JP3027214B2 - 回転型熱処理機械の羽根の被覆方法 - Google Patents

回転型熱処理機械の羽根の被覆方法

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JP3027214B2 JP3074902A JP7490291A JP3027214B2 JP 3027214 B2 JP3027214 B2 JP 3027214B2 JP 3074902 A JP3074902 A JP 3074902A JP 7490291 A JP7490291 A JP 7490291A JP 3027214 B2 JP3027214 B2 JP 3027214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲の請求
項1の上位概念による羽根の被覆法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば開放式ガスタービン工程(offene
Gasturbinenprozess)の場合には圧縮装置から吸引され
た空気は水蒸気も固体不純物もガス状不純物も含有して
いる。このことは浸蝕、汚染及び腐蝕によって不利に影
響を及ぼす。羽根上に存在する固着層は部分的に、腐蝕
の作用を有する成分、例えばNaCl及びKClの高い
濃度を示す。これらの塩によってタービン羽根の高温腐
蝕の他に、圧縮装置範囲内の増大された孔蝕も生じ、か
つ羽根の材料の複雑な化学的な強度低下も生じる。高い
空気湿度の場合に圧縮装置入口範囲内で水蒸気集中が生
じ、この水蒸気集中により前方の羽根列の増大された腐
蝕攻撃が説明される。これに対して多少弊害を除去する
ために、回転型熱処理機械の羽根は多重に保護層が備え
られている。この保護層は蒸気タービン羽根及びガスタ
ービン羽根並びに圧縮装置の羽根の場合に使用される。
即ち、腐蝕及び酸化攻撃に対する抵抗性並びに浸蝕及び
摩耗(磨滅)に対する抵抗性を高めることが、とりわけ
重要である。一度羽根が表面処理にもかかわらず、その
程度が運転安全性を害する可能性がある損傷を有する場
合には、羽根は取り外される:羽根は新しいものと交換
されるか又は再び状態調整されかつ再度取り付けられ
る。この取外し及び取付けには、比較的高い費用及び時
間の浪費が付随している。さらに、羽根の本当の状態は
比較的長い時間の後に、即ち前清浄化後に初めて確認で
き、これによって、羽根の再状態調整をすることができ
るか否か、又は既に必要であるかの決定を大分後になっ
て初めてすることができる。上記方法の欠点は、著しい
時間の損失、装置の比較的高い運転費用、検査の際の比
較的高い費用及び羽根の再状態調整の可能性の問題につ
いての不確実性である。従って、これら欠点に対して解
決策を講じるために方法が求められるということが見過
ごされていた。これに関連して一方法が公知となり、こ
の方法によれば、分離された装置中で再び状態調整され
るために羽根付き回転子全体が固定子から持ち上げられ
る。被覆すべき羽根付き回転子は適当な方法で脱脂され
なければならず、場合によっては以前に塗布された有機
被覆が完全に除去されなければならない。引き続き、被
覆すべき範囲は酸化アルミニウムを用いた乾燥サンドブ
ラストによって粗面化され、金属表面は活性化される。
被覆すべきではない部分は適当な材料で覆われなければ
ならない。その後に基本層は塗布され、この場合、基本
層はその都度焼き付けられなければならない。このこと
により手順が長引く:焼結工程又は焼付工程は約55時
間継続し、かつ平均して4回実施されなければならな
い。被覆の間の上記焼結工程又は焼付工程は、摂氏約3
50度での停止時間約10〜12時間にわたる熱処理か
らなる。その上、各処理工程の実施のために、特殊な幾
何学的形態を有する正に大きな装置が予め備えられなけ
ればならず、焼付工程の際に回転子の羽根付き部分全体
がオーブンカバー(Ofenabdeckung)に包含されていなけ
ればならないことのみが考慮される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許請求の範囲で特徴
付けられている本発明の課題は、所要時間及び出費され
た費用に関して、冒頭に記載された種類の方法の場合に
羽根の再状態調整のための効率の良い方法を提案するこ
とにある。本発明の課題は、被覆の寿命を適当な方法及
び保護層で最長にすることでもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題は、本発明によれば
特許請求の範囲の請求項1記載の方法により解決され
る。
【0005】
【作用】本発明の本質的な利点は、羽根付き回転子が再
状態調整の第1工程のために固定子の回転子用軸受から
持ち上げて外される必要のないことに見られる:清浄化
ないしは保護層除去は機械、即ち圧縮装置の本来の停止
前に、即ち運転の最終段階(「オンライン」)の間に実
施されることができる。これによって、処理すべき羽根
への均一な衝撃が達成され、この場合、従って達成され
た、いずれにせよ存在する保護層の包括的な除去を保証
する上記清浄化工程の効率は、羽根の再状態調整の可能
性についての迅速な決定を可能にする。この決定は、機
械の停止及び固定子の上部の除去の後に既に行なうこと
ができる。相応する分析によって羽根の再状態調整に対
する該羽根の状態について決定される場合、羽根付き回
転子を軸受から持ち上げかつ該回転子をスタンド上に置
くことで十分であり、このスタンド上では複雑化された
構造部材の使用なしで再状態調整のさらなる処理工程を
実施することができる。このことによって運転費用(解
体検査費用)が減少し、これにより上記処理方法の定期
的な実施を妨害するものはない。従って、装置の運転安
全性が高められる。
【0006】本発明のもう1つの重要な利点は、高速フ
レーム溶射方法の使用下で、取り付けられた状態で前処
理された羽根に、有利にはSiベース及びAlベースの
相応する保護層が局所的かつ必要に応じて得られること
に見られ、この場合、この被覆方法を比較的長い時間に
わたる熱処理なしで特別な付加的装置の使用なしで実施
することができる。このことは技術的な被覆手順全体を
簡易化し、その一方で費用は公知方法の場合よりおよそ
半分に減少する。その上、上記の被覆種類の寿命は、上
記のいわゆる完全被覆の代りに現在使用されている層の
場合よりかなり長い。羽根の前処理及び保護層吹付後の
後処理が被覆の寿命にとって著しく重要であるため、直
接の調整方法をそれぞれ確認された必要に応じて適切に
行なうことができる。最も短い時間後により低い再状態
調整費用で高い環境適合性を有する処理を用いて生じる
ものは最も高い品質の羽根であり、この羽根はより長い
時間にわたる装置の運転安全性を保証する。
【0007】本発明による課題の解決の有利な別の形態
は、特許請求の範囲の別の請求項で特徴付けられてい
る。
【0008】次に、図によって本発明の実施例を図示し
かつ詳説する。本発明の直接の理解に必要ではない全て
の要素は省略されている。種々の媒体の流れの方向は矢
印で記載されている。同じ要素は異なる図の中で同じ関
連符号が付けられている。
【0009】
【実施例】図1は、本質的に圧縮装置部11a、燃焼室
11b及びタービン部11cからなる常用のガスターボ
群11を示している。羽根の前処理の際に、羽根がオリ
ジナルの状態で被覆されていなかったか又は被覆されて
いたかが区別されなければならない。この基準にかかわ
らず、1回目の羽根の清浄化は機械、即ち圧縮装置の停
止前に行なう。この清浄化は、被覆された羽根の場合に
は有利に、弱い噴流の粒状物による浸蝕除去を基礎とす
る。自明のことながら、被覆されていない羽根の清浄化
は水性溶剤、例えばトリクロロエチレンのみで行なうこ
とができる。圧縮装置の吸い込み流路中で作用する、中
央に配置された三方噴射ノズル1(これについては図2
も参照のこと)によって、一定の時間にわたって清浄剤
(弱い噴流の粒状物、水溶液等)は圧縮装置への気流中
に噴射導入される。圧縮装置の羽根への均一かつ強い衝
撃12により、被覆されていない羽根の場合には効率の
よい清浄化処理が生じるかないしは被覆された羽根の場
合には古い保護層の広範囲の除去が生じる。清浄化方法
は必要に応じて数回繰り返される。弱い噴流の粒状物が
摂氏約300度の温度で燃焼するため、該粒状物につい
ては廃棄物処理に関連する問題は生じない。水溶液の使
用の場合には同様に上記観点が考慮されなければならな
い。噴射には多方向噴射ノズル1が関係し、このノズル
は、混合室3の清浄剤の流れ方向に後接続されていてか
つ量調整に使用されるグローブバルブ2を有する。上記
混合室3中の圧力はマノメーター7によって表示され
る。流れを遡って混合室3にタンク4が予め備えられて
おり、このタンクの中には例えば粒状物が貯蔵されてお
り、この場合、それぞれ篩5及び入口バルブ6は、混合
室3に均質な材料の供給に役立つ。タンク4中の必要な
圧力は、空気供給管10によって提供され、この場合、
減圧バルブ8及びメインバルブ9は空気導管中で別の補
助手段として接続されている。相応する準備によってタ
ービン羽根を同様にして取り扱うことができる。
【0010】必要に応じて羽根の別の清浄化ないしは保
護層除去が行なわれる。これは、図3及び図4で示され
ているように、振動型浸蝕浴14を用いて行なわれる。
上記目的のために羽根付き回転子11a及び11bは、
固定子から取り外され、かつスタンド13a及び13b
上に、羽根の一定部分が浴14中に浸漬するように置か
れる。振動発生装置15によって浴14の各浸蝕成分が
励起されて振動し、これにより羽根上の残留汚染ないし
は残留保護層が除去される。これによって原理的にガス
ターボ群の回転子の全ての羽根の種類を処理することが
できる。
【0011】最終的な清浄化は図5によれば、工業用ガ
ラス噴射剤18を用いて実施される。この最終的な清浄
化は、ガラスからなることのできる上記薬剤による浸蝕
除去を基礎とする。羽根の一定部分が特殊なシース(Kap
sel)16で被覆され、噴射導入された薬剤の同時の吸引
19の際に清浄化は1個もしくは数個の噴射ノズル17
によって行なわれる。
【0012】別の処理工程を必要に応じて準備すること
ができる: − 最も要求される箇所のいずれにせよ尚存在している
孔蝕の小さな孔の研磨による除去。
【0013】− 羽根の亀裂試験。
【0014】− 羽根に研磨処理が行なわれた場合の羽
根の質量制御。
【0015】− サンドブラストによる表面の粗面化。
【0016】− 本来の被覆前に、例えば放熱器で羽根
を摂氏約80度に予熱することが推奨される。
【0017】図6は、高速フレーム溶射方法を行なうこ
とができる可能性を示している。この目的のために、側
面から出し入れ可能なシース(Umhuellung)16が予め備
えられ、このシースにより、準備される羽根の数は制限
される。噴射ノズル20を用いて保護層を羽根上に塗布
し、この場合、噴射ノズル20の制御を手で行なうこと
が簡単にできる。吸引19により、過剰量の薬剤を直ち
に羽根の周囲から除去することができるようになる。
【0018】吹き付けられた羽根の後処理は通常、次の
処理工程を包含する:−表面粗度を減少させるためにエ
メリークロス及び/又は、例えばガラス玉を用いた噴射
で軽度の一面にわたる研磨が行なわれる。
【0019】− 基本層の保護及び表面粗度のさらなる
減少のためにラッカー上塗層(Lack‐Deckschicht)をカ
ラースプレーガンで塗布することができる。条件は、上
記ラッカーが、高くかつ長い焼付温度を必要としない
(オーブンの組立てを必要としない)ことである。この
ために、運転中になお比較的低い温度が優勢である圧縮
装置の少なくとも第1列に対して2成分系ラッカーを使
用することができる。
【0020】このような上塗層の例は、プラスチックを
基礎とするポリウレタン反応ラッカーであってもよい。
【0021】保護層の品質に関連して、通常の、圧縮装
置用の被覆は著しく頻繁に僅かな浸蝕抵抗性を示すこと
は重大である。このような亜鉛めっき保護層は、保護層
が金属膜‐電解液系の中に存在する場合にのみ効果を有
するため、局所的に浸蝕された層はその保護作用におい
て減少される。
【0022】この場合に使用される、アルミニウムを基
礎とする保護層は活性の浸蝕保護層であり、この組成は
有利に次の通りである: 1. Si 6〜15重量%及び、残りがアルミニウム
からなる保護層; 2. 純粋アルミニウムからなる別の保護層 3. Al 80重量%、Si 5〜15重量%及び、残
りがCu、Mn、Mg、Niからなる別の保護層。
【0023】上記の保護層の化学構造及び同じく上記の
施与方法(高速フレーム溶射方法)により、あまり浸蝕
に敏感ではない「犠牲陽極(Opferanoden)」層が提供さ
れ、この層は基材を活性的に腐蝕から保護する。高エネ
ルギー被覆方法である該施与方法により、良好に付着す
る耐腐蝕性保護層が提供され、この層は保護層に特異的
な後処理なしで基材への、意図される電気結合を有す
る。この提案された保護層は、付加的に上塗層を備える
ことができる。汚れを退ける上塗層は、例えば黒である
ことができる。このような汚れを退ける上塗層は、氷検
出器を用いた羽根上の氷結のより良好な識別を可能にす
る。粒子速度少なくとも300m/秒で進行する高速フ
レーム溶射方法により、被覆と羽根の基材との最適のし
っかり結合した状態が示される。より厚い保護層の場合
にさえ、被覆が剥離しないことが保証されている。この
ことは、高い運動エネルギーによって粉末粒子が跳ね上
がる際に、圧縮元応力がそれぞれ予め吹き付けられた層
中で生じるということによって説明することができる。
浸蝕に対する最大にされた抵抗性の原因は、本発明に使
用される層が著しく高い硬度を有することにある。本発
明で提案された方法によって、層の酸化物含量が、空気
中で吹き付けられた保護層の場合より低いという結果が
生じる。このことは層がより純粋であることを表し、従
って層はあまり急速には酸化せず、この場合、酸化はい
ずれにせよ表面にのみ生じる。保護層が著しく緊密であ
ることによって層の多孔率は0.5%以下である。浸蝕
による破壊は実際に除外することができる:DIN50
021による塩水噴霧試験の際に、通常市販されている
セラミックアルミニウム層を上記組成による保護層と比
較しかつ上記方法と比較した。この結果は上記内容を完
全に証明した。疲労試験方法の際に同様の比較を実施し
た:羽根の最初の疲労亀裂までの負荷が、上記組成及び
上記方法により被覆された羽根の場合には比較の羽根の
場合より20%高かったことが示された。このことは、
疲労破壊に対する羽根の安全性を高めることができたこ
とを表す。
【0024】記載された利点及び、海の近くの設備の圧
縮装置中での運転数千時間後の結果によれば活性保護層
の有効寿命の50%の改善が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】前処理工程のための装置を備えたターボ装置の
部分的系統図を有する縦断面図である。
【図2】図1の平面II‐IIの部分的平面図である。
【図3】洗浄化工程ないしは振動型浸蝕浴中の保護層除
去の側面図である。
【図4】図3の回転子の平面IV‐IVでの横断面図であ
る。
【図5】噴射ノズルを用いた閉塞清浄化方法を示す図で
ある。
【図6】高速フレーム溶射を用いた羽根の被覆を示す図
である。
【符号の説明】
1 三方ノズル、 2 グローブバルブ、 3 混合
室、 4 タンク、 5篩、 6 入口バルブ、 7
マノメーター、 8 減圧バルブ、 9 メインバル
ブ、 10 空気供給管、 11 ガスターボ群、 1
1a 圧縮装置部、 11b 燃焼室、 11c ター
ビン部、 12 清浄剤を用いた羽根への衝撃、 13
a スタンド、 13b スタンド、 14 浴、 1
5 振動発生装置、 16 シース、 17 噴射ノズ
ル、 18 噴射剤、 19 吸引、 20 噴射ノズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−230902(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 1/18 F01D 5/02 F01D 5/28 C23C 4/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転型熱処理機械の羽根を被覆する方法
    において、羽根に熱処理機械の運転状態で第1の清浄化
    工程を圧縮装置への空気流に混合された薬剤を用いて行
    ない、羽根に機械の開放後に停止状態で次の処理工程の
    ための少なくとも1つの予備処理を行ない、かつ羽根を
    停止状態で、保護層粒子を少なくとも300m/秒の速
    度で基材表面に吹き付ける高速フレーム溶射方法を用い
    て保護層で被覆することを特徴とする回転型熱処理機械
    の羽根の被覆方法。
  2. 【請求項2】 羽根を保護層施与前の予備処理の際に振
    動式浸蝕浴中で処理する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 羽根に停止状態で保護層施与後に後処理
    を表面粗度の減少及び/又は上塗層の塗布のために行な
    う請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 高速フレーム溶射方法を用いて塗布され
    る保護層がSi 6〜15重量%と残りがAlとからな
    る請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 高速フレーム溶射方法を用いて塗布され
    る保護層がAlからなる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 高速フレーム溶射方法を用いて塗布され
    る保護層がAl 80重量%、Si 5〜15重量%及
    び、残りがCu、Mn、Mg、Niからなる請求項1記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 羽根の清浄化のための、空気流に混合さ
    れる薬剤が弱い噴流の粒状物からなる請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 上塗層がプラスチックを基礎とするポリ
    ウレタン反応ラッカーからなる請求項3記載の方法。
JP3074902A 1990-04-11 1991-04-08 回転型熱処理機械の羽根の被覆方法 Expired - Lifetime JP3027214B2 (ja)

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DK (1) DK0451512T3 (ja)
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