JP3026925U - コンピュータ用キーボードのキー取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 配列規格の異なるキーボードに対応できるコ
ンピュータ用キーボードのキー取付け構造の提供。 【解決手段】 大小のＬ形キー及び長方形キーの裏面に
ロッドと板状の可動側ガイド部材を下に突出して設け、
該ロッドの上半部外周に複数の凸柱を設け、該凸柱の下
端を一つの水平面とし、該下半部の下端外周に逆フック
を設け、該ロッドを上記キー取付け座の上面に突出する
円筒状突出部内にスライド自在に挿入し、下端をキー取
付け座下方の電導ゴムの上方に位置させ、キーの押圧操
作により、該ロッドに電導ゴムを加圧させフィルム回路
の接点と導通させ、同時に該可動側ガイド部材には電導
ゴムを圧迫させず、よって該可動側ガイド部材に対応す
るフィルム回路上の回路は通じさせないものとした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のコンピュータ用キーボードのキー取付け構造に関し、裏面にロ ッドと可動側ガイド部材を設けた大小のＬ形キーと長方形キー、及びロッドを設 けた正方形キーを、使用者が自分で簡単に交換して使用習慣に合った配列方式の キーボードとすることができ、共用のキー取付け座と電導ゴム及びフィルム回路 を備えて異なる規格のキーボードに適用され、またキーボード内部の上記フィル ム回路のキー押圧操作による破壊防止がなされているものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般のキーボードのほとんどはキー取付け座上に各キーが組み合わされ、該キ ー取付け座と電導ゴム及びフィルム回路が組み合わされた構造を有している。ゆ えに、キー数或いはキーの配列方式の異なるキーボードを製造する時には、キー 取付け座と電導ゴム及びフィルム回路は共通に使用することができず、ゆえに新 たに各部材を製造しなければならなくなり、業者の金型作成費用は大きなものと なった。即ち、異なる二つの機能が、あるキーボードでは一つのキーに割り当て られ、別の規格のキーボードでは各機能が別々のキーに割り振られている場合が あり、このようにキー配列が異なると、それに対応して電導ゴムもフィルム回路 も変えなければならなかった。また、国が異なると、異なるキー数及びキー配列 のキーボードを使用する場合があり、国外用にキーボードを製造する業者にとっ ては特に上記の問題は深刻であった。現在すでに、以上のような問題を解決する ために、直接キーに設けたロッドで電導ゴムを押圧して入力する方式のキーボー ドが市場に出ているが、この方式では長期間の使用或いは適当でない使用方法に より該ロッドの電導ゴムへの圧迫によりフィルム回路の破壊をまねく場合があっ た。さらに、このような構造では、さらに平衡ロッドを設けて押圧の平衡を保つ 必要があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 本考案は、キーを交換するだけで各種キーの配列規格の異なるキーボードに適 用できるキー取付け座と導電橡皮とフィルム回路を備えた、一種のコンピュータ 用キーボードのキー取付け構造を提供することを課題とする。 次に、本考案は、キーを交換するだけで、使用者が使用習慣合ったキー配列と することができるコンピュータ用キーボードのキー取付け構造を提供することを 課題とする。

【０００４】 さらに、本考案は、キーボード内部のフィルム回路がキーの押圧操作により破 壊されない、コンピュータ用キーボードのキー取付け構造を提供することを課題 とする。

【０００５】 さらにまた、本考案は、押圧並びに押圧解除時に、キーが平衡に動作する、コ ンピュータ用キーボードのキー取付け構造を提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、大小のＬ形キーと、長方形キーと、正方形キー、及びキ ー取付け座を備え、その中、上記各キーの裏面には下方に突出する円柱状のロッ ドが設けられ、大小のＬ形キー及び長方形キーの裏面にはさらに板状の可動側ガ イド部材が下に突出して設けられ、該ロッドは上半部と下半部からなり、該上半 部の外周には複数の凸柱が設けられ、該凸柱の下端は一つの水平面とされ、該下 半部の下端外周には逆フックが設けられ、該ロッドは上記キー取付け座の上面に 突出する円筒状突出部の内側のロッド空間にスライド自在に挿入されてその下端 はロッド空間を穿過してキー取付け座下方の電導ゴム設置空間において電導ゴム の上方に位置し、キーの押圧操作により、該ロッドが電導ゴムを加圧してフィル ム回路の接点と導通させると同時に、該可動側ガイド部材は電導ゴムとフィルム 回路を接触させないことを特徴としている。

【０００７】 請求項２の考案では、上記キー取付け座の円筒状突出部の外周の一側或いは一 側以上に、二片一組を呈し、該二片間に槽口を形成して可動側ガイド部材を案内 する固定側ガイド部材が設けられ、該可動側ガイド部材は該槽口を経て電導ゴム の上方に至るものであることを特徴としている。

【０００８】 請求項３の考案では、上記大小のＬ形キー、長方形キーの裏面に設けられた可 動側ガイド部材の一側或いは両側に外向きに突出する縦方向の凸片が設けられ、 キー取付け座上面には該凸片に対応する位置に副固定側ガイド部材とキー取付け 座を貫通する槽口が設けられていることを特徴としている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案は、裏面にロッドと可動側ガイド部材を設けた大小のＬ形キーと長形キ ーと、裏面にロッドを設けた正方形キー、及び所有可能なフィルム回路と電導ゴ ム及びキー取付け座を備えたキーボード本体を備え、該Ｌ形キーと長方形キーに 対応する位置の不使用の回路に可動側ガイド部材が対応し、キーが押圧される時 、該可動側ガイド部材は電導ゴムを圧迫せず不用の電導ゴムをフィルム回路に接 触させて通電させないため、不用の機能は働かず、こうして異なる国家規格でも 一つのキー取付け座と電導ゴム及びフィルム回路を共用できる目的を達成してい る。

【００１０】 本考案では、上述の共用のキー取付け座と電導ゴム及びフィルム回路により、 大小のＬ形キー、長方形キー及び正方形キーを使用者が自分で使用習慣に応じて 選択的に配列しなおすことができる。

【００１１】 本考案ではさらに、上記各キーの裏面に設けられたロッド外周に設けた凸柱と 、キー取付け座上面のロッドの移動空間を提供する円筒状突出部の内側底端に設 けた環状ストッパとのキー被押圧時の抵触作用と、その時のキーの裏面と該円筒 状突出部の上端との抵触作用により、キーの押圧操作によるフィルム回路の破壊 が防止されている。

【００１２】 さらに、本考案では、大小のＬ形キーと長方形キーが、それぞれの可動側ガイ ド部材とキー取付け座に設けられた固定側ガイド部材の案内、及び上記ロッドの 外周に設けた凸柱と上記キー取付け座の円筒状突出部の内側に設けた凸柱嵌合溝 との案内により、被押圧時並びに被押圧解除時の下降、上昇動作の平衡を得る。 そのため、従来の技術において必要であった平衡ロッドの設置が不要である。

【００１３】

【実施例】

本考案のキーボードのキー取付け構造は、Ｌ形キー１、長方形キー２、正方形 キー３からなるキーと、キー取付け座４、電導ゴム、フィルム回路を備えたキー ボード本体を備えている。

【００１４】 その中、Ｌ形キー１には、キーキャップ１１の内側平面１２を延伸して円柱状 のロッド１３と一つ或いはそれ以上の板状の可動側ガイド部材１４が設けられて おり、該ロッド１３は上半部と下半部より構成され、該ロッド１３の上半部には 一つ以上の凸柱１５が設けられ、該ロッド１３の下端位置のロッド１３周囲には 水平面１７が設けられている。該ロッド１３の下端部外周には一つ以上の逆フッ ク１６が設けられている。

【００１５】 また上記長方形キー２にもそのキーキャップ２１の内側平面２２を延伸して円 柱状のロッド２３と板状の可動側ガイド部材２４が設けられており、該ロッド２ ３は上半部と下半部より構成され、且つロッド２３の上半部には一つ以上の凸柱 ２５が設けられ、該凸柱２５の下端には一つの水平面２７が設けられ、ロッド２ ３の下端外周には一つ以上の逆フック２６が設けられている。

【００１６】 上記正方形キー３にもそのキーキャップ３１の内側平面３２を延伸して円柱状 のロッド３３が設けられており、該ロッド３３は上半部と下半部より構成され、 且つロッド３３の上半部には一つ以上の凸柱３５が設けられ、該凸柱３５の下端 には一つの水平面３７が設けられ、ロッド３３の下端外周には一つ以上の逆フッ ク３６が設けられている。

【００１７】 キー取付け座４上面には内側が上記各ロッドを置き入れるロッド空間４１とさ れる円筒状突出部が設けられ、該円筒状突出部の内壁に凸柱嵌合溝４２が形成さ れて、円筒状突出部の内側下端には内側に突出する環状ストッパ４３が設けられ ている。該環状ストッパ４３の下にもロッド空間４１に連続する電導ゴム設置空 間４４が形成されて該空間が電導ゴムの設置に用いられる。上記キー取付け座４ の円筒状突出部の中、Ｌ形キー１と長方形キー２に対応するものの外周には二片 で一組をなし、該二片間に槽口を形成している固定側ガイド部材４５が設けられ 、該可動側ガイド部材は該槽口よりキー取付け座４の下方の電導ゴム設置空間４ ４の上方へと穿過している。

【００１８】 本考案の長方形キー２をキー取付け座４に取り付ける時には、キー取付け座４ 上の円筒状突出部内周の凸柱嵌合溝４２にロッド２３の凸柱２５を挿入してロッ ド２３を円筒状突出部内側のロッド空間４１に組み合わせると共に、ロッド２３ の下端外周の逆フック２６に円筒状突出部の内側下端の環状ストッパ４３底面を つかませる。この時、ロッド２３の上半部は軽くロッド空間４１内壁上を圧迫し ており、且つ逆フック２６の係止作用により、ロッド１３のキー取付け座４から の脱出が防止される。キー取付け座４下方の電導ゴム設置空間４４には電導ゴム を設置し、該電導ゴムの下方にはフィルム回路を設置する。長方形キー２の可動 側ガイド部材２４は対向する二組の固定側ガイド部材４５間の可動側ガイド部材 の形成する槽口より挿入され、並びに該可動側ガイド部材２４の底端は電導ゴム 設置空間４４の上方に位置する（図４参照）。

【００１９】 本考案のＬ形キー１のキー取付け座４への取り付け方法は長方形キー２の場合 と同じであるため、その説明は省略する。以下は長方形キー２を代表として動作 について説明する。

【００２０】 本考案の長方形キー２は下への押圧操作を受けると、図５に示されるように、 ロッド２３が円筒状突出部のロッド空間４１を下降し、且つロッド２３上半部の 凸柱２５下端の水平面２７と円筒状突出部内側下端の環状ストッパ４３上面が抵 触し、同時にロッド２３下端が電導ゴムを圧迫して変形させ、電導ゴムとフィル ム回路が相接触して導通する。この時、ロッド２３は、その水平面２７と環状ス トッパ４３との抵触により、一定の距離だけ下降するため、キーボード内のフィ ルム回路が電導ゴムを介して過度の打撃を受け破壊することが防止される。なお 、図５は数倍に拡大した断面図であり、電導ゴムとフィルム回路との導通ポイン トを示すものであり、実際にはフィルム回路を破壊しない。図４、５、６につい ても同様である。可動側ガイド部材２４は固定側ガイド部材４５と可動側ガイド 部材の引導により一定の距離下降し、並びに電導ゴムに接触するが、電導ゴムを 圧迫しないため、電導ゴムにおける可動側ガイド部材と対応する部分はフィルム 回路と接触しない。長方形キー２への加圧が解除されると、電導ゴムはその弾性 による回復力によりロッド２３を押し上げ、それにより可動側ガイド部材２４も 同時に上昇する。且つロッド２３に設けた凸柱２５とキー取付け座４の円筒状突 出部に設けた凸柱嵌合溝４２の案内により、ロッド２３が電導ゴムの反弾力によ り上昇する時に平衡して上昇し、ゆえに長方形キー２の動作の極めて良好な平衡 が保たれる。そのため、従来の技術の如く平衡ロッドを設置する必要がなく、実 用性が極めて高い。

【００２１】 本考案の構造はキーボードを長期にわたる使用で何度もキーが押圧操作を受け ることにより、ロッド２３の凸柱２５の水平面２７とキー取付け座４の円筒状突 出部内側下端に抵触する環状ストッパ４３が破壊された場合にも、キーキャップ ２１の内側平面２２がキー取付け座４の端面位置に位置しているため、ロッド２ ３の下降がわずかに増すだけで、フィルム回路を破壊しない（図６参照）。これ は本考案のもう一つの優れた点である。

【００２２】 本考案のキーボードは、一つのキー取付け座４と電導ゴム及びフィルム回路を 共有しており、異なるキー数或いは同じキー数及び多様なキーの配列方式に適用 でき、使用者自身の入力習慣に合ったキーボードを選択できる。しかしこのよう なキーボードの配列変化はキーボードの構造には変化を与えない。なぜなら、本 考案では可動側ガイド部材を用いて不導電の目的を達成しているためであり、ゆ えに本考案のキー取り付け構造を使用すると、共同で一つのキー取付け座４と電 導ゴム及びフィルム回路を使用する状況の下でキーの機能の互換性が得られる。 具体的に説明すると、ある規格のキーボードでは「Ｅｎｔｅｒ」キーがＬ形キー １とされて、該Ｌ形キー１は一つのロッド１３と二つの可動側ガイド部材１４を 備えている。且つ該Ｌ形キー１はただフィルム回路の一つの接点に対応するもの とされ、ゆえに該Ｌ形キー１の下に位置するその他のフィルム回路上の接点は機 能を有さない。ゆえに、本考案のＬ形キー１には、対応する位置にある不用の接 点に対応する一対の可動側ガイド部材１４が設けられている（図２に示されるよ うにのはその中一つの可動側ガイド部材１４が示される）。ゆえに、該Ｌ形キー １即ち「Ｅｎｔｅｒ」キーを押す時には只Ｅｎｔｅｒ機能のフィルム回路上の接 点のみがロッド１３に対応しロッド１３により押し下げられた電導ゴムの突起に より導通し、その他のフィルム回路上のＬ形キー１の下方に位置する二つの接点 は可動側ガイド部材１４により相互に導通せず、ゆえに必要な規格のキーボード とすることができる。

【００２３】 図７、８、９、１０、１１及び図１２に示されるのは異なるキーボードにおけ るキー取付け表示図である。各図に示されるキーボードにおいて、本考案による 同一規格のキー取付け座と電導ゴム、及びフィルム回路を使用し、対応する形状 の本考案のＬ形キー、長方形キー及び正方形キーを対応する配置に取り付ければ よい。

【００２４】 図１３に示されるのは、ＤＯＳ／Ｖ １０６ ＫＥＹ の日本語キーボード表 示図である。該実施例では、フィルム回路を交換し、且つ本考案のＬ形キーと長 方形キーと正方形キーを対応して配置すれば、同一規格のキー取付け座と電導ゴ ムを共用できる。

【００２５】 図１４に示されるのは、もう一つの実施例である。該実施例のキーキャップに 設けられた可動側ガイド部材７１にはその一側或いは両側に外向きに突出するリ ブ７２が設けられ、同時にキー取付け座にも該リブ７２に対応する位置に副可動 側ガイド部材４７と副槽口４８が設けられている。この構造により、可動側ガイ ド部材７１の強度が増加されている。

【００２６】

【考案の効果】

本考案は以下のような優れた点を有している。 １．本考案ではＬ形キーのロッドがキー取付け座のロッド空間を経て電導ゴム の上方に至り、該ロッドは押し下げられた時に電導ゴム設置空間の一部に位置 して電導ゴムを押し下げ、電導ゴムをフィルム回路に接触させて回路を導通させ 、Ｌ形キーの可動側ガイド部材はこのとき電導ゴムの上方に位置し、電導ゴムを フィルム回路に接触させず、ゆえに相対して不使用のキー回路は導通しない。 ２．本考案ではキーを押す時に、ロッドに設けた凸柱がキー取付け座の環状ス トッパに抵触することが、ロッドの電導ゴムを介したフィルム回路への強度の圧 迫によるフィルム回路の破壊の第１次防護線となり、さらにこのときキーキャッ プ内部平面がキー取付け座の円筒状突出部の上面と抵触することにより、ロッド の下降距離を制限することが第２次防護線となっている。 ３．本考案では円筒状突出部内壁に一つの凸柱嵌合溝を設けてあり、該凸柱嵌 合溝とロッドの凸柱との組合せにより、全体のキー動作に平衡が保たれ、またロ ッドの下半部は上半部より小さく設けられているため、キー動作で発生する音が 小さくなる。 ４．本考案の長方形キーは、キーボードの機能キー中の１×２サイズのキーに 適用され、キーボード回路を共用して、ただその内の一つの機能を使用したい時 には、長方形キーの内側平面の使用したい機能に対応するフィルム回路上の接点 上方位置する部分にロッドを設け、不使用の接点の上方に該当する位置との間に 可動側ガイド部材を設けて、必要なキーボードの規格に対応することができる。 ５．本考案のＬ形キーと長方形キーはキー数が同じでキーの配列方式の異なる キーボード及び異なるキー数の各国で使用されているキーボードに対応でき、一 つのキー取付け座と電導ゴムとフィルム回路を共用することができ、金型製作費 用を大幅に削減することができる。 ６．本考案の、大小のＬ形キーと長方形キーにはいずれもロッドと可動側ガイ ド部材が設けられ、支承面積が大きく、キーが押し下げられる時、ロッドと可動 側ガイド部材がいずれも電導ゴムに接触するため、キーに対する加圧が解除され るとロッドと可動側ガイド部材が順調に弾かれて戻り、完全に平衡ロッドを備え る必要を無くした。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の各キーとそれに対応するキー取付け座
の構造を示す斜視図である。

【図３】本考案の分解斜視図である。

【図４】本考案の組み立て後の断面図である。

【図５】本考案のキー押圧時の断面図である。

【図６】本考案の正方形キーの押圧時の断面図である。

【図７】本考案による異なる形式のキーを取り付けたキ
ーボードの第１実施例平面図である。

【図８】本考案による異なる形式のキーを取り付けたキ
ーボードの第２実施例平面図である。

【図９】本考案による異なる形式のキーを取り付けたキ
ーボードの第３実施例平面図である。

【図１０】本考案による異なる形式のキーを取り付けた
キーボードの第４実施例平面図である。

【図１１】本考案による異なる形式のキーを取り付けた
キーボードの第５実施例平面図である。

【図１２】本考案による異なる形式のキーを取り付けた
キーボードの第６実施例平面図である。

【図１３】本考案による異なる形式のキーを取り付けた
キーボードの第７実施例平面図である。

【図１４】本考案のキーとキー取付け座のもう一つの実
施例を示す分解斜視図である。

【符号の説明】

１・・・Ｌ形キー ２・・・長方形キー ３・・・正方
形キー ４・・・キー取付け座 １１・・・キーキャップ １２
・・・内側平面 １３・・・ロッド １４・・・可動側ガイド部材 １５
・・・凸柱 １７・・・水平面 １６・・・逆フック ２１・・・キ
ーキャップ ２２・・・内側平面 ２３・・・ロッド ２４・・・可
動側ガイド部材 ２５・・・凸柱 ２７・・・水平面 ２６・・・逆フッ
ク ３１・・・キーキャップ ３２・・・内側平面 ３３・
・・ロッド ３５・・・凸柱 ３７・・・水平面 ３６・・・逆フッ
ク ４１・・・ロッド空間 ４２・・・凸柱嵌合溝 ４３・
・・環状ストッパ ４４・・・電導ゴム設置空間 ４５・・・固定側ガイド
部材 ７１・・・可動側ガイド部材 ７２・・・リブ ４７・・・副可動側ガイド部材 ４８・・・槽口 ６ａ
・・・フィルム回路 ６１ａ・・・接点

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 大小のＬ形キーと、長方形キーと、正方
   形キー、及びキー取付け座を備え、その中、上記各キー
   の裏面には下方に突出する円柱状のロッドが設けられ、
   大小のＬ形キー及び長方形キーの裏面にはさらに板状の
   可動側ガイド部材が下に突出して設けられ、該ロッドは
   上半部と下半部からなり、該上半部の外周には複数の凸
   柱が設けられ、該凸柱の下端は一つの水平面とされ、該
   下半部の下端外周には逆フックが設けられ、該ロッドは
   上記キー取付け座の上面に突出する円筒状突出部の内側
   のロッド空間にスライド自在に挿入されてその下端はロ
   ッド空間を穿過してキー取付け座下方の電導ゴム設置空
   間の電導ゴムの上方に位置し、キーの押圧操作により、
   該ロッドが電導ゴムを加圧してフィルム回路の接点と導
   通させると同時に、該可動側ガイド部材は電導ゴムとフ
   ィルム回路を接触させないことを特徴とする、コンピュ
   ータ用キーボードのキー取付け構造。
2. 【請求項２】 キー取付け座の円筒状突出部の外周の一
   側或いは一側以上に、二片一組を呈し、該二片間に槽口
   を形成して可動側ガイド部材を案内する固定側ガイド部
   材が設けられ、該可動側ガイド部材は該槽口を経て電導
   ゴムの上方に至るものであることを特徴とする、請求項
   １に記載のコンピュータ用キーボードのキー取付け構
   造。
3. 【請求項３】 上記大小のＬ形キー、長方形キーの裏面
   に設けられた可動側ガイド部材の一側或いは両側に外向
   きに突出する縦方向の凸片が設けられ、キー取付け座上
   面には該凸片に対応する位置に副固定側ガイド部材とキ
   ー取付け座を貫通する槽口が設けられていることを特徴
   とする、コンピュータ用キーボードのキー取付け構造。