JP3030204B2 - 医療用凝固装置 - Google Patents

医療用凝固装置

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JP3030204B2 JP6139799A JP13979994A JP3030204B2 JP 3030204 B2 JP3030204 B2 JP 3030204B2 JP 6139799 A JP6139799 A JP 6139799A JP 13979994 A JP13979994 A JP 13979994A JP 3030204 B2 JP3030204 B2 JP 3030204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脳神経外科等で凝固・切
開用に用いられる医療用凝固装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療用凝固装置であるバイポーラ凝固装
置は、バイポーラピンセットの一対の電極を接続し、こ
の一対の電極を生体の組織(血管)に接触させ、高周
波、例えば300kHzの正弦波電力をその一対の電極を
介して生体の組織に印加することにより、生体の組織に
ジュール熱を発生させて組織を凝固させ、止血させるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
使用時において、電極の先端に生体の組織が付着した
り、電極の中継コードに断線や短絡が生じたりした場
合、凝固装置の本体側は正常であっても、機器としては
使用できないことがある。このような場合、特に手術中
でもあり、原因を追及している時間もないので、使用者
(手術者)はその要因のみでも的確に判断したいという
事情がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、バイポーラピン
セットに関して断線か、短絡か或いは正常かの判別が容
易にできる医療用凝固装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の医療用凝固装
置は、高周波電源と、この高周波電源に基づき高周波電
力が供給される一次コイル及びこの一次コイルにより誘
起電圧が誘起される二次コイルを有する出力トランス
と、前記二次コイルから電力が供給されるバイポーラピ
ンセットと、前記出力トランスの二次コイル側に前記一
次コイルにより誘起電圧が誘起されるように設けられた
検知用コイルと、この検知用コイルに誘起される誘起電
圧を検出する電圧検出手段と、前記高周波電源に基づく
高周波電力を前記一次コイルへそのまま供給する場合
と、前記高周波電力の電圧を降下させて前記一次コイル
へ供給する場合とを切り換える切換えスイッチとを具備
してなる構成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の医療用凝固装置は、高周波電源
と、この高周波電源に基づき高周波電力が供給される一
次コイル及びこの一次コイルにより誘起電圧が誘起され
る凝固用及び切開用の二次コイルを有する出力トランス
と、バイポーラピンセットと、電圧検出手段と、前記凝
固用二次コイルをバイポーラピンセットに接続しかつ切
開用二次コイルを電圧検出手段に接続する場合と、凝固
用及び切開用の二次コイルをバイポーラピンセットに直
列に接続する場合とを切り換える切換え手段とを具備し
てなる構成としたものである。
【0007】この場合、高周波電源の一次コイルへの供
給電力の電圧を降下させる電圧降下手段を設けることが
好ましい(請求項3)。
【0008】
【作用】請求項1において、出力トランスの二次コイル
側に検知用コイルを設けているので、バイポーラピンセ
ットの電極間の負荷の状態に比例してその検知用コイル
に発生する誘起電圧が変化し、この電圧を電圧検出手段
により検出することにより、バイポーラピンセット側の
出力回路のインピーダンスの測定が可能となる。この測
定に基づき、バイポーラピンセットに関して断線か、短
絡か或いは正常かの判別が容易に可能となる。また、上
記出力回路のインピーダンスを測定する場合、切換えス
イッチにより一次コイルへ供給される電圧を降下させる
ことにより、バイポーラピンセットに印加される電圧も
低くなるため、安全性を確保できる利点がある。
【0009】請求項2において、切換え手段により凝固
用二次コイルをバイポーラピンセットに接続しかつ切開
用二次コイルを電圧検出手段に接続した状態とすること
で、バイポーラピンセットを用いて生体を凝固させる凝
固機能を得ることができる。また、この状態で、バイポ
ーラピンセットの電極間の負荷の状態に比例して切開用
コイルに発生する誘起電圧が変化し、この電圧を電圧検
出手段により検出することにより、バイポーラピンセッ
ト側の出力回路のインピーダンスの測定が可能となる。
この測定に基づき、バイポーラピンセットに関して断線
か、短絡か或いは正常かの判別が容易に可能となる。
【0010】一方、切換え手段により凝固用及び切開用
の二次コイルをバイポーラピンセットに直列に接続した
状態とした場合には、バイポーラピンセットには生体を
切開するのに適した電力が得られるようになり、バイポ
ーラピンセットを用いて生体を切開する切開機能(電気
メスの機能)を得ることができるようになる。
【0011】この場合、切開用コイルは、インピーダン
ス測定用と切開用とを兼用することができる。
【0012】請求項3によれば、出力回路のインピーダ
ンスを測定する場合に、電圧降下手段により高周波電源
の一次コイルへの供給電力の電圧を降下させることで、
安全性を確保することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1及び第
2図を参照して説明する。まず、図2において、医療用
凝固装置であるバイポーラ凝固装置1は、本体2と、一
対の電極3a,3bを有するバイポーラピンセット3と
から構成されており、基本的な電気回路は図1に示す構
成となっている。
【0014】この図1において、4は例えば300kHz
の正弦波電力を出力する高周波電源で、これの一方の端
子はトランジスタ5のベース端子に接続され、他方の端
子は切換えスイッチ6を介してトランジスタ7のベース
端子に接続されている。トランジスタ5,7の各コレク
タ端子は、出力トランス8の一次コイル9の両端に接続
され、また、両エミッタ端子はアース接続されている。
一次コイル9の両端子間にはコンデンサ10が接続さ
れ、また、一次コイル9の中間タップ9aに直流電源端
子11が接続されている。
【0015】上記切換えスイッチ6において、共通接点
cは高周波電源4の他方の端子に接続され、凝固用接点
aはトランジスタ7のベース端子に接続され、また、イ
ンピーダンス測定用接点bは抵抗12を介して凝固用接
点aと共にトランジスタ7のベース端子に接続されてい
る。ここで、切換えスイッチ6と抵抗12とにより、高
周波電源4の一次コイル9への供給電力の電圧を降下さ
せる電圧降下手段13を構成している。
【0016】出力トランス8の二次側には、凝固用の二
次コイル14と、インピーダンス測定用の検知用コイル
15とが設けられている。これらのうち、二次コイル1
4の両端子間に、上記バイポーラピンセット3の一対の
電極3a,3bが中継コード3c,3cを介して接続さ
れている。検知用コイル15の両端子間にはダイオード
16とコンデンサ17とが直列に接続され、また、コン
デンサ17の両端子間には、電圧検出手段を構成する電
圧計18が接続されている。
【0017】さて、上記構成において、凝固の機能を得
る場合には、切換えスイッチ6を、これの共通接点cと
凝固用接点aとが閉成された状態とする(図1の実線参
照)。この状態で、図2に示すように、バイポーラピン
セット3の一対の電極3a,3bで生体組織(血管)1
9を挟むと、出力トランス8における二次コイル14に
誘起される誘起電圧に基づき一対の電極3a,3b間に
高周波の正弦波電力が供給され、これにより生体組織1
9にジュール熱を発生させ、組織を凝固させて止血させ
ることができる。
【0018】そして、このような手術中において、出力
回路のインピーダンスを測定する場合には、切換えスイ
ッチ6を、これの共通接点cとインピーダンス測定用接
点bとが閉成される状態に切換える(図1の二点鎖線参
照)。すると、高周波電源4の一次コイル9への供給電
力の電圧が低下し、一次コイル9には微細な電圧の電力
(例えば、電圧が2V、電力が20mW程度)が供給さ
れるようになる。これに伴い、二次コイル14に誘起さ
れる誘起電圧も低くなり、一対の電極3a,3b間に印
加される電圧も低くなり、この場合には凝固機能は得ら
れなくなる。
【0019】このような状態で、一対の電極3a,3b
を生体組織19に接触させる。すると、一対の電極3
a,3b間の負荷の状態に比例して検知用コイル15に
発生する誘起電圧が変化するから、この電圧を電圧計1
8により検出することにより、バイポーラピンセット3
側の出力回路のインピーダンスの測定が可能となる。こ
の測定に基づき、バイポーラピンセット3に関して断線
か、短絡か或いは正常かの判別が容易に可能となり、手
術時における操作性の向上を図ることができるものであ
る。
【0020】また、この出力回路のインピーダンスの測
定時において、切換えスイッチ6の操作に基づき一次コ
イル9への電圧を降下させ、一対の電極3a,3b間に
印加される電圧も低くなるようにしているから、安全性
を確保できる利点がある。
【0021】次に本発明の第2実施例について、図3及
び図4を参照して説明する。ただし、第1実施例と同一
の部分には同一の符号を付して説明は省略し、異なる部
分について説明する。
【0022】まず、切換えスイッチ6において、一方の
接点aは凝固/切開用接点としている。そして、出力ト
ランス8の二次側には、凝固用二次コイル21と、イン
ピーダンス測定用の検知用コイルを兼用する切開用二次
コイル22とが設けられている。このうち、凝固用二次
コイル21の一方の端子は、バイポーラピンセット3の
一方の電極3aと中継コード3cを介して接続され、ま
た、他方の端子は、他方の電極3bと第1の切換えスイ
ッチ23の凝固用接点a及び共通接点c、並びに中継コ
ード3cを介して接続されている。
【0023】切開用二次コイル22の一方の端子は、第
2の切換えスイッチ24の共通接点cに接続され、他方
の端子は、第3の切換えスイッチ25の共通接点cに接
続されている。第2の切換えスイッチ24の凝固用接点
aと第3の切換えスイッチ25の凝固用接点aとの間に
は、ダイオード26とコンデンサ27とが直列に接続さ
れ、また、コンデンサ27の両端子間には、電圧検出手
段を構成する電圧計28が接続されている。
【0024】そして、第1の切換えスイッチ23の切開
用接点bと第3の切換えスイッチ25の切開用接点bと
が接続され、また、第2の切換えスイッチ24の切開用
接点bは、第1の切換えスイッチ23の凝固用接点aと
凝固用二次コイル21の他方の端子との共通接続点に接
続されている。
【0025】ここで、第1ないし第3の切換えスイッチ
23〜25は連動形のスイッチにて構成されていて、こ
れら第1ないし第3の切換えスイッチ23〜25により
切換え手段29を構成している。
【0026】さて、上記構成において、凝固の機能を得
る場合には、切換えスイッチ6を、これの共通接点cと
凝固/切開用接点aとが閉成される状態とすると共に
(図3の実線参照)、第1ないし第3の切換えスイッチ
23〜25を、これらの共通接点cと凝固用接点aとが
閉成される状態とする(図3の実線参照)。この状態で
は、凝固用二次コイル21とバイポーラピンセット3と
が接続され、かつ切開用二次コイル22と電圧計28と
が接続された状態となる。
【0027】この状態で、図2に示すように、バイポー
ラピンセット3の一対の電極3a,3bで生体組織19
を挟むと、出力トランス8における凝固用二次コイル2
1に誘起される誘起電圧に基づき一対の電極3a,3b
間に高周波の正弦波電力が供給され、これにより生体組
織19にジュール熱を発生させ、組織を凝固させて止血
させることができる。
【0028】そして、このような手術中において、出力
回路のインピーダンスを測定する場合には、切換えスイ
ッチ6を、これの共通接点cとインピーダンス測定用接
点bとが閉成される状態に切換える(図3の二点鎖線参
照)。すると、高周波電源4の一次コイル9への供給電
力の電圧が低下し、一次コイル9には微細な電圧が供給
されるようになる。これに伴い、凝固用二次コイル21
に誘起される誘起電圧も低くなり、一対の電極3a,3
b間に印加される電圧も低くなり、この場合には凝固機
能は得られなくなる。
【0029】このような状態で、一対の電極3a,3b
を生体組織19に接触させる。すると、一対の電極3
a,3b間の負荷の状態に比例して切開用二次コイル2
2に発生する誘起電圧が変化するから、この電圧を電圧
計28により検出することにより、バイポーラピンセッ
ト3側の出力回路のインピーダンスの測定が可能とな
る。この測定に基づき、バイポーラピンセット3に関し
て断線か、短絡か或いは正常かの判別が容易に可能とな
る。
【0030】一方、切開の機能を得る場合には、切換え
スイッチ6を、これの共通接点cと凝固/切開用接点a
とが閉成される状態とすると共に(図3の実線参照)、
第1ないし第3の切換えスイッチ23〜25を、これら
の共通接点cと切開用接点bとが閉成する状態とする
(図3の二点鎖線参照)。この状態では、凝固用二次コ
イル21と切開用二次コイル22とがバイポーラピンセ
ット3に直列に接続された状態となる。
【0031】この状態で、図4(a)、(b)に示すよ
うに、一対の電極3a,3bのうち、一方の電極3aを
生体組織(血管)19、或いは肉などの生体組織19a
に接触させ、他方の電極3bをその生体組織19,19
aから少し離間させた状態で移動させる。すると、凝固
用及び切開用二次コイル21及び22に誘起される誘起
電圧に基づき一対の電極3a,3b間に高周波の正弦波
電力が供給される。このとき、一対の電極3a,3b間
には、凝固の場合よりも高い電圧が印加されるようにな
り、生体組織19,19aと他方の電極3との間でアー
ク放電30を発生させることによって生体組織19,1
9aを切開することができる。
【0032】このような第2実施例によれば、第1実施
例で得られる効果に加えて次のような利点がある。すな
わち、凝固機能とインピーダンス測定機能に加えて、切
開機能も得られるので、本装置の用途を広くできる。そ
して、切開用二次コイル22はインピーダンス測定用の
検知用コイルを兼用しているから、検知用コイルを別途
設ける場合に比べて、構成を簡素化できる利点がある。
【0033】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
例えば、切換え手段としては、切換えスイッチ23〜2
5に代えて、リレーを用いるようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1の医療用凝固装置によれば、出
力トランスの二次コイル側に設けた検知用コイルを用い
て、バイポーラピンセット側の出力回路のインピーダン
スの測定が可能となり、この測定に基づき、バイポーラ
ピンセットに関して断線か、短絡か或いは正常かの判別
が容易に可能となる。また、上記出力回路のインピーダ
ンスを測定する場合、切換えスイッチにより一次コイル
へ供給される電圧を降下させることにより、バイポーラ
ピンセットに印加される電圧も低くなるため、安全性を
確保できる利点がある。
【0035】請求項2の医療用凝固装置によれば、出力
トランスの二次コイル側に設けた切開用二次コイルを用
いて、バイポーラピンセット側の出力回路のインピーダ
ンスの測定が可能となり、この測定に基づき、バイポー
ラピンセットに関して断線か、短絡か或いは正常かの判
別が容易に可能となる。また、凝固と切開とインピーダ
ンス測定の3機能を得ることができるので、用途を広く
できる。さらに、切開用二次コイルはインピーダンス測
定用の検知用コイルを兼用しているから、検知用コイル
を別途設ける場合に比べて、構成を簡素化できる利点が
ある。
【0036】請求項3の医療用凝固装置によれば、出力
回路のインピーダンスの測定時において、電圧降下手段
により一次コイルへの電圧を降下させ、バイポーラピン
セットに印加される電圧も低くなるようにしているか
ら、安全性を確保できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気回路図
【図2】全体の概略的な構成図
【図3】本発明の第2実施例を示す電気回路図
【図4】(a)生体組織(血管)を切開する状態の横断
平面図 (b)生体組織(肉)を切開する状態の横断平面図
【符号の説明】
1はバイポーラ凝固装置(医療用凝固装置)、2は本
体、3はバイポーラピンセット、3cは中継コード、4
は高周波電源、6は切換えスイッチ、8は出力トラン
ス、9は一次コイル、13は電圧降下手段、14は二次
コイル、15は検知用コイル、18は電圧計(電圧検出
手段)、21は凝固用二次コイル、22は切開用二次コ
イル、23、24、25は第1、第2、第3の切換えス
イッチ、28は電圧計(電圧検出手段)、29は切換え
手段である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−77844(JP,A) 特開 平5−161661(JP,A) 特開 昭57−75645(JP,A) 特開 昭61−124266(JP,A) 特開 平3−133442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 18/00 - 18/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電源と、 この高周波電源に基づき高周波電力が供給される一次コ
    イル及びこの一次コイルにより誘起電圧が誘起される二
    次コイルを有する出力トランスと、 前記二次コイルから電力が供給されるバイポーラピンセ
    ットと、 前記出力トランスの二次コイル側に前記一次コイルによ
    り誘起電圧が誘起されるように設けられた検知用コイル
    と、 この検知用コイルに誘起される誘起電圧を検出する電圧
    検出手段と 前記高周波電源に基づく高周波電力を前記一次コイルへ
    そのまま供給する場合と、前記高周波電力の電圧を降下
    させて前記一次コイルへ供給する場合とを切り換える切
    換えスイッチと を具備してなる医療用凝固装置。
  2. 【請求項2】 高周波電源と、 この高周波電源に基づき高周波電力が供給される一次コ
    イル及びこの一次コイルにより誘起電圧が誘起される凝
    固用及び切開用の二次コイルを有する出力トランスと、 バイポーラピンセットと、 電圧検出手段と、 前記凝固用二次コイルをバイポーラピンセットに接続し
    かつ切開用二次コイルを電圧検出手段に接続する場合
    と、凝固用及び切開用の二次コイルをバイポーラピンセ
    ットに直列に接続する場合とを切り換える切換え手段と
    を具備してなる医療用凝固装置。
  3. 【請求項3】 高周波電源の一次コイルへの供給電力の
    電圧を降下させる電圧降下手段を備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の医療用凝固装置。
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