JP3029651B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP3029651B2 JP02224248A JP22424890A JP3029651B2 JP 3029651 B2 JP3029651 B2 JP 3029651B2 JP 02224248 A JP02224248 A JP 02224248A JP 22424890 A JP22424890 A JP 22424890A JP 3029651 B2 JP3029651 B2 JP 3029651B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0318Tread patterns irregular patterns with particular pitch sequence

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、タイヤ騒音、中でもパターンノイズの低
いトレッドパターンをそなえる空気入りタイヤに関す
る。
タイヤ騒音は様々な原因によって発生し、中でもトレ
ッドパターンに起因した、いわゆるパターンノイズの占
める比率は大きい。このパターンノイズは、トレッド接
地面と路面との間で圧縮された空気がトレッドの溝を介
してトレッド接地面の外側に急激に流出し、この現象が
断続して起こるために生じるノイズで、ポンピングノイ
ズとも呼ばれる。
(従来の技術) このパターンノイズは、トレッドパターンにいわゆる
ピッチバリエーションを付与することで低減可能であ
る。
例えば特公昭51−41723号公報には、ピッチバリエー
ションを実質上疑似ランダム2進信号の系列の規則に従
って導入することが開示されている。
このランダム配列のピッチバリエーションによってパ
ターンノイズは低減されるが、ランダム配列において
は、例えば最大ピッチの直後に最小ピッチが配置される
等、隣合うピッチ間でのピッチ長さの差異が大きいこと
から、トレッド円周上での剛性段差となってこれが偏摩
耗の核となる不利がある。
これに対して特開昭54−115801号公報に記載のピッチ
バリエーションは、トレッドを調波セグメントに分割し
各セグメントに正弦波に従うようなピッチ配列、いわゆ
る調和配列を導入したものである。
(発明が解決しようとする課題) この調和配列によって各ピッチ間での剛性段差は小さ
くなって偏摩耗を回避することが可能であるが、ピッチ
配列自体に周期性があるため、この周期性が特に高速走
行時にユニフォミティ成分として作用し振動又はビート
音の発生を招く。
すなわち調和配列に起因するユニフォティ成分は通常
の製造上の原因で生ずるユニフォミティと同様、高速走
行時には車輛への低周波加振源として作用し、特に低周
波域に敏感な車輛に装着された場合には、著しい振動、
ビート音等を発生させる原因となる。
そこでこの発明は、耐偏摩耗性の高い調和配列におけ
る、ピッチ配列の周期性に起因した振動又はビート音の
低減を有利に達成し得るピッチバリエーションについて
提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、1対のサイドウォール間にまたがってト
ロイダル状に連なるトレッドに、このトレッド円周に沿
って延びる少なくとも1本の周溝と該周溝及び両トレッ
ド端にて区画される陸部とをそなえ、該陸部はトレッド
円周上の長さが異なる複数種の陸部要素をトレッド円周
に沿って調和配列した空気入りタイヤにおいて、上記陸
部要素の配列に従う波形はタイヤの赤道および上記周溝
に関し実質上鏡面対称の周期性を有することを特徴とす
る空気入りタイヤである。
ここに調和配列とは、陸部要素を該要素の長さが陸部
の周方向へ徐々に正弦波状に変化するように並べたもの
を指す。またタイヤの赤道は、トレッドの幅方向中心を
通る円周である。
次に第1図に示すトレッド要部を参照し、この発明を
詳しく説明する。
図示のトレッドは、トレッドの円周に沿って延びる複
数の周溝1a〜1d及び両トレッド端Eにて区画した、5列
の陸部2〜6をそなえ、さらに各陸部は周溝1a〜1d及び
両トレッド端Eをつなぐ横溝7a〜7eにて区画した多数の
ブロック8a〜8eからなる。
上記陸部において、図示のようにブロックの2方を囲
む横溝の一方も含んだブロック周長をピッチPとする
と、各陸部は少なくとも2種のピッチPのブロックから
構成し、各陸部におけるブロックは調和配列に従って配
置する。仮に陸部を3種のピッチP1,P2,P3(ピッチ長
さ:P1<P2<P3)から構成する場合は、例えばP2−P3−P
2−P1−P2……の順でピッチP1とP3とが隣合わないピッ
チ配列となるように、つまりピッチ長さが緩やかに正弦
波に従うように変化するピッチ配列とする。
さらに各陸部におけるピッチ配列は、周溝1a〜1dの少
なくとも1本及び/又はタイヤの赤道に関し鏡面対称の
周期性を有することが肝要である。
すなわち、各陸部のピッチ変化を、後述の図3(a)
に示すように、波形に近似させて示した場合に、各陸部
のピッチ配列に従う波形が隣接陸部間で線対称の関係に
ある、周期性を各陸部のピッチ配列に付与することが肝
要である。
例えば、周溝1aを挟んで隣合う陸部2と陸部3との間
で、後述の図3(a)のように、鏡面対称になる周期性
を有するピッチ配列とするには、陸部2のピッチ配列が
上記したP2−P3−P2−P1−P2……の順であれば、陸部3
のピッチ配列はP2−P1−P2−P3−P2……の順にする。
(作用) トレッドの周溝及びトレッド端で区画された陸部にお
けるピッチ配列を調和配列に従う配置とすることによっ
て、イレギュラーピッチで問題となる陸部内の剛性段差
は小さくなって耐偏摩耗性の向上をはかることができ
る。
この調和配列に従ってトレッドパターンを構成する場
合は、第2図(a)にピッチ変化を波型に近似させて示
すように、各陸部でのピッチ配列の周期性を同じにする
ことが通例である。従って各陸部の位相が同一となるた
め、各陸部での調和配列自体が有する周期性は強調さ
れ、同図(b)に示すように、高周波域のパターンノイ
ズNよりも低い周波数域に現れる振動やビート音等の低
周波成分Tが増幅される。
そこでこの発明は、第3図(a)に示すように、陸部
のピッチ配列に周溝の少なくとも1本及び/又はタイヤ
の赤道に関し実質鏡面対称(線対称)の周期性を付与す
ることによって、隣り合う陸部の位相をお互いにずらし
て上記した調和配列が有する周期性を打ち消し、同図
(b)に示すように低周波成分Tの低減を達成した。
(実施例) 第1図に示したトレッドパターンに準じて、タイヤサ
イズ185/60R14の空気入りラジアルタイヤを3種類(タ
イヤI,II及びIII)試作した。これら試作タイヤの周溝
は幅:8mm及び深さ:9mmで、深さ:7.4mmの横溝を設定ピッ
チに応じて配置した。
各試作タイヤのトレッドパターンにおける陸部2〜6
は、下記に示す調和配列に従うピッチ配列とした。なお
配列をあらわす数字はピッチ長さを示し、それぞれ1:2
5.6mm,2:32.9mm及び3:40.2mm(ピッチ比7:9:11)であ
る。
なお評価は、官能評価に従い、その評点はパネラー2
名の評点の平均値を用いた。
(発明の効果) この発明によれば、パターンノイズが低くかつ耐偏摩
耗性の高い調和配列における低周波成分を低減すること
ができ、振動やビート音を含めたタイヤ騒音の極めて低
い空気入りタイヤを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従う空気入りラジアルタイヤのトレ
ッド要部の展開図、 第2図(a)はピッチ長さの変化を波型に近似させて示
す模式図、同図(b)は同図(a)のピッチ配列におけ
る騒音の測定結果を示すグラフ、 第3図(a)はピッチ長さの変化を波型に近似させて示
す模式図、同図(b)は同図(a)のピッチ配列におけ
る騒音の測定結果を示すグラフ、 である。 1a〜1d……周溝、2〜6……陸部 7a〜7e……横溝、8a〜8e……ブロック E……トレッド端、P……ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/03 B60C 11/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対のサイドウォール間にまたがってトロ
    イダル状に連なるトレッドに、このトレッド円周に沿っ
    て延びる少なくとも1本の周溝と該周溝及び両トレッド
    端にて区画される陸部とをそなえ、該陸部はトレッド円
    周上の長さが異なる複数種の陸部要素をトレッド円周に
    沿って調和配列した空気入りタイヤにおいて、上記陸部
    要素の配列に従う波形はタイヤの赤道および上記周溝に
    関し実質上鏡面対称の周期性を有することを特徴とする
    空気入りタイヤ。
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US5361816A (en) * 1993-08-30 1994-11-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Tread for pneumatic tire and tire comprising such a tread
US5580404A (en) * 1993-08-30 1996-12-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Tread including tie bars and sipes
US5603785A (en) * 1994-05-06 1997-02-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire including two aquachannels on one side

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