JP3029860U - 視認灯付き消火器用ケース - Google Patents

視認灯付き消火器用ケース

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JP3029860U
JP3029860U JP1996003648U JP364896U JP3029860U JP 3029860 U JP3029860 U JP 3029860U JP 1996003648 U JP1996003648 U JP 1996003648U JP 364896 U JP364896 U JP 364896U JP 3029860 U JP3029860 U JP 3029860U
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Japan
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fire extinguisher
dome
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case
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JP1996003648U
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Inventor
城弘 野村
正和 猪股
Original Assignee
株式会社北関スクリーン
正和 猪股
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Abstract

(57)【要約】 【課題】美感を損ねることなく、しかも遠隔からでも消
火器設置場所の視認を容易にする。 【解決手段】消火器4全体を覆うように頂部がドーム状
になされた筒状体12と、ドーム12の頂点近傍にその
一部が露出した視認灯30が取り付け固定される。ドー
ム14の内側に、視認灯30を点灯させるための駆動手
段と電源部38とが収納固定される。ドーム状をなすケ
ース10であるためロビーやレストランやホテルの廊下
などに設置してもその美感を損ねることはない。視認灯
30が点灯しているので消火器4から離れたところから
でも、消火器4の設置場所を確認できるので、ケース1
0を被せているからと言って初期消火に手間取るような
こともない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は視認灯付き消火器用ケースに関する。詳しくは、消火器全体を覆うよ うなその頂部がドーム状の筒状体を設け、これを消火器に被せることによって美 感上優れ、しかも遠隔より消火器の設置場所を把握できるようにしたもので、特 に周囲の美感を損ねることなく、消火器の標識機能を達成できるようにしたもの である。
【0002】
【従来の技術】
建造物の内部には、それが公共用であろうと、私設用であろうと、非常時の緊 急避難口や階段、エスカレータ、エレベータの付近には初期消火を行うため手動 操作可能な消火器が置かれている場合が多い。
【0003】 例えば、廊下の隅などには図9に示すような消火器4が設置され、消火器4に 隣接した壁3に消火器4の設置場所を知らせるための標識(「消火器」なる表示 )6が貼られている場合が多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
消火器は火を取り扱う場所に限らず、多数の顧客が集合する場所に、その防災 確保の目的から設置されている場合が多い。図9からも明らかなように消火器4 は裸のままで廊下の片隅などに据え付けられているから、特にホテルやレストラ ンのような場所では、美感上好ましくない。
【0005】 そのため従来ではこの消火器全体を箱形ケース内に納めて据え付けていること もあるが、そうするとその箱が果たして消火器用の箱であるのか、別物であるの かの区別が容易でなく、特に消火器から離れた場所からの視認が難しくなり、こ れによって消火器としての機能を十分に果たせなくなるおそれがある。
【0006】 そこで、この考案はこのような従来の課題を解決したものであって、美感を損 ねることなく、しかも離れた場所からでも消火器の設置場所を的確に視認できる ような視認灯付き消火器用ケースを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため請求項1においては、消火器全体を覆うように頂 部がドーム状になされた筒状体と、 上記ドームの頂点近傍にその一部が露出した視認灯が取り付け固定され、 上記ドームの内側に、上記視認灯を点灯させるための駆動手段と電源部とが収 納固定されたことを特徴とする。
【0008】 この考案において、その頂部がドーム状をなす筒状体で消火器全体が覆われ、 その状態で廊下やロビーの片隅に設置される。ドームの頂点近傍には視認灯が点 灯(点滅を含む)しているので、消火器から離れた場所からでもこの視認灯を頼 りに消火器が設置されている場所を確認できる。
【0009】 人が沢山集まるロビーやレストラン、会議室などの壁際にこのケース付き消火 器を置いても、特に不自然ではなく、しかもロビーやレストランの美感やバラン スを崩すおそれがない。視認灯はパルス点灯させることによって乾電池を使用し たとしても、連続して使用しても1年以上の寿命がある。
【0010】
【考案の実施の形態】
続いてこの考案に係る視認灯付き消火器用ケースの一実施形態を図面を参照し て詳細に説明する。
【0011】 図1はこの考案に係る消火器用ケース10の一実施態様を示すもので、筒状体 12を有し、その一端側にはドーム14が溶接などによって取り付けられる。 筒状体12およびドーム14は何れも金属板を加工して成形することができる。
【0012】 筒状体12は図5の使用状態からも明らかなように消火器4全体をほぼ完全に 覆うことができる直径と長さを有する。消火器4の大きさは様々であって、直径 は100〜180mm、長さは100〜500mm程度である。本例ではこれら を全てカバーできる大きさに選定されており、余裕を見てその直径は150mm 、長さは450mmのものが使用されている。その厚みは0.5〜1.5mm位 のものが使用される。
【0013】 筒状体12は図1に示すように、丁度180゜対向する周面であって、軸方向 に伸びる一対のスリット16,18が形成されている。これらスリット16,1 8は消火器4の取っ手7やホース8(図5参照)がケース10を覆うときに邪魔 となるおそれがあることを考慮したもので、どのような取っ手7やホース8が取 り付けられていても、一対のスリット16,18によって逃げられるようにして いる。図5では説明の都合上取っ手7がスリット16より僅かに突出している例 を示してある。ここで、一枚の金属板を加工することによって図のような形状の 筒状体12とすることができる。
【0014】 筒状体12の上部にはほぼ半球状のドーム14が取り付けられる。ドーム14 も金属板を使用することができ、これがドーム状に加工される。ドーム14の頂 部近傍には図2のように所定径の透孔14aが穿設され、ここに頂部が一部露呈 するように視認灯30が装着固定される。
【0015】 視認灯30としては、例えば発光ダイオードなどのような小型で比較的発光輝 度が高く、しかも遠隔からでも容易に認識できる発光色(例えば赤色光)を発光 する発光素子を使用することができる。
【0016】 図2に示すように、視認灯30はパルス点灯回路(後述する)を構成する補助 基板34上にビス止めされているが、その具体例を図3に示す。
【0017】 図3にあって、ドーム14の頂部に穿設された透孔14aにハ止め金具42が 設けられ、その内側に視認灯30が挿通される。基板(電気回路基板)34は電 池収納ケース39の上にビス63で取り付け固定され、シャーシ50はビス51 などによってドーム14に固定される。この場合ドーム14の同一円周上の複数 個所がビス止めされて電池収納ケース39が脱落しないようにしている。収納ケ ース39内には複数の乾電池38が収納されている。本例では単三乾電池が4本 使用される。
【0018】 ハ止め金具42には光拡散用のテーパー部44が形成され、できるだけ遠くか らでもこの視認灯30を確認できるようにしている。
【0019】 視認灯30を設けることによって、消火器4から遠く離れた位置からでも、あ るいは比較的暗い場所であったり、停電若しくは夜間であっても、この視認灯3 0を確認できるから、消火器の設置場所を迅速、かつ的確に把握できる。
【0020】 ハ止め金具42の代わりに図4に示すような樹脂成形された導光キャップ62 を視認灯30にかぶせた状態でドーム14に取り付け固定することもできる。こ の場合には導光および光拡散効果が図3よりも大きくなる。
【0021】 このように構成された消火器用ケース10は図5のように消火器4全体を覆う ように被せられて使用されるもので、実際には図8のように廊下2の壁際3など のそばに据え置かれる。ケース10は筒状体12の上部にドーム14を被せた斬 新なデザインを採用しているから、据え置き場所にマッチしたカラーを付ければ 、設置場所の美感を損ねることはない。またケース10を被せたからと言って内 部のものが消火器であることを認識できなくなるおそれはない。視認灯30が点 灯しているからである。視認灯30が点灯していると、顧客の注意を喚起するこ ともできる。
【0022】 図6は視認灯30に対するパルス点灯回路32の具体例であって、乾電池38 に対して、電流制限用の抵抗器52、視認灯30およびスイッチングトランジス タ54の直列回路が接続される。トランジスタ54のベース側には抵抗器Rとコ ンデンサCとで構成された時定数回路56が接続され、RCによって決まる時定 数τを周期としたパルス点灯が行われる。例えばR,Cを適当な値に選ぶことに よって図7のようにパルス幅が1.0secで周期が6.0secの点滅周期が得られ る。R若しくはCを変えることによって任意の周期が得られる。同図Bは同図A の半分のパルス周期に選んだ場合を示す。勿論パルス点灯の代わりに視認灯30 が常時点灯するようにも構成できる。
【0023】 このようにパルス点灯させて視認灯30を点滅させたのは、乾電池38の寿命 をできるだけ伸ばすためである。図7Aの場合ほぼ13ケ月の寿命となる。した がって同図Bでは約6ケ月である。電池収納ケース39を取り外すことによって 乾電池38を交換できる。
【0024】 ケース10には万が一のことを考慮して、その外周面の一部に消火器ケースで ある旨の表示(印刷)を施してもよいし、可能ならば周囲の美感を損ねない範囲 で図8のように標識6を貼着することもできる。
【0025】 上述した例では、ケース10を金属板などを加工して成形したが、プラスチッ クによる成型品を使用することもできる。この場合には筒状体12とドーム14 とは一体成形されることになる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案では消火器用ケースに視認灯を付け、これを常 時点灯(点滅)させるようにしたものであるから、ロビーやレストランのような 場所に設置しても、その雰囲気を壊したり、美感を損ねるようなことがない。 しかも、ケースには視認灯が付いており、これが点灯しているので、消火器から 離れた場所からでもこのケースを確認できるから、いざと言うときに消火器を探 し回り、初期消火がおろそかになるようなおそれもないなど、美感を考慮した消 火器用ケースを提供できる実益を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る視認灯付き消火器用ケースの一
実施態様を示す平面図である。
【図2】その断面図である。
【図3】視認灯取り付け状態を示す要部断面図である。
【図4】視認灯取り付け状態を示す他の要部断面図であ
る。
【図5】ケース使用状態を示す図である。
【図6】パルス点灯回路図である。
【図7】その動作波形図である。
【図8】使用状態の斜視図である。
【図9】従来の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 消火器用ケース 12 筒状体 14 ドーム 16,18 スリット 30 視認灯 32 パルス点灯回路 38 乾電池 39 収納ケース

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器全体を覆うように頂部がドーム状
    になされた筒状体と、 上記ドームの頂点近傍にその一部が露出した視認灯が取
    り付け固定され、 上記ドームの内側に、上記視認灯を点灯させるための駆
    動手段と電源部とが収納固定されたことを特徴とする視
    認灯付き消火器用ケース。
  2. 【請求項2】 上記視認灯は、遠隔よりも視認し易い発
    光色に選定された発光ダイオードが使用されたことを特
    徴とする請求項1記載の視認灯付き消火器用ケース。
  3. 【請求項3】 上記視認灯はパルス点灯されるように上
    記駆動手段が構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の視認灯付き消火器用ケース。
JP1996003648U 1996-04-05 1996-04-05 視認灯付き消火器用ケース Expired - Lifetime JP3029860U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152349A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Sagami Kenso Kk 消火器ボックス兼照明具
KR200493408Y1 (ko) * 2020-10-22 2021-03-24 한윤석 소화기 보관함

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