JP3027724U - 水筒付防災ずきん - Google Patents

水筒付防災ずきん

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JP3027724U
JP3027724U JP1996001287U JP128796U JP3027724U JP 3027724 U JP3027724 U JP 3027724U JP 1996001287 U JP1996001287 U JP 1996001287U JP 128796 U JP128796 U JP 128796U JP 3027724 U JP3027724 U JP 3027724U
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Japan
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water bottle
disaster prevention
prevention hood
present
hood
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JP1996001287U
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English (en)
Inventor
勲 飯沼
Original Assignee
勲 飯沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震、火災等の非常時に、避難の際、生活に
必要な物資や防災上必要な物資を迅速且つ適格に持ち出
すことができ、また災害時の非常時には、安全に避難す
ることができる防災ずきんの提供。 【構成】 防災ずきんの一部に設けた一以上の袋部に、
軟質材料製の少なくとも1つの水筒を着脱自在に設置し

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通常時は椅子のクッション又はバッグとしても身近で使用でき、災 害時に直ちに防災ずきんの本来の形態に戻すことができる防災ずきんに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防災ずきんとしは平時は椅子のクッションとして使用でき、災害時には 避難の際の防災頭巾として使用できるものが存在する。 しかしながら、防災ずきんと水筒とを組み合わせたものはこれまで存在しなか った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
地震、火災等の非常時には、避難の際、生活に必要な物資や防災上必要な物資 を迅速且つ適格に持ち出すことは困難な場合がある。これは災害が突然起こる一 方、必要な物資が身近にまとまって存在していないためである。 また災害時の非常時には、安全に避難することが必要であるが、従来の防災ず きんは対火災性能の点で弱点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は軟質材料製の水筒を防災ずきんの一部に着脱自在に設置した 構成とした。特に、防災ずきんの一部に1以上の袋部を設けて、そこに軟質材料 製の水筒を着脱自在に設置した構成とした。 本考案で用いる水筒は、単に水の収納のみならず、酒、ジュース、コーヒー、 ゼリー状食品等を収納することができることは言うまでもない。 防災ずきんの一部に設けた袋部には、備品としてマスク、手袋、携帯用カイロ 、粉ミルク等を更に設置しておくことができる構成とした。
【0005】 本考案は周囲をファスナーで囲まれた本体部と、本体部に設けた袋部に着脱自 在に挿入されうる水筒、所望によりその他の備品とから構成される。 本体部の外形はどのような形状でも良いが、製作上の容易から通常略方形の形 状が普通であるが、意匠上の観点から種々の形態、例えば、子供向けに動物の形 をとることも当然可能である。 本体部の両側には持ち運びが容易となるように 手提げ又は肩掛けを形成することができる。
【0006】 本体部の一部には袋部が形成されている。袋部の位置は、本体部の外側及び内 側の両方またはいずれか一方に設けることができる。そして、この袋部には水筒 が着脱自在に設置されている。設置方法としては特に制限はないが、袋部分に水 筒を単に収納することによって設置可能である。袋部はファスナー、マジックテ ープ等の開閉手段によって、開閉されるので水筒は本体部にしっかりと保持され る。袋部には水筒の他にマスク、手袋、携帯用カイロ、粉ミルク等の非常用の備 品を適宜更に設置しておくことが便利である。袋部の開口部には水筒等の脱落を 抑えるためにファスナー、マジックテープ等の結合手段を取り付けることが好ま しい。
【0007】 水筒は袋部に設置可能であればどのような外形をしていても差し支えないが、 製作及び収納の便から略方形の外形が好ましい。水筒の材質は柔らかく丈夫であ ればどのような材質でも良く、好ましくはプラスティクのフィルム、例えばポリ エステル・アルミ箔が使用される。水筒には非常用の水、酒、ジュース、コーヒ ー、ゼリー状食品等が適量収納可能である。水筒には口栓を設けておけば、内容 物を適宜詰め替えて使用することもできてより便利である。
【0008】 本考案は、非常時には防災ずきんとして使用する。このためには本体部の一辺 のみをファスナー等の開閉手段によって閉じることにより直ちに、極めて簡単に 防災ずきんを形作ることができる。 本体部表面は、容易に引火しない生地であればどのような生地でも良いが、耐 火性生地で製作することが好ましい。そして本体内部には水筒が設置されている ので、外部からの衝撃、火災等を和らげるのに寄与する。 本考案は通常時には椅子等のクッションとして使用することができる。本体内 部の水筒が快適な座り心地を提供する。
【0009】 さらに、本考案は通常時の外出の際には手提げ袋としても使用できる。このた めには本体部両側に手提げ紐又は肩掛けを設けておくのが便利である。 このように本考案の水筒付き防災ずきんきは、通常時には椅子のクッションと しても又、外出時には手提げ袋として使用できるので常に身近かに備えられてい るため、地震、火災等の非常時にはすばやく身にまとうことができ非常に有益で ある。 また、備付のマスクを取り出し、水筒からの水を含ませることによって、火災 等の避難時の有毒ガスの吸引を低下させることができる。 さらに、携帯用カイロを取り出し、お弁当、乳幼児に与えるミルク等の保温を 行うことができ、非常時には極めて有用である。 以上、本考案の水筒付き防災ずきんを主として地震、火災時の非常時での使用 を説明したが、非常時でなくとも、アウトドアスポーツ等の野外の場面でも同様 の使用方法が可能であることは言うまでもない。
【0010】
【作用】
水筒中の液体等の弾力作用によって、外部からの衝撃に対する人体の頭部、肩 部等の衝撃を和らげ、クッションとして作用する。また、水筒の栓を抜くことに よって、火災の非常時、身体に水、消毒薬、等をかけることによって、火炎から の攻撃を和らげるように作用する。備付のマスクに水筒からの水を含ませると、 火災等の避難時の有毒ガスの吸引を低下するように作用する。携帯用カイロの使 用は、お弁当等の保温として作用する。
【0011】
【実施例】
本考案を図面を参照して以下にさらに詳細に説明する。 図1は、本考案を理解し易いように説明するための本考案の防災ずきんの展開 図である。 本考案は周囲をファスナー2で囲まれた本体部1と、本体部1に設けた袋部3 に着脱自在に挿入されうる水筒4とから構成されている。 本体部1の両側には手提げ5が形成されている。 本体部1の内側にはファスナー2’により開閉自在の略方形の袋部3が形成さ れている。この袋部3には水筒4が着脱自在に挿入可能となっている。 水筒4は略方形のもので、サン・アルミニウム工業株式会社販売の水筒を用い た。水筒本体の材質は、ポリエステル/アルミ箔、ナイロン/ポリエチレンで、 口栓部はポリエチレン製である。耐熱温度範囲は−30℃〜100℃である。水 筒の容量は1Lであるが、本実施例では非常用の水を約各々約200mLほど貯 蔵されている。小型のじょうごを使って酒、ジュース、コーヒー、ゼリー状食品 等を口栓部から詰め替えできる。水筒には口栓6が設けられている。
【0012】 図2は、防災ずきんとして使用される本考案の実施例である。本体部の一辺7 のみのファスナーを開けることによって、いとも簡単に防災ずきんを形作ること ができる。本体部表面8は、耐火性生地で製作されている。
【0013】 図3は通常時に椅子のクッションとして使用される際の本考案の状態を示す。 ファスナー2は全て閉じられている。本体部内部に設置されている水筒4が快適 な座り心地を提供した。
【0014】 図4は通常時の外出時に手提げ袋として使用される際の本考案の状態を示す。 このように本考案の水筒付き防災ずきんは、在宅時及び外出時に拘らず常に身近 かに存在しているため、地震、火災等の非常時にすぐに手に取ることができ大変 に有益である。
【0015】
【考案の効果】
本考案の水筒付き防災ずきんは、水筒が設置されているので、外部からの衝撃 に対する人体の頭部、肩部等の衝撃緩和効果が従来の防災ずきんよりも大きい。 また、水筒の栓を抜くことによって、火災の非常時、身体に水、消毒薬、等を かけることによって、火炎からの攻撃を和らげる効果が容易に達成できる。備付 のマスクに水筒からの水を含ませると、火災等の避難時の有毒ガスの吸引を低下 する効果も期待できる。携帯用カイロを使用した場合には、お弁当等の加温、保 温ができる。 以上の結果、本考案の水筒付き防災ずきんは常に身近かにあり、水筒を備え付 けているいるため、災害非常時に極めて効果がある。本考案の水筒付き防災ずき んは、水筒から直ちに水等を提供できるため災害時には従来の防災ずきんよりも 火災に対する防御性能を高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を理解し易いように説明するための展
開図。
【図2】 非常時に防災ずきんとして使用される際の本
考案の実施例。
【図3】 通常時に椅子のクッションとして使用される
際の本考案の状態を示す図。
【図4】 通常時の外出時に手提げ袋として使用される
際の本考案の状態を示す。
【符号の説明】
1 本体部 2,2’ ファスナー 3 袋部 4 水筒 5 手提げ 6 口栓部 7 本体部の一辺 8 表面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質材料製の少なくとも1つの水筒を防
    災ずきんの一部に着脱自在に設置したことを特徴とする
    防災ずきん。
  2. 【請求項2】 防災ずきんの一部に設けた一以上の袋部
    に、軟質材料製の少なくとも1つの水筒を着脱自在に設
    置したことを特徴とする防災ずきん。
  3. 【請求項3】 防災ずきんの一部に設けた袋部に、マス
    ク、手袋、携帯用カイロを更に設置したことを特徴とす
    る請求項2記載の防災ずきん。
JP1996001287U 1996-02-07 1996-02-07 水筒付防災ずきん Expired - Lifetime JP3027724U (ja)

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