JP3024558U - 営業車のサンバイザ用広告体 - Google Patents

営業車のサンバイザ用広告体

Info

Publication number
JP3024558U
JP3024558U JP1995007172U JP717295U JP3024558U JP 3024558 U JP3024558 U JP 3024558U JP 1995007172 U JP1995007172 U JP 1995007172U JP 717295 U JP717295 U JP 717295U JP 3024558 U JP3024558 U JP 3024558U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
advertising
advertisement
commercial vehicle
advertisement display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995007172U
Other languages
English (en)
Inventor
暢一 本田
Original Assignee
暢一 本田
株式会社アトム・アド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 暢一 本田, 株式会社アトム・アド filed Critical 暢一 本田
Priority to JP1995007172U priority Critical patent/JP3024558U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024558U publication Critical patent/JP3024558U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、タクシー等の営業車に於ける車内
広告媒体に関するものであり、営業車のサンバイザに広
告物を表示して車内の付属物を有効に活用し、しかも、
利用客に対して広告効果の高い広告体を提供することを
目的とする。 【解決手段】 営業車のサンバイザ7 に装着脱自在で、
且つ写真等の広告物12を表示する広告表示部8 が設けら
れ、しかも、該広告表示部8 は、前記サンバイザ7 の不
使用時に少なくとも後部座席に座る人間が前記広告物12
を視認することができるように設けられていることを主
な構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、タクシー、バス等の営業車のサンザイザに装着して広告物を表示す るための広告体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、タクシー等の営業車内では、例えば、運転手のシートのヘッドレス トの背面側にパネル状の広告体を設け、且つその広告体に写真、ポスター等の広 告物を貼着するなどして車内広告が行なわれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、日除けとしてフロントガラスの上部に設けられているサンバイザは 、使用時にはフロントガラスに近接させて太陽光を遮るが、通常は、使用されな いためルーフ内面にその一面側を密着させて収納されている。 かかるサンバイザは、フロントガラスとルーフの境界に位置するためタクシー 等の後部座席に座った人からはよく見え、又、タクシー等の利用客は後部座席に 座るのが一般的である。 さらに、日除けを目的とするサンバイザは使用されずに収納されている状態が 多く、特に、営業車に於ける助手席側のサンバイザは、殆ど使用されずに収納さ れているのが現状である。
【0004】 本考案は、サンバイザが後部座席から見易い点、営業車の利用客が後部座席に 座る点、及び営業車のサンバイザが他に積極的な利用がなされていない点等の営 業車のサンバイザの特質に鑑みて、営業車のサンバイザに広告物を表示して車内 の付属物を有効に活用し、且つ広告効果の優れた広告体を提供することを課題と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、その課題を解決 するための手段は、営業車のサンバイザ7 に装着脱自在で、且つ写真等の広告物 12を表示する広告表示部8 が設けられ、しかも、該広告表示部8 は、前記サンバ イザ7 の不使用時に少なくとも後部座席に座る人間が前記広告物12を視認するこ とができるように設けられていることにある。 かかるサンバイザ7 の不使用時とは、車内のルーフ内面にその一面側が密着す るように収納されている状態の時をいい、広告物12の視認とは、広告物12が後部 座席に座る人間から見え、且つその広告物を認識することを意味する。 そして、具体的な例示として、請求項2記載のように、広告体の一面側1bを取 着体3 を介してサンバイザ7 に装着し、その他面側1cに設けられた広告表示部8 に写真等の広告物12を表示してサンバイザ7 を車内のルーフ内面に密着するよう に収納すれば、少なくとも後部座席に座る人間が前記広告物12を視認することが でき、通常使用されない営業車のサンバイザ7 を広告媒体として有効に活用でき る。
【0006】 さらに、請求項2記載の手段は、前記広告表示部8 は、該広告表示部8 に表示 された広告物12と前記後部座席に座る人間の視線S とが直角に近づくように、前 記サンバイザ7 に装着装着された際、前記サンバイザ7 に対して所定角αを有し て設けられていることにある。 一般的な車種では、不使用のサンバイザ7 は車内のルーフ内面にその一面側が 密着するように収納されているので、サンバイザ7 とルーフとが略平行な状態と なっている。従って、広告表示部8 をサンバイザ7 に密着するように設けると後 部座席に座る人間の視線S と広告物12の面との成す角度が広角となって見にくく なるのであるが、広告表示部8 をサンバイザ7 に対して所定角αを有して設けれ ば、後部座席に座る人間の視線S と広告物12との成す角度が直角に近づくことと なって広告物12が見易くなる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る営業車のサンバイザ用広告体の実施の形態について、図面 を参照しながら説明する。 図1及び図2に於いて、1 は、四隅に丸みが形成された長方形状のベース体を 示し、車内に備えられたサンバイザと平面視略同形状に形成されている。かかる ベース体1 は、容易に折れ曲がらない程度の強度を有する合成樹脂からなる。 さらに、ベース体1 の長辺上端1aには、ベース体1 の長さL と略同長で、且つ ベース体1 の幅W の略2倍の形状であって湾曲自在な合成樹脂からなるシート状 の取着体3 が熱溶着によって設けられており、その取着体3 には、多数の可撓性 ループが突設されたループ面4 が具備されている。
【0008】 一方、パネル本体1 の一面側1bには多数の鉤状の可撓性フックが突出されたフ ック面5 が具備されており、前記ループ面4 とフック面5 とは接着すれば鉤とル ープが係合し、剥がせばその可撓性から両者は脱離する着脱自在な構成である。 かかる構成よりベース体1 は、取着体3 をサンバイザ7 に巻きつけ、且つルー プ面4 をベース体1 のフック面5 に係合することにより、その一面側1bにてサン バイザ7 に装着される。
【0009】 また、ベース体1 の他面側1cには、長さL と略同長で、且つ幅W よりやや狭い 下方二隅に丸みが形成された長方形状の広告表示部8 が設けられている。 かかる広告表示部8 は、その長辺上端8a側がベース体1 の長辺上端1a近傍に熱 溶着され、且つその長辺下端8bから延設された帯状の脚体10がベース体1 に対し て略直角に固着されることによりベース体1 に固定されている。 かかる構成により、広告表示部8 は、ベース体1 と所定角αを有しており、即 ち、ベース体1 と広告表示部8 とは約20度の鋭角を有する断面視直角三角形状 を成す。
【0010】 さらに、広告表示部8 の表面8cには、長辺両端11a,11b を溶着することにより 広告表示部8 と略同形状の無色透明の樹脂シート11が設けられている。 従って、樹脂シート11の短辺両端11c,11d は開口され、且つ樹脂シート11と広 告表示部8 との間には写真等の広告物12が挟入されて収納可能である。 尚、図2の中で、14は、営業車のルーフを示し、15は、サンバイザ7 の取付回 転軸を示す。
【0011】 上記構成からなるサンバイザ用広告体は、図2に示すように、広告表示部8 に 写真等の所望の広告物12を収納して、営業車のサンバイザ7 に取着体3 を介して 装着されることにより、通常は使用されないサンバイザ7 を車内広告媒体として 利用することができる。 つまり、サンバイザ7 の不使用時、即ち、図3に示すように、サンバイザ7 が ルーフ14内面側に密着するように収納されて日除けとして用いられていない時、 後部座席に座る人間が広告物12を視認する、即ち、広告体の広告表示部8 が、後 部座席に座る人間の視覚に入り、その者が広告物12を認識することができるので ある。 特に、タクシー等の営業車の利用客は後部座席に座ることが多く、又、助手席 側のサンバイザは、運転席側のサンバイザに比して使用されることが極めて少な いため、広告の効果を確実に得ることができる。
【0012】 さらに、サンバイザ7 の不使用時には、営業車のルーフ14に密着するように収 納されているので、サンバイザ7 に装着されたベース体1 はルーフ14と略平行に なっているが、広告物12を表示する広告表示部8 は、ベース体1 に対して約20 度の角度を有して設けられているので、後部座席に座る人間の視線S と広告表示 部8 の面とが直角に近づくこととなり、広告物12に表現された文字や絵柄が変形 することなく見えるのである。
【0013】 尚、上記各実施形態に於いて、取着体3 は、ベース体1 の長辺上端1aに熱溶着 された湾曲自在なシート状の合成樹脂からなり、且つループ面4 とフック面5 の 係合によってサンバイザ7 に着脱自在な構成であるが、必ずしも取着体3 は係る 構成に限定されず、例えば、輪状のゴム帯を取着体3 とし、その取着体3 を伸ば した輪をサンバイザ7 に嵌挿しゴム伸縮を利用して装着する構成でもよく、又、 図4及び図5に示すように、両端3a,3a にサンバイザ7 の縁部に引っ掛けるフッ クを有する2個の掛止体16,16 が連結部材17,17 を介して連結された構成からな る取着体3 であってもよい。 また、図6に示すように、ベース体1 の一面側1bに帯状の一対のゴムバンド19 ,19 を設け、そのゴムバンド19,19 の端部に突起部20a が自動復帰して掛止する 着脱具20を設けた取着体3 であってもよい。 要は、広告体をサンバイザに装着脱自在に構成できればよいのであって、その 手段は問わない。
【0014】 さらに、上記各実施形態に於いて、取着体3 は、ベース体1 に溶着されて一体 化されているが、必ずしも取着体3 とベース体1 とは一体化されている必要はな く、図4及び図5に示すように、取着体3 とベース体1 とがボタン18によって着 脱自在に構成されていてもよく、勿論着脱手段はかかるボタン18に限定されるも のではない。
【0015】 また、上記実施形態に於いて、ベース体1 はサンバイザと略同形状に形成され ているが、必ずしもかかる形状に限定されず、図5に示すように、長尺状であっ てもよく、又、図6に示すように広告表示部8 より小さい形状でもよい。 要は、広告表示部をサンバイザに装着脱できるものであればよいのである。
【0016】 さらに、上記実施形態に於いて、広告表示部8 はベース体1 に対して約20度 の角度を有して設けられているが、必ずしも約20度に限定されるものではなく 、任意の角度に設定可能である。 つまり、広告体に表示された広告物12が、サンバイザ7 の不使用時に営業車の ルーフ14と略平行になって後部座席に座る利用客の視線S と広告物12とが広角と なり見難くなることを解消することを目的としているから、少しでも広告物12が 表示される広告表示部8 がサンバイザ7 に対して角度を有して設けられていれば 視線S と広告物12の面とが直角に近づくので見やすくなる。 例えば、図7に示すように、ベース体1 に対して約40度位の角度を有して広 告物12が表示される広告表示部8 を設ければ、視線S と広告物12との面が略直角 となる。 しかしながら、角度を付け過ぎるとサンバイザ7 から出張ることとなって、助 手席や運転席に座る者の邪魔になりかねないので、上記実施形態のように、一般 的な車種では、約20度位が好ましいと思われる。
【0017】 また、車種によっては、不使用時にサンバイザが収納されてもルーフと略平行 にならず、後部座席に座る人間からサンバイザの面を見ることができるので、か かる場合は広告表示部を所定角αを有して約0度にしてもよい。 要は、少なくとも後部座席に座る人間から不使用時のサンバイザ7 に装着され た広告物12を視認できればよいのである。 尚、上記所定角αは、ベース体1 と広告表示部8 との成す角度を意図している わけではなく、広告体がサンバイザ7 に装着された際にそのサンバイザ7 の面と 広告表示部8 との成す角度を意味する。つまり、上記実施形態に於いては、ベー ス体1 とサンバイザ7 とが密着した状態に装着されるという前提であるが、仮に ベース体1 とサンバイザ7 とが角度を有して装着された場合でも、本考案の所定 角αはサンバイザ7 の面と広告表示部8 の面との成す角度を意味する。
【0018】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る営業車のサンバイザ用広告体は、サンバイザに広 告物を表示することができ、しかも、かかるサンバイザは、通常では使用されて 折らず、且つ後部座席に座る利用客から目に付き易い位置にあるから広告効果を 十分発揮しえる。 さらに、上記構成からなる広告体は、製造コストも安価であり、又、サンバイ ザに装着脱自在なので、広告物の交換が用意に行なえるという利点もある。
【0019】 また、請求項2記載の手段によれば、サンバイザに装着された広告体の広告物 が見え易くなり、少なくとも後部座席に座った利用客は、普通に前を向いて座っ ているだけで完全な広告物を視認することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る広告体の一実施形態を示す斜視
図。
【図2】広告体を営業車のサンバイザに装着した状態を
示す断面図。
【図3】同概略図。
【図4】他実施形態の広告体をサンバイザに装着した状
態を示す平面図。
【図5】同側面図。
【図6】広告体の他実施形態を示す斜視図。
【図7】他実施形態の広告体を営業車のサンバイザに装
着した状態を示す要部拡大側面図を含む概略図。
【符号の説明】
1 …ベース体、1b…一面側、1c…他面側、3 …取着体、
7 …サンバイザ、8 …広告表示部、12…広告物、α…所
定角、s …視線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 営業車のサンバイザ(7) に装着脱自在
    で、且つ写真等の広告物(12)を表示する広告表示部(8)
    が設けられ、しかも、該広告表示部(8) は、前記サンバ
    イザ(7) の不使用時に少なくとも後部座席に座る人間が
    前記広告物(12)を視認することができるように設けられ
    ていることを特徴とする営業車のサンバイザ用広告体。
  2. 【請求項2】 一面側(1b)に前記サンバイザ(7) に装着
    脱可能な取着体(3) を有し、且つ他面側(1c)に写真等の
    広告物(12)を表示するための広告表示部(8) が設けら
    れ、しかも、前記サンバイザ(7) の不使用時に少なくと
    も後部座席に座る人間が前記広告物(12)を視認すること
    ができるように該サンバイザ(7) に装着される請求項1
    記載の営業車のサンバイザ用広告体。
  3. 【請求項3】 板状のベース体(1) の一面側(1b)には、
    営業車のサンバイザ(7) に装着脱可能な取着体(3) が設
    けられ、且つ該ベース体(1) の他面側(1c)には、写真等
    の広告物(12)を表示するための広告表示部(8) が設けら
    れていることを特徴とする営業車のサンバイザ用広告
    体。
  4. 【請求項4】 前記広告表示部(8) は、該広告表示部
    (8) に表示された広告物(12)と前記後部座席に座る人間
    の視線(S) とが直角に近づくように、前記サンバイザ
    (7) に装着装着された際、該サンバイザ(7) に対して所
    定角(α)を有して設けられている請求項1〜3の何れ
    かに記載の営業車のサンバイザ用広告体。
  5. 【請求項5】 前記所定角(α)が、約20度である請
    求項2又は4記載の営業車のサンバイザ用広告体。
JP1995007172U 1995-07-13 1995-07-13 営業車のサンバイザ用広告体 Expired - Lifetime JP3024558U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007172U JP3024558U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 営業車のサンバイザ用広告体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007172U JP3024558U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 営業車のサンバイザ用広告体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3024558U true JP3024558U (ja) 1996-05-21

Family

ID=43159789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995007172U Expired - Lifetime JP3024558U (ja) 1995-07-13 1995-07-13 営業車のサンバイザ用広告体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024558U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5979967A (en) Auxiliary sun visor for motor vehicles
US7097314B1 (en) Two-in-one wide angle automobile mirror
US20070220793A1 (en) Back seat passenger reminder device
US5064239A (en) Sunscreen for motor vehicles
US7555858B2 (en) Holder for handicap permit
JP3024558U (ja) 営業車のサンバイザ用広告体
US7670014B2 (en) Infant viewing auto mirror
US9123270B1 (en) Decorative attachment for vehicle rear-view mirror
WO2004087460A2 (en) Vehicle mirror assembly
US6193298B1 (en) Wind baffle attachable to seats using straps
JPH03139445A (ja) 子供用拘束シート
JP2023012273A (ja) 車両用サンシェード
JPH0318283Y2 (ja)
US6997567B1 (en) Vehicle mirror system
CN210869964U (zh) 一种汽车驾驶座遮阳布
CN221497749U (zh) 一种汽车座椅背胶细勾搭扣快速安装结构
CN210101482U (zh) 一种车内后排反光镜
CN217477444U (zh) 一种靠背组件及两轮电动车
JPS6141624Y2 (ja)
JP3002046U (ja) 自動車
JPH08324239A (ja) 車両用窓ディスプレイ
JPH0131092Y2 (ja)
JP3008497U (ja) 自動車用座席の背部構造
JP2022107547A (ja) 車両用サンシェード
CN117980187A (zh) 汽车座椅罩系统