JP3027826U - 釘打ち込み用止め金具 - Google Patents

釘打ち込み用止め金具

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JP3027826U
JP3027826U JP1995003504U JP350495U JP3027826U JP 3027826 U JP3027826 U JP 3027826U JP 1995003504 U JP1995003504 U JP 1995003504U JP 350495 U JP350495 U JP 350495U JP 3027826 U JP3027826 U JP 3027826U
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JP
Japan
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nail
driving
fastener
metal fitting
plate
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Application number
JP1995003504U
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Inventor
孝雄 渡邊
エクストレム エルヤン
Original Assignee
エクストレム エルヤン
コラムジャパン株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木材、プラスチック、ボール紙、ゴム、ベニ
ヤ、ラミネート等のボード乃至シート又は金属、プラス
チック、紙、ゴム製の箔乃至薄板等をV−ネイル釘を用
いて壁面、板面等に係止するための釘打ち込み用止め金
具を提供する。この止め金具は比較的柔らかい壁面、板
面に対しても打ち込んだ釘が使用中に抜け落ちたり緩ん
だりすることによって生ずる止め金具の脱落等の不都合
が回避され、使用耐久性および耐荷重性に優れ、コスト
も安く経済的であるという利点を有する。 【構成】 壁面乃至板面にボード、シート、乃至フイル
ム状材料を係止するための小盤状の釘打ち込み用止め金
具に於いて、該金具(1)の上面(2)にはV−ネイル
釘打ち込み用面(4)が少なくとも2カ所設けられ、釘
打ち込み用面(4)には該各面(4)から基面(3)に
貫通するV−ネイル釘(10)打ち込み用のV字型貫通
開口(5)が、該金具上面垂線に対し傾斜角度を有して
設けられている釘打ち込み用金具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、釘打ち込み用止め金具に関し、より詳細には、木材、プラスチック 、ボール紙、ゴム、ベニヤ、ラミネート等のボード乃至シート、又は金属、プラ スチック、紙、ゴム製の箔乃至薄板等をVーネイル釘を用いて壁面、板面等に係 止するための釘打ち込み用止め金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、釘等を用いて例えば、プラスターボード、ベニヤ板、ラミネート板等を 壁面乃至板面に打ち込んで係止する際に用いる係止金具は多数提案され、また市 販されている。
【0003】 しかしながら、これら従来の係止金具は、使用中に、打ち込んだ釘がゆるんだ り抜け落ちたりする不都合がしばしば発生した。 このような不都合を回避するため打ち込む釘の長さを長くしたり、釘の形状を 変形させたりした改良提案も数多くなされている。 しかしながら、未だ、いずれの提案も上記した不都合を完全に解決するに至っ ていないのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者は、上記した従来の係止金具の不都合を解決するため種々検討した結 果、特に打ち込み用の釘としてV字型断面を有するいわゆるVーネイル釘が、例 えば比較的柔らかい壁面、板等に対しても係止力が強く、抜け落ちや緩みが少な いことを見い出すと共にこのVーネイル釘を垂直に対して或一定の角度を持たせ て打ち込むと、操作ミスなく正確且つ簡単に打ち込めるだけでなく打ち込み後の 係止力がより向上することを見出し本考案の係止金具を完成するに至った。
【0005】 従って本考案の目的は、比較的柔らかい、土壁、プラスタボード、ベニヤ板、 積層板等より成る壁面、板面に対しても打ち込んだ釘が使用中に抜け落ちたり緩 んだりすることによって生ずる止め金具の脱落等の不都合が回避され、使用耐久 性および耐荷重性に優れた止め金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、壁面乃至板面にボード、シート、乃至フイルム状材料を係止 するための小盤状の釘打ち込み用止め金具に於いて、該金具1の上面2にはV− ネイル釘打ち込み用面4が少なくとも2カ所設けられ、釘打ち込み用面4には該 各面4から基面3に貫通するV−ネイル釘10打ち込み用のV字型貫通開口5が 、該金具上面垂線に対し傾斜角度を有して設けられていることを特徴とする釘打 ち込み用金具が提供される。
【0007】
【作用】
本考案の釘打ち込み用止め金具は、小盤状の止め金具の上面にV字型貫通開口 が少なくとも2カ所金具の上面から基面に垂直に対し傾斜角度を有して設けられ 、この開口にV−ネイル釘を打ち込んでプラスターボード、ベニヤ板、ラミネー ト板等を壁面乃至板面に係止するものであるが、該打ち込み用の釘として特定形 状のV−ネイル釘を使用する点、及び該V−ネイル釘打ち込み用のV字型貫通開 口が止め金具の上面の垂直軸に対して一定の傾斜角度を有して設けられている点 が顕著な特徴である。
【0008】 本考案で用いるV−ネイル釘は、とがった先端部11と或る程度の幅を持った V字型断面胴軸部12及び釘打ち込み頭部13とを有し、例えば、添付図2に示 す様な形状をしているため、通常の釘に比較して打ち込み時の抜けや緩みが非常 に少なく係止強度に顕著に優れているという特徴を有している。
【0009】 この釘は、例え垂直に打ちつけても通常の従来型釘より格段に優れた壁面係止 能力を有するが、図2を参照すると容易に判るように、該釘の打ち込み頭部は、 V字型断面を有する胴軸部から延長され90度に折り曲げられた平面状の金属小 面として形成されているため通常の釘と異なり打ち込み軸に対して完全な対象形 状となっていない、このため、垂直に打ち込むよりは、むしろ図3の打ち込み態 様説明図に示しているように、胴軸部を下面側にして斜めに打ち込む方が打ち込 み操作が容易である。
【0010】 また、このV−ネイル釘は或程度の幅を持ったV字型断面胴部を有するもので あるため、丸形胴部の通常の釘に比べて板材との接触面積が大きく、特に斜めに 打ち込んだ場合板材との接触面積をより大きくすることが出来、係止金具の荷重 に対する耐荷重性が著しく増加する。
【0011】 上記した作用効果により本考案のV−ネイル釘打ち込み用止め金具はプラスタ ーボード、ベニヤ板、ラミネート板等の比較的柔らかい壁面乃至板面に対しても 係止力が強く、抜け落ちや緩みが少ないのみならず釘全体が薄い金属板で出来て いるため、打ち込んだ釘を抜いた場合に於いても、後に釘の打ち込み穴の跡が殆 ど残らないという優れた特徴を有する。
【0012】
【好適実施態様】
以下に、図面に基き本考案の釘打ち込み用止め金具を更に具体的に説明する。
【0013】 本考案に於いて使用する釘打ち込み用止め金具の形状を示す図1に於いて、符 号1は本考案の釘打ち込み用止め金具盤、2は金具盤上面、3は基面、4は金具 盤上面に形成された釘打ち込み用面、5はV−ネイル釘打ち込み用V字型貫通開 口であり、この図1の態様の釘打ち込み用金具の場合はコンクリート、モルタル 等の硬質の壁面に取り付ける場合のコンクリート用釘打ち込み孔6が4箇所けら れている。
【0014】 又、釘打ち込み用面4は金具盤上面2に対して図1の(c)に示すように貫通 孔5の傾斜角度に対応した角度で傾斜して設けられていることが好ましい。
【0015】 又、本考案に於いて使用するV−ネイル釘は、その形状を示した斜視図2から 明らかなように、この釘は、とがった打ち込み先端部11、或る程度の幅を持っ たV字型断面胴軸部12及びV字型断面を有する胴軸部から延長され90度に折 り曲げられた平面状の小金属板として形成されている釘打ち込み頭部13とから 成る。
【0016】 V−ネイル釘打ち込み用V字型貫通開口5の傾斜角度は金具盤上面2の垂線に 対し15乃至30度の範囲にあることが好ましく、この角度が、15度より少な い場合は垂直打ち込みの場合に比較して係止金具の耐荷重性の改善効果が得られ ない。又30度を越えた場合は釘の打ち込み操作性が悪くなり、金具を所定位置 にうまく打ち込むことが困難となるだけでなく、板に割れを発生させ易い。該角 度は20度付近であることが最も好ましい。
【0017】 本考案のこの釘打ち込み用金具を用いてボード板等の係止材料を係止する際に は、例えば、釘打ち込み用金具を該材料板の隅部周辺に位置させてV−ネイル釘 を打ち込む。
【0018】 なお、本考案の釘打ち込み用金具はV−ネイル釘を斜めに打ち込むものである ため、打ち込み時に金具がずれることを回避するため該金具盤の一片部に切り欠 き7を設けておくことが好ましく、ここにフック等を打ちつけて釘を打ち込む前 に金具を予め所定の係止位置に仮止めしておくことが好ましい。
【0019】 本考案の釘打ち込み用金具の形状は小片盤状のものであれば特に限定されるも ではないが、例えば円盤、楕円盤、正方形、長方形、5角形以上の多角形、角部 が丸められた角形等の盤状形状のものを例示する事ができる。
【0020】 又、本考案の釘打ち込み用金具の材質についても特に限定されるものでなく、 通常この種の金具に用いうる材料であれば支障なく使用することができるが、コ スト、成形性、強度、等の観点からは、プラスチック乃至金属で形成されている ことが好ましく、特にナイロン、ポリエステル、ポリカーボネート等のエンジニ ヤリングプラスチックが好ましい。
【0021】 本考案で用いるV−ネイル釘の材質は金属製、プラスチック性、セラミック性 のいずれでも差し支えなく使用できるが、通常金属製のものが好適に使用される 。
【0022】
【考案の効果】
本考案の釘打ち込み用金具は上述した構成を有するものであるため比較的柔ら かい、土壁、プラスタボード、ベニヤ板、積層板等より成る壁面、板面に対して も打ち込んだ釘が使用中に抜け落ちたり緩んだりすることによっ生ずる止め金具 の脱落等の不都合が回避され、使用耐久性および耐荷重性に優れ、コストも安く しかも、打ち込みに使用するV−ネイル釘も構造が簡単でコストが安いため全体 として経済的であるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の釘打ち込み用金具の一例を示
す平面図、(b)は本考案の釘打ち込み用金具の一例を
示す側面図、及び(c)は本考案の釘打ち込み用金具の
一例を示す平面図である。
【図2】本考案で使用するV−ネイル釘の一例を示す斜
視図。
【図3】本考案の釘打ち込み用金具を使用して釘を打ち
込む時の態様を示した説明図。
【図4】本考案の釘打ち込み用金具の他の一例を示す平
面図。
【図5】本考案の釘打ち込み用金具の別の一例を示す平
面図。
【符号の説明】
1 釘打ち込み用金具 2 金具盤上面 3 金具盤基面 4 V−ネイル釘打ち込み用面 5 V字型貫通開口 6 コンクリート用釘打ち込み孔 7 切り欠き部 10 V−ネイル釘 11 先端部 12 V字型胴軸部 13 打ち込み用頭部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面乃至板面にボード、シート、乃至フ
    イルム状材料を係止するための小盤状の釘打ち込み用止
    め金具に於いて、該金具(1)の上面(2)にはV−ネ
    イル釘打ち込み用面(4)が少なくとも2カ所設けら
    れ、釘打ち込み用面(4)には該各面(4)から基面
    (3)に貫通するV−ネイル釘(10)打ち込み用のV
    字型貫通開口(5)が、該金具上面垂線に対し傾斜角度
    を有して設けられていることを特徴とする釘打ち込み用
    金具。
  2. 【請求項2】 前記V字型貫通開口(5)の傾斜角度が
    金具盤上面の垂線に対し15乃至30度の範囲にある請
    求項1記載の釘打ち込み用止め金具。
  3. 【請求項3】 前記釘打ち込み用止め金具の上面に設け
    られたV−ネイル釘打ち込み用面(4)が前記貫通開口
    傾斜角度に対し垂直な面として金具上面に対して傾斜し
    て設けられている請求項1乃至請求項2記載の釘打ち込
    み用止め金具。
  4. 【請求項4】 更に、コンクリート壁面打ち込み用釘を
    打ち込むための貫通開口(6)が設けられている請求項
    1乃至請求項3記載の釘打ち込み用止め金具。
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