JP3029669U - 藁立て用輪ゴム掛け機 - Google Patents
藁立て用輪ゴム掛け機Info
- Publication number
- JP3029669U JP3029669U JP1996003925U JP392596U JP3029669U JP 3029669 U JP3029669 U JP 3029669U JP 1996003925 U JP1996003925 U JP 1996003925U JP 392596 U JP392596 U JP 392596U JP 3029669 U JP3029669 U JP 3029669U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber band
- straw
- arm
- ring
- string
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】稲をコンバインで刈り取り結束されて圃場に放
出された生わらを、乾燥させるために、圃場に三角形状
に立設してくくりつける場合、輪ゴム掛け結束が、だれ
でも簡単にしっかりした結束が出来、腰も痛まずしかも
能率のよい、構造が簡単で安価な装置。 【構成】柄(2)を設けた本体(1)に、わらガイド
(4)を固着し、軸(5)にリング(6)を固着して、
そのリング(6)にクランクアーム(7)を数本取付
け、その下部に輪ゴム掛け金具(8)とフックアーム
(10)を設けた。一方、リング(6)の中央からひも
(14)等でつりさげた作動笠(11)とフックアーム
(10)とをひも(28)で連結した構造としたもので
ある。
出された生わらを、乾燥させるために、圃場に三角形状
に立設してくくりつける場合、輪ゴム掛け結束が、だれ
でも簡単にしっかりした結束が出来、腰も痛まずしかも
能率のよい、構造が簡単で安価な装置。 【構成】柄(2)を設けた本体(1)に、わらガイド
(4)を固着し、軸(5)にリング(6)を固着して、
そのリング(6)にクランクアーム(7)を数本取付
け、その下部に輪ゴム掛け金具(8)とフックアーム
(10)を設けた。一方、リング(6)の中央からひも
(14)等でつりさげた作動笠(11)とフックアーム
(10)とをひも(28)で連結した構造としたもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、農作業時のコンバイン等で稲を刈取った後、その生藁を乾燥させて 、莚、縄、家畜の飼料や敷き藁等の材料として供するために、圃場に立設して乾 燥させる場合の生藁結束に関するものである。
【0002】
農作業時のコンバイン等で稲を刈り取った後の生わらを乾燥させるためには、 コンバインから小束結束されて圃場に放出された藁束を、圃場で4〜5束を立設 するために三角形状に寄せ集めて乾燥させるのであるが、その場合、風等で倒れ ないように三角形状の上部の所謂穂先部分を、藁やひも又は、強い輪ゴム等でく くりつけるのであるがその結束方法には従来手作業によるものしかかった。
【0003】
従来の技術で述べた人手による、藁立て結束においては、熟練者でないとなかな か旨く出来るものではなく、ひざや、手腕を使って藁を圧縮しながらくくりつけ るのであるが、腰を曲げての作業で腰が痛く、そして大変エネルギーをも必要で あるしコツも必要である。従って熟練者であっても大変な作業であるから、女子 や不慣れな臨時の手伝いの者等ではとても出来る作業ではないし、たとえ出来た としても、結束が緩いため風等で倒れ安く、熟練者であっても、藁は乾燥するに 従って次第に細くなって緩んでしまうことがあり、まして最初から緩いものでは ほとんどの藁が倒れてしまう事になり、再び 立て直す作業をしなければならな い事が多く、著しい作業能率の低化を招くものであった。更に、人手による藁立 て結束は、農家の、労働者が高齢化し、熟練者が少なくなっていることや、こう した事情を補う為に簡単に結束できる器具が従来なかった事等もあり、藁乾燥の 結束する農家が少なくなり、国内での需給が出来なくなりつつある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 横T字状に柄(2)の付いた、本体(1)に藁ガイド(4)クランクアーム(7 )、そのクランクアーム(7)に軸設した輪ゴムの掛け外しが出来る様にした、 輪ゴム掛け金具(8)、フックアーム(10)、作動笠(11)を設けた、簡単 な藁立て用輪ゴム掛け機である。
【0005】
図3に示す様に、柄(2)に設けたレバー(3)を握らない、所謂輪ゴム掛け金 具(8)が横になっている状態で輪ゴム(23)を掛け、レバー(3)を握るこ とにより輪ゴム掛け金具(8)は横状態から縦状態になる。それを、図4に示す ように4〜5束ぐらい寄せ集めて立設しておいた藁に、藁ガイド(4)をかぶせ るように上から叩きつける様にして瞬時に藁に輪ゴムを移し掛けるものである。
【0006】
横T字状の柄(2)を設けた本体(1)に、上部を切り取った笠状の藁ガイド( 4)を固着し、本体(1)に内設した軸(5)に、リング(6)を固着し、その リング(6)に軸(9)を有する数本のクランクアーム(7)を設けた。その下 端に設けた軸(16)に、輪ゴム掛け金具(8)とバネ(26)を設け、クラン クアーム(7)の突出したバネ掛け(17)に取付けた。また、クランクアーム (7)に軸(18)を設けフックアーム(10)を軸設し そのフックアーム( 10)とクランクアーム(7)から突出したバネ掛け(19)とにバネ(27) をかけた。一方リング(6)の中心からひも(14)等で作動笠(11)をつり さげ、その作動笠(11)の周りから各ひも(28)等をつり下げて、各フック アーム(10)の片端に取付けた。また、レバー(3)にワイヤー(20)を固 着しアーム(15)に取付けた。その、アーム(15)にバネ(22)を取付け 、本体(1)に、固着した。一方、各クランクアーム(7)上部に各突出したア ーム(21)に、各ロット(12)を取付け連結した。また 図2に示す様にク ランクアーム(7)のアーム(21)を更に長くしたアーム(21′)を設け、 輪ゴム掛け金具(8)が横状態から縦状態になる時に本体(1)に当る様にし、 クランクアーム(7)の輪ゴムを広げる作動源とした。また、そのアーム(21 ′)に戻しバネ(25)を取付け、リング(6)にバネ掛け(13)を固着しバ ネ(25)をかけた。なお柄(2)に輪ゴム挿入金具(29)を設け輪ゴム(2 3)を挿入した。
【0007】 以上で本考案の装置の説明をしたが、以下、輪ゴム掛けの順を追って説明すると 、先ず、レバー(3)を握らない場合、輪ゴム掛け金具(8)は横になっている 。その状態で輪ゴム挿入金具から輪ゴムを取り、輪ゴム掛け金具(8)に輪ゴム (23)を掛け、レバー(3)を握れば輪ゴム掛け金具(8)は縦状態になる。 同時に、図2に示す様にアーム(21′)が本体(1)に当たり、各、連結ロッ ト(12)でクランクアーム(7)同士が、輪ゴム(23)を広げる。そのまま の状態で、図6に示す様に4〜5束の藁を三角形状に寄せ集めて立設しておいた 藁の先の方から、藁ガイド(4)をかぶせ叩く様に置く、すると、藁(24)の 先の方が、藁ガイド(4)の上部から突きでて作動笠(11)に当たり、ひも( 28)等の付いたフックアーム(10)を作動させる。図1に示す様に、ロック を解かれた輪ゴム掛け金具(8)は、輪ゴム(23)の収縮によって、鎖線で示 す輪ゴム掛け金具の様に内側にしぼみ、輪ゴム(23)は半自動的に瞬時に藁( 24)へと移り、藁を締付ける。本体(1)を持上げれば図5で示す様にしっか りした輪ゴム結束がだれでも同じ様に簡単に作業が出来るものである。なお本考 案に使用する輪ゴム(23)のサイズの選択は自由であるが市販品(株)共和製 、品番#176あたりが望ましい。
【0008】
本考案は構造が簡単で安価な能率の良い、藁立て用輪ゴム掛け機で、不慣れな者 でも簡単にしっかりした輪ゴム結束が出来、腰も痛まず、しかも、藁を叩く様な 簡単な作業なので、誰にでも容易に出来る効果を有する。
【図1】 本案の側面図。
【図2】 本案の平面図。
【図3】 本案の柄(2)の方からの側面図。
【図4】 本案の輪ゴム掛け機で藁(24)に輪ゴムを
掛けた側面図。
掛けた側面図。
【図5】 三角形状に寄せ集め立設した藁に、輪ゴム結
束をした側面図。
束をした側面図。
【図6】 藁を三角形状に寄せ集め立設した側面図
(1) 本体 (16) 軸 (2) 柄 (17) バネ掛け (3) レバー (18) 軸 (4) 藁ガイド (19) バネ掛け (5) 軸 (20) ワイヤー (6) リング (21) アーム (7) クランクアーム (21′) アーム (8) 輪ゴム掛け金具 (22) バネ (9) 軸 (23) 輪ゴム (10)フックアーム (24) 藁 (11)作動笠 (25) バネ (12)連結ロット (26) バネ (13)バネ掛け (27) バネ (14)ひも (28) ひも (15)アーム (29) 輪ゴム挿
入金具
入金具
Claims (1)
- 【請求項1】 軸(5)を有するクランクアーム
(7)、その下方に輪ゴム掛け金具(8)、フックアー
ム(10)、作動笠(11)を設けた、藁立て用輪ゴム
掛け機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003925U JP3029669U (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 藁立て用輪ゴム掛け機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003925U JP3029669U (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 藁立て用輪ゴム掛け機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029669U true JP3029669U (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=43164686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003925U Expired - Lifetime JP3029669U (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 藁立て用輪ゴム掛け機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029669U (ja) |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP1996003925U patent/JP3029669U/ja not_active Expired - Lifetime
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