JP3028460B2 - 柱等のコーナー保護材 - Google Patents

柱等のコーナー保護材

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JP3028460B2
JP3028460B2 JP6337561A JP33756194A JP3028460B2 JP 3028460 B2 JP3028460 B2 JP 3028460B2 JP 6337561 A JP6337561 A JP 6337561A JP 33756194 A JP33756194 A JP 33756194A JP 3028460 B2 JP3028460 B2 JP 3028460B2
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JP
Japan
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corner
corner protection
cavity
screw
pillar
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JP6337561A
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真一 佐藤
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Soken Co Ltd
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Soken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の柱や壁のコー
ナー部分に装着して、コーナー部分に種々の物がぶつか
ることで生じる欠けを防止するためのコーナー保護材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の最も一般的なコーナー保護材は、
鉄等の金属板で、これをコンクリート型枠に取り付ける
ことで、コンクリート製の柱等の成形時にコンクリート
に1部を埋め込むことで装着されていた。ゴム等のクッ
ション作用のあるコーナー保護材を用いる場合は、図4
に示すように、コンクリート柱Cに金属板のベース20
をビス又はボルト止めをした後、ゴム製のコーナー保護
材21を被せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコーナー保護材
は、上記のごとく金属板をコンクリート中に打ち込むも
のであるから、取付作業が煩雑で、コストも高い。ゴム
製のクッション作用のあるコーナー保護材は、金属板の
ベース20をビス又はボルト止めをした後にその上から
被せて装着されるので、取付作業は2度手間であり、コ
ストはさらに高くなっていた。本発明は、このような問
題を解決するもので、クッション作用のあるコーナー保
護材をビスで直接柱に装着することができ、しかもビス
の頭部を露出させないで、コーナーを保護すると同時に
ぶつかった方のものも保護し、外観も優れたコーナー保
護材を提供するものである。
【0004】本発明は、柱等のコーナーに装着してコー
ナーの欠けを防止するコーナー保護材において、ゴム等
の弾性体でなり、取付ビスの頭部が外部に露出すること
なく収納される空洞部を内部に有することを特徴とする
コーナー保護材である。
【0005】
【作用】本発明のコーナー保護材は、ゴム等の弾性体で
なり、取付ビスの頭部を収納する空洞部を有するから、
取付ビスをこの空洞部分にねじ込むことで、簡単に装着
できるのである。すなわち、空洞部があるゆえに当該部
分の厚みは欠損されており、容易にビスをねじ込むこと
ができる。ビスをねじ込んでしまえば、ビス頭部は空洞
部内に収納され、空洞部の表面は元の状態に復帰して、
ビスを使用した部分がほとんど認識できないこととな
る。
【0006】
【実施例】以下実施例を表した図面を参照しつつ本発明
を詳細に説明する。図1及び図2は本発明の1実施例の
コーナー保護材1の施工状態の断面図である。コーナー
保護材1は、押し出し成形されたゴム製のもので駐車場
などのコンクリート製の柱のコーナーに装着するもので
ある。中央付近が肉薄に形成されて折り曲げ自在の肉薄
部4となっており、図1及び図2に示すように、種々の
角度のコーナーに適用できる。肉薄部4の両側には、空
洞部2が形成されている。空洞部2は、コーナー保護材
の全長にわたって空洞となっており、その表面には切り
込み3が形成されている。背面にはクッション性を向上
させるために多数の溝5が形成されている。また、溝5
の作用としては、柱面とほぼ点で接触することにより、
柱面の凹凸に影響されることなく、コーナー保護材を均
一に施工することができる。
【0007】コーナー保護材1を柱Cのコーナーに装着
するには、コンクリート用のビス6を空洞部表面の切り
込み3から押し入れ、ドリルで回転させてねじ込む。完
全にねじ込むとビス頭は空洞部2内に収納され、空洞部
表面も元の状態に復帰する。なお、切り込み3は必ずし
も必要ではなく、装着作業に際して作業員が必要部分だ
けをカッターナイフで切り込む等してもよい。空洞部は
必ずしも全長にわたって設ける必要はないが、押し出し
成形で製造する場合は、全長にわたって設けることとな
る。
【0008】図3は他の実施例のコーナー保護材10の
施工状態の断面図である。コーナー保護材10は、やは
り押し出し成形されたゴム製のものである。肉薄部はな
く、中央付近に空洞部11が形成されている。空洞部1
1は、コーナー保護材の全長にわたって空洞となってお
り、その表面には切り込み12が形成されている。コー
ナー保護材10は、図3に示すように、柱Cのコーナー
の面取り部に装着される。
【0009】
【発明の効果】本発明コーナー保護材は、柱の成形が完
了した後に、取付ビスを空洞部分にねじ込むことで、簡
単に装着できるから、型枠に予め取り付けてコンクリー
トに打ち込む必要がなく、工程上の煩雑さがなくコスト
も低くなる。取り付けビスの頭部は空洞部内に収納され
るから、ぶつかったものを傷つけるおそれがなく、取り
付けビスが隠されて見栄えもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーナー保護材1の施工状態の断面図である。
【図2】コーナー保護材1の施工状態の断面図である。
【図3】コーナー保護材10の施工状態の断面図であ
る。
【図4】従来のコーナー保護材21の施工状態の断面図
である。
【符号の説明】
1 コーナー保護材 2 空洞部 3 切り込み 4 肉薄部 5 溝 6 ビス 10 コーナー保護材 11 空洞部 12 切り込み 20 ベース 21 コーナー保護材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱等のコーナーに装着してコーナーの欠
    けを防止するコーナー保護材において、ゴム等の弾性体
    でなり、取付ビスの頭部が外部に露出することなく収納
    される空洞部を内部に有することを特徴とするコーナー
    保護材
  2. 【請求項2】 請求項1のコーナー保護材において、
    方向の中央付近を肉薄にして折り曲げ自在とした肉薄部
    を形成し、その両側に前記空洞部を配置したことを特徴
    とするコーナー保護材
JP6337561A 1994-12-28 1994-12-28 柱等のコーナー保護材 Expired - Lifetime JP3028460B2 (ja)

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