JP3027384U - 視認灯付き標識装置 - Google Patents

視認灯付き標識装置

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JP3027384U
JP3027384U JP1996000932U JP93296U JP3027384U JP 3027384 U JP3027384 U JP 3027384U JP 1996000932 U JP1996000932 U JP 1996000932U JP 93296 U JP93296 U JP 93296U JP 3027384 U JP3027384 U JP 3027384U
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JP1996000932U
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Inventor
城弘 野村
正和 猪股
Original Assignee
株式会社北関スクリーン
正和 猪股
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔からでも標識設置場所の視認を容易にす
る。 【解決手段】警告表示や設置表示などに使用される板状
体の標識装置である。標識文字が形成された表示部24
と、この表示部24の一部に穿設された透孔28内に、
頂部が一部露出するように取り付けられた視認灯30
と、この視認灯の駆動手段32およびその直流電源38
とで構成される。視認灯30によって標識設置位置を遠
隔から視認できるようにして、誘導初期消火などを助け
る。視認灯はパルス点灯(点滅)であるため、乾電池で
も寿命が長い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は視認灯付き標識装置に関する。詳しくは、「消火器」などの文字が印 刷形成された帯状の表示部(標識)の一部に設けられた透孔から表出するように 視認灯を取り付けることによって、この標識の置かれている場所を遠隔からでも 容易に視認できるようにして、暗所や夜間、停電時などでも、消火器などの設置 場所を容易に視認できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
建造物の内部には、それが公共用であろうと、私設用であろうと、非常時の緊 急避難口には、施設利用者を安全に避難誘導するための標識が設けられている。 通常は「非常口」などと印刷された標識が避難誘導する方向に数カ所、壁などに 貼着されている。
【0003】 同様に、廊下の隅などには図8に示すような消火器4が設置され、消火器4に 隣接した壁3に消火器4の設置場所を知らせるための標識(「消火器」なる表示 )6が貼られている場合が多い。工場などで高圧電圧などを扱う箇所には「危険 防止」などど書かれた標識が同じく壁や衝立などに貼着されている場合がある。 禁煙などのシールも目に付く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
これらの標識は避難誘導や、危険物設置を施設利用者などに知らせるためであ るから、常に明るい場所に設置されているとは限らない。場合によっては窓のな い暗い廊下などに設置されたり、工場の廊下などに設置されることがある。また 日中は外光や内部照明によって明るい場所であっても、夜間や照明が落とされた ような条件下では、何れも標識設置場所が暗くなってしまうことがある。万が一 の場合には照明を付けることによって、標識設置場所を明るくすることができる ものの、停電時などではもはやその場所を施設利用者に確実に知らせる術がなく なってしまう。そうすると、避難や危険回避のための標識の役割を十分果たすこ とができなくなる。
【0005】 そこで、この考案はこのような従来の課題を解決したものであって、昼夜を問 わず、停電時でも常に標識設置場所を遠隔からでも視認できるような視認灯付き 標識装置を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため請求項1においては、警告表示や設置表示などに 使用される標識装置であって、 標識文字が形成された表示部と、この表示部の一部に穿設された透孔内に頂部 が一部露出するように取り付けられた視認灯と、この視認灯の駆動手段およびそ の直流電源とで構成され、 上記視認灯によって標識設置位置を遠隔から視認できるようにしたことを特徴 とする。
【0007】 請求項2においては、上記視認灯は、遠隔よりも視認し易い発光色に選定され た発光ダイオードが使用されたことを特徴とする。
【0008】 請求項3においては、上記視認灯はパルス点灯されるように上記駆動手段が構 成されたことを特徴とする。
【0009】 この考案において、標識文字が形成された表示部の一部に透孔が穿設され、こ こに視認灯がその頂部が一部表出するように取り付けられている。視認灯は乾電 池などの直流電源が使用され、昼夜を問わず常時点灯させる。そうすることによ って、標識が比較的暗い場所に設置されていたり、夜間であってもあるいは停電 であるときも、視認灯が明るく輝いている。したがって施設利用者はこの視認灯 を目安とすることによって、上述したような条件下でも非常口を素早く発見でき るし、消火器による初期消火ができるようになる。視認灯はパルス点灯されてい るので乾電池を使用したとしても、13ケ月ほどの寿命がある。
【0010】
【考案の実施の形態】
続いてこの考案に係る視認灯付き標識装置の一実施形態を図面を参照して詳細 に説明する。
【0011】 この考案ではステッカー、ラベル、シール、レッテルなどを貼ったプレートや ダイレクトにプリントしたプレートなど、それぞれ使用目的に応じた内容の文字 が形成された標識(ネームプレート)そのものを、壁などの所定箇所に貼着する のではなく、この標識の設置場所を遠隔からでも視認できるような視認灯を付け た状態で設置する。
【0012】 例えば図7のように廊下2などの隅であって、廊下2に設置される消火器4の 場合には、消火器4の上方であって廊下2の壁3の一部にこの考案に係る標識装 置10が取り付けられる。標識装置10はその表面に標識文字が記された表示部 12を有し、その一部にこの表示部12の面より一部突出するように視認灯30 が設けられている。
【0013】 視認灯30は遠くからでも視認し易いように例えば赤色光を発光する発光ダイ オードなどが使用される。そして、この視認灯30を常時点灯させて置くためケ ースの内部にはそのための電源や駆動手段が収納される。
【0014】 図1はこの標識装置10の具体例を示すもので、この例では樹脂成形された直 方体状の上下のケース20,22を有し、上ケース22の上面22aにはその全 面にわたり表示部12が貼着される。本例では表示部12として比較的安価なス テッカ24を使用した場合である。表示部24には所定の標識用の文字が記され ている。図は「消火器」の3文字がスクリーン印刷されている。
【0015】 上ケース22および表示部24の所定箇所、本例では標識文字の上方に、これ とは所定の間隔を開けて透孔26,28がそれぞれ穿設される。これら透孔26 ,28は視認灯30をその内部から外部に望ませるための孔である。視認灯30 は上述したように発光ダイオードなどのような小型で比較的発光輝度が高く、し かも遠隔からでも容易に認識できる発光色(例えば赤色光)を発光する発光素子 が使用される。
【0016】 視認灯30はパルス点灯回路32を構成する回路基板34上にハンダ付けされ ており、図2に内部を省略して示すように、視認灯30の頂部の一部が表示部2 4より僅かに突出するように取り付けられているが、その詳細は後述する。
【0017】 視認灯30に対する電源36としては乾電池(一次電池)が使用され、本例で は単三乾電池が4本使用される。この乾電池36は収納ケース38内に収納され た状態で上ケース22にビスなどを使用して固定される。
【0018】 表示部24が貼着された上ケース22はビスによって下ケース20に固定され 、その状態で壁3にビスなどを用いて取り付け固定される。ビスではなく両面接 着テープやマグネットシート40を使用して壁3に取り付け固定することもでき る。
【0019】 図3は視認灯30の取り付け状態を示す。この例では透孔26,28にはハ止 め金具42が設けられ、その内側に視認灯30が挿通される。回路基板34は上 ケース22に固定されているものであるから、視認灯30もこの上ケース22に 取り付け固定されることになる。ハ止め金具42には光拡散用のテーパー部44 が形成され、できるだけ遠くからでもこの視認灯30を視認できるようにしてい る。
【0020】 視認灯30を設けることによって、比較的暗い場所でも消火器の設置場所を確 認できるので、消火器の設置場所の自由度が増す。停電のようなときでもあるい は夜間でも設置場所の視認が容易になる。
【0021】 ハ止め金具42の代わりに図4に示すような樹脂成形された導光キャップ48 を視認灯30にかぶせた状態で上ケース22に取り付け固定することもできる。 この場合には導光および光拡散効果が図3よりも大きくなる。
【0022】 図5は視認灯30に対するパルス点灯回路32の具体例であって、乾電池38 に対して、電流制限用の抵抗器52、視認灯30およびスイッチングトランジス タ54の直列回路が接続される。トランジスタ54のベース側には抵抗器Rとコ ンデンサCとで構成された時定数回路56が接続され、RCによって決まる時定 数τを周期としたパルス点灯が行われる。例えばR,Cを適当な値に選ぶことに よって図6のようにパルス幅が1.0secで周期が6.0secの点灯周期が得られ る。R若しくはCを変えることによって任意の周期が得られる。同図Bは同図A の半分のパルス周期に選んだ場合を示す。
【0023】 このようにパルス点灯させて視認灯30を点滅させたのは、電源38の寿命を できるだけ伸ばすためである。図6Aの場合ほぼ13ケ月の寿命となる。したが って同図Bでは約6ケ月である。乾電池は交換可能であるので、任意の時期に交 換できる。
【0024】 上述した例は、この考案を消火器の標識に適用したが、そのほかの標識にも適 用できることは容易に理解できる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案では標識を表示する部分に視認灯を付け、これ を常時点灯させるようにしたものであるから、標識が暗い箇所に設置されていた り、夜間であったり、あるいは停電であったりしても、その標識の設置場所を遠 隔より視認できるため、避難誘導用の非常口や消火器の置かれている場所を迅速 に発見できるようになり、安全性および初期消火などに優れた効果を発揮する標 識装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る視認灯付き標識装置の一例を示
す分解斜視図である。
【図2】そのI−I線上の内部を省略した断面図であ
る。
【図3】視認灯取り付け状態を示す要部断面図である。
【図4】視認灯取り付け状態を示す他の要部断面図であ
る。
【図5】パルス点灯回路図である。
【図6】その動作波形図である。
【図7】使用状態の斜視図である。
【図8】従来の使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 標識装置 22 上ケース 24 表示部 26,28 透孔 30 視認灯 32 パルス点灯回路 38 電源

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警告表示や設置表示などに使用される標
    識装置であって、 標識文字が形成された表示部と、この表示部の一部に穿
    設された透孔内に頂部が一部露出するように取り付けら
    れた視認灯と、この視認灯の駆動手段およびその直流電
    源とで構成され、 上記視認灯によって標識設置位置を遠隔から視認できる
    ようにしたことを特徴とする視認灯付き標識装置。
  2. 【請求項2】 上記視認灯は、遠隔よりも視認し易い発
    光色に選定された発光ダイオードが使用されたことを特
    徴とする請求項1記載の視認灯付き標識装置。
  3. 【請求項3】 上記視認灯はパルス点灯されるように上
    記駆動手段が構成されたことを特徴とする請求項1記載
    の視認灯付き標識装置。
JP1996000932U 1996-01-30 1996-01-30 視認灯付き標識装置 Expired - Lifetime JP3027384U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047979A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示装置

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