部ヘ向かって傾斜するように設け
    た滑り台とを備えさせたことを特徴とする水上用運動遊
    戯装置。
  2. 【請求項2】 水上部に位置する所定平面を形成した浮
    上基体と、この浮上基体より水中へ吊下させた重錘体
    と、前記浮上基体の適所へ取り付けた連係索により該浮
    上基体を固定するアンカー体と、前記浮上基体の上部へ
    取付部材により着脱自在に固着した山形状の遊戯本体
    と、この遊戯本体の側部に貫通させた通孔と、この通孔
    の一部に連通させた縦孔と、前記遊戯本体においてこの
    縦孔の頂部より底部ヘ向かって傾斜するように設けた滑
    り台とを備えさせたことを特徴とする水上用運動遊戯装
    置。
  3. 【請求項3】 水上部に位置する浮上基体と、この浮上
    基体より水中へ吊下させた重錘体と、前記浮上基体の適
    所へ取り付けた連係索により該浮上基体を固定するアン
    カー体と、前記浮上基体の上部に固着した山形状の遊戯
    本体と、この遊戯本体の一側部に立設させた支柱と、こ
    の支柱より垂下させた揺動自在の吊り下げ体と、前記遊
    戯体の側部に貫通させた通孔と、この通孔の一部に連通
    させた縦孔と、前記遊戯本体においてこの縦孔の頂部よ
    り底部ヘ向かって傾斜するように設けた滑り台とを備え
    させたことを特徴とする水上用運動遊戯装置。
JP1996002098U 1996-03-25 1996-03-25 水上用運動遊戯装置 Expired - Lifetime JP3030271U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019195502A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 株式会社Bravo 水上遊戯施設

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019195502A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 株式会社Bravo 水上遊戯施設

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