JP3029393U - オール自動車用ハーフカーカバー、 及びカバー掛け止め具、 並びにエンジン防寒マット - Google Patents
オール自動車用ハーフカーカバー、 及びカバー掛け止め具、 並びにエンジン防寒マットInfo
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- JP3029393U JP3029393U JP1996003485U JP348596U JP3029393U JP 3029393 U JP3029393 U JP 3029393U JP 1996003485 U JP1996003485 U JP 1996003485U JP 348596 U JP348596 U JP 348596U JP 3029393 U JP3029393 U JP 3029393U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カバー生地に、いろいろな自動車の上部輪郭
線を、ミシンの縫い糸で表しておく、あるいは直接印刷
するなどしておき、実際にカバーを作るときは、その縫
い目または印刷線に沿って生地をカットするハーフ自動
車カバーがあれば、現状のようにメーカー別・車種別の
在庫必要はなく、安価でオールタイプな商品ができる。
またカバー掛け止め金具で、立ったままの装着を可能に
し、更にエンジン防寒マットで、冬期カバーを使えば必
然的にこれを装着出きるものとする。 【解決手段】カバー生地(1)に自動車の上部輪郭線
(2)を、ミシンの糸縫目(3)、あるいは直接印刷す
る印刷線(7)で表しておき、実際にカバーを作るとき
は、該当する自動車のラインに鋏を入れるだけとする。
またカバー掛け止め具はとしては、吸盤掛け止め金具
(8)等があり、これを自動車のドアーなどの間に挟ん
で固定しここにカバーを掛ける。更に防寒マット(1
5)は、カバー生地(1)の裏側に耳(14)を取りつ
けけて、自由に脱着出来るものとする。
線を、ミシンの縫い糸で表しておく、あるいは直接印刷
するなどしておき、実際にカバーを作るときは、その縫
い目または印刷線に沿って生地をカットするハーフ自動
車カバーがあれば、現状のようにメーカー別・車種別の
在庫必要はなく、安価でオールタイプな商品ができる。
またカバー掛け止め金具で、立ったままの装着を可能に
し、更にエンジン防寒マットで、冬期カバーを使えば必
然的にこれを装着出きるものとする。 【解決手段】カバー生地(1)に自動車の上部輪郭線
(2)を、ミシンの糸縫目(3)、あるいは直接印刷す
る印刷線(7)で表しておき、実際にカバーを作るとき
は、該当する自動車のラインに鋏を入れるだけとする。
またカバー掛け止め具はとしては、吸盤掛け止め金具
(8)等があり、これを自動車のドアーなどの間に挟ん
で固定しここにカバーを掛ける。更に防寒マット(1
5)は、カバー生地(1)の裏側に耳(14)を取りつ
けけて、自由に脱着出来るものとする。
Description
【0001】
この考案は用意した布地に、いろいろな自動車の上部アウトラインを、ミシン で縫って印しを示しておく、あるいは布地に直接印刷しておくなどしておき、該 当する自動車にカバーを作る時、その縫い目あるいは印刷した線に沿って、布地 をカットすることによって殆どの自動車に対応できるオール自動車用ハーフカー カバー、 またカバーを掛ける時使う、カバー掛け止め具、 さらに厳寒期自動車カバーにプラスして取りつけ、エンジンを寒さから守る防 寒マットの3点に関するものである。
【0002】
従来より自動車カバーは全体を覆うものとし、車種別・大きさ別に提供されて いる。 またカバーの掛け止めは車体の下部へ、掛け止めるとしている。 さらに防寒マットは、カバーとは別個の商品として用意されている。
【0003】
全体を覆うカバーは車種別品揃えが要求されるため、生産コスト・物流コスト がかさみ高価である。 またカバーの掛け止め箇所は車体の下部で、作業がしづらい。 さらに防寒マットは防寒目的しかないため、実際に使用されることは少ない。
【0004】
以上の問題点を解決するため本考案は次のように、1〜4の構成としている。 図によりこれを説明する。 1 オール自動車用ハーフカーカバーのひとつの構成として、まず余裕をとった カバー生地(1)に、各種類自動車のボンネット・ルーフ・トランクあるいはバ ックパネルまでの上部輪郭線(2)をうつし、それより若干外側のラインで糸縫 目(3)をカバー生地(1)に縫い込む。 次にカバー生地(1)の裏側に、短編と平行して、ゴムを包んだタック(4) を前部・中央部・後部に縫いつける。 さらにカバー生地(1)の各サイドに、大小のゴム輪(5)とハトメ(6)を 必要数配置する。
【0005】 2 オール自動車用ハーフカーカバーのもうひとつの構成として、余裕あるカバ ー生地(1)の裏側に各種類自動車のボンネット・ルーフ・トランクあるいはバ ックパネルまでの上部輪郭線(2)をうつし、それより若干外側のラインで印刷 線(7)をカバー生地(1)に直接印刷する
【0006】 3 カバー掛け止め具の構成として、吸盤掛け止め具(8)は、吸盤(9)にク ッション紐(10)を繋いでおり、そのクッション紐(10)の先端は、磁気帯 び鉤(11)を形成している。 マグネット盤掛け止め具(12)は、マグネット盤(13)にクッション紐( 10)を繋いでおり、そのクッション紐(10)先端は、磁気帯び鉤(11)を 形成している。
【0007】 4 エンジン防寒マットの構成として、カバー生地(1)裏側のエンジンを覆う 部分に、中心にボタン穴を持った耳(14)を数個取りつける。 カバー生地(1)の外部にはボタンを周囲に縫い付けた防寒マット(15)を 配置する。
【0008】
本考案は以上のような構成としているから、カバー生地(1)に縫った糸縫目 (3)あるいは印刷した印刷線(7)に沿い、これを自在にカットして、ボンネ ット・ルーフ・トランクパネルあるいはバックパネルまでのボデー上部を覆い、 この一枚の布でどんな形状の自動車にも対応できる自動車カバーを作ることがで きる。 さらに掛け止め用のゴム輪(5)を、カバーの適宜な位置へ後付けし、これで ミラーなど車体の突起物にピッタリとカバーを装着できる。 ドアーなど平坦な部位には、2種類の掛け止め具が突起物に早変わりし、カバ ーをピッタリ装着させる。 そしてカバー裏側へ取りつけた布の耳(14)の採用は、別途用意の防寒マッ ト(15)の脱着を可能にしている。
【0009】
この考案の実施例を図を参考に説明する。 1 オール自動車用ハーフカーカバー第1の実施例 自動車は上面部寸法に余り大きな差はなく、且つ上面部自体はほぼ平坦なので 、一枚のフラットな布を自在にカットすることにより、自動車の天井部分を覆い 、殆どの車種に対応可能なハーフサイズのカーカバーが出来ることにこの考案は 着目した。 まずカバー生地(1)にボンネット・ルーフ・トランクパネルあるいはバック パネルまでの上部輪郭線(2)をうつし、その線より若干外側に糸縫目(3)を 縫い込む。自動車はメーカや車種は違っても特に天井部分のアウトラインはほぼ 同じなのでこの上部輪郭線(2)は、セダン車の大型・中型、ワンボックス車の 大型・中型、ジープ車の大型・中型など7〜8種類の糸縫目(3)を縫い込めば 充分である。
【0010】 こうして用意したカバー生地(1)は、カバーを作成するとなった時、該当す る自動車の糸縫目(3)を選んでカットする。糸縫目(3)は自動車の種類別に 糸の色を変えて、あるいは縫い糸の間隔を変えているので、選別は簡単に出来る 。 この多少外側で切断するのは、庇(ひさし)をつけて雨露をボデー上に残さな いためである。 カットする部分に糸縫目(3)を入れているので、ここからほつれる事はない 。 また美観上の観点からここに装飾したフリル(16)を付けることも考えられ る。自動車の、特に左右ドアに取り付けたフリル(16)は、室内の隠蔽上から も有効である。
【0011】 カバー生地(1)裏側の、ゴムで包んだタック(4)の役目は、カバーを自動 車に掛けた時、ゴムの復元力でカバーを掛け止め具へしっかり結ぶこと、及びカ バーを収納する時ゴムの復元力でカバーを丸くして折り畳み易くすることの二点 である。
【0012】 次にカバー生地(1)の各サイドに、大小のゴム輪(5)が置かれているが、 これはバンパーやミラーなどの突起物へ引っ掛かかる部分である。 車の種類によってフロントバンパーやミラーなど突起物の位置は異なり、大き さも違うので、最適の位置にハトメ(6)を使って、大きさを選んだゴム輪(5 )をカバーに取りつける。 ハトメ(6)はハンマーとドライバーを使えば、素人にも簡単に打つことが出 来る
【0013】 2 オール自動車用ハーフカーカバー第2の実施例 この実施例では各種自動車の上部輪郭線(2)を、カバー生地(1)の裏側に 、色別あるいは線の太さ別などで印刷線(7)にして表している。 こうして用意したカバー生地(1)は、カバーを作成するとなった時、該当す る自動車の印刷線(7)を選んでカットする。 今は技術の進歩で生地・印刷技術とも優れたものがあり、自動車のアウトライ ンをカバー生地(1)に印刷するのは、大量生産できコスト削減効果が大きい。
【0014】 3 オール自動車用ハーフカーカバー第3の実施例 一つの車種のカバーを多量に作る時、例えば新車の販売促進ノベルティーなど では、上部輪郭線(2)は決定しているので糸縫目(3)や印刷線(7)を付け る工程は省略できる。工場生産段階で該当車サイズにカットしておけばよい。
【0015】 4 オール自動車用ハーフカーカバー第4の他の実施例 1〜3の実施例以上にコスト削減をめざすときは、ミシン縫い目も印刷線もカ バー生地(1)に施さない。この場合の実施は無垢のカバー生地(1)を直接自 動車に覆い、現場で実車を採寸しながらそのラインでカットすればよい。
【0016】 5 カバー掛け止め具の実施例 自動車の側面のフロントドアー・リアードアー付近には、突起物がないのでゴ ム輪(5)を掛ける突起物を作ってやる必要がある。 まず、吸盤(9)をドア内側のガラス面に吸着させ吸盤掛け止め具(8)を室 内に収納しておく。カバーを使う時に、ドアーとボデーの隙間から、クッション 紐(10)を車の外側に出し、磁気帯び鉤(11)をカバーに掛ける突起物とす るのである。これはガラスのある面で使用できる。
【0017】 自動車後部のトランクパネルあるいはバックパネル付近にも突起物がないので 、ここにもゴム輪(5)を掛ける突起物を作ってやる必要がある。 ここではマグネット盤(13)をトランクパネルあるいはバックパネル内側の 鉄面に磁着させ、マグネット盤掛け止め具(12)を室内に収納しておく。 カバーを使うとき、ドアーとボデーの隙間から、クッション紐(10)を車の 外側に出し、磁気帯び鉤(11)をカバーに掛ける突起物とするのである。 これは鉄のある面で使用できる。
【0018】 クッション紐(10)は、弾力にとみパネル等に挟まれても隙間をつくらない 材料でつくられている。従ってクッション紐(10)はパネルとボデー間にしっ かり挟まれ、カバー使用中風でカバーが飛ぶということはない。
【0019】 また磁気帯び鉤(11)は磁気を帯びているが、これはカバーを装着するとき クッション紐(10)を車の外側に出してドアーを閉めるが、その時クッション 紐(10)が室内に戻らないよう、磁気帯び鉤(11)をパネル面に磁着させる ためである。 鉤を小さな平坦なものとしているので、カバーを外した時磁気帯び鉤(11) は、そのままパネル面に磁着させて車外に残したままでも奇異ではない。一方、 室内に戻せば磁気帯び鉤(11)は、そのまま室内鉄面に磁着して、目立 たず収納出来る。
【0020】 今、これらの掛け止め具を、直接パネルをU字の間にサンドイッチで挟む、鉤 付U型パネル掛け止め具(17)にすることも考えられる。この場合はクッショ ン紐(10)及び磁気帯び鉤(11)は不要となる。
【0021】 6 エンジン防寒マットの実施例 寒冷時、エンジンを保護するため防寒マットを使う時があるが、この理由だけ のための装着は以外と面倒である。そこでこの考案ではカバーを使えば、同時に 防寒マットも付いているものを考案した。カバー生地(1)の裏側のエンジンを 覆う部分に中心にボタン穴を持った耳(14)が数個ついている。 春から秋まではこのままで使用するが、冬になったらここへボタンを周囲に縫 い付けた防寒マット(15)を取りつける。冬、カバーを使えば同時に防寒マッ ト(15)を使うことになる。このカバーと防寒マット(15)の二重効果でエ ンジンを保護する。
【0022】 尚、ボタンによる着脱に替えて、ここにマジックテープを取り付けることも考 えられる。
【0023】
この考案は次のような優れた効果を奏する 1 天井だけを覆うカバーのため、一枚の布で全ての自動車のハーフカバー作成 が可能である。このため車種別品揃えが不要で、生産コスト・物流コストを大幅 に削減でき、安価な自動車カバーを提供できる。 一枚のカバー布を用意すればメーカー・車種・自動車の大小を問わず、ほぼす べての自動車に対応可能である。 自動車を入れ替えた時もカバーはそのまま使える。 2 最近人気のRV車に対応できる商品である。普通カバーは全体を覆うとする が、RV車は車高が高く材料費が割高で、また裁縫も困難で市場には殆ど見かけ られない。清掃の大変なRV車には、こんなカバーが必要である。 3 カバーの掛け止めに、体を折って自動車の下へかがみこむ作業がなくなる。 ボデーに挟んだ掛け止め具を使うので、立ったまま装着できる。 4 冬季カバーとエンジン防寒マットを同時装着できる。厳寒期エンジンはオイ ル・ラジエーター・バッテリーなどに大変負荷がかかるものであるが、この二重 の覆いで過冷化を防止できる。
【図1】 本考案のハーフカーカバーの実施例を説明す
る斜視図である
る斜視図である
【図2】 本考案のカバーの掛け止め具及びフリルを説
明する斜視図である
明する斜視図である
(1) カバー生地 (2) 上部輪郭
線 (3) 糸縫目 (4) タック (5) ゴム輪 (6) ハトメ (7) 印刷線 (8) 吸盤掛け
止め具 (9) 吸盤 (10) クッショ
ン紐 (11) 磁気帯び鉤 (12) マグネ
ット盤掛け止め具 (13) マグネット盤 (14) 耳 (15) 防寒マット (16) フリル (17) 鉤付U型パネル掛け止め具
線 (3) 糸縫目 (4) タック (5) ゴム輪 (6) ハトメ (7) 印刷線 (8) 吸盤掛け
止め具 (9) 吸盤 (10) クッショ
ン紐 (11) 磁気帯び鉤 (12) マグネ
ット盤掛け止め具 (13) マグネット盤 (14) 耳 (15) 防寒マット (16) フリル (17) 鉤付U型パネル掛け止め具
Claims (4)
- 【請求項1】(イ) 余裕をとったカバー生地(1)
に、各種類自動車のボンネット・ルーフ・トランクある
いはバックパネルまでの上部輪郭線(2)をうつし、そ
れより若干外側のラインで糸縫目(3)をカバー生地
(1)に縫い込む。 (ロ) カバー生地(1)の裏側に、短編と平行して、
ゴムを包んだタック(4)を前部・中央部・後部に縫い
つける。 (ハ) カバー生地(1)の各サイドに、大小のゴム輪
(5)とハトメ(6)を必要数配置する。 以上のような構成からなる、オール自動車用ハーフカー
カバー - 【請求項2】余裕をとったカバー生地(1)の裏側に、
各種類自動車のボンネット・ルーフ・トランクあるいは
バックパネルまでの上部輪郭線(2)をうつし、それよ
り若干外側のラインで印刷線(7)を、カバー生地
(1)に直接印刷する。以上のような構成からなる、請
求項1のオール自動車用ハーフカーカバー - 【請求項3】吸盤掛け止め具(8)は、吸盤(9)にク
ッション紐(10)を繋いでおり、そのクッション紐
(10)の先端は、磁気帯び鉤(11)を形成してい
る。マグネット盤掛け止め具(12)は、マグネット盤
(13)にクッション紐(10)を繋いでおり、そのク
ッション紐(10)の先端は、磁気帯び鉤(11)を形
成している。以上のような構成からなる、2種類のカバ
ー掛け止め具 - 【請求項4】カバー生地(1)裏側のエンジンを覆う部
分に、中心にボタン穴を持った耳(14)を数個取りつ
ける。カバー生地(1)の外部にはボタンを周囲に縫い
付けた防寒マット(15)を配置する。以上のような構
成からなる、エンジン防寒マット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003485U JP3029393U (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | オール自動車用ハーフカーカバー、 及びカバー掛け止め具、 並びにエンジン防寒マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003485U JP3029393U (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | オール自動車用ハーフカーカバー、 及びカバー掛け止め具、 並びにエンジン防寒マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029393U true JP3029393U (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=43164429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003485U Expired - Lifetime JP3029393U (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | オール自動車用ハーフカーカバー、 及びカバー掛け止め具、 並びにエンジン防寒マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029393U (ja) |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP1996003485U patent/JP3029393U/ja not_active Expired - Lifetime
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