JP3023903B2 - 画像生成方法および画像生成装置 - Google Patents

画像生成方法および画像生成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少ない数の部分的画像
データから完全な画像を生成する画像生成方法および画
像生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像中の物体の立体形状、距離な
どを反映し、視点位置に応じた画像を少ないデータで生
成する手法としては、例えば特開平5−12413号公
報に示される画像生成装置のように、予め対象物体が再
現できる表面上の点を3次元計測装置により計測し、そ
のような点の3次元的位置座標を記憶しておいて、再生
画像を生成するときは、視点位置と対象物件との位置関
係から再生画像用のスクリーン上の位置を求め、予め異
なる視点位置で得た画像との対応点関係から輝度レベル
またはRGB値を対応させて表示する物であった。
【0003】また、特公平5−60148号公報に示さ
れる合成画像発生装置では、予め基準画像と対象物体の
3次元形状モデルを所定のメモリに記憶しておき、再生
時に記憶した時と異なる視点からの距離と方角との差異
から対象画像の変倍率、画面上移動距離、および回転角
を計算し、それらに基づいた幾何学的変形を施して異な
る視点より観察した対象画像を生成するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、実写画像中の特定対象の画像を加工して別の
シーンの画像と合成したり、遮蔽部分を考慮しながらそ
の特定対象の運動、変形を行わせたりする為に、対象に
関するより詳細な3次元形状モデルが必要である。そし
て、対象に関するより詳細な3次元形状モデルを求める
為には別途、形状計測手段あるいは2眼式ステレオカメ
ラで得られる視差付き画像から形状モデルを求める手法
などによる詳細な計測を必要とする。そのため、演算コ
スト、処理時間ともに大きいという問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来技術にかかる問題点に
鑑み、詳細な3次元形状モデルなしで画像を生成するこ
とにより、演算コスト、処理時間ともに小さくすること
ができる画像生成方法および画像生成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、予め定義された局所的特徴要素とそれらの
空間的配置を対象画像の構造情報として記憶する構造情
報記憶部と、画像を見るときの仮想的な対象に対する視
点位置を入力するための視点位置入力部と、前記視点位
置入力部からの入力情報に基いて、前記構造情報記憶部
の情報を変更する局所特徴要素配置・変形部と、前記局
所特徴要素配置・変形部からの情報を受けて、各局所的
特徴要素間を補間する曲線または曲面を生成する生成部
と、前記対象画像の背景となる背景画像を記憶する画像
記憶部と、前記画像記憶部から背景画像を取り込み、前
記生成部で生成処理された対象画像と合成させるための
画像合成部と、前記画像合成部で形成された画像を表示
する画像表示部と、からなる画像生成装置を特徴とす
る。
【0007】また本発明は、予め定義された局所的特徴
要素とそれらの空間的配置を対象画像の構造情報として
記憶する構造情報記憶ステップと、画像を見るときの仮
想的な対象に対する視点位置を入力するための視点位置
入力ステップと、前記視点位置入力ステップの入力情報
に基いて、前記構造情報記憶ステップの情報を変更する
局所特徴要素配置・変形ステップと、前記局所特徴要素
配置・変形ステップの情報を受けて、各局所的特徴要素
間を補間する曲線または曲面を生成する生成ステップ
と、前記対象画像の背景となる背景画像を記憶する画像
記憶ステップと、前記画像記憶ステップの背景画像を取
り込み、前記生成ステップで生成処理された対象画像と
合成させるための画像合成ステップと、前記画像合成ス
テップで形成された画像を表示する画像表示ステップ
と、からなる画像生成方法をも特徴とする。
【0008】上記の画像生成装置もしくは画像生成方法
において、前記局所的特徴要素は、画像の輪郭線からな
り、複数方向のエッジセグメントの交差パターン、曲率
一定の曲線またはその一部、およびエッジセグメントか
らなり、前記局所的特徴要素間を滑らかに結ぶことによ
り、画像の一部を生成することを特徴とする。
【0009】そして、前記構造情報は、視点位置の変化
に伴って生成、消失する際の、それぞれの視点位置での
局所的特徴要素とその空間的配置情報であることを特徴
とする。
【0010】また、前記局所的特徴要素は3次元空間に
配置された面要素であり、前記局所的特徴要素間を滑ら
かに連結する補間用曲面データを生成することを特徴と
してもよい。
【0011】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、予め定
義された局所的特徴要素、およびそれらの空間的配置情
報に基づき画像を生成することにより、対象のワイヤフ
レームモデルなどの詳細な3次元形状モデルを求めずに
対象の運動・動作に応じた任意のサイズ、変形を与え
て、所定位置に任意の視点位置からの画像を生成した
り、あるいは対象の任意の運動・動作を入れた動画像を
生成することが可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明の画像生成方法を好適に実
施する装置の一構成例を示すブロック図、図2は、図1
に示す構造情報記憶部に記憶された局所的特徴要素の一
例を示した図である。
【0014】本実施例の画像生成装置は、図1に示すよ
うに、対象画像の構造情報記憶部1、視点位置入力部
2、対象運動モード選択部3、局所特徴要素配置・変形
部4、特徴要素間補間用曲線生成部5、画像データベー
ス6、画像合成部7、および画像表示部8とから構成さ
れる。
【0015】上記各構成要素を詳述すると、構造情報記
憶部1は、対象とする物体、生物などの構造的画像情報
の記憶部であり、観察者の視点位置、対象の運動・動作
などに伴う対象画像の変化を表現する為の必要最小限の
情報として、図2に示すような2次元あるいは3次元的
局所的特徴要素、およびそれらの3次元的空間配置情報
を記憶するものである。
【0016】視点位置入力部2は、観察者が対象を視る
位置、方向を入力する為のもので、磁気変換方式(例え
ば、POLHEMUS(ホ゜ヒマス)社製,3SPACE ISOTRAK II)、超音
波方式(例えば、Stereo Graphics社製,Crystal EYES
VR System)等のように観察者の頭部などに直接センサ
等を装着して視点位置を計測し入力する方法や、計算機
端末のマウスやキーボードなどで入力する方法のいずれ
でもよい。
【0017】対象運動モード選択部3は、対象に関す
る、予め決められた運動・動作(例えば、人物を対象と
する場合、喜怒哀楽などの顔の表情変化、発声する言葉
に応じた口の形状の変化など、顔の形状変化に関するも
のから、歩行、駆け足、スポーツプレイ時を含む身体の
動きまでなど)を行なう動画像を対話的に選択して背景
画像中のある場所に生成させるときに使われる。
【0018】局所特徴要素配置・変形部4は、視点位置
入力部2、対象運動モード選択部3からの情報を受けて
対象の立体形状、視点位置を反映した画像を再生する為
に、例えば視点が変わることによって生じる局所的特徴
要素の撮像面上の相対位置変化およびそれぞれの要素の
変形を生じさせるものである。
【0019】特徴要素間補間用曲線生成部5は、局所特
徴要素配置・変形部4の出力を受けて特徴要素間を正し
く、滑らかに曲線要素で補間するように生成処理を行な
うものである。
【0020】画像データベース6は、対象画像の背景と
なる背景画像を記憶する画像記憶部である。
【0021】画像合成部7は、特定対象以外の背景とな
る画像を画像データベース6から取り込み、対象画像と
合成するための処理部である。
【0022】画像表示部8は合成後の画像を表示する為
のディスプレイ手段とその駆動手段を含む。
【0023】次に、本実施例における構造情報記憶部1
での情報記憶形式を、顔の3次元アニメーション画像を
例にして説明する。
【0024】本実施例では、顔の画像情報を、顔を構成
するパーツ(例えば、目、鼻、口、耳など)ごとに、図
2に示される局所的特徴要素とそれらの3次元空間配置
をパーツ画像の構造情報として保持し、さらに各パーツ
とその(重心)位置関係を顔画像の構造情報として保持
する。例えば、パーツの一つとしての目の画像の基本構
造情報は、目頭、目尻に相当する部位にL型交差要素
【0025】
【数1】 を、目上,目下の弧状曲線部位に曲線(曲率)要素
【0026】
【数2】 を割り当てた局所的特徴要素と、それらの代表点位置
(例えば、左右上下端点座標など)を記憶する。尚、目
の輪郭の画像構造情報としては、上述した構成に限定さ
れるものではなく、例えば、目上、目下に相当する2つ
の曲線(曲率)要素
【0027】
【数3】 とその代表点位置で表現してもよい。
【0028】さらに、瞳の形状を表現するのに必要な構
造情報としては、所定の半径の円Crとその中心位置で
表わしてもよいし、2つの曲率要素
【0029】
【数4】 とそれらの代表点位置として表わしてもよい。この場合
には、目上、目下に相当する曲率要素との交点で生じる
T型交差の位置
【0030】
【数5】 をその構造情報に含めてもよい。
【0031】このような顔画像の基本構造情報として
は、前向き正面から見た画像を所定サイズで表示したも
のを正準画像情報としてデフォルト的に記憶しておく。
【0032】さらに、視点位置を正面方向から例えば4
5°,90°,135°,180°方向に水平面内で変
えたときの画像の構造情報として同様にそれぞれに対応
する原画像から基本構造情報と同様に局所的特徴要素と
それらの空間配置情報を記憶しておく。
【0033】特徴要素配置・変形部4は、視点位置入力
部2または運動モード選択部3からの情報を受けて任意
の視点位置からの画像を生成する為に、予め得た離散的
な視点方向別構造情報データから当該視点方向の画像中
の各特徴要素の見かけの形状と空間配置データを予測、
生成する。
【0034】そこで以下に、その方法を詳述する。
【0035】3次元アニメーションなど線画ベースで画
像を表現する際、仮想的な視点方向が変わることによっ
て、輪郭データの変形、消出、生成が起こる。本実施例
では、これらのうち消出、生成については、それらの生
起する視点方向角度データθ iとそのときの構造情報デ
ータ
【0036】
【数6】 を求める。尚、
【0037】
【数7】 はj番目の位置
【0038】
【数8】 に存在する局所的特徴要素を表わす。N(i)は視点方
向θiに対応する対象画像の全特徴要素数を示す。
【0039】次に、視点方向θ(θi-1<θ<θi)での
構造情報データ
【0040】
【数9】 を生成する。ここで、
【0041】
【数10】 、Fはfk i-1,fk iから視点方向θでの対応する特徴要
【0042】
【数11】 の位置
【0043】
【数12】 および形状(例えば、L型交差の交差角、向き、曲率要
素の曲率、向きなど)を予測する関数であり、二つの特
徴要素fk i-1,fk iの位置および形状データをθ(θ
i-1<θ<θi)の値から補間する。例えば、線形補間の
場合、
【0044】
【数13】 尚、
【0045】
【数14】 などは局所的特徴要素の形状パラメータを示し、L型交
差の場合は交差角、曲率要素の場合は曲率を表わす。
【0046】本実施例では、補間の方式に上記のような
線形方式が用いられているが、本発明はこれに限られる
ものではない。
【0047】また、
【0048】
【数15】 は視点方向θi-1,θi両者の画像に共通して存在する同
じ種類(例えば、L型交差、曲率要素などの種別)の特
徴要素について定義されたが、θi-1≦θ<θiで存在
し、θi<θ≦θi+1では消失する特徴要素についてはそ
の空間位置
【0049】
【数16】 は前述と同様の補間により求め、その形状は不変とする
か、あるいは別途、(θ,θi)の範囲の一視点方向か
らの画像に基いて構造データを生成することにより、位
置、形状の補間データを得てもよい。
【0050】上述の様にして、所定の視点位置、対象運
動モードにおける特徴要素の形状、配置データを得た
後、補間用曲線生成部5において、先ず、顔画像のパー
ツ(例えば、目、鼻、口など)ごとに特徴要素間を滑ら
かに結ぶ曲線を生成する。
【0051】次に、その生成方法をパーツの一つである
目の画像の生成を例に採って説明する。
【0052】図3は、目を二つのL型交差
【0053】
【数17】 、4種の曲率要素
【0054】
【数18】 の空間配置による構造情報として記述した場合にこれら
局所的特徴要素間を滑らかに連結する方法の例を示す。
【0055】図3中、各特徴要素のサイズパラメータσ
が予め設定されているとすると、L型交差はそれを構成
する二つのラインセグメントの長さの和がσと同程度、
曲率要素の場合、弧長がσと同程度である。の場合、
特徴要素間補間用曲線生成部5はL型交差L1を構成す
る一方のラインセグメントL11の端点と
【0056】
【数19】 の一端とを直線(図中、点線で表示)で結ぶ。同様にし
て、L1を構成する他方のラインセグメントL12とC1
【0057】
【数20】 とを直線で結合することにより目の輪郭を形成する。
【0058】また、図3のでは、特徴要素間の滑らか
な結合をSpline曲線の生成によって行なう。例え
ば、3次のSpline曲線要素により結合する場合、
予め設定された座標系においてy=ax3+bx2+cx
+dの各係数値が結合すべき特徴要素の各端点において
傾きが一致するように選ぶ。描画範囲は特徴要素の各端
点の座標を求めることに決めることができる。
【0059】さらに、の方式は、Snakesと呼ば
れる輪郭線モデル(M.Kass,A.Witkin,D.Terzopoulos:「S
nakes:Active contour models」 International Journal
ofComputer Vision, Vol.1, pp.321-331)を適用する
ものであり、輪郭線v(s)=(x(s),y(s))に対
し、評価関数
【0060】
【数21】 を最小にする輪郭線v(s)を求めるものであって、V
i(s)(s)はSnakesの制御点(線)であり、局所
的特徴要素の線または曲線要素に相当する。添字i(s)
は特徴要素に適当な方法で符番したときの番号に相当す
る。
【0061】このように局所的特徴要素間の補間用曲線
の生成方法について説明したが、本発明はこれに特に限
定されるものではない。
【0062】上述の様にして、対象の全体画像の各パー
ツごとに特徴要素間を結線することにより各パーツの線
画像を生成する。
【0063】対象運動モードの選択部3で設定された場
合には、それぞれの運動、動作などに応じて予め用意さ
れたモデルに基いて時系列的に局所的特徴要素の配置・
変形が局所特徴要素配置・変形部4によって生成され、
その都度、補間用曲線生成部5で形状補間処理が行なわ
れて対象の動画像が生成される。尚、動画像は観察者の
視点位置を反映したものであることは言うまでもない。
【0064】さらに、本実施例では対象画像と予め画像
データベース6に用意された背景画像を選択して画像合
成部7により合成処理を行なう。その際、対象画像にテ
クスチャアッピングを行なって陰影、色、模様などを付
加してもよい。図4は、顔画像の場合の構造情報と復元
画像を示す。
【0065】対象の運動・動作の種類によって決まる局
所的特徴要素の形状、配置の時系列データは、実写動画
像から所定の局所特徴要素抽出方式に基いて生成しても
よいし、計算機上で運動、動作モデルとして生成しても
よい。図5は、そのような時系列データの記憶形式の一
例を示す。
【0066】図5中、符号jは画像フレーム番号、符号
Nはそのフレーム中の対象画像の特徴要素、符号fは特
徴要素タイプ、符号
【0067】
【数22】 はその代表点位置で、x,yはフレーム中の横、縦方向
画素位置を表わす。
【0068】このようにして図1に示した局所特徴要素
配置・変形部4は、特徴要素分のそれぞれの種別、代表
点位置を制御パラメータとして読み込み、さらに、それ
ぞれの特徴要素に視点位置に応じた配置、形状の適切な
変更を行なう。
【0069】尚、図5に示されるデータは、図1に示し
た構造情報記憶部1に内蔵される顔画像中のあるパーツ
に関する視線方向別データの例を示している。必要があ
れば、さらに特徴要素の形状を決めるパラメータの値を
所定の形式で記憶してもよい。
【0070】(他の実施例)図6は、本発明の画像生成
方法を好適に実施する装置の他の構成例を示すブロック
図である。この図に基づく下記の説明にて、上記実施例
と同一構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0071】本実施例は、局所的特徴要素として3次元
的な面要素を用い、特徴要素間補間用曲面生成部15で
特徴要素間を滑らかに結ぶ面を生成することが特徴であ
る。図7は、図6に示した画像生成装置で用いる局所的
特徴要素の例を示す。
【0072】この図にて、SLiは二つの平面要素がL
字型に交差してできるL字型面要素であり、交差角度と
その向き(交差角を2等分し、交差線分と直交する方
向)に応じて離散的に設定される。
【0073】SCiはガウス曲率、平均曲率(または、
二つの主曲率)およびその中心点の法ベクトル、サイズ
パラメータによって指定される曲面要素であり、SLi
と同様に指定パラメータの離散的なセットによって予め
設定される。SC1,SC2,SC3は二つの主曲率の符
号の組合せの異なる面要素を示す。
【0074】対象物体の画像を生成する為には特徴要素
間補間用曲面生成部15で特徴要素の間を滑らかに埋め
る曲線データをx,y,z座標として生成した後、視点
方向、位置に基いて隠面処理を行ない、さらに、光線方
向と面の反射特性を反映した陰影、色、模様などを付加
して画像表示部8で表示する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、予め定義
された局所的特徴要素の空間配置を画像の構造情報とし
て表現することにより、特定対象の画像を異なる任意の
視点位置から生成したり、対象の動きに伴った画像を生
成したりすることがワイヤフレームモデルなどの詳細な
3次元形状モデルなしでできる。
【0076】このため、3次元画像の生成に必要なデー
タ数を従来と比べて大幅に減らすことができる。
【0077】さらに、視点位置の変化に伴う遮蔽輪郭の
生成、消滅を予め記憶させることができるので、物体の
3次元形状モデルと視点位置から幾何学的演算を行なっ
て表示する方式に比べて演算コスト、処理時間ともに低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像生成方法を好適に実施する装置の
一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す構造情報記憶部に記憶された局所的
特徴要素の一例を示した図である。
【図3】目を二つのL型交差、4種の曲率要素の空間配
置による構造情報として記述した場合にこれら局所的特
徴要素間を滑らかに連結する方法の例を説明するための
図である。
【図4】顔画像の場合の構造情報と復元画像を示す図で
ある。
【図5】局所的特徴要素の形状、配置の時系列データの
記憶形式の一例を示す図である。
【図6】本発明の画像生成方法を好適に実施する装置の
他の構成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示した画像生成装置で用いる局所的特徴
要素の例を示す図である。
【符号の説明】
1 対象画像の構造情報記憶部 2 視点位置入力部 3 対象運動モード選択部 4 局所特徴要素配置・変形部 5 特徴要素間補間用曲線生成部 6 画像データベース 7 画像合成部 8 画像表示部 15 特徴要素間補間用曲面生成部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−119482(JP,A) 特開 昭64−70884(JP,A) 特開 平3−74784(JP,A) 田村秀行ほか”3次元仮想空間生成・ 表示へのモデル系&非モデル系アプロー チ”Human Interface News and Report,計測 自動制御学会:ヒューマンインターフェ ース部会発行,1994年5月10日,Vo l.9,No.3,p.279−286 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 - 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定義された局所的特徴要素とそれら
    の空間的配置を対象画像の構造情報として記憶する構造
    情報記憶部と、 画像を見るときの仮想的な対象に対する視点位置を入力
    するための視点位置入力部と、 前記視点位置入力部からの入力情報に基いて、前記構造
    情報記憶部の情報を変更する局所特徴要素配置・変形部
    と、 前記局所特徴要素配置・変形部からの情報を受けて、各
    局所的特徴要素間を補間する曲線または曲面を生成する
    生成部と、 前記対象画像の背景となる背景画像を記憶する画像記憶
    部と、 前記画像記憶部から背景画像を取り込み、前記生成部で
    生成処理された対象画像と合成させるための画像合成部
    と、 前記画像合成部で形成された画像を表示する画像表示部
    と、からなる画像生成装置。
  2. 【請求項2】 前記局所的特徴要素は、画像の輪郭線か
    らなり、複数方向のエッジセグメントの交差パターン、
    曲率一定の曲線またはその一部、およびエッジセグメン
    トからなり、前記局所的特徴要素間を滑らかに結ぶこと
    により、画像の一部を生成することを特徴とする、請求
    項1に記載の画像生成装置。
  3. 【請求項3】 前記構造情報は、視点位置の変化に伴っ
    て生成、消失する際の、それぞれの視点位置での局所的
    特徴要素とその空間的配置情報であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の画像生成装置。
  4. 【請求項4】 前記局所的特徴要素は3次元空間に配置
    された面要素であり、前記局所的特徴要素間を滑らかに
    連結する補間用曲面データを生成することを特徴とす
    る、請求項1に記載の画像生成装置。
  5. 【請求項5】 予め定義された局所的特徴要素とそれら
    の空間的配置を対象画像の構造情報として記憶する構造
    情報記憶ステップと、画像を見るときの仮想的な対象に
    対する視点位置を入力するための視点位置入力ステップ
    と、 前記視点位置入力ステップの入力情報に基いて、前記構
    造情報記憶ステップの情報を変更する局所特徴要素配置
    ・変形ステップと、 前記局所特徴要素配置・変形ステップの情報を受けて、
    各局所的特徴要素間を補間する曲線または曲面を生成す
    る生成ステップと、 前記対象画像の背景となる背景画像を記憶する画像記憶
    ステップと、 前記画像記憶ステップの背景画像を取り込み、前記生成
    ステップで生成処理された対象画像と合成させるための
    画像合成ステップと、 前記画像合成ステップで形成された画像を表示する画像
    表示ステップと、からなる画像生成方法。
  6. 【請求項6】 前記局所的特徴要素は、画像の輪郭線か
    らなり、複数方向のエッジセグメントの交差パターン、
    曲率一定の曲線またはその一部、およびエッジセグメン
    トからなり、前記局所的特徴要素間を滑らかに結ぶこと
    により、画像の一部を生成することを特徴とする、請求
    項5に記載の画像生成方法。
  7. 【請求項7】 前記構造情報は、視点位置の変化に伴っ
    て生成、消失する際の、それぞれの視点位置での局所的
    特徴要素とその空間的配置情報であることを特徴とす
    る、請求項5に記載の画像生成方法。
  8. 【請求項8】 前記局所的特徴要素は3次元空間に配置
    された面要素であり、前記局所的特徴要素間を滑らかに
    連結する補間用曲面データを生成することを特徴とす
    る、請求項5に記載の画像生成方法。
JP10813994A 1994-02-02 1994-05-23 画像生成方法および画像生成装置 Expired - Fee Related JP3023903B2 (ja)

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