JP3026487U - 布地用コーティング糸 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類や肌着を着ることによって肌触りには関
係なく体質改善を知らない間に行えて健康を増進するこ
とが出来る布地用の糸。 【解決手段】 遠赤外線セラミックス粒子と、陰イオン
電気石粒子と、光合成細菌群のうち二種類を任意に混合
してコーティング剤とし、このコーティング剤を糸本体
の表面に高温で加圧しながらコーティングを行ってコー
ティング層を設けその後乾燥するようにしたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は体質改善や健康増進に最適な遠赤外線や陰イオン等を発生するコーテ ィング層を設けた布地用のコーティング糸に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

近年科学の発達に伴い生活上の衣食住が或る程度満たされる中に、新しく健康 に関する事項が注目を浴びて来ている。 食物においては、有害な添加物の含まない自然の食品が好まれて来ているし、 衣類においても化繊よりも天然（動植物）繊維の製品が調法される中に、化繊業 界も少しでも天然繊維の性質に近づけ肌触りの良い且つ肌に無害な化繊の開発に 力を入れて来ている。 そのような中で遠赤外線を用いた日用品や健康器具などがあり多くの健康管理 や増進のために用いられて来ている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このように健康維持や増進のために種々なものが開発されて来ている中で、ま だ衣類や肌着類に対してはそのもとになる糸の取り組みが遅れ、着こゝちや肌触 りの着用面に重点がおかれ健康面に関しては未だの感があり、糸類の使用上非常 に不都合を感じていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はこのような不都合を解消し、衣類や肌着類として着ると肌触りや着こ ゝちは変わらず健康維持や増進に役立つことが出来る布地用のコーティング糸を 提供せんとするものである。 遠赤外線セラミックス粒子（微粒子も含む）と、陰イオン電気石粒子（微粒子 も含む）と、光合成細菌群のうち二種類を任意に混合してなるコーティング剤を 、糸の表面全体に或は任意間隔に又は部分的に高温加圧にてコーティングしてコ ーティング層を設けるようにしたものである。 使用に当たっては、このようにコーティング層を設けた糸にて布地とし肌着類 を作ってコーティング層を外側にして着る。 すると、遠赤外線セラミックス粒子が遠赤外線を放射して体の深部まで暖め細 胞活動を活性化させる。

【０００５】 又、陰イオン電気石粒子から出る陰イオンによって疲労にて人体細胞内に蓄積 される陽イオンを除去すると共に、光合成殺菌群が生理活性物質として作用し、 身体の新陳代謝を促進させる。 このように肌着を着た所を通して身体の活性化によって、体質改善と健康維持 に貢献する。 そして使用によって汚れた場合、洗濯機で普通の洗濯を行って奇麗にし、乾燥 は太陽に当てる程遠赤外線セラミックス粒子からの遠赤外線放射を充分に行うよ うになる。 糸表面にコーティング剤がコーティングされると、高温で行うため溶着状態と なると共に、加圧によって単に表面に設けるのでなく糸表面に押込まれ含浸状態 となって洗濯などの外力による剥離は起こらない。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面について説明する。 図中１は糸全体を示し、２は綿からなる糸本体であって、遠赤外線セラミック スとして酸化ジルコニウムを用いた遠赤外線セラミックス粒子Ａと、陰イオン電 気石粒子Ｂとを混合してなるコーティング剤３を、糸本体２の表面全体に高温（ １８０〜２２０℃）で０．２５ｔ／ｍ^２の力で加圧しながらコーティングを行っ てコーティング層４を設けている。 使用に当たっては従来品と同じようにコーティング層４を外側となるよう肌着 １を着る。

【０００７】 すると、遠赤外線セラミックス粒子Ａから出る遠赤外線が身体の深部まで暖め 、陰イオン電気石粒子Ｂから出る陰イオンによって陽イオンを除去し、肌を通し て身体に刺激を与えて活性化し、体質改善や健康増進を計ることが出来る。 又使用にて汚れた場合も、従来と同じように洗濯すれば汚れは落ち、コーティ ング層の剥離はなく奇麗になる。 本実施例の糸を用いた布地にて肌着類を作りモニター１５０名が使用した結果 をまとめたものを表１に示す。

【０００８】

【表１】

【０００９】 表１から分かるように効果的と答えた有効率が８０％以上の症状は、冷え性・ 腰痛・慢性下痢・精力・手足の痺れであるが、未回答の中にも効果が有ると思っ ている人がその後の追跡調査で分かり実質的に表１に示した症状に対して人間が 本来持つ自己治癒能力の回復や増強に効果が有ると答えられた有効率は８０％以 上の確率となった。

【考案の効果】

上述の如く本考案は、衣類や布地の糸に遠赤外線セラミックス粒子と、陰イオ ン電気石粒子と、光合成細菌群のうち二種類を任意に混合し高温加圧してコーテ ィングしたことによって、糸にコーティング層が含浸状となって溶着しているた め、洗濯などによって剥離することがなく、衣類として用いても着心地を悪くす ることなく、遠赤外線の放射や陽イオンの除去や乳酸菌によって肌より刺激を与 えられ細胞が活性化して体質改善を行い健康増進を計ることが出来る等多くの特 長を有し実用上非常に優れた考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例正面図である。

【図２】本考案実施例の部分断面拡大図である。

【符号の説明】

１ 糸 ２ 糸本体 ３ コーティング剤 ４ コーティング層 Ａ 遠赤外線セラミックス粒子 Ｂ 陰イオン電気石粒子

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 遠赤外線セラミックス粒子と、陰イオン
   電気石粒子と、光合成細菌群のうち二種類を任意に混合
   してなるコーティング剤を、糸本体の表面に高温加圧に
   てコーティングしたことを特徴とする布地用コーティン
   グ糸。