JP3027856B2 - 電子制御差動制限装置 - Google Patents

電子制御差動制限装置

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JP3027856B2
JP3027856B2 JP1349291A JP1349291A JP3027856B2 JP 3027856 B2 JP3027856 B2 JP 3027856B2 JP 1349291 A JP1349291 A JP 1349291A JP 1349291 A JP1349291 A JP 1349291A JP 3027856 B2 JP3027856 B2 JP 3027856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子制御の差動制限装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子制御差動制限装置として、例
えば、特開昭61−59044号公報に記載されている
ものが知られている。
【0003】この装置は、ハウジングに回転自在に支持
されたデファレンシャルケースと、前記デファレンシャ
ルケース内に対向して配置され、ピニオンメートギヤに
噛合されると共に出力軸に結合された2つのサイドギヤ
と、サイドギヤとデファレンシャルケースとの間に配設
されたクラッチと、該クラッチを締結させる方向にプレ
ッシャベアリングを介して押圧する油圧ピストンとを備
えた構成である。
【0004】尚、前記プレッシャベアリングは、制御精
度向上,シール信頼性の確保及び制御油圧の供給構造簡
素化のためにハウジング側に設けられている油圧ピスト
ンと、ハウジングに対して回転するクラッチ側との間の
回転差を吸収しつつ押圧力を伝達するために設定されて
いるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、ハ
ウジング内には潤滑のためにデフオイルのような潤滑剤
を使用している。特に、電子制御差動制限装置ではクラ
ッチの潤滑のためにフリクションモディファイヤ等の添
加剤を添加していて、異種オイル混合により性能が劣化
する恐れがある。
【0006】それに対し、上記従来技術のようにクラッ
チを締結するための手段として油圧ピストンのように液
圧により作動するものを用いた場合、これを作動させる
液体としては、温度変化に対する応答性の悪化を防止す
るため低粘度のオイルを使用している。
【0007】従って、上記公報には開示されていないが
ハウジング内の潤滑剤とクラッチ締結手段を作動させる
液体とをシールする部材を設定する必要がある。
【0008】そこで、このようにハウジング内と油圧ピ
ストン(クラッチ締結手段)との間に設定されるシール
部材と、同様に油圧ピストン(クラッチ締結手段)とハ
ウジング内のクラッチとの間に設定されるプレッシャベ
アリングとを軸方向に並べて配置した場合に、装置の軸
方向寸法が拡大してしまうという問題が生じる。
【0009】本発明は、上述の問題に着目して成された
もので、異種オイル混合による性能劣化を防止すると共
に、軸方向寸法の短縮を図ることができる電子制御差動
制限装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、クラッチ締
結手段とハウジング内を異種オイル混合防止のために画
成するシール部材を、プレッシャベアリングと径方向に
重ねて配置して上述の目的を達成するようにした。
【0011】すなわち、本発明の電子制御差動制限装置
は、ハウジングに回転自在に支持されたデファレンシャ
ルケースと、前記デファレンシャルケース内に対向して
配置され、ピニオンメートギヤに噛合されると共に出力
軸に結合された2つのサイドギヤと、サイドギヤとデフ
ァレンシャルケースとの間に配設されたクラッチと、該
クラッチを締結させる方向にプレッシャベアリングを介
して押圧する液圧作動のクラッチ締結手段と、前記ハウ
ジング内に潤滑のため充填され、前記クラッチ締結手段
を作動させる作動液とは異種オイルによる潤滑剤と、
記クラッチ締結手段とハウジング内を異種オイル混合防
止のために画成するシール部材とを備えた電子制御差動
制限装置において、前記シール部材をプレッシャベアリ
ングと径方向に重なる位置に配設したことことを特徴と
する手段とした。
【0012】
【作用】シール部材により、潤滑剤が充填されたハウジ
ング内と、液圧作動のクラッチ締結手段とがシールさ
れ、潤滑剤と作動液とが混合されるのが防止され、両者
の混合を原因とした性能劣化を防止できる。
【0013】また、シール部材をプレッシャベアリング
と径方向に重ねて配置したことで、装置の軸方向寸法を
短縮できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。尚、この実施例を述べるにあたり自動車用の電子制
御差動制限装置を例にとる。
【0015】図1は、実施例装置を示す全体断面図であ
って、図中1はハウジングを示す。このハウジング1
は、図外のスタッドボルトにより車体側に支持されるも
のであり、フロントハウジング1aとリヤハウジング1
bとピストンハウジング1c,1c’とによって構成さ
れ、内部には潤滑のためのデフギヤオイルが充填され、
このデフギヤオイルには、さらにフリクションモディフ
ァイヤを添加して潤滑性の向上を図っている。
【0016】3はデファレンシャルケースであって、前
記ハウジング1に対してテーパーローラベアリング4,
4’により回転自在に支持されたもので、このディファ
レンシャルケース3は、左側ディファレンシャルケース
3aと右側ディファレンシャルケース3a’とによって
構成されている。尚、ディファレンシャルケース3には
プロペラシャフト5に設けられたピニオンギヤ6と噛み
合うリングギヤ7が設けられ、プロペラシャフト5から
の回転駆動力はディファレンシャルケース3に伝達され
る。
【0017】8,8’はサイドギヤであって、前記ディ
ファレンシャルケース3の内部に対向して配置されたも
ので、このサイドギヤ8,8’には、左側駆動軸(出力
軸)9と右側駆動軸(出力軸)9’とがスプライン結合
により設けられる。
【0018】10はピニオンメートシャフトであって、
前記サイドギヤ8,8’の間に配置されたもので、この
ピニオンメートシャフト10にはサイドギヤ8,8’と
噛み合うピニオンメートギヤ11が支持されている。
【0019】13,13’は摩擦クラッチであって、サ
イドギヤ8,8’とディファレンシャルケース3との間
の位置に配設されたもので、この摩擦クラッチ13,1
3’は多板クラッチ構造であり、図1のA部拡大断面図
である図2に示しように、ディファレンシャルケース3
に固定された複数のフリクションプレート13a,13
a’と、両駆動軸9,9’に結合されたハブ21,2
1’に固定された複数のフリクションディスク13b,
13b’と、によって構成されている。
【0020】22,22’はクラッチ締結手段としての
油圧ピストンであって、前記ピストンハウジング1cに
形成されたシリンダ1d,1d’に軸方向往復動可能に
嵌挿されたもので、制御油圧ニップル23から油圧導入
用円周溝1e,1e’及び油圧導入孔1f,1f’を経
て圧力室1g,1g’に導入される図外の油圧制御装置
から供給される制御油圧により摺動する。尚、前記油圧
ピストン22,22’は、制御精度の向上,シール信頼
性の確保及び制御油圧の供給構造簡素化のためにピン3
0,30’により回り止めしてピストンハウジング1
c,1c’に固定している。また、前記油圧制御装置に
ついては上記従来技術として提示した公報に開示されて
いるので説明を省略する。また、制御油圧を伝達するオ
イルとしては、制御応答性を確保するためにパワーステ
アリング等に用いられる低粘度のオイルを使用してい
る。
【0021】前記油圧ピストン22,22’と摩擦クラ
ッチ13,13’の間には、プレッシャプレート(プレ
ッシャ部材)24,24’とプレッシャリング(プレッ
シャ部材)25,25’とプレッシャベアリング26,
26’が介装されている。
【0022】前記プレッシャプレート24,24’は、
前記摩擦クラッチ13,13’の外側面に接して配置さ
れ、両駆動軸9,9’の外周に軸方向にスライド可能に
結合されている。尚、プレッシャプレート24,24’
は、両駆動軸9,9’と共に回転する。
【0023】前記プレッシャリング25,25’は、前
記プレッシャプレート24,24’の外側に接して両駆
動軸9,9’の外周に軸方向にスライド可能に結合され
ている。
【0024】前記プレッシャベアリング26,26’
は、図1のB部拡大断面図である図3に示すように、そ
れぞれ転動体26a,26a’,26b,26b’と軌
導輪26c,26c’とが軸方向に並列配置されたスラ
ストベアリングが用いられ、前記プレッシャリング2
5,25’と油圧ピストン22,22’との間に設けら
れている。
【0025】そして、このプレッシャベアリング26,
26’と径方向に重なる位置であってプレッシャリング
25,25’とピストンハウジング1c,1c’との間
の位置に、前記シリンダ1d,1d’とハウジング1内
との間をシールするオイルシール27,27’が設けら
れている。
【0026】また、前記ハブ21,21’とプレッシャ
プレート24,24’との間には、転動体と軌導輪との
滑りを防止すべくこのプレッシャベアリング26,2
6’に予圧を与えるスプリング(弾性部材)28,2
8’が設けられている。
【0027】29,29’は左側伝達阻止部材及び右側
伝達阻止部材であって、前記ディファレンシャルケース
3内に設けられ、左右対称であってサイドギヤ8,8’
及びピニオンメートギヤ11を包み込む形状に形成さ
れ、図2に示すように、前記摩擦クラッチ13,13’
に当接されると共に、前記サイドギヤ8,8’に対して
軸方向に僅かに離間して配設されている。また、両阻止
部材29,29’は、中央側端部の突き当て面29a,
29a’どうしを当接させると共に、その反対側端部を
デファレンシャルケース3の内壁に形成された段部3
c,3dに当接させて、軸方向のスライドを規制された
状態で設けられている。
【0028】次に、実施例の作用を説明する。
【0029】高速道等での直進時や片輪がぬかるみ等に
入った時には、油圧制御装置から所定圧力の制御油圧が
圧力室1g,1g’に導入され、油圧ピストン22が、
デファレンシャルケース3の中央方向へ移動し、摩擦ク
ラッチ13,13’を押圧して締結させる。
【0030】従って、デファレンシャルケース3の駆動
力が摩擦クラッチ13,13’を介して両駆動軸9,
9’に均等に伝達されるようになって、差動制限が成さ
れ、直進走行中に路面状況の変化や片側車輪が浮くよう
な事態が発生しても急激な駆動力の低下を抑え、尻振り
等のない安定した直進走行を行なうことができるし、ま
た、ぬかるみに入ったり路面摩擦係数の低い道路を走行
したりして、左右輪に回転差が生じた際に低速側車輪に
対しより大きなトルク伝達を行って、ぬかるみからの脱
出及び路面摩擦係数の低い道路の走破性が高まる。
【0031】また、上述のようなクラッチ締結時には、
油圧ピストン22,22’により、プレッシャベアリン
グ26,26’,プレッシャリング25,25’及びプ
レッシャプレート24,24’を介して摩擦クラッチ1
3,13’を押圧するが、その押圧反力F1 ,F1 は、
左右の伝達阻止部材29,29’において、両部材2
9,29’を突き当てる方向に入力される。そして、両
部材29,29’は、突き当て面29a,29a’で当
接しており、かつ、この入力の大きさは均等であるか
ら、この入力が釣り合ってサイドギヤ8,8’への入力
は阻止される。
【0032】従って、クラッチ反力が差動装置及び差動
制限装置の差動に影響を与えることがなく、高い制御精
度が得られる。
【0033】次に、サイドギヤ8,8’にあってはピニ
オンメートギヤ11と噛合することによる反力F2 ,F
2 が外側方向に向かって発生する。そして、サイドギヤ
8,8’が両伝達阻止部材29,29’に当接すると噛
合反力F2 ,F2 は両伝達阻止部材29,29’に対し
左右両部材の間を押し広げる向きに入力される。そし
て、左右両部材29,29’の外側端部がデファレンシ
ャルケース3の内壁に形成された段部3c,3dに当接
されているから、この入力はこの段部3c,3dからデ
ファレンシャルケース3に入力されて、摩擦クラッチ1
3,13’への入力が阻止される。
【0034】従って、サイドギヤ8,8’からのピニオ
ンメートギヤ11との噛合反力が摩擦クラッチ13,1
3’の作動に影響を与えることがなく高い制御精度が得
られる。
【0035】ところで、ハウジング1の内部にはデフギ
ヤオイルが充填されて摩擦クラッチ13,13’の潤滑
を行うと共に、油圧ピストン22,22’の作動にはデ
フギヤオイルとは異なるパワステオイルのような低粘度
のオイルが用いられており、両者が混合してしまうと、
特に、添加剤を入れていることもあってデフギヤオイル
の潤滑性能が低下する。そこで、本実施例では、オイル
シール27,27’により両者の混合防止を図り、オイ
ル混合による潤滑性能劣化を防止している。
【0036】そして、本実施例では、このオイルシール
27,27’を設けるにあたり、プレッシャベアリング
26,26’と径方向に重ねて配置しているから、両者
を軸方向に離して配置するのに比べて装置の軸方向寸法
の短縮を図っている。
【0037】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0038】例えば、実施例ではクラッチ及びクラッチ
締結手段を左右1つづつ設けた例を示した。このように
構成すると、締結力の制御精度が高くなるという利点は
あるが、クラッチ及びクラッチ締結手段を一つだけ設け
るようにしてもよい。また、クラッチ締結手段として
は、実施例のような油圧ピストン構造に限らず、作動液
を用いた締結手段であれば他の構造による手段であって
もよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の電子
制御差動制限装置にあっては、クラッチ締結手段とハウ
ジング内を異種オイル混合防止のために画成するシール
部材をプレッシャベアリングと径方向に重なる位置に配
設した手段としたため、異種オイル混合による性能劣化
を防止することができると共に、装置の軸方向寸法を短
縮できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の電子制御差動制限装置を示す全
体断面図である。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図1のB部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 デファレンシャルケース 8,8’ サイドギヤ 9 左側駆動軸(出力軸) 9’ 右側駆動軸(出力軸) 11 ピニオンギヤメート 13,13’ 摩擦クラッッチ 22,22’ 油圧ピストン(クラッチ締結手段) 26,26’ プレッシャベアリング 27,27’ オイルシール(シール部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転自在に支持されたデフ
    ァレンシャルケースと、前記デファレンシャルケース内
    に対向して配置され、ピニオンメートギヤに噛合される
    と共に出力軸に結合された2つのサイドギヤと、サイド
    ギヤとデファレンシャルケースとの間に配設されたクラ
    ッチと、該クラッチを締結させる方向にプレッシャベア
    リングを介して押圧する液圧作動のクラッチ締結手段
    と、前記ハウジング内に潤滑のため充填され、前記クラ
    ッチ締結手段を作動させる作動液とは異種オイルによる
    潤滑剤と、前記クラッチ締結手段とハウジング内を異種
    オイル混合防止のために画成するシール部材とを備えた
    電子制御差動制限装置において、 前記シール部材をプレッシャベアリングと径方向に重な
    る位置に配設したことことを特徴とする電子制御差動制
    限装置。
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