JP3027614U - 航空機用洗浄装置 - Google Patents

航空機用洗浄装置

Info

Publication number
JP3027614U
JP3027614U JP1995013780U JP1378095U JP3027614U JP 3027614 U JP3027614 U JP 3027614U JP 1995013780 U JP1995013780 U JP 1995013780U JP 1378095 U JP1378095 U JP 1378095U JP 3027614 U JP3027614 U JP 3027614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning liquid
aircraft
gas
cleaning
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995013780U
Other languages
English (en)
Inventor
幹雄 篠崎
Original Assignee
株式会社ジュピターコーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ジュピターコーポレーション filed Critical 株式会社ジュピターコーポレーション
Priority to JP1995013780U priority Critical patent/JP3027614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027614U publication Critical patent/JP3027614U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 航空機を洗浄する際の洗浄液の飛散及び洗浄
成分の蓄積による航空機腐食の問題を解決する。 【解決手段】 洗浄液を蓄積する洗浄液供給源11;中
心放出口と該中心放出口の周囲にこれを取り囲む様に配
置された環状放出口とからなる二重構造ノズル9;及び
与圧ガスの供給を受け、与圧ガスを洗浄液供給源に選択
的に与え、与圧ガスの圧力を利用して洗浄液供給源より
洗浄液を取り出し、与圧ガスと取り出された洗浄液とを
それぞれ選択的に二重構造ノズルに供給する主制御弁6
を備え;洗浄モード時において、主制御弁はガスと洗浄
液との両方を二重構造ノズルに供給し、洗浄液を環状放
出口から放出させる一方、ガスを中心放出口から放出さ
せて放出洗浄液を液体微粒子状に分散させ、航空機に放
射してこれを洗浄し;及び乾燥モードにおいて、主制御
弁は与圧ガスのみを二重構造ノズルに供給して、供給さ
れたガスをノズルから放出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、航空機用洗浄装置に係わり、特に、対潜哨戒ヘリコプターのメイン ギヤボックス等の洗浄に適する洗浄装置に係わる。
【0002】
【関連技術】
航空機は、その保守整備作業として、使用される環境に応じ、主に、防食等の 目的で洗浄を施し、有事に備えて常に稼働出来る状態に維持する必要がある。 例えば、対潜哨戒用ヘリコプターの場合には、対潜哨戒中に海上に低空でホー バリングすることがある。その際、プロペラで海水を巻き上げてこれを機体に浴 びることとなる。この様にして機体に付着した海水成分は腐食の原因になるため に、機体を洗浄することが必要となるのである。特に、ヘリコプターのメインギ ヤボックスは、一般に、腐食しやすい材料により構成されているため、頻繁に洗 浄をすることを要する。また、メインギヤボックス付近には、各種の補機、例え ば、発電機、操縦用アクチュエータ等の機能部品が取り付けられている。この部 品類にも海水成分が蓄積される可能性がある。従って、これらの部位には、不用 意に洗浄液が付着しないよう洗浄することが必要である。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
一般に上記の様な航空機の腐食しやすい部位の洗浄のためには、低温下での凍 結防止のために洗浄液を温水にして霧の状態にして放射し洗浄することが、実験 の結果最も有効であるという結論に至った。そのような洗浄を行うものとしては 、散水機等、主に園芸用に使用されているものを転用することが考えられる。
【0004】 しかしながら、かかる散水機或いは噴霧機で洗浄液をシャワー状或いは放水幅 を絞って水柱状に放射した場合には、放射された洗浄水が最初に接した機体の部 位で飛び跳ねて、周囲に飛び散って付着し、そこに蓄積され、海水成分が濃縮さ れてより深刻な腐食原因となる。一方、かかる散水機で洗浄液を霧状の微粒子に 分散させて放出することも考えられる。
【0005】 しかしながら、一般的にかかる散水機或いは噴霧機で形成した洗浄液の粒子が 細かいために、特に寒冷地での使用に際しては、洗浄液が洗浄部位まで到達する までに温度が低下する。また、風が強い場合には、洗浄液が微粒子のために簡単 に風に流されて有効な洗浄作業が出来なくなるという問題が生じる。微粒子を大 きくすることは、洗浄液の放出速度を大きくすればある程度は可能ではある。し かしながら、必要なだけ十分に粒子サイズを大きくする前に、放出洗浄液は水柱 状になってしまい、上記の如き洗浄液飛び跳ねの問題が生じることとなる。一方 、従来におけるノズルでは、中心放出口より液体を放出し、その周囲より高圧ガ スを噴出しているのが殆どである。これでは、液体の圧力を高くすると、洗浄液 はやはり、水柱状になってしまい上記の如き問題が生じる。
【0006】
【課題を解決する手段】
本考案は、上記のような洗浄液の飛散、蓄積による問題を解決し、良好な洗浄 を達成する航空機用洗浄装置を提供することを目的とする。 かかる目的を達成するために、本考案による航空機用洗浄装置は、洗浄液を蓄 積する洗浄液供給源;中心放出口と該中心放出口の周囲にこれを取り囲む様に配 置された環状放出口とからなる二重構造ノズル;及び与圧ガスの供給を受け、該 与圧ガスを前記洗浄液供給源に選択的に与え、該与圧ガスの圧力を利用して前記 洗浄液供給源より洗浄液を取り出し、該与圧ガスと取り出された該洗浄液とをそ れぞれ選択的に前記二重構造ノズルに供給する主制御弁を備え;洗浄モード時に おいて、前記主制御弁は前記ガスと前記洗浄液との両方を前記二重構造ノズルに 供給し、前記洗浄液を前記環状放出口から放出させる一方、前記ガスを前記中心 放出口から放出させて放出洗浄液を液体微粒子状に分散させ、航空機に放射して これを洗浄し;及び乾燥モードにおいて、前記主制御弁は前記与圧ガスのみを前 記二重構造ノズルに供給して、該供給されたガスを前記ノズルから放出させる。
【0007】 上記本考案の航空機用洗浄装置によると、洗浄水は水滴に分散されて航空機に 放出されるので、洗浄水は飛び跳ねることなく航空機洗浄後、機体表面より落下 し、排出される。従って、洗浄水飛び跳ねにより、海水成分が特定の場所に蓄積 して腐食の原因を生ずるといった問題が解決されます。更に、洗浄のため分散さ れた洗浄水の液滴はサイズが比較的大きく出来るので、寒冷地での洗浄作業の際 の凍結の問題が解消される。
【0008】
【実施例】
以下に、添付図面を参照して本考案の実施例の説明について説明する。 第1図は、本考案の一実施例による航空機用洗浄装置を概括的に示す。 与圧ガス取り入れ口1は、外部に設けられた不図示のコンプレッサに接続され 、与圧ガスを本装置に取り入れる。このコンプレッサーとしては、例えば、艦船 に搭載の大型のものが用いられ、艦載機の洗浄に本洗浄装置が使用されることと なる。 取り入れられた与圧ガスは、次に、フィルタ2で含有される塵等を除去される 。更に、取り入れる外部気圧が一定でない場合があるため、レギュレータ3によ り与圧ガスの圧力が7Kgw/cm2 程度に調節され、安定化され、放出温水の 脈動を防止する。従って、動作初期等の過渡的な不安定高圧ガスによる障害が回 避される。メータ5は、レギュレータ3及び4によって調節された後のガス圧を 監視するためのものである。この圧力調節されたガスは制御弁6に送られる。制 御弁6は、乾燥用のガス供給路PD と洗浄用のガス供給路PW とに選択的に、与 圧ガスを供給する。 ガスが乾燥用のガス供給路LDに供給された場合には、ガスは弁7及びガス取 り出し口8を介して第2図に示す二重構造ノズルに送られ、中心放出口9から放 出される。
【0009】 一方、制御弁6がガスを洗浄用のガス供給路PW に供給した場合には、ガスは 先ずレギュレータ10において圧力調整され、ボイラー兼タンク11に供給され る。ボイラー兼タンク11は、注水口より水を取り入れて蓄積し、これをボイラ ーによってこれを加熱して温水化する。この温水は、制御弁6から供給されたガ スの圧力下で、吸入口から弁12及び取り出し口13を介して2図に示す二重構 造ノズルに送られ、環状放出口14から放出される。 また、洗浄用のガス供給路PW に供給されたガスは、レギュレータ15、弁7 及び取り出し口8を介して2図に示す二重構造ノズルに供給され、中心放出口9 より放出される。 この二重構造ノズルの具体的形状及び寸法は、例として、下記の如く設定され る。中心口9は環状放出口14よりも相対的に前記洗浄液放出の方向に突出して 形成されていることが好ましい。具体例としては、中心口9は環状放出口14よ りも0.01乃至0.4ミリメートル突出している。また、例えば、ノズルの直 径は20ミリメートルとされ、環状放出口14は外径が3.4乃至4.5ミリメ ートル内径が2.5乃至3.0ミリメートルとされ、中心放出口9は外径が1. 5乃至2.2ミリメートルとされる。
【0010】 従って、本実施例による航空機用洗浄装置では、二重構造ノズルの環状放出口 14から放出された温水は、中心放出口9から放出されたガスによって比較的大 きな水滴状に分散されて航空機に放出されるので、洗浄水は放水面で飛び跳ねる ことなく航空機洗浄後、機体表面より落下し、排出される。従って、洗浄水飛び 跳ねにより、海水成分が特定の場所に蓄積して腐食の原因を生ずるといった問題 が解決される。更に、洗浄のために分散された温水の液滴はサイズが比較的大き く出来、しかも洗浄水として温水を使用しているので、寒冷地で洗浄作業を実施 した場合であっても凍結の問題は解消される。また、二重構造ノズルにおいて、 洗浄液とガスとの放出を調整し、洗浄液の粒子径、放出角度及び粒子分布を制御 する。
【0011】 又、ノズルからの温水液滴は、40度以上の放射角度で航空機に向けて放出さ れる。従って、比較的広い範囲を効率的に洗浄することが出来る。 一方、供給路PW のガス圧は、レギュレータ10及び15によって調節され、 それぞれメータ16及び17で表示される。リリーフ弁18は、タンク11で蓄 積水を加熱する事による異常に高くなった膨張圧力を大気にリリーフする。また 、洗浄水放出圧力が異常に高くなる(2Kgw/cm2 以上)場合に、洗浄対象 に悪影響を与えるので、それを防止する目的で、リリーフ弁18によって最大圧 力が規定値よりも高くない値に設定されている。ボイラー兼タンク11が異常に 高圧を発生した場合、この異常高圧ガスはバイパス路PB を介して、リリーフ弁 18により大気に排出され、ボイラー兼タンク11の破壊が防止される。
【0012】 尚、本実施例で使用されるボイラー兼タンク11としては、例えば、下記の構 造のものが使用される。 1)注水口は、タンク内に30ミリメートル程突出し、注水時に頂部までは満 水にならないようになっている。頂部に常に空気層を確保することにより、加熱 時にタンク内壁に作用する圧力を緩和するためである。 2)ドレインを設けて、ボイラー本体の洗浄及び温水を抜き取るときに解放す る。 3)ヒーターを吸入口よりも低いレベルの位置に配置し、これによって、タン ク11に蓄積された水の水位が吸入口以下のレベルに低下した場合であっても、 なおヒーターは蓄積水に浸り、前記ヒータの空炊きに起因する事故を防止する。 4)タンク11内のヒータの空炊き防止のための措置としては、更に、コント ローラーCN2が、タンク11の水位計で吸入口のレベルとコントローラーCN 2の水位検知の最低レベルとを一致させるように制御しており、これが水位ゼロ を検出するとコントローラCN2はRL1を付勢して固体リレーが作用してヒー タに給電しないようにしている。 5)排気用経路PB は、また、注水のためにタンク11の注水口をあけるとき に、内部に残留している圧力を抜くためにも利用される。 6)洗浄液供給 タンク11は洗浄動作中にノズルに温水洗浄液を供給する。その圧力は0.1 −1Kgw/cm2 である。この圧力により、ノズルから洗浄液が粒子状に分散 されて放出される。同時にノズルから放出されるガスによって洗浄液の粒子のサ イズと分布を調整できる。 洗浄ガス供給路PW には、洗浄動作中、絶えずガスが流れており、このために 特に低圧でガス圧を調整することによる洗浄液粒子径の調整がスムースに出来る ようになる。 洗浄用のガス圧を洗浄液圧よりも低くなるように制御している。洗浄液として 使用される温水の温度を出来るだけ低下させずに安定して洗浄するためである。 洗浄液圧が高くなると、放出温度も高くなるが、洗浄用ガス圧も高くなる。従っ て、ノズル部にて混合されたときに、ガス圧が高くなれば、放出洗浄液の温度は ガスにより冷却されるように働き、結果として、温度を安定させる方向に作用す る。
【0013】 次に、本考案による航空機用洗浄装置の動作について説明する。 第3図は、第1図に示す航空機用洗浄装置を制御する電気回路を示す。同図及 び第1図を参照して、本発明の航空機用洗浄装置の動作について説明する。
【0014】 洗浄作業準備動作 不図示の電源を端子20に接続する。ロータリースイッチRS1は最初端子1 を閉成している。電源としては、艦船に搭載の大容量電源が用いられる。次に、 電源スイッチSWをオンにする。また、注水口よりボイラー兼タンク11に注水 する。注水前は、ランプL1及びL2は点灯状態になているが、コントローラC N2が端子9、10及び11によりタンク11の水位を検知し、タンク11の水 位が上昇するに従ってランプL2及びL3は順次消灯する。ロータロースイッチ RS1を端子2に切り替える。温度コントローラCN1を所定温度に設定する。 コントローラCN1は固体リレーSSR1を介してタンク11のヒータ21をオ ンオフ制御して、タンク11内の水を設定温度の温水にする。 第2図に示す二重構造ノズルをホースを介して第1図の取り出し口8及び13 に接続する。ホースはそれぞれガス用と洗浄液用とに2本ある。 レギュレータ4を調節して乾燥用ガス圧4ー5Kgw/cm2 に設定する。レ ギュレータ10を調節して洗浄用水圧0.1乃至1Kgw/cm2 、好ましくは 0.7Kgw/cm2 に設定する。レギュレータ15を調節して洗浄ガス圧0. 5Kgw/cm2 に設定する。洗浄ガス圧は洗浄水圧よりも低く設定する。 洗浄ガス圧を高く設定すると、ノズルから放出される水滴の粒径が小さくなり、 水滴の分布は、より均一になる。低くすると、水滴の粒径は大きくなる。
【0015】 洗浄動作 ロータリースイッチSR1を端子3に切り替える。すると、制御弁6によりレ ギュレータ3、4及び10によって調整されたガス圧がタンク11に加えられ、 タンク11温水が吸入口、弁12及び取り出し口12を介して第2図に示す二重 構造ノズルに送られる。同時に、洗浄用のガスが、レギュレータ15、弁7及び 取り出し口8を介して二重構造ノズルに送られる。ノズルでは、環状放出口14 から放出される洗浄液が、中心放出口9から放出されるガスによって霧状に分散 され、洗浄すべき航空機に放出され、これを洗浄する。
【0016】 乾燥作業 ロータリースイッチRS1を端子4に切り替える。制御弁6はガスを乾燥経路 PD にガスを供給する。ガスは、弁7、取り出し口8を介して二重構造ノズルに 供給され、中心放出口9から放出され、洗浄された航空機を送風乾燥させる。 第4図及び第5図は、本発明の第2の実施例による航空機用洗浄装置の及び同 装置を制御する電気回路を示す。 第1図の実施例と同じ部分については、同じ符号を付した。第1の実施例では 本洗浄装置とは別個に艦船に積載されたコンプレッサーと発電器とを使用した。 しかしながら、本実施例による航空機用洗浄装置は、小型のコンプレッサ20と 発電器21とを一体的に備える。従って、艦船などから離れ、陸上で独力で航空 機を洗浄するのに適する。その他の部分の動作については、第1の実施例のもの と同一であるので、省略する。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案による航空機用洗浄装置では、二重構造ノズルの 環状環状放出口から放出された洗浄液が中心放出口から放出されたガスによって 比較的大きな水滴状に分散されて航空機に放出されるので、洗浄水は放水面で飛 び跳ねることなく航空機洗浄後、機体表面より落下し、排出される。従って、洗 浄水飛び跳ねにより、海水成分が特定の場所に蓄積して腐食の原因を生ずるとい った問題が解決される。更に、洗浄のために分散された洗浄水の液滴はサイズが 比較的大きく出来るので、寒冷地での洗浄作業の際の凍結の問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による航空機用洗浄装置
を示す。
【図2】A及びBは、本考案の実施例による航空機用洗
浄装置に使用される二重構造ノズルを示す。
【図3】第1図に示す航空機用洗浄装置を制御する回路
を示す。
【図4】本考案の第2の実施例による航空機用洗浄装置
を示す。
【図5】第4図に示す航空機用洗浄装置を制御する回路
を示す図。
【符号の説明】
11 洗浄液供給源 9、14 二重構造ノズル 6 主制御弁

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を蓄積する洗浄液供給源;中心放
    出口と該中心放出口の周囲にこれを取り囲む様に配置さ
    れた環状放出口とからなる二重構造ノズル;及び与圧ガ
    スの供給を受け、該与圧ガスを前記洗浄液供給源に選択
    的に与え、該与圧ガスの圧力を利用して前記洗浄液供給
    源より洗浄液を取り出し、該与圧ガスと取り出された該
    洗浄液とをそれぞれ選択的に前記二重構造ノズルに供給
    する主制御弁を備え、 洗浄モード時において、前記主制御弁は前記ガスと前記
    洗浄液との両方を前記二重構造ノズルに供給し、前記洗
    浄液を前記環状放出口から放出させる一方、前記ガスを
    前記中心放出口から放出させて放出洗浄液を液体粒子状
    に分散させ、航空機に放射してこれを洗浄し;及び乾燥
    モードにおいて、前記主制御弁は前記与圧ガスのみを前
    記二重構造ノズルに供給して、該供給されたガスを前記
    ノズルから放出させ、前記航空機を送風乾燥させること
    を特徴とする航空機用洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記主制御弁は、前記航空機用洗浄装置
    外部に設けられた外部ガス供給源より前記与圧ガスの供
    給を受けることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の航空機用洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記主制御弁に前記与圧ガスを供給する
    様に前記航空機用洗浄装置内部に設けられた運搬可能な
    ガス供給源を更に備えたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の航空機用洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記主制御弁は、前記洗浄モードにおい
    ては、前記与圧ガスを第一の供給路を介して前記ノズル
    に供給し、一方、同じ第一の供給路の前記与圧ガスの圧
    力を利用して前記洗浄液供給源を与圧することにより該
    洗浄液を取り出して前記ノズルに供給する事を特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項の何れか一
    項に記載の航空機用洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記主制御弁は、前記乾燥モードにおい
    ては、前記第1の供給路とは別個独立に設けられた第二
    の供給路を介して前記与圧ガスを前記ノズルに供給する
    事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
    項の何れか一項に記載の航空機用洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記中心放出口は前記環状放出口よりも
    相対的に前記洗浄液放出の方向に突出して形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至
    第3項の何れか一項に記載の航空機用洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記中心放出口は前記環状放出口よりも
    0.01乃至0.4ミリメートル突出していることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第6項に記載の航空機
    用洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記洗浄液供給源は、ヒーターを備え、
    且つ水を蓄え、該ヒータにて蓄えた水を加熱して温水と
    し、該温水を洗浄液として供給する事を特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項乃至第3項の何れか一項に記
    載の航空機用洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記洗浄液供給源では前記ヒーターを前
    記温水取り出し口よりも低いレベルの位置に配置し、こ
    れによって、該洗浄液供給源に蓄積された水の水位が該
    温水の取り出し口以下のレベルに低下した場合であって
    も、なお前記ヒーターは蓄積水に浸り、前記ヒータの空
    炊きに起因する事故を防止する事を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第8項に記載の航空機用洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記ガス供給源が、コンプレッサーで
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の航空機用洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記ガス供給源が大気を圧縮して前記
    与圧ガスを供給することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の航空機用洗浄装置。
  12. 【請求項12】 前記二重構造ノズルにより洗浄液とガ
    スとの放出を調整することにより、洗浄液の粒子径、放
    出角度及び粒子分布を制御する事を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の航空機用洗浄装置。
  13. 【請求項13】 前記二重構造ノズルの環状環状放出口
    から放出された洗浄液は前記中心放出口から放出された
    ガスによって粒子状に分散させて、広角度に前記航空機
    に向けて放出する事を特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の航空機用洗浄装置。
  14. 【請求項14】 前記洗浄液の放射角度が40度以上で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第13項
    に記載の航空機用洗浄装置。
JP1995013780U 1995-12-27 1995-12-27 航空機用洗浄装置 Expired - Lifetime JP3027614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995013780U JP3027614U (ja) 1995-12-27 1995-12-27 航空機用洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995013780U JP3027614U (ja) 1995-12-27 1995-12-27 航空機用洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3027614U true JP3027614U (ja) 1996-08-13

Family

ID=43162722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995013780U Expired - Lifetime JP3027614U (ja) 1995-12-27 1995-12-27 航空機用洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027614U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220040775A (ko) * 2020-09-24 2022-03-31 공주대학교 산학협력단 세정용 드론 스테이션

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220040775A (ko) * 2020-09-24 2022-03-31 공주대학교 산학협력단 세정용 드론 스테이션

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8438867B2 (en) Personal or spot area environmental management systems and apparatuses
US4345654A (en) Pneumatic atomizing fire fighting supply truck
US3997114A (en) High pressure spray cleaning apparatus
US20140034130A1 (en) Engine wash apparatus and method - collector
US4314671A (en) Pressure jet spray apparatus
CA2879950C (en) Engine wash apparatus and method - manifold
CN109718617A (zh) 附加在破碎凿除机上的降尘设备
JP2561529B2 (ja) 静電塗装ヘッド洗浄方法及び洗浄装置
JP3027614U (ja) 航空機用洗浄装置
US7112770B2 (en) Humidification system and method for a mobile platform
CA2895987C (en) De-icing apparatus
CN110509899A (zh) 基于伯努利原理的汽车蒸汽清洗装置及控制方法
JP2934848B2 (ja) 水噴霧方式高温排気冷却器
CN108699941B (zh) 用于储藏辅助液体及将辅助液体供给机动车内燃机或机动车内燃机部件的系统
CN213311599U (zh) 一种雾气温度可调的超声雾化装置
CN212236484U (zh) 一种有预热功能的雾炮机
US6769943B1 (en) Personal marine winterizing system
CA1085112A (en) High pressure spray cleaning method, apparatus and spray head
JPH06169970A (ja) サウナ装置
KR20240096071A (ko) 고온 고압 세척장치
JPH11188223A (ja) 粘着性ヒューム除去装置の冷却塔の運転制御装置
JPS631832Y2 (ja)
JPH07103691A (ja) 空気調和機の洗浄装置
JPS5826061Y2 (ja) 超音波霧発生装置
JP3265777B2 (ja) 風呂装置