JP3029849U - 改良したタンス構造 - Google Patents
改良したタンス構造Info
- Publication number
- JP3029849U JP3029849U JP1996002643U JP264396U JP3029849U JP 3029849 U JP3029849 U JP 3029849U JP 1996002643 U JP1996002643 U JP 1996002643U JP 264396 U JP264396 U JP 264396U JP 3029849 U JP3029849 U JP 3029849U
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- Japan
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- case
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- skeleton
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は改良したタンス構造に関し、使用し
易く且つ頑丈で、使用寿命を長くすることを課題とす
る。 【解決手段】 骨格体32と、これを包みこむカバー体
31とを有する。骨格体32は、頂格と中間格と底格と
を有する。頂格には1本の吊り掛け棒が取り付けてあ
り、中間格と底格には、夫々数本の横棒が互いに90度
をなす向きで取り付けてある。カバー体31は、プラス
チック布製であり、正面上方の吊り掛け部に上扉311
を有し、吊り掛け部の下の折り畳服置き部に中扉312
を有し、下部のふとん置き部に下扉313を有する。上
扉311、中扉312及び下扉313は、共にアーチ状
であり、チャック314が縫い付けてあり、上方の中央
から両側に及び下に向かって引くことによって開いて外
側に垂れ下がって開く。カバー体31は、隣合う扉の間
に連接部を有する。折り畳服及びふとんのような重い物
が下方の収納されて、重心が低くなって、良好な安定性
を有する。
易く且つ頑丈で、使用寿命を長くすることを課題とす
る。 【解決手段】 骨格体32と、これを包みこむカバー体
31とを有する。骨格体32は、頂格と中間格と底格と
を有する。頂格には1本の吊り掛け棒が取り付けてあ
り、中間格と底格には、夫々数本の横棒が互いに90度
をなす向きで取り付けてある。カバー体31は、プラス
チック布製であり、正面上方の吊り掛け部に上扉311
を有し、吊り掛け部の下の折り畳服置き部に中扉312
を有し、下部のふとん置き部に下扉313を有する。上
扉311、中扉312及び下扉313は、共にアーチ状
であり、チャック314が縫い付けてあり、上方の中央
から両側に及び下に向かって引くことによって開いて外
側に垂れ下がって開く。カバー体31は、隣合う扉の間
に連接部を有する。折り畳服及びふとんのような重い物
が下方の収納されて、重心が低くなって、良好な安定性
を有する。
Description
【0001】
本考案は改良したタンス構造に関する。
【0002】
従来は、洋服を吊りかけて収容するタンスと、ふとんを収容するタンスとは別 ものであった。図5は衣服を吊りかけて収容するタンス1を示す。図6はふとん 収容するタンス2を示す。洋服を吊りかけて収容するタンス1は、図5に示すよ うに、骨格体とこれを覆うカバー体とよりなり、頂上部に、折り畳服を収容する 棚11を配し、棚11の下側に、洋服を吊りかけて収容する洋服吊りかけ収容部 12を配した構成である。カバー体は、前側に左右のチャック扉13を有し、左 右の扉13がチャック14でT字状に繋がれている。チャック14を開けること により、左右のチャック扉13が左右側に垂れ下がりつつ開く。
【0003】
洋服とふとんを収容しようとする場合には、図5のタンス1と図6のタンス2 とを購入する必要があり、出費が嵩む。 図5のタンス1についてみると、折り畳服を収容する棚11が頂上部に有るた め、重心が高くなって、ぐらつき易い。また、カバー体の張力がチャック14に かかり、チャック14が壊れ易い。
【0004】 そこで、本考案は、上記課題を解決した改良したタンス構造を提供することを 目的とする。
【0005】
本考案は、カバー体と、 該カバー体の内部に設けられる骨格体とよりなり、 該骨格体は、組み合わせ式の骨格であり、頂格と上格とが第1の三つ股ジョイン トで連結され、該上格と下格と中間格が四つ股ジョイントで連結され、該下格と 底格とが第2の三つ股ジョイントで連結され、該第2の三つ股ジョイントは下端 に1つの脚部を有し、上記頂格には1本の吊り掛け棒が取り付けてあり、上記骨 格体の中間格と底格には、夫々数本の横棒が互いに90度をなす向きで取り付け てあり、上記カバー体は、プラスチック布製であり、正面上方の吊り掛け部に上 扉を有し、該吊り掛け部の下の折り畳服置き部に中扉を有し、下部のふとん置き 部に下扉を有し、該上扉、該中扉及び該下扉は、共にアーチ状であり、チャック が縫い付けてあり、上方の中央から両側に及び下に向かって引くことによって開 いて外側に垂れ下がり、且つ、上記カバー体は、隣合う扉の間に、該カバー体と 一体となっている連接部を有し、折り畳服及びふとんのような重い物が下方の収 納されて、重心が低くなって、上記骨格体が良好な安定性を有し、且つ、上記上 扉、中扉及び下扉が外側に完全に開くことによって、品物が取り出し易く、且つ 、多層式であることによって広い用途を有するように構成したものである。
【0006】
図1は本考案の一1実施例になる改良したタンス構造3を示す。図2は使用時 に状態を示す。 改良したタンス構造3は、図4に示すカバー体31と、図3に示す骨格体32 とよりなる。骨格体32は、カバー体31の内部に設けられる。底部から、タン ス脚3281が露出している。
【0007】 カバー体31は、一種の可撓性プラスチック布製であり、正面については、上 方の全高の5分の3の部分が、吊り掛け部の上扉311であり、その下の全高の 約5分の1の部分が、折り畳服置き部の中扉312であり、最下部の全高の約5 分の1の部分が、ふとん置き部の下扉313である構成となっている。 各扉311、312、313は、共にアーチ状であり、チャック314が縫い 付けてある。各扉311、312、313は、上方の中央から両側に及び下に向 かって引き降ろすことによって開かれ、各扉311、312、313は、図2に 示すように、上から外側に垂れ下がる。
【0008】 また、カバー体31は、上下の隣合う扉311、312、313の間に、カバ ー体31と一体となっている連接部315を有する。 骨格体32は、図3に示すように、一組の組み立て式の骨格であり、主に、頂 格321と、上格322と、下格323と、中間格324と、底格325とより 成る。各格間はジョイントで連結してある。頂格321と上格322とは、第1 の三つ股ジョイント326で連結してある。上格322と下格323と中間格3 24とは、四つ股ジョイント327で連結してある。下格323と底格325と は、第2の三つ股ジョイント328で連結してある。第2の三つ股ジョイント3 28は、下端に1つの脚部3281を有する。頂格321には1本の吊り掛け棒 329が取り付けてある。中間格324と底格325には、夫々数本の横棒32 0が互いに90度をなすように設けてある。
【0009】 骨格体32をカバー体31の中に組み込む作業は、以下の順序で行う。先ず、 第2の三つ股ジョイント328を、その脚部3281をカバー体3の内側から突 き出して組み込む。次いで、第2の三つ股ジョイント328に差し込んで、底格 325と下格323とを組み立てる。次に、下格323の上端に、四つ股ジョイ ント327を差し込み、更には、この四つ股ジョイント327に差し込んで、中 間格324と上格322とを組み立てる。更に、上格322の上端に、第1の三 つ股ジョイント326を差し込み、更には、この第1の三つ股ジョイント326 に頂格321を差し込んで組み立てる。最後に、頂格321の上に1本の吊り掛 け棒329を取り付け、中間格324と底格325に、夫々数本の横棒320を 互いに90度をなすように取り付け、中間格324の横棒320上及び底格32 5の横棒320上に、夫々置き板4を取り付ける。このように組み立てることに よって、中間格324は、カバー体31の中扉312の底部に位置し、底格32 5は、丁度、カバー体31の下扉313に位置する。
【0010】 図2に示すように、改良したタンス構造3は、上から下に向かって順に、吊り 掛け部Aと、折り畳服置き部Bと、ふとん置き部Cの3つの部分を有する。吊り 掛け部Aは、折り畳めない衣服を吊り掛けるのに用いられる。折り畳服置き部B は、折り畳めない衣服以外の衣服を置くのに用いられる。ふとん置き部Cはふと んを置くのに用いられる。このように、重いものであるふとんが改良したタンス 構造3の下部に収められるため、改良したタンス構造3は、重心が低くなる。ま た、中間格324の横棒320と底格325の横棒320とは互いに90度をな す向きで設けてあるため、骨格体32は前後方向及び左右方向に固定されて補強 されている。よって、改良したタンス構造3は、安定性が非常に良く、ぐらぐら せず、使用寿命が長い。
【0011】 図1及び図4に示すように、カバー体31は骨格体32を包み込むようにしっ かりと張られているため、プラスチック布は表面に作用している張力によって、 平滑な状態とされており、見栄えが良い。ここで、各扉311、312、313 の間に設けてある、3つの連接部315がカバー体31の張力を受けとめており 、チャック314は、カバー体31の張力による引っ張り力が作用せず、カバー 体31の張力によってチャック314が破損してしまう虞れが無く、よって、改 良したタンス構造3は、使用寿命が長い。
【0012】 また、上、中、下のチャック扉311、312、312は上方の中央から両側 に及び下に向かって引き開けられるため、各扉311、312、313は、図2 に示すように、上から外側に垂れ下がって完全に開く。よって、各扉311、3 12、313は、衣服及びふとんの取り出しに妨げとならなず、衣服及びふとん は取り出し易い。
【0013】 また、改良したタンス構造3は、多層式の構造であるため、用途が広く、別途 に、他の用途のタンスを購入する必要がない。
【0014】
上述の如く、本考案の改良したタンス構造によれば、従来のタンスに比べて、 以下の効果を有する。 ふとん等の重い品物が下部に収容されるため、使用状態で重心が低くなり、 よって、高い安定性を有する。 中間格の数本の横棒と底格の数本の横棒とは互いに90度を成す向きで取り 付けてあるため、骨格体は前後方向及び左右方向に補強されており、ぐらぐらせ ず、且つ、使用寿命が長い。。 上扉、中扉及び下扉は、共にアーチ状であり、チャックが縫い付けてあり、 上方の中央から両側に及び下に向かって引くことによって、外側に垂れ下がって 開くため、完全に開き、衣服及びふとんの取り出しに妨げとならなず、衣服及び ふとんが取り出し易い。 各扉の間に連接部が設けてあるため、この連接部がカバー体の張力を受けと めており、チャックは、カバー体の張力による引っ張り力が作用せず、よって、 チャックがカバー体の張力によって破損してしまう虞れを無くし得、使用寿命が 長い。
【図1】本考案の第1実施例になる改良したタンス構造
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の改良したタンス構造の使用状態を示す図
である。
である。
【図3】図1の改良したタンス構造の骨格体の斜視図で
ある。
ある。
【図4】図1の改良したタンス構造のカバー体を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】従来のタンスの斜視図である。
【図6】従来のふとん入れタンスの斜視図である。
3 改良したタンス構造 31 カバー体 311、312、313 扉 314 チャック 315 連接部 32 骨格体 320 横棒 321 頂格 322 上格 323 下格 324 中間格 325 底格 326 第1の三つ股ジョイント 327 四つ股ジョイント 328 第2の三つ股ジョイント 3281 脚部 329 1本の吊り掛け棒 4 置き板 A 吊り掛け部 B 折り畳服置き部 C ふとん置き部
Claims (1)
- 【請求項1】 カバー体と、 該カバー体の内部に設けられる骨格体とよりなり、 該骨格体は、組み合わせ式の骨格であり、頂格と上格と
が第1の三つ股ジョイントで連結され、該上格と下格と
中間格が四つ股ジョイントで連結され、該下格と底格と
が第2の三つ股ジョイントで連結され、該第2の三つ股
ジョイントは下端に1つの脚部を有し、上記頂格には1
本の吊り掛け棒が取り付けてあり、 上記骨格体の中間格と底格には、夫々数本の横棒が互い
に90度をなす向きで取り付けてあり、 上記カバー体は、プラスチック布製であり、正面上方の
吊り掛け部に上扉を有し、該吊り掛け部の下の折り畳服
置き部に中扉を有し、下部のふとん置き部に下扉を有
し、該上扉、該中扉及び該下扉は、共にアーチ状であ
り、チャックが縫い付けてあり、上方の中央から両側に
及び下に向かって引くことによって開いて外側に垂れ下
がり、 且つ、上記カバー体は、隣合う扉の間に、該カバー体と
一体となっている連接部を有し、 折り畳服及びふとんのような重い物が下方の収納され
て、重心が低くなって、上記骨格体が良好な安定性を有
し、且つ、上記上扉、中扉及び下扉が外側に完全に開く
ことによって、品物が取り出し易く、且つ、多層式であ
ることによって広い用途を有するように構成した改良し
たタンス構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002643U JP3029849U (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 改良したタンス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002643U JP3029849U (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 改良したタンス構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029849U true JP3029849U (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=43164861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002643U Expired - Lifetime JP3029849U (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 改良したタンス構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029849U (ja) |
-
1996
- 1996-04-05 JP JP1996002643U patent/JP3029849U/ja not_active Expired - Lifetime
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