JP3029587U - 無断駐車防止装置 - Google Patents

無断駐車防止装置

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JP3029587U
JP3029587U JP1996002340U JP234096U JP3029587U JP 3029587 U JP3029587 U JP 3029587U JP 1996002340 U JP1996002340 U JP 1996002340U JP 234096 U JP234096 U JP 234096U JP 3029587 U JP3029587 U JP 3029587U
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plate
bottom plate
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JP1996002340U
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English (en)
Inventor
道廣 下園
Original Assignee
有限会社マルヒロ水産
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、安価な無断駐車防止装置を提
供する。 【解決手段】 路面に設置される底盤1と、底盤1に起
倒可能に取り付けられた起立プレート3と、起立プレー
ト3を底盤1に起立した状態で固定する固定具5とを備
えた無断駐車防止装置。底盤1は、地面に打ち込みアン
カー2で固定される構成とすることができる。起立プレ
ート3は、底盤1に下辺を蝶番で起倒自在に取り付けら
れた構成とすることができる。起立プレート3は、ゴ
ム、プラスチック、木材などの軟質材で構成することが
好ましい。起立プレート3の高さ方向に沿う貫通孔3c
と、底盤部に垂直に設けた孔とに棒状の固定具4を挿入
することにより起立プレート3を起立した状態で固定す
るようにすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、私有地や、専用駐車場への他人の無断駐車を防止するための装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
私有地や自分の専用駐車場に、無断で駐車されて迷惑を被ることが多々ある。 このような無断駐車を防止する装置が各種提案されている。たとえば、特開平 7−76813号公報には、図13に示すように、鉄板製基板11に左右方向水 平軸12を介して柵板13を起倒自在に支持し、倒した状態における柵板13の 上面に、水平軸12とほぼ直交する方向の軸14を介して旋回腕15を取り付け 、一方基板11に前後方向水平軸19を介して起伏片18を取り付け、柵板13 と起伏片18を起こした状態で、旋回腕15の先端の錠穴16と起伏片18上端 の錠穴17を一致させてそこに南京錠等で施錠を行うようにした無断駐車禁止装 置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来の装置では、構造が複雑で、部品点数が多く、コストが嵩 むという問題があった。 本考案が解決すべき課題は、構造が簡単で、安価な無断駐車防止装置を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案無断駐車防止装置は、前記の問題を解決するため、路面に設置される底 盤と、同底盤に起倒可能に取り付けられた起立プレートと、同起立プレートを前 記底盤に起立した状態で固定する固定具とを備えたものである。 前記底盤は、地面に打ち込みアンカーで固定される構成とすることができる。 前記起立プレートは、底盤に下辺を蝶番で起倒自在に取り付けられた構成とす ることができる。 また、前記起立プレートは、少なくともその表面を軟質材で構成することが好 ましい。 さらに、起立プレートの高さ方向に沿う貫通孔と、底盤部に垂直に設けた孔と に棒状の固定具を挿入することにより起立プレートを起立した状態で固定するよ うにすることができる。 または、起立プレートの側部に昇降クランプを設け、同昇降クランプの昇降ロ ッドの下端が嵌入する穴を底盤に設けた構成とすることができる。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施例に基づいて具体的に説明する。 図1〜図6は本考案の第1実施例を示すものであり、図1は平面図、図2はそ の正面図、図3はその使用状態の側面図、図4は不使用状態の側面図、図5は不 使用状態の斜視図、図6は使用状態の斜視図である。
【0006】 図中1は底盤、2は打ち込みアンカー、3は起立プレート、4は取り付けボル ト、5は止め金具、6は鍵穴である。底盤1及び起立プレート3はゴム、プラス チック又は木材などの、軽量、安価で、また車両のボディーが接触してもボディ ーを傷つけない材質とする。ゴムの場合は、繊維入りとして、容易に破断しない ようにすることができる。その他の材質としては、金属なども使用できるが、そ の場合、表面をゴム、プラスチックで被覆して、車と接触してもボディーを傷つ けないようにすることが望ましい。
【0007】 底盤1は打ち込みアンカー2で路面に固定する。起立プレート3は、底盤1に 対して起倒自在になっており、底盤1に取り付ける取付部3aと可動部3bとか らなり、取付部3aと可動部3bとはゴム製シートあるいは蝶番で起倒自在に結 合されている。
【0008】 起立プレート3には、取付部3aと可動部3bとに連通する止め金具挿通孔3 cが設けられており、その止め金具挿通孔3cに止め金具5を差し込むことによ り、通常は倒れた状態の起立プレート3を立てた状態で固定する。止め金具5は 、差し込んだ状態で鍵穴6の中と止め金具5の上辺の外側に回り込むように錠7 を掛ければ、鍵をもった者以外は、起立プレート3を元どおりに倒すことはでき ない。あるいは、錠7が番号合わせのシリンダー錠であれば、その番号を知らな い者は起立プレート3を倒すことはできない。
【0009】 図7〜図12は本考案の第2実施例を示すものであり、図7は平面図、図8は その正面図、図9はその使用状態の側面図、図10は不使用状態の側面図、図1 1は不使用状態の斜視図、図12は使用状態の斜視図である。
【0010】 図中8は底盤1と起立プレート3を起倒自在に結合する蝶番、9は起立プレー ト3の側部下方に取り付けた昇降クランプ、1aは昇降クランプ9の昇降ロッド の下端が嵌入する穴、10は起立プレート3を立てた状態で錠Kを掛ける掛け金 具である。その他の構成は第1実施例と同様である。
【0011】 この第2実施例においては、起立プレート3を立てた状態で昇降クランプ9の 昇降ロッドの下端を底番1の穴1aに落とし込み、昇降ロッドを90度回して昇 降ロッドが簡単に穴1aから抜けないようにする。施錠をする場合は、底盤1側 の掛け金具10と起立プレート3側の掛け金具10の両方に錠Kのフック金具を 通し、施錠する。
【0012】 なお、本考案は以上の実施例に限定されるものではなく、底盤1の幅を広く又 は狭くしたり、施錠を別の構造で実現することも可能である。
【0013】
【考案の効果】
上述したように、本発明によれば、下記の効果を奏する。 (1) 路面に設置される底盤と、同底盤に起倒可能に取り付けられた起立プレ ートと、同起立プレートを前記底盤に起立した状態で固定する固定具とにより構 成されるので、構造が単純で部品点数も少なく、安価に提供できる。 (2) 底盤を、地面に打ち込みアンカーで固定することにより、コンクリート 面、アスファルト面、地肌面に拘わらず、底盤の移動や盗難を防止できる。 (3) 起立プレートを、ゴムなどの軟質材で構成することにより、車両のボデ ィーが接触してもボディーを傷つけることがない。 (4) 起立プレートの高さ方向に沿う貫通孔と、底盤部に垂直に設けた孔とに 棒状の固定具を挿入することにより起立プレートを起立した状態で固定すること により、簡単な構造で起立状態を保持できる。 (5) 起立プレートの側部に昇降クランプを設け、同昇降クランプの昇降ロッ ドの下端が嵌入する穴を底盤に設けることにより、貫通孔を設けることがむつか しい薄手の起立プレートにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】 本考案の第1実施例の正面図である。
【図3】 本考案の第1実施例の使用状態の側面図であ
る。
【図4】 本考案の第1実施例の不使用状態の側面図で
ある。
【図5】 本考案の第1実施例の不使用状態の斜視図で
ある。
【図6】 本考案の第1実施例の使用状態の斜視図であ
る。
【図7】 本考案の第2実施例を示す平面図である。
【図8】 本考案の第2実施例の正面図である。
【図9】 本考案の第2実施例の使用状態の側面図であ
る。
【図10】 本考案の第2実施例の不使用状態の側面図
である。
【図11】 本考案の第2実施例の不使用状態の斜視図
である。
【図12】 本考案の第2実施例の使用状態の斜視図で
ある。
【図13】 従来の装置の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 底盤、1a 穴、2 打ち込みアンカー、3 起立
プレート、3a 取付部、3b 可動部、3c 止め金
具挿通孔、4 取り付けボルト、5 止め金具、6 鍵
穴、7 錠、8 蝶番、9 昇降クランプ、10 掛け
金具、K 錠

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面に設置される底盤と、同底盤に起倒
    可能に取り付けられた起立プレートと、同起立プレート
    を前記底盤に起立した状態で固定する固定具とを有する
    無断駐車防止装置。
  2. 【請求項2】 底盤は、地面に打ち込みアンカーで固定
    される請求項1記載の無断駐車防止装置。
  3. 【請求項3】 起立プレートは、底盤に下辺を蝶番で起
    倒自在に取り付けられている請求項1または2記載の無
    断駐車防止装置。
  4. 【請求項4】 起立プレートは、少なくともその表面が
    軟質材である請求項1〜3のいずれかの項に記載の無断
    駐車防止装置。
  5. 【請求項5】 起立プレートの高さ方向に沿う貫通孔
    と、底盤部に垂直に設けた孔とに棒状の固定具を挿入す
    ることにより起立プレートを起立した状態で固定するよ
    うにした請求項1〜4のいずれかの項に記載の無断駐車
    防止装置。
  6. 【請求項6】 起立プレートの側部に昇降クランプを設
    け、同昇降クランプの昇降ロッドの下端が嵌入する穴を
    底盤に設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    の項に記載の無断駐車防止装置。
JP1996002340U 1996-03-29 1996-03-29 無断駐車防止装置 Expired - Lifetime JP3029587U (ja)

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