JP3027825B2 - 光学情報読取装置 - Google Patents

光学情報読取装置

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JP3027825B2
JP3027825B2 JP03323788A JP32378891A JP3027825B2 JP 3027825 B2 JP3027825 B2 JP 3027825B2 JP 03323788 A JP03323788 A JP 03323788A JP 32378891 A JP32378891 A JP 32378891A JP 3027825 B2 JP3027825 B2 JP 3027825B2
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日出夫 板倉
浩 早川
晴彦 町田
保美 加藤
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Optoelectronics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばバーコードの情
報を読取ることができる小型の光学情報読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばバーコードマーク等のよう
にパターン化した光学的情報を光学情報読取装置を使
用して光学的に読取ることが広く一般に行われている。
【0003】図3はこのような光学情報読取装置の
第1の従来例の縦断面図である。発光ダイオード等から
成る照明部1によって照射された光学的報パターン
らの反射波、光学的情報読取装置に入射し、第1の反
射鏡2で反射されて第1の結像レンズ3を通過し、更に
第2の反射鏡4を経て受光素子5によって受光される。
【0004】図4は第2の従来例の縦断面図である。
入射光は第1、第2の反射鏡2、4を経由した後に
結像レンズ3を介して受光素子5で受光される。
【0005】また、図5は第3の従来例の縦断面図であ
る。入射光は反射鏡2、結像レンズ3経由して
光素子5に入射するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第1、
第2の従来例においては、結像レンズ3の存在のために
光学的情報読取装置の高さを低くすることが不可能であ
る。結像に必要な光路長やスペースは、結像レンズ3の
存在により左右され、必要な光路長やスペースを保持す
るためには光学的情報読取装置が大型化してしまうとい
問題点がある。
【0007】また、第3の従来例は、光学的情報読取
装置を扁平にすることはできるが、反射鏡2から受光素
子5までの光路長が長くなるという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
小型で薄型とした光学情報読取装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
且つ上述の目的を達成するため、本発明にる光学
情報読取装置は、光学的情報パターンから到来する反射
光を受光素子18により電気的信号に変換して光学的情
を読取る光学情報読取装置において、前記光学的情
報パターンから到来する反射光を第1の反射鏡14によ
って斜め前方に折り返して、第2の反射鏡15に向う光
束L1とし、 前記光束L1を前記第2の反射鏡15によ
って後方に折り返して、前記受光素子18に向う光束L
2とし、 前記第2の反射鏡15における折り返しの近
傍に結像レンズ17を配置し、それによって、前記結像
レンズ17に前記反射光を回通過させてから前記受光
素子18に導光するようにしたものである。本発明に
よる光学的情報読取装置は、更に、 前記結像レンズ17
が、第1及び第2の曲面、並びに当該第1及び第2の曲
面にそれぞれ対応する第1及び第2の光軸を有し、 前記
第1の光軸が、前記第1の反射鏡14からの光束L1と
合致し、 前記第2の光軸が、前記受光素子18への光束
L2と合致する、 ようにすることができる。
【0010】
【作用】上述の構成を有する光学情報読取装置は、
光学的情報パターンから反射して成る光束先ず第1
の反射鏡14によって斜め前方に反射させて光束L1と
し、この光束L1を、結像レンズ17を通過させ、第2
反射鏡15により後方に反射させて光束L2とし、こ
の光束L2を再び同じ結像レンズを通過させ受光素子
18に導光する。
【0011】
【実施例】本発明を図1、図2に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は、本発明による光学的情報読
取装置の第1の実施例の縦断面図である。本体11の前
方下部には、図示しない光学的情報パターンを照射する
ための複数の発光ダイオード12が横方向に並べられて
いる。また、本体11内の上前部にガラス板等から成
る光学部材13が設けられ、その奥部には第1の反射鏡
14が設けられている。本体11内の下前部には第1
の反射鏡14に略対向して第2の反射鏡15が設けられ
ており、この第2の反射鏡15における反射点近傍
スリット16を介在させて1個の結像レンズ17が
設けられている。更に、本体11の下奥部には、第2
の反射鏡15及び結像レンズ17に略対向して例えばC
CDから成る受光素子18が横方向に配置されている。
【0012】このような構成により、発光ダイオード1
2が図示しない光学的情報パターンを照射すると、当該
光学的情報パターンによる反射光は光束Lとなって光学
部材13を介して本体11内に入射する。光束Lは、
体11内では、先ず第1の反射鏡14により反射されて
光束L1と成る。光束L1は、結像レンズ17及びスリ
ット16を通過して、第2の反射鏡15に至る。そし
て、当該第2の反射鏡1によって反射され、光束L2
成る。 光束L2は、再びスリット16及び結像レンズ
17を通過して、受光素子18上に結像する。
【0013】本実施例では、第2の反射鏡15に対する
入射光束L1及び反射光束L2は同一の結像レンズ1
7を通過するため、当該結像レンズ17は2個分の役割
を果すことになる。また、本実施例の結像レンズ17の
光軸は第1の反射鏡14と受光素子18の中間に位置
しており、光束L1、L2の光路と完全に一致し
ないために、光束L2に若干の収差が発生することは
免れ得ない。しかし、この収差は受光素子18におけ
る読取り(光電変換)に際してさほどの支障ない。
【0014】本発明の第2の実施例について説明する。
図2は、同第2の実施例における結像レンズ17の縦断
面図である。 この結像レンズ17は、前記収差を減少す
るようなレンズ構成になっている。即ち、この結像レン
ズ17は、光束L1、L2の中心線に対してそれぞれ
合致する二つの光軸、並びに当該二つの光軸に係る二
の曲面17a、17bを有している。従って、第2の実
施例は、前記第1の実施例に比べて結像レンズ17によ
る収差少なくなり、より正確に光学的報を読取るこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明にる光学
情報読取装置は、入射光が1個の結像レンズを回通
過するように光路を設定してるので、光路スペースを
小さくすることができ、全体を小型で薄型とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学的情報読取装置の第1の実施
例の縦断面図である。
【図2】第2の実施例における結像レンズの縦断面図
である。
【図3】第1の従来例の縦断面図である。
【図4】第2の従来例の断面図である。
【図5】第3の従来例の断面図である。
【符号の説明】
11 本体 12 発光ダイオード 14 第1の反射鏡 15 第2の反射鏡 16 スリット 17 結像レンズ 18 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 晴彦 埼玉県蕨市塚越五丁目5−3 株式会社 オプトエレクトロニクス内 (72)発明者 加藤 保美 埼玉県蕨市塚越五丁目5−3 株式会社 オプトエレクトロニクス内 (56)参考文献 特開 昭61−25660(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的情報パターンから到来する反射光
    を受光素子(18)により電気的信号に変換して光学的
    情報を読取る光学情報読取装置において、前記光学的情報パターンから到来する反射光を第1の反
    射鏡(14)によって斜め前方に折り返して、第2の反
    射鏡(15)に向う光束(L1)とし、 前記光束(L1)を前記第2の反射鏡(15) によって
    後方に折り返して、前記受光素子(18)に向う光束
    (L2)とし、 前記第2の反射鏡(15)における光束 折り返しの近
    傍に結像レンズ(17)を配置し、それによって、前記 結像レンズ(17)に前記反射光を
    回通過させてから前記受光素子(18)に導光する 情報読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光学的情報読取装置であっ
    て、 前記結像レンズ(17)は、第1及び第2の曲面、並び
    に当該第1及び第2の曲面にそれぞれ対応する第1及び
    第2の光軸を有し、 前記第1の光軸は、前記第1の反射鏡(14)からの光
    束(L1)と合致し、 前記第2の光軸は、前記受光素子(18)への光束(L
    2)と合致する、 請求項1の光学的情報読取装置。
JP03323788A 1991-11-12 1991-11-12 光学情報読取装置 Expired - Lifetime JP3027825B2 (ja)

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JPH05135195A JPH05135195A (ja) 1993-06-01
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