JP3027067U - メガネホールダー付きのアクセサリー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メガネを掛けたり、外したりして作業や用事
をする場合、メガネを手に持たず、ポケットやケースに
仕舞ったりせずに、メガネの使用を便利にして、メガネ
を用いた作業や用事を能率をよく行う。また、メガネを
使用し易くして、作業や用事を苦労せずに、無難に処理
して、ミスやトラブルの発生を防止する。さらに、ブロ
ーチなどのアクセサリーの美しさを楽しむとともに、ス
カーフなど、被服と合わせてトータルファッションを楽
しむ。 【解決手段】 タックピンのピン部を設けたアクセサリ
ーと、挿入孔を設けた取付具を取り付けた環状または枠
体状のメガネホールダーと、タックピンの差込固定部と
よりなリ、アクセサリーに設けたタックピンのピン部
に、メガネホールダーの取付具の挿入孔と差込固定具と
を着脱可能に挿入するメガネホールダー付きのブローチ
などのアクセサリー。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、メガネホールダー付きのブローチなどのアクセサリーに関するもの で、アクセサリーとして使用するとともに、アクセサリーに着脱可能に取り付け たメガネホールダーに、メガネのテンプル（つる）を掛けたり、スカーフ、ネッ カチーフ、ショール、ハンカチーフ、ストール、マフラーなど（以下スカーフな どという）を掛けたりするものである。

【０００２】

【従来の技術】

メガネを掛けたり、外したりして作業や用事をする場合がある、たとえば、年 配者が近距離の作業や用事をするときに、老眼鏡を使用しないと、作業や用事を し難いが、近距離以外の作業や用事をするときには、老眼鏡を使用しない方が作 業や用事をし易い場合がある。

【０００３】 自宅の部屋や事務所などの屋内で作業や用事をするときには、テーブルや身近 の場所に置いてある老眼鏡を顔に掛け、老眼鏡の使用が不必要のときは、顔から 外したメガネをテーブルや身近の場所に置けばよい。 しかし、屋外に出て作業（絵のスケッチなど）や用事（銀行での金銭の出し入 れ、ショッピングなど）を行うときは、身近に老眼鏡を置く場所がないために、 老眼鏡を手に持って作業や用事をすると不便であり、また、老眼鏡をポケットや ケースに仕舞ったりすると、面倒であり、能率が悪いという不都合があった。

【０００４】 また、老眼鏡をポケットやケースに仕舞ったときには、簡単、容易に老眼鏡を 使用し難く、面倒であるために、老眼鏡を使用しないで作業や用事をすることに なり、苦労して作業や用事をしたりすることになり、場合によると、無難に作業 や用事をできずに、ミスやトラブルを招くこともあった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】 本考案は、前述したように、メガネを掛けたり、外したりして作業や用事をす る場合、特に、屋外で作業や用事をする場合の欠点を改善するもので、メガネを 手に持つことなく、また、ポケットやケースに仕舞ったりすることなく、身に付 けたアクセサリーに取り付けたメガネホールダーに、メガネのテンプルを簡単、 容易に掛けたり、外したりすることによって、メガネの使用を便利にして、メガ ネを用いた作業や用事を能率をよく行うことに主たる目的がある。

【０００６】 また、本考案は、メガネを簡単、容易に使用し易くすることによって、メガネ を必要とするときには常に使用し、メガネを必要としないときには常に使用しな いで、作業や用事を苦労せずに、無難に処理して、ミスやトラブルの発生を防止 することに目的がある。

【０００７】 さらに、本考案は、ブローチなどのアクセサリーを装身具として使用して、美 的センス、個性を楽しむとともに、アクセサリーに取り付けたメガネホールダー （メガネを掛けていないとき）にスカーフなどを格好よく掛けてファッションを 楽しむなど多用に使用することに目的がある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

本考案は、メガネホールダー付きのブローチなどのアクセサリーに関するもの で、タックピンのピン部を設けたアクセサリーと、挿入孔を設けた取付具を取り 付けた環状または枠体状のメガネホールダーと、タックピンの差込固定部とより なるものであり、アクセサリーに設けたタックピンのピン部に、メガネホールダ ーの取付具の挿入孔と差込固定具とを着脱可能に挿入することに特徴がある。

【考案の実施の形態】

【０００９】 本考案のメガネホールダー付きのアクセサリーの実施態様の一例を、図１に従 って説明すると、アクセサリー１の側面にはタックピン２のピン部３を設け、ま た、メガネホールダー４の端部には挿入孔５を設けた取付具６を取り付け、アク セサリー１のタックピン２のピン部３に、メガネホールダー４の取付具６の挿入 孔５を挿入した後、タックピン２の差込固定具７を挿入する。

【００１０】 アクセサリー１としては、ブローチ、ペンダント、ネクタイピン、バッチ、ヒ アス、キーホールダーなど被服に取り付けたり、身体に付けるもので、タックピ ン２のピン部３を設けて、このタックピン２のピン部３に差込固定具７を挿入で きるものであれば、どのようなものでもかまわなく、また、アクセサリー１に取 り付けるタックピン２のピン部３と差込固定具７としては、通常、使用されてい る公知のものでよい。

【００１１】 メガネホールダー４の材質は金属が望ましいが、強化プランチックなどの物理 的強度のある材質であればなんでもよく、また、メガネホールダー４の形状は環 状または枠体状に形成し、たとえば、その環状または枠体状の部分を円形状、楕 円形、ハート状にしたり、多角形状、四角形状、三角形状にしたり、図２に示す ように、花模様状にしてもよく、要するに、メガネのテンプルを掛けたり、スカ ーフなどを掛けたりすることができる形状てあればよい。

【００１２】 そして、メガネホールダー４は、タックピン２のピン部３に挿入するようにす るが、そのためには、図１に示すように、メガネホールダー４の端部に、挿入孔 ５を設けた取付具６を直接に取り付けて、その取付具６の挿入孔５をタックピン ２のピン部３に挿入するようにする。

【００１３】 なお、メガネホールダー４をフレキシブルにアクセサリー１に取り付けるため には、図３に示すように、メガネホールダー４の端部に取付リング８を固定する とともに、取付具６にも少孔９を設け、メガネホールダー４の取付リング８と取 付具６の少孔９とを直接または連結リング１０を介して接続すると、メガネホー ルダー４の動きが自在に、スムースになる。

【００１４】 本考案のメガネ掛け付きのアクセサリーの利用の仕方を説明すると、まず、ア クセサリー１のタックピン２のピン部３に、メガネホールダー４の取付具６の挿 入孔５を挿入し、この状態を維持して、そのタックピン２のピン部３でスーツな どの被服の襟部や胸部に差し込み、以後は通常の方法で、被服を貫通したタック ピン２のピン部３の先端部分に、差込固定具７を挿入して固定して、メガネホー ルダー４の付いたアクセサリー１を被服に取り付ける。

【００１５】 そして、使用したメガネ１１を顔から取り外したときに、図４に示すように、 メガネ１１のテンプル１２を、被服に取り付けたアクセサリー１のメガネホール ダー４の中に、そのメガネ１１の取付位置まで挿入した後、テンプル１２を折り 畳んで、メガネ１１をメガネホールダー４に掛けて一時的に固定する。

【００１６】 メガネ１１を再び使用するときは、前述した操作とは逆に、折り畳まれている メガネ１１のテンプル１２を開いて、アクセサリー１のメガネホールダー４の中 からメガネ１１のテンプル１２を引き抜いた後、メガネ１１を顔に掛けて使用す ればよい。

【００１７】 被服に取り付けたアクセサリー１のメガネホールダー４の中に、メガネ１１を 掛けていないときは、スカーフなど（図示せず）をメガネホールダー４の中に通 してメガネホールダー４をスカーフなどの押さえリングとして利用しもよい。

【００１８】

【考案の効果】

本考案によると、メガネを掛けたり、外したりして作業や用事をする場合、特 に、屋外に出て作業や用事を行うときは、外したメガネを、自分の被服という身 近な個所に取り付けた、アクセサリーのメガネホールダーに簡単、容易に掛けて 、メガネを掛けない方が処理し易い作業や用事を行い、また、メガネを掛けた方 が処理し易い作業や用事を行うときは、身近な個所に取り付けたアクセサリーの メガネホールダーに掛けているメガネを、簡単、容易に抜き取って使用すること によって、メガネを手に持って作業や用事をしたり、メガネをポケットやケース に仕舞う必要がないので、手軽に、効率よく、作業や用事を行うことが可能であ る。

【００１９】 また、本考案によると、メガネをアクセサリーのメガネホールダーに簡単、容 易に掛けたり、外したりできるために、メガネの使用が便利であり、メガネを使 用しないで作業や用事をすることがなくなり、苦労せずに、無難に、作業や用事 を処理でき、ミスやトラブルの発生を防止できる。

【００２０】 さらに、本考案によると、ブローチなどのアクセサリーを使用して、アクセサ リーとして本来持っている美的センス、個性を楽しむことができるとともに、メ ガネを掛けていないアクセサリーのメガネホールダーに、スカーフなどを格好よ く掛けることによって、被服、ブローチなどのアクセサリー、スカーフなどのト ータルファッションを楽しむなど、多用に利用できるメリットがある。

【００２１】 なお、本考案において、メガネホールダーの取付リングと取付具の少孔とを連 結リングを介して接続した場合には、メガネホールダーの動きに余裕が出て、ス ムースになるために、メガネの出し入れが一段と簡単、容易になり、またスカー フなどの取り付けも一段と簡単、容易になり、取り付け状態に変化を付けること が可能である。

【提出日】平成８年１月３１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１０

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１０】 アクセサリー１としては、ブローチ、ペンダント、ネクタイピン、バッチ、ピ アス、キーホールダーなど被服に取り付けたり、身体に付けるもので、タックピ ン２のピン部３を設けて、このタックピン２のピン部３に差込固定具７を挿入で きるものであれば、どのようなものでもかまわなく、また、アクセサリー１に取 り付けるタックピン２のピン部３と差込固定具７としては、通常、使用されてい る公知のものでよい。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１１

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１１】 メガネホールダー４の材質は金属が望ましいが、強化プラスチックなどの物理 的強度のある材質であればなんでもよく、また、メガネホールダー４の形状は環 状または枠体状に形成し、たとえば、その環状または枠体状の部分を円形状、楕 円形状、ハート状にしたり、多角形状、四角形状、三角形状にしたり、図２に示 すように、花模様状にしてもよく、要するに、メガネのテンプルを掛けたり、ス カーフなどを掛けたりすることができる形状てあればよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】メガネホールダー付きのアクセサリーの説明図
である。

【図２】花形模様状のメガネホールダーの形状を示す説
明図である。

【図３】メガネホールダーをアクセサリーにフレキシブ
ルに取り付けた状態を示す説明図である。

【図４】メガネホールダー４にメガネを掛けた状態を示
す説明図である。

【符号の説明】

１ アクセサリー ２ タックピン ３ ピン部 ４ メガネホールダー ５ 挿入孔 ６ 取付具 ７ 差込固定具 ８ 取付リング ９ 少孔 10 連結リング 11 メガネ 12 テンプル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】タックピンのピン部を設けたブローチなど
   のアクセサリーと、挿入孔を設けた取付具を取り付けた
   環状または枠体状のメガネホールダーと、タックピンの
   差込固定具とよりなり、アクセサリーに設けたタックピ
   ンのピン部に、メガネホールダーの取付具の挿入孔とタ
   ックピンの差込固定部とを着脱可能に挿入するメガネホ
   ールダー付きのアクセサリー。