JP3024931B2 - 対震動自動閉止バルブ - Google Patents

対震動自動閉止バルブ

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JP3024931B2
JP3024931B2 JP8055304A JP5530496A JP3024931B2 JP 3024931 B2 JP3024931 B2 JP 3024931B2 JP 8055304 A JP8055304 A JP 8055304A JP 5530496 A JP5530496 A JP 5530496A JP 3024931 B2 JP3024931 B2 JP 3024931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体燃料燃焼装置
に液体燃料を供給又は排出する流路に設けられ、設定さ
れた値以上の強度の地震等の震動に対して自動的に液体
燃料の供給又は排出を停止する対震動自動閉止バルブに
関し、特に、例えば、家具、ストーブ等が転倒するよう
な強さの震動により、液体燃料用バルブを自動的に閉止
する対震動自動閉止バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般家庭用や業務用として、経
費の安い液体燃料供給用の液体燃料タンクは、手動式の
開閉バルブが取り付けられる簡単な構造となっているた
めに、配管等で直接燃焼器本体に接続しており、液体燃
料の送給を行う場合には、開閉バルブは常時開放状態で
使用されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】そこで、例えば、地
震等で液体燃料タンクが転倒し、または配管等が損傷し
た場合、内部の液体燃料が流出する可能性があり、二次
災害の危険を生じる。また、地震の際には、家屋の倒
壊、バルブの破損等による液体燃料供給管の閉止不能、
家具や使用中のストーブ等の転倒に起因する災害が伝え
られている。このような地震災害は、家屋や家具の耐震
構造の強度を越える震度にもよるが、液体燃料供給管の
振動に対する自動閉止機能が十分に設備されていないこ
とにもあり、問題とされている。本発明は、このように
地震等による震動により生じる、液体燃料供給管の振動
に基づく自動閉止機能に係る問題点を解決することを目
的としている。
【0004】
【問題点を解決すめための手段】本発明は、一定の大き
さ震度を越える地震の震動により、液体燃料用のバルブ
を自動的に閉止する対震動自動閉止バルブを提供するこ
とを目的としている。即ち、本発明は、流入側開口部及
び流出側開口部を備え、耐食性の金属により形成されて
いる塊状の本体部材、鋼球部材、弁部材、及び蓋部材を
有しており、前記塊状の本体部材は、流入側開口部に接
続して穿設されている流入側孔路と流出側開口部に接
続して穿設されている流出側孔路と前記流入側孔路に
連通して、上下方向に向けて穿設され、前記弁部材が挿
通されている第一孔路と、第一の孔路径より大きい孔路
径を有し、第一の孔路の下端に、上方に先細形状の上端
部を接続して弁座部が形成され、内部に前記弁部材の弁
棒の端部に取付けられている前記弁体を収容して、前記
流出側孔路に連通して穿設されている第二の孔路と、前
記第二の孔路の下端部内に装着され、該下端部を液密に
密封し、内部に第一スプリング支持座を有する該第一ス
プリング支持部材とを備えており、前記弁部材は、弁棒
と、前記弁棒の頭部上面に形成されている鋼球部材支持
座と、弁体と、下端部が前記第一スプリング支持座に支
持され、上端部が前記弁体の下面を支持している前記第
一スプリングとを備えており、前記蓋部材は、内面に形
成されている第二スプリング支持座と、前記第二スプリ
ング支持座に上端が支持されている第二スプリングと、
上部に外方に突き出る鍔部を有し平滑に形成されてい
る鋼球部材接触用下面を有する鋼球部材押さえ具と、前
記第二スプリング支持座を囲んで垂設され、前記鋼球部
材押さえ具を往復移動可能に収容する筒状中空部を有
し、前記弁棒頭部の鋼球部材支持座の上方に前記筒状
空部開口を位置する鋼球部材押さえ具支持部材とを
えており、前記第二スプリングは、下端部が鋼球部材押
さえ具の上面に、鋼球部材押さえ具の下面を中空部開口
から突き出し可能に係合し、前記鋼球部材は、弁棒頭部
の鋼球部材支持座内から、設定された強さの振動により
転動可能に、前記鋼球部材支持座内に配置されているこ
とを特徴とする対震動自動閉止バルブにある。
【0005】本発明において、スプリングの弾力は、第
二スプリングの方が第一スプリングよりも大きく設定さ
れている。本発明において、対震動自動閉止バルブは、
本体部材、本体部材を覆う蓋部材及び鋼球部材を備えて
おり、該鋼球部材は、鋼球部材支持座内に配置され、
時、本体部材の第一スプリングに支持されている弁体を
押し下げて、弁を開き、液体燃料供給管に液体燃料を流
し、震動時には、鋼球部材の重量及び第二スプリングの
弾力以上の震動により、鋼球部材支持座との係合を離脱
して、弁を閉止し、液体燃料供給管の液体燃料の供給を
停止させるものである。
【0006】本発明において、鋼球部材支持座は、鋼球
部材を常時、弁棒頭部の上面に配置できるように、例え
ば、極めて浅い窪み又は複数の小さい突起の囲いにより
形成される。鋼球部材は、小さい震動により、容易に該
鋼球部材支持座の窪みから離脱しないように第二スプリ
ングの弾力で支持されている鋼球部材押さえ具により上
から押さえられている。鋼球部材押さえ具は、例えば、
下面が平滑に形成され、上面から鋼球部材に第二スプリ
ングの弾力が加わるように、第二スプリングにより押さ
れている。第二スプリングの弾力、鋼球部材の重さ及び
鋼球部材支持座の支持する例えば窪みの深さ又は突起の
高さを適宜選ぶことにより、一定以上の、例えば震度5
以上の地震により、鋼球部材押さえ具が、鋼球部材の押
さえ位置から外れて、又は鋼球部材が震動により鋼球部
材支持座から転動するように形成される。第二スプリン
グの鋼球部材押さえ具を押す弾力は、例えば震度5又は
震度4に合わせて設定される。
【0007】本発明において、鋼球部材支持座の窪みの
深さ又は突起の高さは、震度5又は震度4以上の地震に
より、鋼球部材が鋼球部材支持座から容易に離脱できる
ように形成される。本発明において、鋼球部材支持座の
周囲には、一旦、転動したら、人が鋼球部材を支持座に
載せない限りは、鋼球部材の支持座から離脱が継続され
るように、鋼球部材支持座の周囲には、支持座を離脱し
た鋼球部材を収容する溝を設けることができる。
【0008】本発明において、鋼球部材は、上方から鋼
球部材押さえ具により押さえられて容易に変形を避ける
ことができ、且つ耐食性のものとするのが好ましい。こ
のように鋼球部材とすることにより、地震の震動により
破損することがなく、常時球形を保っことができ、表面
が錆び付くことがなくなるので、一定以上の地震による
震動により、鋼球部材支持座から離脱を不能にすること
が無くなり、一定以上の震動に対応して確実に鋼球部材
支持座から離脱することができる。
【0009】本発明において、本体部材は、一定以上の
設定された震動による衝撃により破損しないように、耐
食性の金属により塊状に形成され、本体部材内の流体の
流路は、孔を穿設して形成される。本体部材の流体流路
の開口に、外部から接続する管は震動による衝撃により
破損しないように、柔軟な構造に形成されるのが好まし
い。
【0010】本発明において、弁体は、常時下面が第一
スプリングに接触しているので、絶えず、上に押上げら
れ、鋼球部材が震動により転倒して鋼球部材支持座から
離脱して、弁体との係合を離れたときには、前記弁体は
弁座に接触して弁を閉じることができる。本発明におい
て、第一スプリング及び第二スプリングは、支持座から
容易に外れることが無いように、例えば中空円筒状の窪
みの中に設けられる。
【0011】本発明は、弁棒の頭部に窪みを形成して鋼
球部材支持座とし、これに鋼球部材を配置して、鋼球部
材押さえ具により第二スプリングの弾力により押さえる
と共に、弁棒の下端の弁体を第一スプリングの弾力によ
り支持するので、例えば、設定された震度5以上の地震
等の震動により鋼球部材が鋼球部材支持座から転動して
離脱すると、弁体は、第一スプリングの弾力により上方
に押上げられて、弁座に密着して流体の流れを遮断す
る。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、添付図面を参照して、本発
明の対震動自動閉止バルブの実施の一態様のについて説
明するが、本発明は、以下の説明及び例示によって何ら
制限を受けるものではない。図1は、本発明の対震動自
動閉止バルブの一実施例についての流入側を示す概略の
側部断面図であり、図2は、図1に示す実施例について
の流出側を示す概略の側部断面図であり、図3は、図1
及び図2に示す実施例についての平面図である。図4
は、図1乃至図3に示す実施例とは別の一実施例につい
ての概略の部分断面図である。図5は、本発明の対震動
自動閉止バルブを給油タンクに取り付けた状態を示す概
略の説明図である。図1乃至5において、対応する箇所
には同一の符号が付されている。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に示す実施例において、対震動
閉止バルブ1は、全体がステンレススチール製の塊状の
本体部2、プラスチック製の蓋部3及び前記本体部2及
び蓋部3の間に配置されているステンレススチール製の
鋼球4を備えている。鋼球4は、ステンレススチール製
の弁棒5の頭部6に、上面に窪み7を有する鋼球支持座
8を備えている。本例において、弁棒5は、体部2の
塊状体内に形成されている孔9内を上下方向に往復動可
能に設けられており、その弁棒5の下端には、上面が弁
座10に液密に接触可能な円錐形状の弁体11が形成さ
れており、弁体11の下面には第一スプリング12が取
付けられている。したがって、本例において、弁13
は、弁体11と、該弁体11が収容される弁座10と、
鋼球4が載置される頭部6を備え、孔9内に移動可能に
設けられている弁棒5とで形成されている。
【0014】本例において、第一スプリング12は、螺
旋バネであり、スプリング支持ボルト14の内側に突き
出る円筒状の雄ネジ部15の内側中空部16内に設けら
れている。スプリング支持ボルト14は、本体部2の下
部の大径の孔路17内に、雄ネジ部15を螺着させて、
取付けられている。孔路17は、上端部18が上に窄ん
で先細形状に形成されて、弁座9を形成している。弁棒
5の挿通孔9と大径の孔路17の間に中間の径で形成さ
れた孔路19が形成されている。
【0015】本例において、本体2の上面20に形成さ
れている流入側開口部21は、T字形に形成されている
流入側孔路22を介して大径の孔路17に連通してお
り、本例においては、T字形の流入側孔路22の一路は
栓体23で封鎖されている(第1図及び第3図参照)。
本体底部24の流入側開口部21が形成されている位置
と異なる位置に流出側開口部25が形成されている。流
出側開口部25は、T字形に形成されている流出側孔路
26を介して、中間の径の孔路19に連通しており、本
例においては、T字形の流入側孔路26の一路は栓体2
7で封鎖されている(いる(第2図及び第3図参照)。
【0016】したがって、本例においては、弁13が開
の時には、流入側開口部21から流入した液体燃料は、
流入側孔路22を介して大径の孔路17に流入し、中間
の径の孔路19を経て、流出側孔路26に流出し、流出
側開口部25から外部に流出して、外部にある液体燃料
燃焼装置(図示されていない)への液体燃料の供給を行
うことができる。本体部2の上方に突き出た部分28の
上面29には、鋼球支持座7から転落した鋼球4を収容
する溝30が形成されている。
【0017】本例において、蓋部3の側部31には、蓋
部3内の鋼球4の状態を観察するための窓32が形成さ
れている。蓋部3の天井部33の内側には、円筒状の雄
ネジ部34が突き出て設けられており、該雄ネジ34に
は、中空円筒状の支持蓋35が螺着されている。前記雄
ネジ部34の内側の中空部36には、第二スプリング3
7の支持座の第二スプリング取付け部38が形成されて
いる。
【0018】本例において、鋼球4の頂面39は截頭円
錐形状の鋼球押さえ具40の平滑な下面41に押され
て、保持されている。本例において鋼球押さえ具40は
鍔部42の上面43には、第二スプリング38の下端が
取付けられている。本例は以上のように構成されている
ので、例えば第4図に示すように、流入側開口部21
を、例えば給油タンク44の給油口45に直接差し込み
固定し、鋼球4を鋼球支持座7に配置し、蓋部3を本体
部2に被せ螺着する。
【0019】常時は、この状態で弁体は11は弁座10
から離れており、弁13が開の状態にあるので、給油タ
ンク44の給油口45から流入側開口部21に流入した
液体燃料は、流入側孔路22を介して大径の孔路17に
流入し、中間の径の孔路19を経て、流出側孔路26に
流出し、流出側開口部25から外部に流出して、外部に
ある燃焼炉等の燃焼装置(図示されていない)に給油さ
れる。
【0020】このような給油状態にある場合に、例え
ば、震度5以上の地震が発生したときは、地震の揺れに
より、鋼球4は、支持座7から溝30内に転げ出す。鋼
球4が支持座7から転げ出ると、弁棒5の上端は押さえ
がなくなり第一スプリング12の弾力により上方に移動
して、弁体11は弁座10に強く押し付けられ、弁13
を閉じて給油流路22乃至26間を遮断する。地震の揺
れが無くなったところで、窓32より覗いて、鋼球4が
支持座7から転げ出ていることを確認して、蓋部3を本
体部2から取り外して、鋼球4を鋼球支持座7に配置
し、蓋部3を本体部2に被せ螺着する。
【0021】本例においては、直径15mmの鋼球4を
使用し、また鋼球支持座7の窪みの深さを0.5mmと
して、第一及び第二のスプリングの弾力を調整した。鋼
球4の直径は、液体燃料の供給量を大きくする場合に
は、大きく設定される。このようにすることによって、
弁体11と弁座10の間隔を大きくして流量を増加させ
ることができる。
【0022】図5に示す実施例は、図1乃至3の実施例
に対して、流入側孔路の栓体で封鎖されている孔路に、
ニードルバルブを組み込んだ点でのみ相違する一実施例
である。本例において、ニードルバルブ46は、ハンド
ル47に接続するニードル48及び前記流入側孔路22
の栓体23で封鎖されている孔路22に、ニードル48
の挿入孔路49を備えて構成される。
【0023】本例において、ニードル48の基部には、
雄ネジ部50が設けられ、ニードル挿入孔路49の入口
側には雌ネジ部51が設けられる。本例において、ニー
ドルバルブ46は、ニードル48をニードル挿入孔路4
9内に挿通し螺合して、O−リング52及びカバーナッ
ト53で封鎖して形成される。本例は、以上のように構
成されているので、ニードルバルブ46のハンドルを回
して、供給される液体燃料の供給量を適宜制御すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、本体部材を塊状にするので、
地震の震動により本体部材が破損することがなく、ま
た、弁棒の頭部に窪みを形成して鋼球支持座とし、これ
に鋼球部材を配置して、鋼球押さえ具により第二スプリ
ングの弾力により押さえると共に、弁棒の下端の弁体を
第一スプリングの弾力により支持するので、鋼球部材の
地震の震動により破損することがなく、常時球形を保っ
ことができ、表面が錆び付くことがなくなるので、一定
以上の地震による震動により、鋼球部材支持座から離脱
を不能にすることが無くなり、一定以上の震動に対応し
て確実に鋼球部材支持座から離脱することができること
となり、従来は困難であった地震の揺れによるガスや液
体燃料の供給の自動停止を可能にするものであり、地震
災害の防止をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対振動自動閉止バルブの一実施例につ
いての流入側を示す概略の側部断面図である。
【図2】図1に示す実施例についての流出側を示す概略
の側部断面図である。
【図3】図1及び図2に示す実施例についての平面図で
ある。
【図4】図1乃至図3に示す実施例とは別の一実施例に
ついての概略の部分断面図である。
【図5】本発明の対振動自動閉止バルブを給油タンクに
取り付けた状態を示す概略の説明図である。
【符号の説明】
1 対震動自動閉止バルブ 2 本体部 3 蓋部 4 鋼球 5 弁棒 6 弁棒の頭部 7 窪み 8 鋼球支持座 9 弁棒5が上下方向に往復動可能に挿通されている孔 10 弁座 11 弁体 12 第一スプリング 13 弁 14 スプリング支持ボルト 15 雄ネジ部 16 雄ネジ部15の内側中空部 17 大径の孔路 18 孔路17の上端部 19 中間の径の孔路 20 本体2の上面 21 流入側開口部 22 流入側孔路 23、27 栓体 24 本体部2の底部 25 流出側開口部 26 流出側孔路 28 本体部2の上方に突き出た部分 29 上方に突き出た部分28の上面 30 溝 31 蓋部3の側部 32 窓 33 天井部 34 円筒状の雄ネジ部 35 中空円筒状の支持蓋 36 雄ネジ部34の中空部 37 第二スプリング 38 第二スプリング取付け部 39 鋼球4の頂面 40 鋼球押さえ具 41 押さえ具33の平滑な下面 42 押さえ具33の鍔部 43 鍔部35の上面 44 給油タンク 45 給油口 46 ニードルバルブ 47 ハンドル 48 ニードル 49 挿入孔路 50 雄ネジ部 51 雌ネジ部 52 O−リング 53 カバーナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入側開口部及び流出側開口部を備え、
    耐食性の金属により形成されている塊状の本体部材、鋼
    球部材、弁部材、及び蓋部材を有しており、前記塊状の
    本体部材は、流入側開口部に接続して穿設されている
    入側孔路と流出側開口部に接続して穿設されている
    出側孔路と前記流入側孔路に連通して、上下方向に向
    て穿設され、前記弁部材が挿通されている第一孔路
    と、第一の孔路径より大きい孔路径を有し、第一の孔路
    の下端に、上方に先細形状の上端部を接続して弁座部が
    形成され、内部に前記弁部材の弁棒の端部に取付けられ
    ている前記弁体を収容して、前記流出側孔路に連通して
    穿設されている第二の孔路と、前記第二の孔路の下端部
    内に装着され、該下端部を液密に密封し、内面に第一ス
    プリング支持座を有する該第一スプリング支持部材とを
    備えており、前記弁部材は、弁棒と、前記弁棒の頭部上
    面に形成されている鋼球部材支持座と、弁体と、下端部
    が前記第一スプリング支持座に支持され、上端部が前記
    弁体の下面を支持している前記第一スプリングとを備え
    ており、前記蓋部材は、内面に形成されている第二スプ
    リング支持座と、前記第二スプリング支持座に上端が支
    持されている第二スプリングと、上部に外方に突き出る
    鍔部を有し、平滑に形成されている鋼球部材接触用下面
    を有する鋼球部材押さえ具と、前記第二スプリング支持
    座を囲んで垂設され、前記鋼球部材押さえ具を往復移動
    可能に収容する筒状中空部を有し、前記弁棒頭部の鋼球
    部材支持座の上方に前記筒状中空部開口を位置する鋼
    球部材押さえ具支持部材とを備えており、前記第二スプ
    リングは、下端部が鋼球部材押さえ具の上面に、鋼球部
    材押さえ具の下面を中空部開口から突き出し可能に係合
    し、前記鋼球部材は、弁棒頭部の鋼球部材支持座内か
    ら、設定された強さの振動により転動可能に、前記鋼球
    部材支持座内に配置されていることを特徴とする対震動
    自動閉止バルブ。
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