JP3026842B2 - 注射カートリッジ用ピストンの改良 - Google Patents

注射カートリッジ用ピストンの改良

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JP3026842B2
JP3026842B2 JP6518879A JP51887994A JP3026842B2 JP 3026842 B2 JP3026842 B2 JP 3026842B2 JP 6518879 A JP6518879 A JP 6518879A JP 51887994 A JP51887994 A JP 51887994A JP 3026842 B2 JP3026842 B2 JP 3026842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒形の室、特に注射カートリッジの円筒
形室内の液体を排出するためのピストンの改良に関す
る。一層詳しくは、本発明は、注射カートリッジで用い
るようになっており、カートリッジからの薬液の計量、
投与の精度を改善する改良ピストン形状に関する。
注射カートリッジで用いるようになっているピストン
は、通常、ゴムあるいは弾性を有する類似のプラスチッ
ク材料で作ってある。このようなピストンの製作に際し
て、ピストンの1つまたは両方の端面はその長手軸線に
対して直角な平坦面とする。また、平坦な端面には多数
の小さい突起を設け、ピストンの製作、取り扱いで端面
が互いにくっつくのを防ぐように多くの場合なってい
る。
このようなピストンを注射カートリッジの胴部に挿入
したとき、変形、圧縮されることになる。これは、胴部
の内径をピストンの外径よりも小さくして、ピストンと
胴部の内壁面との間に良好なシールを確保しなければな
らないからである。ピストンがこうして弾性変形したと
き、最初平坦であった端面は凹面形状となり、端面の中
心がその周縁部よりも深いところに位置することにな
る。
ピストンの端面のこのような非平坦形状は、ピストン
を或る程度の距離変位させて所定量の薬液を計量すると
きにその精度を低下させる原因となる。
凹面の深さは、通常、約0.1mmの程度である。薬液の
計量でのピストンの変位は約1mmであることが多い。し
たがって、ピストンの凹面が10パーセントまでの計量エ
ラーの原因となる。この大きさのエラーは通常許容でき
ない。
この問題は複室式の注射カートリッジではさらに悪化
する。周知のように、このようなカートリッジは、注射
しようとしている薬剤の固体成分が通常入れてある前室
と、薬剤の液体成分が通常入れてある後室とからなる。
これら2つの室は可動前方ピストンによって隔離されて
おり、後室の後端は可動後方ピストンによってシールさ
れている。2種の成分を混合しようとするとき、後方ピ
ストンを前方へ移動させ、この移動で生じる圧力がほぼ
非圧縮性の液体を介して前方ピストンに伝わり、この前
方ピストンが前方へ移動する。この前方ピストンの前進
でバイパス連絡路が開き、後室の液体が後方ピストンの
動きによって前室内へ流入し、固体成分と混じり合い、
所望の注射薬液を形成する。液体成分のすべてが前室に
追い出されてしまうと、後方ピストンの前面が前方ピス
トンの後面と衝合し、前室内で形成された注射薬液を計
量しながら2つのピストンが一体のピストンとして一緒
に作用することになる。
しかしながら、2つのピストンの2つの端面が係合し
たとき、平坦ではないから、互いに完全に衝合すること
はない。変形によって生じた凹面は、まず、周縁部での
み互いに衝合し、これがばね効果を生じさせ、2つの組
み合ったピストンの動きを不正確にする。前方ピストン
が摩擦なしには胴部に相対的に変位することはできず、
また、静摩擦が動摩擦よりも大きいので、計量運動(約
1mmであってよい)の伝達が非連続となる。このこと
は、前方ピストンの位置決めが不正確となり、計量が不
正確となることを意味する。
これは、特に、かなりの摩擦抵抗に抗して低速で変位
させる小質量のピストンでは顕著である。ピストンロッ
ドの運動がずれなしに前方ピストンの前面に伝えられる
ことがない。
上記のばね効果は、ピストンロッドからの軸線方向力
の伝達時にピストンがさらに変形させられたときに、ピ
ストンによって胴部壁面に加えられる半径方向締め付け
力を増大させることにもなる。したがって、ピストンが
変位しようとするときには摩擦力が増大する。これによ
り、注射薬液の計量の際に必要な精度を得ることがさら
に難しくなる。
本発明によれば、上述した問題はかなり解決すること
ができる。本発明によれば、弾性材料のピストンを複室
式の注射カートリッジで用いる際に、前方ピストンと後
方ピストンをカートリッジ胴部に配置し、前記ピストン
の端面のうち少なくとも一方を非圧縮状態で凸面形状と
し、前記ピストンをカートリッジの前記胴部に置いたと
きに、ピストンの前記端面がほぼ平坦となる。
本発明の好ましい実施例では、カートリッジの前後両
方のピストンが凸面形状の端面を少なくとも1つ有し、
カートリッジで互いに衝合することになっている2つの
端面がほぼ平坦となる。
以下の説明および添付図面によって本発明をさらに説
明する。図面において、第1図は従来のピストンを注射
カートリッジの胴部に入れる前の状態で示す。第2図は
前記胴部内に配置した後の同じピストンを示す。第3図
は2つのピストンが端面で互いに衝合している注射カー
トリッジの胴部を示す。第4図は本発明によるピストン
を注射カートリッジの胴部に挿入する前の状態で示す。
第5図は同じピストンを前記胴部に挿入した後の状態で
示す。第6図は本発明による2つのピストンが端面で互
いに衝合している注射カートリッジの胴部を示す。これ
らの図において、同様の構成要素には同じ参照符号を付
けてある。
第1図は注射カートリッジの胴部に挿入する前の従来
技術のピストンの側面図である。ピストン1は平坦な前
端面2と後端面3とを有する。後端面は、平坦でも、凸
面でも、凹面でもよいし、ピストンロッドを取り付ける
手段(図示せず)を備えていてもよい。より良いシール
効果および摩擦低下を得るために、ピストンは、通常
は、円周方向の隆起4、5、6を備える。さらに、ピス
トンの平坦な前端面は小突起7を備え、ピストンの製
作、取り扱い時に平坦な面が互いにくっつくのを防ぐよ
うにしてもよい。
第2図は注射カートリッジの胴部8に挿入した従来の
ピストンの断面図である。胴部8の内径がピストン1の
直径よりも小さいので、ピストンは胴部内で変形し、当
初平坦であった前端面2が凹面に変形することになる。
明確に説明するために、端面2の凹面形状は誇張して示
してある。
第3図は注射カートリッジの胴部に後方ピストンとし
て挿入した従来のピストン1の断面図である。ピストン
1は、バイパス連絡路(図示せず)を通して前室10内へ
液体相を追い出しながらピストンロッド9によって前方
に動かされている。すべての液体が前室10に追い出され
たとき、後方ピストン1は前方ピストン1′と衝合する
ことになる。この前方ピストン1′は後方ピストン1と
同じ形状であってもよく、当初平坦な後面2′、前面
3′および円周方向隆起4′、5′、6′を有する。こ
の前方ピストン1′が注射カートリッジの胴部8に挿入
されたとき、その後面2′は当初平坦な形状から凹面形
状に変形する。これは理解を助けるために誇張して示し
てある。
ここで、後方ピストン1の前面2が前方ピストン1′
の後面2′に衝合すると、2つの面がまず周縁部に沿っ
てのみ互いに接触することになることは了解されたい。
2つの面をそれらの全面積にわたって互いに衝合させる
には、より高い力が必要である。ピストン材料の弾性に
より、カップスプリングで加えられると同様に、ばね効
果が生じる。そのため、ピストンロッド9による前進運
動は前方ピストン1′に正確に伝わらず、前室10での液
体の計量が不正確となる。前方ピストンの計量移動量は
非常に少ないと考えられるので(約1mm台またはそれよ
りもっと少ない)、この移動の不正確さはかなりの計量
エラーを招くことになる。このようなエラーは計量した
注射薬を受け入れる患者にとって厳しい結果をもたらす
可能性がある。
第4図は本発明によるピストンの側面図である。ピス
トン11はやや凹面となっている前面12を有する。説明を
明確にすべく、この凹面形状は誇張して示してある。他
のあらゆる点で、このピストン11は第1図に示すピスト
ン1と同じであり、平坦、凹面、凸面のいずれでもよい
後面13と、円周方向の隆起14、15、16とを有する。しか
しながら、ピストンの製作、取り扱い時に凸面が相互に
くっつきにくいので、前面12に突起は不要である。
第5図は注射カートリッジの胴部18に挿入した本発明
によるピストンの部分断面図である。胴部18の内径がピ
ストン11の直径よりも小さいので、ピストンは胴部に挿
入後に変形することになる。この変形により、当初の凸
状の前面12が第5図に示すように平坦な形状となる。
第6図は第3図の構成に類似した構成の部分断面図で
あるが、本発明によるピストンを2つ利用している。後
方ピストン11は注射カートリッジの胴部18内で前方に動
かされており、液体成分のすべてをバイパス連絡路(図
示せず)を通して前室20へ追い出している。後方ピスト
ン11の前面12が今や前方ピストン11′の後面12′に衝合
しており、本発明により前記2つの面が平坦となってい
るので、これらの面はその全面積にわたって互いに接触
することになり、なんらばね効果が生じないことは明ら
かであろう。したがって、ピストンロッド19の前進移動
が2つのピストン11、11′を介して前方ピストン11′の
同じ前進移動に正確に伝えられ、非常に小さい移動につ
いても前室20内の混合薬液の計量が正確になる。
本発明の好ましい実施例では、ピストンの後面は著し
く凸状であるか、多少とも尖ってさえおり、ピストンの
やや凸状の前面とははっきりと異なる。2つの面が著し
い差異のために、ピストンを注射カートリッジの胴部に
挿入したときに機械的な取り扱い機器によってピストン
を正しい向きにすることが容易となる。同時に、先に述
べたように、ピストンの前面にはなんら突起が不要であ
る。これらの突起は計量エラーに関係するのであるが、
ピストンの平坦な面が相互にくっつくのを防ぐのに必要
であると考えられていた。前面が胴部の外ではもはや平
坦ではないので、ピストンがくっつくという危険性はか
なり少なくなり、突起を省略できる。
注射カートリッジそのものは普通のデザインのもので
あり、バイパス構造、たとえば胴部の壁面に形成した溝
とか、中空針を穿刺することのできるカートリッジの前
端にある封止体などの構成要素を包含する。説明を簡単
にするために、当業者には周知であるこれらの構成要素
は図には示していない。
この注射カートリッジを前室にある混合薬液の計量、
投与に用いようとする場合、通常は、注射カートリッジ
をホルダ装置(計量/投与装置を包含するかも知れな
い)内に置く。このような装置の多くは当業者には周知
のものであり、本発明のピストンを包含するカートリッ
ジはその機能を変更することなく上記のホルダ装置で用
いることができる。このことは本発明のさらなる利点で
ある。
本発明のピストンは、注射カートリッジのピストンに
普通に用いられる従来の材料で作ることができ、なんら
特別な材料は必要ない。したがって、当業者であれば、
この目的について知られている材料から適当な弾性ゴム
またはプラスチック材料を選ぶことができる。
本発明のピストンの面に与えるべき凸面の程度は当業
者には明らかな種々の方法で決定できる。最も手近の方
法は実験による方法である。端面が種々の凸面の程度を
有する多数のピストンを製作し、それらを注射カートリ
ッジの胴部と同じ内径を有するチューブに挿入すること
によってピストンを次いでテストすることは容易であ
る。チューブ内で端面が平坦になるテスト・ピストンを
選べばよい。
所望の凸面形状を決定する別の方法は計算による方法
である。この計算では、まず円筒形胴部内に置いた、平
坦な前面を有するピストンから出発する。ピストンおよ
び胴部の寸法、形状ならびにピストンに用いる材料の弾
性のようなパラメータについての知識から逆算し、胴部
に挿入する前のピストンの所望の凸面を見つけることが
できる。いわゆる有限要素法(FEM)を用いる、これに
利用できるコンピュータプログラムがある。
注射カートリッジの胴部の内径部を高い精度で製作す
ることは重要である。内径の小さなずれは、ピストンを
胴部に挿入したときにその前面の形状に、したがって、
計量精度に重大な影響を与える。
端面の1つまたは両端面の凸形状を除いて、本発明の
ピストンの形状は注射カートリッジで用いられている従
来のピストンと同じである。これはピストンの製作に用
いる成形用型をほんの少し改造するだけでよいという利
点を与える。また、ピストンの製造法は従来の方法と本
質的に変わらない。ピストンの凸面がピストンの製造中
あるいは取り扱い時に従来の平坦な面のように互いにく
っつくという傾向を全く有しないので、これらの端面に
突起を設けることもなんら必要ない。
必要に応じて、本発明のピストンはピストンロッドの
ための適当なアタッチメントを備える。このアタッチメ
ントは普通のいかなるタイプのものでもよい。
本発明によれば、注射カートリッジに用いるためのピ
ストンは同じ用途のための従来のピストンと比較して多
くの利点を有する。前後のピストンが注射カートリッジ
内で互いに衝合したときに接触面が平坦なので、「ばね
効果」は排除される。これは投与しようとする薬液の計
量時の精度を改善することになる。さらに、2つのピス
トンを一緒に変位させるに必要な力を小さくすることが
でき、これはカートリッジの内壁面あるいはピストンの
表面の摩擦防止処置、たとえばシリコーン処理の厳しい
要件を緩和することになる。
本発明を特に図面を参照しながら例示、説明してき
た。しかしながら、本発明の他の実施例および変形例が
添付の請求の範囲から逸脱することなく可能であること
は言うまでもない。したがって、本発明の利点は複室式
注射カートリッジから液体薬剤を計量する際に最も明ら
かであるが、単純な注射器や単室式カートリッジで用い
ても利点をもたらす。一般的に言って、本発明は円筒形
あるいは管状の室内でピストンを変位させることによっ
て液体の投与量を正確に計量しようとする場合にはいつ
でも適用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−25172(JP,A) 特開 昭54−129793(JP,A) 特開 昭49−127494(JP,A) 実公 昭51−20639(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/178 - 5/315

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)円周部材と(b)少なくとも1つの
    端面(12)を有する、円筒形の室(18)内の液体を排出
    するのに用いる弾性材料のピストン(11)において、端
    面(12)が、非圧縮状態で凸面状であり当該凸面の突出
    度がピストンが室(18)内でそのより小さな直径に圧縮
    された状態で端面(12)にほぼ平坦をもたらすような調
    整される変形面であることを特徴とするピストン。
  2. 【請求項2】弾性材料が弾性ゴム及び弾性プラスチック
    から選択されることを特徴とする請求項1記載のピスト
    ン。
  3. 【請求項3】2つの調整される変形面を有することを特
    徴とする請求項1記載のピストン。
  4. 【請求項4】平坦、凸面状又は凹面状である第2の端面
    (13)を有することを特徴とする請求項1記載のピスト
    ン。
  5. 【請求項5】ピストンロッド(19)を取り付ける手段が
    備えられた第2の端面(13)を有することを特徴とする
    請求項1記載のピストン。
  6. 【請求項6】弾性材料が弾性であることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載のピストン。
  7. 【請求項7】円筒形の室(18)と室(18)内に配置され
    る弾性材料の少なくとも1つのピストン(11)を含む液
    体を排出する装置であって、当該ピストンは(a)円周
    部材と(b)少なくとも1つの端面(12)を有し、端面
    (12)が、非圧縮状態で凸面状であり当該凸面の突出度
    がピストンが室(18)内でそのより小さな直径に圧縮さ
    れた状態で端面(12)にほぼ平坦をもたらすような調整
    される変形面であることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】室(18)が排出口を含み且つ調整される変
    形面であるピストン端面(12)が当該排出口に面してい
    ることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】少なくとも1つの調整される変形面である
    端面(12′)を有する第2のピストン(11′)が上記圧
    縮状態で室(18)内に配置され、調整される変形面であ
    る端面(12,12′)が互いに向かい合って、ほぼ平坦で
    あることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】室(18)が排出口を含み且つ当該排出口
    に最も近いピストンが少なくとも当該排出口に面した第
    2の調整される変形面である端面を有することを特徴と
    する請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】室が、液体がピストンの1つを通過する
    バイパス連絡路を有することを特徴とする請求項9又は
    10に記載の装置。
  12. 【請求項12】当該弾性材料が、弾性ゴム及び弾性プラ
    スチックから選択されることを特徴とする請求項7に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】当該弾性材料が、弾性であることを特徴
    とする請求項7〜12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】前方ピストン及び後方ピストンを胴部内
    に配置した複室式の注射カートリッジで用いるためのピ
    ストンにおいて、注射カートリッジ内の前後の両ピスト
    ンが、円筒形の室内の液体を排出するのに用いる弾性材
    料のピストンであって、少なくとも1つの端面が非圧縮
    状態で凸面状であり、ピストンを前記円筒形の室内に配
    置したときにほぼ平坦となるような端面を持つような形
    状となっており、前記カートリッジ胴部内にピストンを
    配置した後に互いに向かい合った前記ピストンのこれら
    の端面がほぼ平坦となることを特徴とするピストン。
  15. 【請求項15】胴部内に配置した前方ピストンと後方ピ
    ストンを包含する複室式の注射器またはカートリッジで
    あって、前記ピストンのうち少なくとも一方が請求項14
    に記載の形状となっていることを特徴とする注射器また
    は注射カートリッジ。
  16. 【請求項16】両ピストンが請求項14に記載の形状とな
    っており、前記胴部内に配置した2つのピストンが互い
    に向かい合ったほぼ平坦な面を有することを特徴とす
    る、請求項15に記載の注射器または注射カートリッジ。
JP6518879A 1993-02-17 1994-02-14 注射カートリッジ用ピストンの改良 Expired - Lifetime JP3026842B2 (ja)

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SE9300525-4 1993-02-17
SE9300525A SE9300525D0 (sv) 1993-02-17 1993-02-17 Kolv
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JP (1) JP3026842B2 (ja)
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AU (1) AU683448B2 (ja)
DE (1) DE69420392T2 (ja)
DK (1) DK0684848T3 (ja)
ES (1) ES2138072T3 (ja)
FI (1) FI112918B (ja)
GR (1) GR3032008T3 (ja)
NO (1) NO309555B1 (ja)
NZ (1) NZ261934A (ja)
RU (1) RU2141348C1 (ja)
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