JP3028586B2 - 靴用の歩数計 - Google Patents

靴用の歩数計

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JP3028586B2
JP3028586B2 JP02291526A JP29152690A JP3028586B2 JP 3028586 B2 JP3028586 B2 JP 3028586B2 JP 02291526 A JP02291526 A JP 02291526A JP 29152690 A JP29152690 A JP 29152690A JP 3028586 B2 JP3028586 B2 JP 3028586B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、使用者が歩いた歩数をカウントできる靴
用の歩数計に関する。
[従来技術] 最近健康の為、或いは1日の運動量を知る為に歩数を
計る歩数計が利用されている。また、歩行、ジョキン
グ、或いは各種運動の為にポンプシューズという靴が開
発されている。
[発明が解決しようとする課題] 然して、上記歩数計にあってはポケットに入れたり、
腰のベルトに付けたりしているので、紛失しやすく、し
かも運動の邪魔になるという欠点があった。
この発明は上記問題を解消する為になされたもので、
使用者が歩いた歩数を正確にカウントすることができ、
しかも紛失することがない靴用の歩数計を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するために、靴本体の内部
に設けられた気体タンクと、この気体タンク内の圧力を
検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段で検出され
た圧力が所定圧力値以上になったか否かを検出する検出
手段と、この検出手段により所定圧力値以上になったと
検出された際に歩進される計数手段と、この計数手段が
計数した後、一定時間前記計数手段の計数動作を禁止す
る禁止手段と、この計数手段の計数内容に基づく歩数デ
ータを表示する表示手段とを具備することを特徴とす
る。
[第1実施例] 以下、この発明の第1実施例を第1図ないし第11図に
基づいて説明する。この実施例では、靴の靴底部分の先
端とくるぶし部分に気体タンク6,7を設けて足をサポー
トすると共に、歩行による気体タンク6,7の圧力上昇を
検出して使用者が歩いた歩数をカウントしている。
第1図は第1実施例を適用した靴の外観図、第2図は
その内部気体タンク6,7の配置位置を示す図、第3図は
第2図のX−X断面図、第4図は第2図のY−Y断面図
である。
第1図に示すように、上記靴は靴本体を形成し且つ足
を覆う胛被1と、甲を押えるベロ2と、靴底3と、胛被
1の踵部分外側に装着されるカバー部4とから構成され
ている。カバー部4の内側には後述する圧力測定装置10
(第1図では図示せず)が配置されると共に、透明部5
を通して圧力測定装置10の表示内容を見ることができ
る。
第2図に示すように、胛被1内側のつま先の靴底部分
には気体タンク6が設けられ、くるぶしの部分には踵を
ホールドする気体タンク7が設けられている。第3図に
示すように、気体タンク6は靴底先端全体に設けられて
歩行時のクッションとなる。第4図に示すように、靴の
中間部には中敷8が設けられている。そして、中敷8の
内部にはエア管9a,9bが設けられ、気体タンク6と気体
タンク7とが連通されている。従って、気体タンク6,7
に適量のエアを注入すれば、靴底から受ける衝撃を緩和
できると共に、足の甲及び踵をサポートできる。なお、
気体タンク6,7にエアを注入する場合は、図示しないバ
ルブにエアポンプを接続し、エアポンプからエアを注入
する。
第5図は、カバー部4の内側に配置される圧力測定装
置10の外観図である。同図に示すように、圧力測定装置
10のケース本体10aの側面には測定圧力や現在時刻を表
示するドットマトリクス表示部11と、後述するブザー23
を内蔵した放音部12と、スイッチS1〜S3と、気体タンク
6,7に連通されたエア管13とが設けられている。
この場合、スイッチS1は後述するモードレジスタMの
内容を変更させるスイッチである。スイッチS2は「M=
1」の時には圧力測定をスタート/ストップさせ、「M
=2」の時には歩数測定をスタート/ストップさせるス
イッチである。スイッチS3は「M=1」の時には測定圧
力をメモリに記憶させ、「M=2」の時には歩数カウン
タをクリアさせるスイッチである。
なお、この実施例では上記カバー部4および圧力測定
装置10は、1足の靴の片方にのみ装着されるものであ
る。
次に、第6図を参照して圧力測定装置10の回路構成を
説明する。同図において、制御部(CPU)14は後述するR
OM20に予め記憶したマイクロプログラムに基づいて、気
体タンク6,7内の圧力測定、歩数カウント、時刻,空気
圧,および歩数の表示等の処理を行なう中央処理部であ
る。
センサ回路15は制御部14に接続され、圧力センサ16の
センサ出力をデジタル信号に変換して制御部14に伝送す
る。圧力センサ16にはエア管13が連結されており、気体
タンク6,7の圧力に応じた検出電圧を出力するもので、
センサ駆動回路17により電圧が供給されて駆動される。
ここで、センサ回路15の構成を詳細に説明する。ま
ず、圧力センサ16から出力される検出電圧は増幅器15a
に入力されて増幅される。増幅器15aの出力は差分増幅
器15bの一方入力端に入力される。差分増幅器15bの他方
入力端にはD/A(デジタル−アナログ)変換器15cの出力
が入力される。D/A変換器15cにはレジスタRの内容が入
力される。レジスタRには、後述する圧力比較データ
(後述する設定された最適圧力の1.5倍)が制御部14に
より設定される。
差分増幅器15bは、上記各入力端に入力された電圧の
電位差を増幅して出力するもので、その出力信号はゲー
ト15dを介して制御部14に入力される。このゲート15dの
制御端子には制御部14からの信号aがゲート制御信号と
して入力される。即ち、ゲート15dは信号aが“1"レベ
ルのとき開き、“0"レベルのとき閉じる。
また、上記増幅器15aの出力信号は、圧力センサ16の
検出信号として、ゲート15eを介してA/D(アナログ−デ
ジタル)変換器15gにも入力される。このゲート15eには
上記信号aがインバータ15fを介して入力される。A/D変
換器15gは、増幅器15aの出力信号をA/D変換し、圧力デ
ータとして制御部14に出力する。
なお、制御部14はD/A変換器15c、A/D変換器15g、およ
びセンサ駆動回路17に対し、動作指定信号として動作信
号bを供給する。
デコーダドライバ18は、制御部14から出力される表示
データをデコードし、表示データに基づく表示駆動信号
を表示部19に出力する。表示部19は第5図に示したドッ
トマトリクス表示部11であり例えば液晶表示装置により
構成され、現在時刻,圧力データ,および歩数データを
表示する。
RAM21は、制御部14で計時した現在時刻,測定圧力デ
ータ等を記憶するもので、第7図に示すような各種レジ
スタが設けられている。同図において、表示レジスタは
表示データを記憶するレジスタである。モードレジスタ
Mはモードデータを記憶するレジスタであり、「M=
0」のときは時刻表示モード、「M=1」のときは最適
圧力設定モード、「M=2」のときは歩数計モードであ
る。
計時レジスタは制御部14により計時される現在時刻を
記憶するレジスタである。フラグレジスタF0は圧力測定
の実行を指示するフラグを記憶するレジスタであり、フ
ラグレジスタF1は歩数測定の実行を指示するフラグを記
録するレジスタであり、フラグレジスタF2は歩数測定の
一時停止状態を示すフラグを記憶するレジスタである。
レジスタCは、圧力測定および歩数測定の際の時間間
隔を計測するレジスタであり、レジスタD0は単位時間
(例えば5秒)毎に測定した圧力データを記憶するレジ
スタであり、レジスタD1は使用者により設定が指示され
た最適圧力データを記憶するレジスタである。
レジスタTは歩数カウントのスタートからストップま
での時間、即ち歩行時間を計測するレジスタである。歩
数レジスタは後述する歩数測定処理により歩数をカウン
トするレジスタである。
第6図に戻りブザー駆動部22は制御部14が出力するア
ラーム信号に応答してブザー23を駆動しアラーム音を発
生させる。
キー入力部24は第5図に示したスイッチS1〜S3を具備
するもので、キー入力に応じたキー入力信号を制御部14
に出力する。
発振器25は水晶発振子を内蔵し、例えば32768Hzのク
ロックパルスを出力するもので、クロックパルスは分周
・タイミング信号発生回路26に供給される。分周・タイ
ミング信号発生回路26は発振器25から供給されたクロッ
クパルスを分周して計時信号(例えば16Hz)等の各種タ
イミング信号を発生し、制御部14に供給する。
次に、上記第1実施例の動作を第8図ないし第11図に
基づいて説明する。第8図は全体動作を示すフローチャ
ート、第9図は第8図における表示処理の動作を示すフ
ローチャート、第10図は同じく歩数測定スタート/スト
ップ処理の動作を示すフローチャート、第11図は同じく
歩数測定処理の動作を示すフローチャートである。
通常、制御部14は分周・タイミング信号発生回路26か
ら計時信号が出力されるまで第8図ステップA1のHALT状
態にある。そして、計時信号が出力されると、ステップ
A1で計時信号ありと判断されステップA2に進む。ステッ
プA2の現在時刻計時処理では、計時レジスタに記憶され
た現在時刻データが更新される。
次に、ステップA3においてモードレジスタMの内容が
「1」か否かが判断される。このステップA3でYESと判
断されるとステップA4に進み、NOの場合はステップA8に
進む。今、モードレジスタMの内容が「0」即ち時刻表
示モードであるとすれば、NOと判断されてステップA8に
進む。
ステップA8では、歩数測定の実行を指示するフラグが
記憶されるフラグレジスタF1の内容が「1」か否かが判
断される。歩数測定が指示され「F1=1」であれば、YE
Sと判断されてステップA9に進むが、NOの場合はステッ
プA10の表示処理に進む。
このステップA10の表示処理の詳細を第9図に示す。
まずステップB1では、モードレジスタMの内容が「0」
か否かが判断される。このステップB1でYESと判断され
るとステップB2に進み、NOの場合はステップB3に進む。
今、モードレジスタMの内容は「0」であるとするとYE
Sと判断されてステップB2に進む。ステップB2において
は、計時レジシタに記憶された現在時刻データが表示レ
ジスタに記憶され、この表示レジスタの内容が表示され
る。
またステップB3に進んだ場合は、モードレジスタMの
内容が「1」か否かが判断される。このステップB3で、
YESと判断された場合はステップB4に進み、NO(即ちM
=2)の場合はステップB5に進む。今、「M=1」即ち
最適圧力設定モードであるとすれば、YESと判断されて
ステップB4に進む。ステップB4では、レジスタD0,D1
内容即ち測定圧力データと最適圧力データとが表示部19
に表示される。
更に、ステップB1,B3で夫々NOと判断された場合はM
=2の場合であり、ステップB5に進む。ステップB5で
は、レジスタTに記憶された「歩数計測時間」と歩数レ
ジスタに記憶された「歩数」とが表示される。
上記ステップB2,B4,B5の実行後は第9図を終了してス
テップA1に戻る。
次に、気体タンク6,7内の空気圧を最適圧力に調整す
る手順を説明する。この場合、まずスイッチS1を入力し
て最適圧力設定モード(M=1)を設定する。そして、
エアポンプにより気体タンク6,7に空気を注入し、表示
部19に表示されるレジスタD0の圧力データを確認しつ
つ、最適のホールド状態になった時にスイッチS3を入力
して現在のレジスタD0の圧力データをレジスタD1に記憶
させるものである。
即ち、スイッチS1を入力すると、ステップA1でスイッ
チ入力ありと判断されてステップA11に進む。ステップA
11では入力されたスイッチがスイッチS1か否かが判断さ
れる。この場合、スイッチS1が入力されたのでYESと判
断されてステップA12に進む。ステップA12において、そ
れ迄がM=0の時刻表示モードであった場合にはモード
レジスタMの内容が+1されて「M=1」になり最適圧
力設定モードとなる。ステップA12の実行後はステップA
10の表示処理に進み、レジスタD0,D1の内容が表示され
る。
次に、圧力測定開始を開始する場合はスイッチS2を入
力する。上述と同様に、ステップA1からステップA11に
進み、ステップA11ではスイッチS2が入力されたのでNO
と判断されてステップA13に進む。
ステップA13において、入力されたスイッチがスイッ
チS2か否かが判断される。いま、スイッチS2が入力され
たのでYESと判断されてステップA14に進む。
ステップA14では、ステップA3と同様に、モードレジ
スタMの内容が「1」か否かが判断される。このステッ
プA14でYESと判断されるとステップA15に進み、NOの場
合はステップA16に進む。今、モードレジスタMの内容
は「1」であるからYESとなりステップA15に進む。
ステップA15ではフラグレジスタF0の内容が反転され
る。フラグレジスタF0が初期状態の「0」であった場合
は、反転されて「F0=1」となり圧力測定フラグがセッ
トされる。ステップA15の実行後はステップA10に進む。
以下、計時タイミングが到来するまでHALT状態となる。
そして次の計時タイミングになると、上述と同様に、
ステップA1〜A3と進み、ステップA3では「M=1」なの
でYESとなりステップA4に進む。
ステップA4においてはフラグレジスタF0の内容が
「1」か否かが判断される。この場合、前述したステッ
プA15の実行により「F0=1」なのでYESと判断されてス
テップA5に進む。ステップA5ではレジスタCの内容が+
1される。
次のステップA6でタイマ動作するレジスタCの内容が
「5秒」に相当する値か否かが判断される。即ち、実施
例では圧力測定を5秒毎に行なうために、レジスタCに
より時間を計測している。まだ、「5秒」経過しておら
ずステップA6でNOと判断された場合はステップA10を開
始してステップA1に戻り、上述と同様にステップA1〜A
6,A10を繰り返し実行する。そして、レジスタCの内容
が「5秒」に相当する値になると、ステップA6でYESな
りステップA7に進む。
ステップA7では、気体タンク6,7内の圧力を圧力セン
サ16で測定し、得られた圧力データをレジスタD0に記憶
する。即ち、制御部14はセンサ回路15に“0"レベルの信
号aを出力し、ゲート15dを閉じてゲート15eを開く。次
に、制御部14はセンサ回路15に信号bを出力してA/D変
換器15g,D/A変換器15c,センサ駆動回路17を動作させ
る。これにより、圧力センサ16から出力されるセンサ電
圧は増幅器15aにより増幅され、ゲート15eを介してA/D
変換器15gに入力される。そして、センサ電圧はA/D変換
器15gによりデジタル信号に変換されて制御部14に入力
される。制御部14は、A/D変換器15gから入力されたデジ
タル信号をレジスタD0に記憶する。ステップA7からはス
テップA10の表示処理に進む。
ステップA10の表示処理では、「M=1」によりステ
ップB1でNO、ステップB3でYESと判断されてステップB4
に進み、レジスタD0,D1の内容が表示部19に夫々表示さ
れる。この場合、レジスタD1にまだ設定が行なわれてい
ない時には、レジスタD0の内容のみが表示される。
ここで、エアを注入し続けて気体タンク6,7内の空気
圧が、足をホールドするのに丁度良い状態になったとき
は、スイッチS3を入力する。
これにより、ステップA1からステップA11に進み、ス
テップA11,A13で夫々NOと判断されてステップA18に進
む。ステップA18では、モードレジスタMの内容が
「1」か否かが判断される。今、「M=1」であるから
YESとなりステップA19に進む。ステップA19において
は、レジスタD0の内容が最適圧力としてレジスタD1に記
憶され、ステップA10に進む。
この結果、最適圧力データがレジスタD1に記憶された
ことになる。この記憶されたレジスタD1の圧力はM=1
の最適圧力設定モードにおいて常に表示されるので、次
回にエアポンプにより圧力設定する時にはレジスタD0
示される圧力がレジスタD1の圧力と一致するように設定
すればよいものである。
また、ジョギング,ウォーキング等を行なう時、歩数
をカウントするためにM=2の歩数計モードを設定する
場合はスイッチS1を入力する。これにより、ステップA1
からステップA11に進んでYESと判断され、ステップA12
によりモードレジスタMの内容が+1されて「M=2」
となり歩数計モードが設定される。
次に、歩数測定を開始させるために、このM=2の状
態でスイッチS2を入力する。上述と同様に、ステップA
1,A11,A13,A14,A16と進み、ステップA16では「M=2」
か否かが判断され、YESとなってステップA17の歩数測定
スタートストップ処理が実行される。
この歩数測定スタートストップ処理の詳細を第10図に
より説明する。まず、ステップC1ではフラグレジスタF1
の内容が「0」か否かが判断される。今、フラグレジス
タF1は初期状態の「0」である。従って、ステップC1で
はYESとなりステップC2に進む。ステップC2において
は、フラグレジスタF1に「1」が書き込まれて歩数測定
フラグがセットされる。次に、ステップC3では「D1×1.
5」の演算即ち、レジスタD1に記憶された最適圧力デー
タの1.5倍が求められ、センサ回路15のレジスタRに比
較データとして記憶される。レジスタRに記憶されたの
比較データはD/A変換器15cに入力される。
ステップC4において、制御部14はセンサ回路15に“1"
レベルの信号a,bを出力して歩数測定を開始する。これ
により、ゲート15eが閉じてゲート15dが開き、差分増幅
器15bの出力がゲート15dを介して制御部14に入力される
状態となる。また、D/A変換器15cとセンサ駆動回路17が
動作し、圧力センサ16から出力されるセンサ電圧は増幅
器15aにより増幅されて差分増幅器15bに入力される。一
方、D/A変換器15cはレジスタRの出力をD/A変換して差
分増幅器15bに入力する。ステップC4の実行後は第10図
の処理を終了してステップA10に進む。
歩数測定処理 以後、「M=2,F1=1」となって歩数測定が開始され
たので、計時タイミングになる毎にステップA3からステ
ップA8に進む。ステップA8においては「F1=1」か否か
が判断され、YESとなってステップA9に進む。ステップA
9では歩数測定処理が実行される。
この歩数測定処理の詳細を第11図に示す。まず、ステ
ップE1ではレジスタTの内容が+1されて歩行時間がカ
ウントされる。
次のステップE2により「F2=1」か否かが判断され
る。レジスタF2は歩数測定のカウント間隔を制御するた
めのフラグを記憶するもので、「F2=1」の状態でのみ
歩数カウントが行なわれる。このステップE2でYESと判
断された場合はステップE3に進み、NOと判断された場合
はステップE7に進む。いま、レジスタF2の内容は「0」
なのでNOと判断されてステップE7が実行される。ステッ
プE7ではレジスタCの内容が+1される。
次に、ステップE8ではレジスタCの内容が「0.5秒」
に相当する値か否かが判断される。これは歩行時の1歩
の踏込みによる圧力変動をキャンセルして1歩に対し1
回のみ計数を行なわせるために、最初の検出からの「0.
5秒」間は圧力測定を停止するための処理である。ステ
ップE8でYESと判断された場合はステップE9に進み、NO
の場合は第11図の処理を終了し、ステップA10を介して
ステップA1に戻る。
以後、計時タイミング毎にステップE1,E2,E7,E8が実
行され、レジスタCが「0.5秒」をカウントするとステ
ップE8でYESとなり、ステップE9が実行される。
ステップE9ではフラグレジスタF2に「1」が書き込ま
れ、次のステップE10により測定再開処理が実行されて
“1"レベルの信号a,bが制御部14から出力される。ステ
ップE10の実行後は第11図の処理を終了し、ステップA10
を介してステップA1に戻る。
そして、これ以降は「F2=1」になっているので計時
タイミング毎にステップE1からステップE2に進むと、ス
テップE2でYESと判断されてステップE3が実行される。
ステップE3では差分増幅器15bの検出信号があるか否
かが判断される。即ち、圧力センサ16が出力する圧力デ
ータがレジスタRに記憶された比較データ(最適圧力の
1.5倍)より大きい場合、差分増幅器15bが検出信号を出
力する。即ち、歩行時の踏込みにより気体タンク6,7内
の圧力が上昇し、検出される圧力データは比較データを
越え、差分増幅器15bは検出信号を出力する。このステ
ップE3でYESと判断された場合はステップE4に進み、NO
の場合は第11図の処理を終了する。
ステップE4では、歩数レジスタの内容が+2される。
即ち、圧力検出装置10は片方の靴に装着されているの
で、歩数を2倍するのである。
続いて、ステップE5においてはレジスタF2,Cに夫々
「0」が書き込まれ、ステップE6では測定一時停止処理
が実行され“0"レベルの信号a,bが制御部14から出力さ
れる。以下、上述と同様に、レジスタCが「0.5秒」を
カウントするまで、計時タイミング毎にステップE1,E2,
E7,E8が繰り返し実行される。即ち、歩行時の踏込みが
検出されると1が計数され、それから「0.5秒」の間は
歩数測定を一時停止するのである。
しかして、ジョギング,ウォーキング等が終了し、歩
数測定をストップさせる場合は、再度スイッチS2を入力
する。すると、ステップA1,A2,A13,A14,A16と進み、ス
テップA16でYESと判断されてステップA17の歩数測定ス
タートステップ処理が再度実行される。
まず、ステップC1ではフラグレジスタF1の内容が
「0」か否かが判断され、NOとなってステップC5に進
む。ステップC5においては、フラグレジスタF1に「0」
が書き込まれ、歩数測定フラグがクリアされる。次に、
ステップC6では制御部14はセンサ回路15に“0"レベルの
信号a,bを出力して歩数測定を終了する。ステップC6の
実行後は第10図の処理を終了してステップA10に進む。
次に、歩数計モードにおいて、歩行時間や歩数データ
をクリアする場合はスイッチS3を入力する。
これにより、ステップA1からステップA11に進み、ス
テップA11,A13,A18で夫々NOと判断されてステップA20に
進む。ステップA20では、モードレジスタMの内容が
「2」か否かが判断される。今、「M=2」であるから
YESとなりステップA21に進む。
ステップA21では、RAM20におけるレジスタT、歩数レ
ジスタがクリアされ、ステップA10に進む。
なお、ステップA20でNOと判断された場合はステップA
22に進み、その他のキー処理が実行される。
[第2実施例] 次に、第12図を参照して第2実施例を説明する。上記
第1実施例では測定された圧力データが最適圧力データ
の1.5倍であることを差分増幅器15b、レジスタR等によ
り検出するようにしたが、この第2実施例では上記検出
を制御部14が行なう。第12図は第2実施例における歩数
測定処理を示す。
まず、ステップG1では圧力センサ16により測定された
圧力をレジスタD0に記憶させる。ステップG2において
は、レジスタD0の内容がレジスタD1の内容を1.5倍した
演算結果を越えるか否かが判断される。このステップG2
でYESの場合はステップG3に進み、NOの場合は第12図を
終了する。
即ち、ステップG2でYESと判断されてステップG3に進
み、上記第1実施例と同様に歩数レジスタの内容が+2
される。
[第3実施例] 次に、第13図を参照して第3実施例を説明する。第13
図は表示処理の一部を示す。上記第1実施例、第2実施
例では1回の歩数検出により歩数レジスタの内容を+2
したが、この第3実施例では歩数レジスタは+1してお
き、表示処理のときに歩数レジスタの内容を2倍するよ
うにしている。ステップH1では歩数レジスタの内容を2
倍したデータを表示レジスタに記憶する。次に、ステッ
プH2において、表示レジスタの内容が表示される。この
ステップH2の実行後、第13図の処理を終了してHALT状態
に戻る。
なお、上記実施例では片方の靴についてのみ述べた
が、他方の靴は気体タンク6,7のみ設け同じ程度の圧力
に設定すればよいものである。また、上記実施例ではを
空気を注入したが、注入する気体は空気に限らず炭酸ガ
ス等の他の気体でもよく、気体タンク6,7,圧力測定装置
の配置場所等も上記実施例に限定されない。また、エア
ポンプを靴に内蔵してもよい。さらに、本発明は革靴、
スポーツシューズ、ゴルフシューズなどの種々の靴に適
用できる。
さらに、上述した片方の靴の気体タンク6,7と他方の
靴とをチューブで接続し、上記片方の靴へエアーポンプ
等で圧力設定すれば自動的に他方の靴も圧力設定される
ようにしてもよい。また、歩数の検出は記憶した最適圧
力値の1.5倍としたが他の値であってもよく、あるいは
歩数有りとして検出する圧力そのものを設定できるよう
にしてもよい。更に気体タンクは胛被を2重,3重にして
その中に配置してもよい。
[発明の効果] 以上の如く、この発明の靴用の歩数計によれば歩数を
正確にカウントできると共に、歩数計を紛失する心配が
なく運動の邪魔にもならない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は発明の第1実施例を示し、第1図は
第1実施例を適用した靴の外観図、第2図はその内部構
造を示す外観図、第3図は第2図のX−X断面図、第4
図は第2図のY−Y断面図、第5図は圧力測定装置の外
観図、第6図は圧力測定装置の回路構成図、第7図はRA
Mのレジスタ構成図、第8図乃至第11図は動作を示すフ
ローチャート、第12図は第2実施例における動作を示す
フローチャート、第13図は第3実施例における動作を示
すフローチャートである。 1……胛被、6,7……気体タンク、10……圧力測定装
置、11……ドットマトリクス表示部、14……制御部、15
……センサ回路、16……圧力センサ、20……RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−211403(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 1/00 - 23/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴本体の内部に設けられた気体タンクと、 この気体タンク内の圧力を検出する圧力検出手段と、 この圧力検出手段で検出された圧力が所定圧力値以上に
    なったか否かを検出する検出手段と、 この検出手段により所定圧力値以上になったと検出され
    た際に歩進される計数手段と、 この計数手段が計数した後、一定時間前記計数手段の計
    数動作を禁止する禁止手段と、 この計数手段の計数内容に基づく歩数データを表示する
    表示手段と、 を具備したことを特徴とする靴用の歩数計。
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