JP3027123U - ホース用簡易保護具 - Google Patents

ホース用簡易保護具

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JP3027123U
JP3027123U JP1996000158U JP15896U JP3027123U JP 3027123 U JP3027123 U JP 3027123U JP 1996000158 U JP1996000158 U JP 1996000158U JP 15896 U JP15896 U JP 15896U JP 3027123 U JP3027123 U JP 3027123U
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JP
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hose
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fire
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fire hose
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JP1996000158U
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章 堀本
直二 清水
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Sakura Rubber Co Ltd
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Sakura Rubber Co Ltd
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホースの損傷を防止でき、また軽量で取扱いが
簡単なホース用簡易保護具を提供することにある。 【解決手段】消防ホースの一部の外周面に少なくとも1
周巻き付けられる幅を有するシート状の保護具本体1を
有し、この保護具本体1に、この保護具本体1を筒状に
結合するために保護具本体1の表面に雌側マジックテー
プ(登録商標)4を設け、裏面に雄側マジックテープ6
を設け、消防ホースの外周部に巻き付けることにより、
消防ホースを保護することにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば消防ホースの外周部に巻き付けることにより消防ホース を保護するホース用簡易保護具に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路の近くで火災が発生し、消火活動に使用する消火栓等の水利が火災発生 場所より道路を挟んだ向かい側にある場合や、火災発生場所と消火栓等の水利が 遠距離で複数本の消防ホースを接続して消火活動を行う場合には、複数本の消防 ホースが何度も道路を横断することになる。
【0003】 このような場合、幹線道路においてはホースブリッジをセットし、このホース ブリッジによって消防ホースの途中を覆って消防ホースを保護することにより、 道路を自動車等が通行できるようにしている。
【0004】 このホース保護用ブリッジは、一般にゴム等の矩形状のシートの中央部にホー スを通すためのホース挿通路を有し、このホース挿通路を挟んで両側に互いに勾 配面が外側に向くように配置したゴムまたは合成樹脂からなる左右二対のブロッ クとからなる。
【0005】 ホース保護用ブリッジを道路に敷設し、ホース挿通路にホースを通し、前記ブ ロックの上面をタイヤが踏付けながら走行する車両の踏付け力からホースを保護 するようになっている。また、特開平6−10708号公報に示すようなホース ブリッジが知られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前者のホース保護用ブリッジは、対象ホースの下に敷いて使用す るものである。よって、実際に使用する時にはホースは、水が充満して重く、水 圧によって棒状に固くなったホースを1人が持ち上げ、もう1人が持ち上げたホ ースの下にホース保護用ブリッジを敷き込むという2人作業が必要であった。
【0007】 したがって、火災のように緊急時に、道路を横断している複数本の消防ホース を1人が持ち上げ、もう1人が持ち上げたホースの下にホース保護用ブリッジを 敷き込むという作業は多くの労力を要し、実用に適さないという事情がある。
【0008】 また、後者のホースブリッジは、ホースを持ち上げることなく、ホースの上に 被せるだけでタイヤによって踏付けながら走行する車両の踏付け力からホースを 保護することができ、1人で簡単にセットできるものの、ホースブリッジが大き く、重量もあるため、消防車に多数個のホースブリッジを搭載できないと共に、 取扱いが困難である。
【0009】 したがって、細い道路等においては、前述のようなホースブリッジを使用しな い場合が多いが、オートバイ等は消防ホースを乗り越えて走行するため、オート バイのミッションと後輪との間に掛け渡され、露出しているチェーンが消防ホー スに接触して消防ホースに損傷を与え、水漏れ等の原因となっている。
【0010】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 ホースの外周部に簡単に巻き付けることができ、その上部をオートバイ等が乗り 越えて走行してもホースの損傷を防止でき、また軽量で取扱いが簡単なホース用 簡易保護具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前述した目的を達成するために、請求項1は、ホースの一部の 外周面に少なくとも1周巻き付けられる幅を有するシート状の保護具本体と、こ の保護具本体に設けられこの保護具本体を筒状に結合する結合手段とを具備した ことを特徴とするホース用簡易保護具にある。
【0012】 請求項2は、請求項1の前記結合手段は、前記保護具本体の幅方向の両側縁に おける表裏面に設けられ、着脱可能に結合される織成面ファスナーであることを 特徴とする。
【0013】 請求項3は、請求項1の前記結合手段は、前記保護具本体の長手方向に間隔を 存して複数本設けられた結束バンドと、この結束バンドの表裏面に設けられ、着 脱可能に結合される織成面ファスナーであることを特徴とする。
【0014】 請求項4は、ホースの長手方向の両端部に斜辺を有する略平行四辺形状のシー トからなり、ホースの一部の外周面に巻き付けらることにより螺旋状の巻き姿と なる保護具本体と、この保護具本体に設けられ、保護具本体を筒状に結合する結 合手段とを具備したことを特徴とするホース用簡易保護具にある。
【0015】 請求項5は、請求項4の前記結合手段は、前記保護具本体の幅方向の両側縁に おける表裏面に設けられ、着脱可能に結合される織成面ファスナーであることを 特徴とする。
【0016】
【実施例】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は消防ホース用簡易保護具の表面を 示す平面図で、図2は同裏面を示す平面図、図3は同使用状態を示す斜視図であ る。図中1は保護具本体を示し、例えばアラミド繊維等の耐外傷性に優れた材料 からなる補強布によって矩形状(例えば長さ3000mm、幅400 mm、肉厚4 mm )に形成されている。そして、消防ホース2の通水使用中においても、その一部 における外周部を少なくとも1周巻き付けることができる幅に形成されている。
【0017】 保護具本体1の表面1aにおける幅方向の一側縁部には長さ方向に所定間隔を 存して複数本の結束バンド3が保護具本体1の長手方向と直角方向に延長して設 けられている。
【0018】 さらに、保護具本体1には結合手段としての織成面ファスナーであるマジック テープ(日本ベルクロKKの登録商標)使用している。すなわち、保護具本体1 の表面1aにおける幅方向の他側縁部には長さ方向に亘って帯状に雌側マジック テープ4が固着されていると共に、複数本の結束バンド3の表面3aにおける基 端側にも雌側マジックテープ5が固着されている。
【0019】 また、保護具本体1の裏面1bにおける幅方向の一側縁部、すなわち保護具本 体1を丸めたときに前記雌側マジックテープ4と対応する部分には長手方向に亘 って帯状に雄側マジックテープ6が固着されていると共に、前記複数本の結束バ ンド3の裏面3bにおける先端側にも雄側マジックテープ7が固着されている。 なお、前記マジックテープは、雌側が無数のループに、雄側が前記ループに係止 する無数のフックからなり、両者を圧着することにより、ループがフックに係止 して結合されるファスナーである。
【0020】 このように構成された消防ホース用簡易保護具によれば、火災発生場所と消火 活動に使用する消火栓等の水利が道路を挟んだ向かい側にあり、消防ホース2が 道路を横断するような場合には、その道路を横断する消防ホース2の途中に前述 した消防ホース用簡易保護具を装着することにより、消防ホース2を車両から保 護することができる。
【0021】 すなわち、消防ホース2に通水前または通水使用中に、消防ホース2の外周部 に保護具本体1を略1周巻き付けることにより、表面1aの雌側マジックテープ 4と裏面1bの雄側マジックテープ6とを圧着して両者を結合する。さらに、複 数本の結束バンド3を保護具本体1の外周部に巻き付けて表面3aの雌側マジッ クテープ5と裏面3bの雄側マジックテープ7とを圧着して両者を結合する。
【0022】 このように消防ホース2の途中に消防ホース用簡易保護具を巻き付けることに より、図3に示すように消防ホース2の途中は保護具本体1によって全周が覆わ れ、道路を横断している消防ホース2の上をオートバイが乗り越えて走行する際 に、オートバイのミッションと後輪との間に掛け渡されたチェーンが接触しても 保護具本体1によって消防ホース2を保護し、損傷を与えることはなく、水漏れ 等を未然に防止できる。
【0023】 また、保護具本体1は布製であるため、軽量で柔軟性があり、取扱いが容易で あり、マジックテープであるため、ワンタッチで消防ホース2に装着することが でき、また使用後に消防ホース2から取り外す場合もワンタッチで取り外して最 使用できる。
【0024】 図4および図5は第2の実施形態を示し、図4は消防ホース用簡易保護具の表 面を示す平面図で、図5は同使用状態を示す斜視図である。図中11は保護具本 体を示し、例えばアラミド繊維等の耐外傷性に優れた材料からなる補強布によっ て平行四辺形状(例えば長さ4200mm、幅300 mm、肉厚4 mm)に形成されて いる。
【0025】 すなわち、保護具本体11は矩形状のシートの長手方向の両端部を斜辺に形成 することにより、平行四辺形に形成され、消防ホース2の通水使用中においても 、その一部における外周部を少なくとも1周巻き付けることができる幅に形成さ れている。
【0026】 保護具本体11の表面11aにおける幅方向の一側縁部には長さ方向に亘って 帯状に雌側マジックテープ13が固着されている。また、保護具本体11の裏面 11bにおける幅方向の一側縁部、すなわち保護具本体11を丸めたときに前記 雌側マジックテープ13と対応する部分には長手方向に亘って帯状に雄側マジッ クテープ14が固着されている。
【0027】 なお、前記マジックテープは、第1の実施形態と同様に、日本ベルクロKKの 登録商標であり、雌側が無数のループに、雄側が前記ループに係止する無数のフ ックからなり、両者を圧着することにより、ループがフックに係止して結合され るベルベットファスナーである。
【0028】 このように構成された消防ホース用簡易保護具によれば、火災発生場所と消火 活動に使用する消火栓等の水利が道路を挟んだ向かい側にあり、消防ホース2が 道路を横断するような場合には、その道路を横断する消防ホース2の途中に前述 した消防ホース用簡易保護具を装着することにより、消防ホース2を車両から保 護することができる。
【0029】 すなわち、消防ホース2に通水前または通水使用中に、消防ホース2の外周部 に保護具本体11を巻き付けることにより、表面11aの雌側マジックテープ1 3と裏面11bの雄側マジックテープ14とを圧着して両者を結合する。
【0030】 このように消防ホース2の途中に消防ホース用簡易保護具を巻き付けることに より、図5に示すように、螺旋状の巻き姿となり、保護具本体11がバイアス使 用となり、消防ホース2の伸縮に追従するという効果がある。また、消防ホース 2の途中は保護具本体11によって全周が覆われ、道路を横断している消防ホー ス2の上をオートバイが乗り越えて走行する際に、オートバイのミッションと後 輪との間に掛け渡されたチェーンが接触しても保護具本体11によって消防ホー ス2を保護し、損傷を与えることはなく、水漏れ等を未然に防止できる。
【0031】 また、保護具本体1は布製であるため、軽量で柔軟性があり、取扱いが容易で あり、マジックテープであるため、ワンタッチで消防ホース2に装着することが でき、また使用後に消防ホース2から取り外す場合もワンタッチで取り外して最 使用できる。
【0032】 なお、前記各実施形態においては、保護具本体を例えばアラミド繊維等の耐外 傷性に優れた材料からなる補強布によって形成したが、耐外傷性に優れた材料で あればよく、繊維材料に限定されるものではない。
【0033】 なお、前記各実施形態においては、消防ホース用簡易保護具は、道路の近くで 火災が発生し、消火活動に使用する消火栓等の水利が火災発生場所より道路を挟 んだ向かい側にある場合、複数本の消防ホースが道路を横断することから、この 消防ホースを保護するために使用する場合について説明したが、道路や架橋等の 工事現場、ビル等の建設現場等においては多数のエアーホース、油圧ホース、電 気コード等を使用するが、このようなホースやコード類を車両から保護するため に、この考案の保護具を用いることもできる。
【0034】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ホースの外周部に簡単に巻き付け ることができ、その上部をオートバイ等が乗り越えて走行してもホースの損傷を 防止でき、また軽量で取扱いが簡単なホース用簡易保護具を提供できる。
【0035】 また、消防ホース用保護具として使用する場合、多数の保護具を必要とするが 、前述したように軽量で、折り畳みも可能であり、運搬も容易で、保管スペース も狭く、実用的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施形態を示す保護具の表面
の平面図。
【図2】同実施例の保護具の裏面の平面図。
【図3】同実施例の使用状態の斜視図。
【図4】この考案の第2の実施形態を示す保護具の表面
の平面図。
【図5】同実施例の使用状態の斜視図。
【符号の説明】
1…保護具本体 2…消防ホース 3…結束バンド 4,5…雌側マジックテープ 6,7…雄側マジックテープ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースの一部の外周面に少なくとも1周
    巻き付けられる幅を有するシート状の保護具本体と、こ
    の保護具本体に設けられこの保護具本体を筒状に結合す
    る結合手段とを具備したことを特徴とするホース用簡易
    保護具。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、前記保護具本体の幅方
    向の両側縁における表裏面に設けられ、着脱可能に結合
    される織成面ファスナーであることを特徴とする請求項
    1記載のホース用簡易保護具。
  3. 【請求項3】 前記結合手段は、前記保護具本体の長手
    方向に間隔を存して複数本設けられた結束バンドと、こ
    の結束バンドの表裏面に設けられ、着脱可能に結合され
    る織成面ファスナーであることを特徴とする請求項1記
    載のホース用簡易保護具。
  4. 【請求項4】 ホースの長手方向の両端部に斜辺を有す
    る略平行四辺形状のシートからなり、ホースの一部の外
    周面に巻き付けらることにより螺旋状の巻き姿となる保
    護具本体と、この保護具本体に設けられ、保護具本体を
    筒状に結合する結合手段とを具備したことを特徴とする
    ホース用簡易保護具。
  5. 【請求項5】 前記結合手段は、前記保護具本体の幅方
    向の両側縁における表裏面に設けられ、着脱可能に結合
    される織成面ファスナーであることを特徴とする請求項
    4記載のホース用簡易保護具。
JP1996000158U 1996-01-23 1996-01-23 ホース用簡易保護具 Expired - Lifetime JP3027123U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004533585A (ja) * 2001-05-18 2004-11-04 ジェーエイチアールジー, エルエルシー 保護カバー

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