JP3027595U - 牽引子回収器及び同器を装着したボーリング用検尺装置 - Google Patents

牽引子回収器及び同器を装着したボーリング用検尺装置

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JP3027595U
JP3027595U JP1995013626U JP1362695U JP3027595U JP 3027595 U JP3027595 U JP 3027595U JP 1995013626 U JP1995013626 U JP 1995013626U JP 1362695 U JP1362695 U JP 1362695U JP 3027595 U JP3027595 U JP 3027595U
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JP
Japan
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retractor
boring
measuring device
recovery
collector
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JP1995013626U
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Inventor
林一 相馬
力雄 本田
Original Assignee
本田精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボーリング穴の深度を測定する水圧式検尺器
の牽引子の巻き上げ回収を容易にし、牽引子の損耗を防
止する。 【構成】 一端にラッパ状のテーパー面(1a)、他
端に抜け止め用の段差部(1b)を有する中空円筒状の
回収ケース(1)と、回収ケース(1)の内側に接して
滑動自在に挿入された薄肉円管状の回収スリーブ(2)
とから構成されるボーリング用検尺装置の牽引子回収器
をボーリング・ロッドの最終端に予め設置しておくもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダム建設等土木工事及び地質調査におけるボーリング穴の深度測定の ための水圧を利用したボーリング用検尺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のボーリング用検尺装置においては、検尺テープの先端に取り付けられた スポンジ製の牽引子を圧力水でボーリング・ロッドの管内に圧送して牽引子が最 終端のボーリング・ロッド底部に達した時の検尺テープの長さにより深度を測定 した後、検尺テープを巻き戻すようになっているが、このとき牽引子は圧送され た行程を逆行して引き上げられるようになっている(図4参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ボーリング作業が終わったとき、ボーリング穴内にはその深さに応じ複数個の ボーリング・ロッド及びボーリング・ロッドを連結している複数個のカップリン グが長い管路を構成し、又カップリングの内径はボーリング・ロッドの内径より 小さいのでカップリングは管路の節部を形成している(図2参照)。 従来の技術においては、検尺テープを巻き戻す時牽引子のスポンジ体は節部を 通過する度に収縮と膨張を繰り返すため通過抵抗が大きく、無駄な労力と時間を 要するだけでなく牽引子の損耗も大きいという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような牽引子の通過抵抗を無くして問題点を解消し、検尺作業 の能率を向上させるボーリング用検尺装置及び同装置に用いる牽引子回収器を提 供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は図1に示すように、一端にラッパ状のテーパー面(1a)、他端に抜 け止め用の段差部(1b)を有する中空円筒状の回収ケース(1)と、回収ケー ス(1)の内側に内接して滑動自在に挿入された薄肉円管状の回収スリーブ(2 )とから構成される牽引子回収器を図2のようにボーリング・ロッドの最終端に 予め装着しておくものである。
【0006】 又、ボーリング・ロッドの上端は箱体に接続され、箱体は内部に測長装置を取付 け、又検尺テープを巻き取るリールを固定軸を介して箱体に回転自在に取付け、 さらに先端にスポンジ状の牽引子を取り付けた検尺テープを測長装置を経由して リールに巻き取る構造となっている。
【0007】
【作 用】
ボーリング用検尺装置の牽引子をボーリング・ロッドの上端まで巻き上げた状 態で測長装置の目盛りを零とし、圧力水送入口から圧力水を注入すると牽引子は 水圧によりボーリング・ロッド及びカップリングで形成された節部を持つ長尺の 管路内をスポンジ体を膨張、収縮しながら潜り抜け、検尺テープを引っ張り最終 端のボーリング・ロッド内に装着された牽引子回収器の回収スリーブ内に潜り込 んで停止するが、このとき牽引子は回収スリーブ内に圧縮された状態で収納され る(図2、図3参照)。 次に、検尺作業が終わりリールに固着された巻き戻しハンドルを操作して検尺 テープを巻き戻せば牽引子は検尺テープに引っ張られ回収ケースを離脱して回収 スリーブと共に上昇するが、回収スリーブの外径はカップリングの節部の内径よ り小さいので回収スリーブは全管路を抵抗なく通過することができる。
【0008】
【実施例】
実施例について図1及び図2を参照して説明する。 回収ケース1は外径約30mmの金属又はプラスチックの中空円筒の一端にラッ パ状のテーパー面1aを加工し、他端の内側に抜け止め用の段差部1bを加工形 成したもので、回収スリーブ2は使用されるカップリングの内径より小さな外径 を有する金属又はプラスチックの薄肉円管で、回収ケース1の内側に内接して滑 動自在に挿入されている。 ボーリング・ロッド6及びカップリング5はボーリング穴の深度により約70 から150個が連結されており、回収ケース1及び回収スリーブ2は最終端のボ ーリング・ロッド6内に予め装着される。
【0009】 一方、箱体10の内部に測長装置7を取付け、又巻き取りハンドル8を固着し たリール11を固定軸を介して箱体10に回転自在に取付け、さらに先端に牽引 子3を取り付けた検尺テープ4を測長装置7を経由して後端をリール11に固定 した検尺器本体をボーリング・ロッド6の上端に接続したものである。 測長装置7はこれを通過する検尺テープ4の走行長を計測する装置であり、又 検尺テープ4の代わりに金属撚り線で作られた検尺ロープを用いる事もできる。
【0010】
【考案の効果】
本考案の牽引子回収器及び同器を装着したボーリング用検尺装置は上記のよう に構成されているので牽引子を巻き上げ回収するとき、多数の節部を持つ長尺の 管路を抵抗なく通過することができ、巻き戻しに要する労力は節減され作業時間 も短縮出来るほか牽引子の損耗を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】牽引子回収器の縦断面図である。
【図2】牽引子回収器を装着したボーリング用検尺装置
の要部断面図である。
【図3】牽引子回収器に収納された牽引子の状態を示す
縦断画図である。
【図4】従来のボーリング検尺装置における牽引子の収
納状懸を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 回収ケース 2 回収スリーブ 3 牽引子 4 検尺テープ 5 カップリング 6 ボーリング・ロッド 7 測長装置 8 巻き戻しハンドル 9 圧力水送入口 10 箱体 11 リール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にラッパ状のテーパー面(1a)を
    有し、他端に段差部(1b)を有する中空円筒状の回収
    ケース(1)と、回収ケース(1)の内側に内接し滑動
    自在に挿入された薄肉円管状の回収スリーブ(2)とか
    ら構成される牽引子回収器。
  2. 【請求項2】 ボーリンク・ロッド(6)の上端に接続
    された箱体(10)の中に測長装置(7)を取付け、又
    固定軸を介して箱体(10)に回転自在に取り付けられ
    たリール(11)を設け、さらに先端に牽引子(3)を
    取り付けた検尺テープ(4)を測長装置(7)を経由し
    てリール(11)に巻き取る構造を有し、ボーリング・
    ロッド(6)の最下端に請求項1に記載する牽引子回収
    器を装着したボーリング用検尺装置。
JP1995013626U 1995-11-17 1995-11-17 牽引子回収器及び同器を装着したボーリング用検尺装置 Expired - Lifetime JP3027595U (ja)

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