JP3028528U - 唾液検査用携帯顕微鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人が月経周期の変化や体調の変化を、唾
液の形状から推測するとき、場所や時間に関係無く又簡
単に使用できるように、唾液検査用携帯顕微鏡を提供す
る。 【構成】 プラスティック筒（１）に標本ガラス（２）
と一体になった接眼レンズ（３）を設け、標本ガラスの
底にボタン電池（４）による小型電球照明（５）を設け
た。又、携帯時の保護のためカバー（６）を設けた。以
上を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は小型プラスティック筒に、標本ガラスを一体にした接眼レンズと、 ボタン電池による照明を用いた唾液検査用携帯顕微鏡に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、携帯用の唾液検査専用の顕微鏡はなかった。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ これはつぎのような欠点があった。 従来、唾液検査から月経周期の変化を推測するという方法は一般的には知られ ておらず専門家に検査を依頼しないといけなかった。また使用目的から考えると 、従来の顕微鏡では使用方法が難しく、携帯するには不便であった。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ プラスティック筒（１）に標本ガラス（２）と一体になった接眼レンズ（３） を設け、標本ガラスの底にボタン電池（４）による小型電球照明（５）を設ける 。また、携帯時の保護のためカバー（６）を設ける。 本考案は、以上の構成よりなる唾液検査用携帯顕微鏡である。

【０００５】 ［作用］ 使用方法が簡単で携帯する事ができる。この顕微鏡で時間や場所に関係無く唾 液の検査ができる。

【０００６】 ［実施例］ 以下、本考案の実施例について説明する。 カバー（６）をはずしプラスティック筒（１）から標本ガラス（２）と一体に なった接眼レンズ（３）を抜き取る。 ボタン電池（４）をプラスティック筒（１）底面に固定する。 本考案は、以上のような構造でこれを使用するときは、標本ガラスに唾液を少 量付着させ、５〜７分間自然乾燥させた後にプラスティック筒（１）に差し込む 。次に照明を当てながら接眼レンズ（３）を回してピントを合わせ、約５０倍に 拡大された唾液を観察する。

【０００７】 ［考案の効果］ 唾液検査に使用を限定することで、標本ガラスとレンズを簡素化し、取り扱い の簡単な小型顕微鏡になる。 また、ボタン電池を使用する事で場所や時間に関係無く唾液の検査ができる。 以上の事から、月経周期の移り変わりや体の状態の変化など、おおまかな検査 は専門家にに依頼しな〈ても個人がプライバシーを守りながら、唾液の形状から 推測する事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１ プラスティック筒 ２標本ガラス ３接眼レンズ ４ボタン電池 ５小型電球 ６カバー ７底カバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】プラスティック筒（１）に標本ガラス
   （２）と一体になった接眼レンズ（３）を設け、標本ガ
   ラスの底にボタン電池（４）による小型電球照明（５）
   を設けた、カバー（６）付きの唾液検査用携帯顕微鏡。