JP3027740B2 - 水冷式エンジンの冷却構造 - Google Patents

水冷式エンジンの冷却構造

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JP3027740B2 JP10141536A JP14153698A JP3027740B2 JP 3027740 B2 JP3027740 B2 JP 3027740B2 JP 10141536 A JP10141536 A JP 10141536A JP 14153698 A JP14153698 A JP 14153698A JP 3027740 B2 JP3027740 B2 JP 3027740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に自動車の水冷式
エンジンの冷却構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来の自動車の水冷式エンジンの冷却構造
は図9及び図10に示すように、シリンダー2側からシ
リンダーヘッド1側に向けて冷却水を流し、シリンダー
ヘッド1側から送出された冷却水はラジエター10に送
られ冷却されてウォターポンプ9により再びシリンダー
2に送られるという循環をするもので、ウォターポンプ
9前方には三方切換方式のサーモスタット14が設けら
れ、ラジエター10の手前から引き出されたバイパス管
24とラジエター10からの本管及びウォーターポンプ
9からの本管が接続されている。エンジン始動時は冷却
水の温度が低いためにサーモスタット14は本管22,
23,15,18側を閉じバイパス管24側を開いて、
ラジエターでの冷却を行わずバイパス管24を通して冷
却水の温度の上昇を早め、冷却水の温度が規定の温度以
上になるとサーモスタット14はバイパス24管側を閉
じて本管22側を開き、冷却水をラジエター10に通し
冷却した冷却水をシリンダー2に送るというものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
シリンダー側からシリンダーヘッド側に流れる冷却水の
流れ方向は一定であるため、常時シリンダーを冷却して
からシリンダーヘッドを冷却する順となるので次に述べ
るような問題があった。
【0004】 ラジエターで冷却された低温冷却水で
シリンダーが急激に冷やされるため、可動部分の摺動面
の収縮等が起こり、これによる摩擦が生じて燃費が低下
する。 シリンダーを冷却して温度の上昇した冷却水
により、最も高温のシリンダーヘッドを冷却するため、
シリンダーヘッドの冷却効率が悪くなる。
【0005】本発明は以上のような従来技術の持つ問題
点に鑑みてなされたものであって、その目的は、シリン
ダー部分における可動部分の摺動面の収縮等が起こら
ず、シリンダーヘッドの冷却効率のよい水冷式エンジン
の冷却構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、第1発明は、シリンダーヘッド側からシリンダ
ー側に冷却水を強制循環させる水冷式エンジンの冷却構
造であって、シリンダー側の冷却水注入側に設けられた
シリンダー側冷却水注入口5および、シリンダーヘッド
側の冷却水注入側に設けられたヘッド側冷却水注入口6
と、前記シリンダー側の冷却水排出側に設けられたシリ
ンダー側冷却水排出口7および、 前記シリンダーヘッ
ド側の冷却水排出側に設けられたシリンダヘッド側冷却
水排出口8と、冷却水を強制循環させるウォーターポン
プ9と、ウォータージャケット3から排出された冷却水
を冷却するラジエター10と、第1の注入口11と第2
の注入口12と排出口13を有し、冷却水の温度により
冷却水の循環を制御するためのサーモスタット14と、
前記ヘッド側およびシリンダー側の各冷却水排出口 8,
7からの冷却水の循環を制御するためのサーモスタット
20とを有し、前記ウォーターポンプ9の排出口から前
記ヘッド側冷却水注入口6および前記シリンダー側冷却
水注入口5に冷却水を送水できるようにし、前記ヘッド
側およびシリンダー側の各冷却水排出口8,7を前記サ
ーモスタット20を介して、管25およびこの管25が
連絡する本管18により前記ラジエター10の注入口と
連絡し、前記ラジエター10の排出口と前記サーモスタ
ット14の第1の注入口11を本管22により連絡し、
前記サーモスタット14の排出口13と前記ウォーター
ポンプ9の注入口を連絡し、前記ヘッド側およびシリン
ダー側の各冷却水排出口8,7からの冷却水を前記サー
モスタット20を介して前記サーモスタット14の第2
の注入口12に流すバイパス管24を設け、エンジン始
動時など、冷却水が規定の温度以下の場合には、前記一
方のサーモスタット20は開いて前記ヘッド側冷却水排
出口8からの冷却水を通すと共に、前記他方のサーモス
タット14は前記第1の注入口11を閉じ且つ前記第2
の注入口12を開いて冷却水を前記バイパス管24に循
環させ、冷却水が規定の温度以上の場合には、前記一方
のサーモスタット20は閉じると共に前記他方サーモス
タット14は前記第1の注入口11を開き且つ前記第2
の注入口12を閉じて冷却水を前記ラジエターに循環さ
せるようにしてなる構成を特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、ヘッ
ド側およびシリンダー側の各冷却水排出口8,7からの
冷却水をサーモスタット20を介して管25および、管
25が連絡する本管18によりラジエター10の注入口
に導くようにした請求項1の構成に代えて、ヘッド側冷
却水排出口8からサーモスタット31を介して導出する
ヘッド側冷却水排出管19および、シリンダー側冷却水
排出口7から導出するシリンダー側排出管21をラジェ
ター10の注入口に連絡する本管18にそれぞれ個別に
接続し、前記ヘッド側冷却水排出管19と前記シリンダ
ー側排出管21を前記本管18を介して前記サーモスタ
ット14の第2の注入口に連絡するバイパス管24に連
絡してなることを特徴とする。
【0008】また、第3の発明は、第1または第2の発
明において、シリンダー側冷却水注 入口5に連絡するシ
リンダー側冷却水注入管16にサーモスタット36を設
けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら本発明の実施
の形態を説明する。 <実施の形態1> 図1は本発明の実施の形態1の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図、図2は同じく実施の
形態1の冷却水がラジエター側を循環している状態例を
示す原理図、図7は同じく実施の形態1に使用したサー
モスタットの原理図、図8は同じく実施の形態1に使用
した別のサーモスタットの原理図である。
【0010】前記各図において、冷却水をシリンダーヘ
ッド1及びシリンダー2のウォータージャケット3に強
制循環させる水冷式エンジン4の冷却構造は次に述べる
ような構成となっている。シリンダー2側の冷却水注入
側に設けられたシリンダー側冷却水注入口5と、シリン
ダーヘッド1側の冷却水注入側に設けられたヘッド側冷
却水注入口6と、シリンダー2の冷却水排出側に設けら
れたシリンダー側冷却水排出口7と、シリンダーヘッド
1の冷却水排出側に設けられたヘッド側冷却水排出口8
と、冷却水を強制循環させるウォーターポンプ9と、シ
リンダー側冷却水排出口7から排出された冷却水を冷却
するラジエター10と、注入口11と注入口12と排出
口13を有し、冷却水の温度により冷却水の循環を制御
するためのサーモスタット14と、ウォーターポンプ9
の排出口から冷却水注入口側に向けた本管15、本管1
5から分岐して前記シリンダー側冷却水注入口5に連絡
するシリンダー側冷却水注入管16と、本管15から分
岐してヘッド側冷却水注入口6に連絡するヘッド側冷却
水注入管17と、ラジエター10の注入口に連絡する本
管18と、この本管18にヘッド側冷却水排出口8から
の冷却水を送るためのヘッド側冷却水排出管19と、シ
リンダー側冷却水排出口7からの冷却水を本管18に送
るためのシリンダー側冷却水排出管21と、ラジエター
10の排出口とサーモスタット14の注入口11を連絡
する本管22と、サーモスタット14の排出口とウォー
ターポンプ9の注入口を連絡する本管23と、本管18
から分岐してサーモスタット14の注入口12を連絡す
るバイパス管24と、ヘッド側冷却水排出口8からの冷
却水の循環を開閉制御するための一方切換弁を有し且つ
3個所の管連絡口を設け、ヘッド側冷却水排出管19と
シリンダー側冷却水排出管21とを前記管連絡口に連絡
し、かつ各排出管19,21からの冷却水を本管18及
びバイパス管24に流すための管25を連絡してなるサ
ーモスタット20と、から構成されている。
【0011】図7においてサーモスタット20の原理を
示す。冷却水温度が規定温度より低い場合、ワックスは
固体となり体積が収縮して合成ゴムスリーブを膨張させ
ピストンを引き戻しバルブを閉じ、冷却水温度が規定の
温度より高い場合、ワックスは液体となり体積が膨張し
て合成ゴムスリーブを圧縮してピストンを押し出しバル
ブを開くというように動作する。
【0012】サーモスタット20は、シリンダー側冷却
水排出管21からの冷却水温度を感知して動作するの
で、ヘッド側冷却水排出管19を完全に閉じてもよく、
アイドリングが必要ないのでより多くの冷却水量をシリ
ンダーヘッド1側から循環させることができる。本実施
の形態では、サーモスタット20を完全に閉じることは
なく、シリンダーヘッドで加熱され冷却水がアイドリン
グ状態にある。26はサーモスタット本体である。
【0013】図8に示すサーモスタット14も動作原理
は同じであるので、説明を省略する。矢印は冷却水の循
環方向を示している。27はサーモスタット本体であ
る。
【0014】エンジン始動時など、冷却水が規定の温度
以下の場合には、サーモスタット20は開いて冷却水を
通すと共にサーモスタット14は注入口11を閉じ且つ
注入口12を開いて冷却水をバイパス管24に循環さ
せ、冷却水の温度上昇を早める。冷却水が規定の温度以
上の場合には、サーモスタット20は閉じると共にサー
モスタット14は注入口11を開き且つ注入口12を閉
じて冷却水をラジエター10に循環させ、冷却水の温度
下降を早める。そして、本実施形態の最大の特徴は、ウ
ォータージャケット3内の冷却水の循環は、シリンダー
ヘッド1を冷却してからシリンダー2を冷却するように
流れることであり、サーモスタット20を閉じた状態に
おいては、その流量は増してシリンダーヘッド1の冷却
をより効率的に行うように動作することである。
【0015】ウォータージャケット3における冷却水の
流れが、シリンダーヘッド1を冷却してからシリンダー
2を冷却する順であるので、高温のシリンダーヘッド1
がラジエター10で冷却された低温の冷却水により冷却
されるので大変冷却効率がよく、シリンダーヘッド1の
温度の上昇が押さえられるので、ピストン・リングなど
の膠着や異常摩耗を起きないようにし、エンジンの耐久
性と燃費の向上を実現する。また、シリンダーヘッド1
側で温度上昇した冷却水によりシリンダー2側を冷却す
るので急激な冷却とならず、そのため可動部分のの摺動
面の収縮等が起こらず、結果摺動面の摩擦も生じること
がないので燃費が向上する。
【0016】また、ヘッド側冷却水排出管19とそれに
連絡するシリンダーヘッド側冷却水排出口8とサーモス
タット20を設け、シリンダー側冷却水排出口7を設
け、該排出口7を本管18及びバイパス管24に連絡し
ているので、サーモスタット20には絶えずシリンダー
ヘッド1で温度が上昇した冷却水が通っており、通る冷
却水の温度が規定の温度より高ければ閉じて、シリンダ
ーヘッド1側からからシリンダー2側に流れる冷却水量
を増やして冷却を強め、通る冷却水の温度が規定の温度
より低ければ開いて、シリンダーヘッド1側からシリン
ダー2に流れる冷却水量を減らして冷却を弱めることが
なされるので、従来の技術では達成できなかったすばや
い温度コントルールが可能となり、適温からの温度変動
幅の狭い温度に維持し続けることが可能となり、結果摺
動部の油膜が最適に保たれるなど、摩擦が起こらず燃費
と耐久性が向上する。
【0017】次の実施形態の説明において、前記実施の
形態1と同じ構成部分には前記と同じ符号を付して詳細
説明を省略する。
【0018】<実施の形態2> 図3は、本発明の実施形態2の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図、図4は同じ実施の形
態2の冷却水がラジエター側を循環している状態例を示
す原理図である。水冷式エンジン30の冷却構造は、実
施形態1の水冷式エンジン4の構成のサーモスタット2
0とそれに連絡された管つまり、シリンダー側冷却水排
出管21を本管18及びバイパス管24に直接連絡し、
ヘッド側冷却水排出管19を本管18に直接連絡し、ヘ
ッド側冷却水排出口8近く(該排出口8に取付けるのが
好ましい。)にサーモスタット本体26を内設したサー
モスタット31を設けた構成に変えたものである。この
ような構成にしても、実施形態1の水冷式エンジン4と
同じような効果を有すると共に、サーモスタット31が
シリンダーヘッド1で加熱された最も高温状態の冷却水
(シリンダーヘッドの温度状態を最も正確に示す冷却
水。)の温度を感知しつづけるので、シリンダーヘッド
1の温度変化に正確敏速に対応する冷却構造を実現す
る。
【0019】<実施の形態3> 図5は、本発明の実施形態3の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図、図6は同じく実施形
態3の冷却水がラジエター側を循環している状態例を示
す原理図である。水冷式エンジン35の冷却構造は、実
施の形態2の水冷式エンジン30の構成に加えて、シリ
ンダー側冷却水注入管16にサーモスタット36を設け
たものである。サーモスタット36は、シリンダー側冷
却水注入管16を通る冷却水の温度が規定の温度以下の
場合に該注入管16の冷却水量を抑制・制御するように
なっている。 これにより、冷却水の温度が低すぎてシ
リンダー側を冷却しすぎる恐れのある場合、殆どの冷却
水の循環をシリンダーヘッド1側から行うなど抑制・制
御し、温度上昇させた冷却水でシリンダー2側を冷却す
る。これは、エンジン始動時において、シリンダー側の
温度上昇を早めるので効果的であり、シリンダーの急激
且つ大きな温度低下を起きないように冷却水の流れをコ
ントロールできるのできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上述べたようになっているの
で次に述べるような効果を奏する。ウォータージャケッ
トにおける冷却水の流れが、でシリンダーヘッドを冷却
してからシリンダーを冷却する順であるので、高温のシ
リンダーヘッドがラジエターで冷却された低温冷却水に
より冷却されるので大変冷却効率がよく、シリンダーヘ
ッドの温度の上昇がが押さえられるので、ピストン・リ
ングなどの膠着や異常摩耗を起きないようにし、エンジ
ンの耐久性と燃費の向上を実現する。また、シリンダー
ヘッド側で温度上昇した冷却水によりシリンダー側を冷
却するので急激な冷却とならず、そのため可動部分の摺
動面の収縮等が起こらず、結果摺動面の摩擦も生じるこ
とがないので燃費が向上する。
【0021】また、ヘッド側冷却水排出口を設け、該ヘ
ッド側冷却水排出口からのに制御弁(一般的にはサーモ
スタット)を設けたものは、制御弁には絶えずシリンダ
ーヘッドで温度が上昇した冷却水が通っており、通る冷
却水の温度が規定の温度より高ければ閉じて(ものによ
っては狭めて)シリンダーヘッド側からシリンダー側に
流れる冷却水量を増やして冷却を強め、通る冷却水の温
度が規定の温度より低ければ開いて、シリンダーヘッド
側からシリンダー側に流れる冷却水量を減らして冷却を
弱めることがなされるので、従来の技術では達成できな
かったすばやい温度コントルールが可能となり、適温か
らの温度変動幅の狭い温度に維持し続けることが可能と
なり、結果摺動部の油膜が最適に保たれなど、摩擦が起
こらず燃費と耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図。
【図2】本発明の実施形態1の冷却水がラジエター側を
循環している状態例を示す原理図。
【図3】本発明の実施形態2の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図。
【図4】本発明の実施形態2の冷却水がラジエター側を
循環している状態例を示す原理図。
【図5】本発明の実施形態3の冷却水がバイパス管側を
循環している状態例を示す原理図。
【図6】本発明の実施形態3の冷却水がラジエター側を
循環している状態例を示す原理図。
【図7】(A),(B)は本発明の実施形態1に使用し
たサーモスタットの原理図。
【図8】本発明の実施形態1に使用した別のサーモスタ
ットの原理図。
【図9】従来技術の冷却水がバイパス管側を循環してい
る状態例を示す原理図。
【図10】従来技術の冷却水がラジエター側を循環して
いる状態例を示す原理図。
【符号の説明】
1 シリンダーヘッド 2 シリンダー 3 ウォータージャケット 4 水冷式エンジン 5 シリンダー側冷却水注入口 6 ヘッド側冷却水注入口 7 シリンダー側冷却水排出口 8 ヘッド側冷却水排出口 9 ウォーターポンプ 10 ラジエター 11 注入口 12 注入口 13 排出口 14 サーモスタット 15 本管 16 シリンダー側冷却水注入管 17 ヘッド側冷却水注入管 18 本管 19 ヘッド側冷却水排出管 20 サーモスタット 21 シリンダー側冷却水排出管 22 本管 23 本管 24 バイパス管 25 管 26 サーモスタット本体 27 サーモスタット本体 30 水冷式エンジン 31 サーモスタット 35 水冷式エンジン 36 サーモスタット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダーヘッド側からシリンダー側に冷
    却水を強制循環させる水冷式エンジンの冷却構造であっ
    て、シリンダー側の冷却水注入側に設けられたシリンダ
    ー側冷却水注入口5および、シリンダーヘッド側の冷却
    水注入側に設けられたヘッド側冷却水注入口6と、前記
    シリンダー側の冷却水排出側に設けられたシリンダー側
    冷却水排出口7および、 前記シリンダーヘッド側の冷
    却水排出側に設けられたヘッド側冷却水排出口8と、冷
    却水を強制循環させるウォーターポンプ9と、ウォータ
    ージャケット3から排出された冷却水を冷却するラジエ
    ター10と、第1の注入口11と第2の注入口12と排
    出口13を有し、冷却水の温度により冷却水の循環を制
    御するためのサーモスタット14と、前記ヘッド側およ
    びシリンダー側の各冷却水排出口8,7からの冷却水の
    循環を制御するためのサーモスタット20とを有し、前
    記ウォーターポンプ9の排出口から前記シリンダヘッド
    側冷却水注入口6および前記シリンダー側冷却水注入口
    5に冷却水を送水できるようにし、前記ヘッド側および
    シリンダー側の各冷却水排出口8,7を前記サーモスタ
    ット20を介して、管25及び管25が接続する本管1
    8により、前記ラジエター10の注入口と連絡し、前記
    ラジエター10の排出口と前記サーモスタット14の第
    1の注入口11を本管22により連絡し、前記サーモス
    タット14の排出口13と前記ウォーターポンプ9の注
    入口を連絡し、前記ヘッド側およびシリンダー側の各冷
    却水排出口8,7からの冷却水を前記サーモスタット2
    0を介して前記サーモスタット14の第2の注入口12
    に流すバイパス管24を設け、エンジン始動時など、冷
    却水が規定の温度以下の場合には、前記一方のサーモス
    タット20は開いて前記ヘッド側冷却水排出口8からの
    冷却水を通すと共に、前記他方のサーモスタット14は
    前記第1の注入口11を閉じ且つ前記第2の注入口12
    を開いて冷却水を前記バイパス管24に循環させ、冷却
    水が規定の温度以上の場合には、前記一方のサーモスタ
    ット20は閉じると共に前記他方のサーモスタット14
    は前記第1の注入口11を開き且つ前記第2の注入口1
    2を閉じて冷却水を前記ラジエターに循環させるように
    してなる水冷式エンジンの冷却構造。
  2. 【請求項2】 ヘッド側およびシリンダー側の各冷却水
    排出口8,7からの冷却水をサーモスタット20を介し
    て管25および、管25が連絡する本管18によりラジ
    エター10の注入口に導くようにした請求項1の構成に
    代えて、ヘッド側冷却水排出口8からサーモスタット3
    1を介して導出するヘッド側冷却水排出管19および、
    シリンダー側冷却水排出口7から導出するシリンダー側
    排出管21をラジェター10の注入口に連絡する本管1
    8にそれぞれ個別に接続し、前記ヘッド側冷却水排出管
    19と前記シリンダー側排出管21を前記本管18を介
    して前記サーモスタット14の第2の注入口に連絡する
    バイパス管24に連絡してなることを特徴とする請求項
    1記載の水冷式エンジンの冷却構造。
  3. 【請求項3】 シリンダー側冷却水注入口5に連絡する
    シリンダー側冷却水注入管16にサーモスタット36を
    設けてなることを特徴とする請求項1または2記載の水
    冷式エンジンの冷却構造。
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