JP3023549U - 携帯用信号表示灯 - Google Patents

携帯用信号表示灯

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JP3023549U
JP3023549U JP1995008001U JP800195U JP3023549U JP 3023549 U JP3023549 U JP 3023549U JP 1995008001 U JP1995008001 U JP 1995008001U JP 800195 U JP800195 U JP 800195U JP 3023549 U JP3023549 U JP 3023549U
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亨 金子
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木原 忠二
亨 金子
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】使い勝手のよいスイッチ機構を備え、また、内
蔵した電源の電圧低下を外部から可視でき、乾電池の交
換時期を事前に知ることができるようにした携帯用信号
表示灯を提供する。 【解決手段】内部に一種または二種以上の発光体を配設
する透光材よりなる発光部2に連なる握り部3に乾電池
6aを収納した筒状の携帯用信号表示灯において、筒状
体端部の開口端部の蓋体9の内面に、電源と各々の発光
体間に形成する電気回路の開閉ならびに切り換えを行う
メインスイッチ片を固着し、蓋体の回転で回動するメイ
ンスイッチ片でスイッチがON・OFF制御できるよう
にするとともに、電気回路に電池の電圧が設定値以下に
降下したことを検出する電圧検出器を結線し、電圧検出
器の出力回路に警告表示用LED25の警告手段を設け
て電源の出力電圧降下が可視表示できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、乾電池を電源とする発光作用を、主に信号表示に使用する携帯可 能な車載用筒型信号表示灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
懐中電灯における照明手段を主とし、これに警告、救援要請、誘導等を目的と する有色発光を点滅させる懐中電灯は例えば、実開平5−53001号出願公開 公報によって公開された技術がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した従来技術のように主態構成の懐中電灯に非常信号灯、誘導灯を付加し た多目的の照明表示灯は発光電源回路を外部に突出したスイッチの開閉や切り換 えスイッチ手段により所望の発光体への通電回路をON・OFFしていたもので ある。
【0004】 これら発光体の種類および発光形態の基本的種類が複数になれば、その組合せ 方式も増大し、そのためスイッチ操作も開・閉をはじめとして幾通りかの切り換 え形態も累進的に増大して煩雑となり、暗時における緊急事態に所望する形態を 発光させることはそれなりの熟練技術を必要とし、使用前に予めの学習を要した ものである。
【0005】 また、前記した従来技術において、スイッチ形態におけるそのほとんどをスラ イド式のスイッチで、該スライド式のスイッチにおいては防水構成がなされてい ないものであり、また、防水構成を可能としたものは押しボタン形式を採用する もので、使用可能な形式の数に準じた複数のスイッチとこれに連なる配線、さら にこれらを防水加工を施すとすれば高額単価とその組付け工数との複雑さから、 かなりの高価な製品となる欠点がある。
【0006】 このような発光器具は汎用の懐中電灯と同様な使用をはじめ、緊急用の信号灯 あるいは誘導灯にも使用を可能とするものであるが、電源とする乾電池において 不使用期間の多・少、使用頻度、自然放電等による性能劣化により、使用所望時 に使用不可能な事態を招くおそれもある。
【0007】 そこでこの考案は、上記したように、照明灯付き非常信号表示灯の従前技術に おける欠点に鑑み、該欠点を改善すべく開発したもので、その第1の目的とする ところは、製作コストが安価で、使い勝手の良いスイッチ機構を備えた携帯用信 号表示灯を提供するにある。
【0008】 また、この考案の第2の目的は、内蔵した乾電池の電圧低下を外部から可視で きるようにし、乾電池の交換時期を事前に知ることができるようにした前記信号 表示灯を提供するにある。
【0009】 さらに、この考案の第3の目的は、全方位から視認できる前記信号表示灯を提 供するにある。
【0010】 さらにまた、この考案の第4の目的は、安いコストでスイッチの液密性が保証 され、かつ、耐衝撃性を備えた前記信号表示灯を提供するにある。
【0011】 またさらに、この考案の第5の目的は、非常時に警告音を発生させることがで きるようにした前記信号表示灯を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、第1の考案は、 透 光材よりなる発光部の内部に一種または二種以上の発光体を配設し、この発光部 に連なる握り部に前記発光体の乾電池を収納した筒状の携帯用の信号表示灯にお いて、前記握り部を形成する筒状体端部の開口端部に回転自在に密嵌合される蓋 体の内面に、電源と各々の発光体間に形成する電気回路の開閉ならびに切り換え を行うメインスイッチ片を固着し、蓋体の回転で回動するメインスイッチ片で前 記発光体のスイッチがON・OFF制御されるようにするとともに、前記乾電池 の電気回路に、該乾電池の電圧が設定電圧に降下したことを検出する電圧検出器 を結線し、該電圧検出器の出力回路に警告表示用LEDの警告手段を設けて乾電 池の出力電圧降下が可視表示されるようにしてなるものである。
【0013】 第2の考案は、透光材よりなる発光部の内部に一種または二種以上の発光体を 配設し、この発光部に連なる握り部に前記発光体の乾電池を収納した筒状の携帯 用の信号表示灯において、前記握り部を形成する筒状体端部の開口端部に回転自 在に密嵌合される蓋体の内面に、電源と各々の発光体間に形成する電気回路の開 閉ならびに切り換えを行うメインスイッチ片を固着し、蓋体の回転で回動するメ インスイッチ片で前記発光体のスイッチがON・OFF制御されるようにすると ともに、前記乾電池の電気回路に、該乾電池の電圧が設定電圧に降下したことを 検出する電圧検出器を結線し、該電圧検出器の出力回路に警告表示用LED25 の警告手段を設けて乾電池の出力電圧降下が可視表示されるようにしてなり、さ らに、発光部に配設された発光体の一種が、発光部内の支柱の外周に沿って固定 した複数の信号用LEDからなり、これら複数のLED群は、支柱の軸線との直 交線上に取付けた直交LEDと、支柱の軸線との直交線に対して軸方向に先端の 向きを傾斜させて取付けた傾斜LEDを含むことを特徴とするものである。
【0014】 第3の考案は、握り部のケーシングを合成樹脂を素材として形成し、蓋体を嵌 合する握り部の開口端部の端部に接近した全内周に環状凹溝を設け、また、前記 の開口端部を閉鎖する蓋体を、前記ケーシングを形成する合成樹脂の硬度より低 硬度の合成樹脂を素材として形成し、その外周には前記環状凹溝内で回動自在と なるように密嵌合される環状突起を設け、これらケーシングと蓋体とを合体でき るようにしてなるものである。
【0015】 第4の考案は、電源回路より、押しボタン式のスイッチとブザーとを介装した ブザー回路を分岐してなるものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
この考案の信号表示灯は、電光により、信号的表示を発光させることを目的と し、さらにこれを詳しく説明すれば、有色電光を発し、かつ、点滅させることに ある。なお、必要に応じて照明用の白色光を発光させることもできるようにした ものである。
【0017】 このようにする本考案は、自動車内において常設あるいは携行可能な形態を旨 とするため、全体構成を棒状の筒形にしたケーシング1とし、その長手方向にお ける少なくとも半体を発光部2とし、残りの部分を握り部3とする。
【0018】 発光部2にあっては、発光体を拡光、防水ならびに保護するためのカバーであ り透光物質で形成することが要件で、本考案においては合成樹脂の透明体で構成 し、その内面にダイヤモンドカットを施し、発光部2内に指向性を設定して配列 した有色LED発光体(後述する信号用LED14)の発光が屈折作用と相俟っ て全方位に拡散されるように構成されている。 なお、この発光部2は、前記のように透光体であることが必須の要件ではある が、これを有色にすることは任意である。
【0019】 この発光部2の先端には必要に応じて信号用LED14とは別種の発光体であ る拡幅光角で白色光の照明用光源4を内装することもあり、また、拡幅光角作用 のない照明用光源4の場合、発光部2先端には拡幅用のレンズ部5を設けること もある。
【0020】 発光部2の後端に連なる握り部3は、前方の発光部2と同軸線上に形成され、 その内部は主に電源6となる乾電池6aをはじめとし、配線基盤等の収納個所に 充てられる。
【0021】 これら前記の発光部2を含むケーシング1および後述する蓋体9とは、ともに アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ カーボネート樹脂等の合成樹脂を素材として構成され、少なくとも握り部3のみ においても柔軟性に富む素材を選択的に採用し、この握り部3と前記の発光部2 とを筒状に形成し強固に合体して1個のケーシング1を形成する。
【0022】 前記の握り部3後端は、内装する乾電池6aの挿入および交換用口として開口 しており、この開口端部7に接近する内周に後述する蓋体嵌合用の環状凹溝8を 没設する。
【0023】 前記した蓋体9は、前記ケーシング1の一部を構成する握り部3の素材の合成 樹脂の材質的硬度よりも高硬度で、かつ、柔軟性に富む合成樹脂を素材として構 成し、その外周には、前記ケーシング1における開口部付近の内周に凹設した環 状凹溝8に密嵌合できる環状突起10を隆設するとともに、さらに内面には金属 板よりなる面状のメーンスイッチ15となるスイッチ片11を固着するとともに 、各々の種類の発光体に対応した指示スイッチをON・OFFするための1つま たは複数の指示スイッチ片11’を固着してある。さらにまた、蓋体9の外面に は、その外周に縁部を設け、該縁部によって形成された凹所にはマグネット12 を挿入し、かつ、固着する。
【0024】 このようにして蓋体9は握り部3の開口に対し押圧操作によって該蓋体9に設 けた環状突起10が握り部3側の環状凹溝8に圧嵌合して合体する。これら環状 凹溝8と環状突起10との係合関係は両素材の硬・軟特性により着脱を容易にし 、かつ、装着時には密嵌合することによって防水効果を発揮するとともに、蓋体 9に対し外力をもって回転駆動することにより内面に設けられたスイッチ片11 および指示スイッチ片11’を回動させ後述する電気回路の開閉ならびに切り換 え操作に供するものである。
【0025】 また、乾電池6aを内装することによって全体の重心は握り部3方に偏重し、 これを誤って落下させた場合、前記の偏重のため、握り部3方から着地するもの であるが、前記蓋体9を合体した握り部3を含むケーシング1は柔軟性に富む合 成樹脂、例えばポリカーボネート樹脂のような柔軟性と強靱性とを兼ね備えた樹 脂を素材として構成してあるので、落下による衝撃を吸収して全体を破壊に導く 損傷を回避することができるようにしたものである。
【0026】 次に、図3および図4a乃至図4cにより電気的構成について説明する。前記 した握り部3内には、その開口端部7から乾電池6aを電源6として挿入できる ようにしてあり、これら電源6の両極のそれぞれに1回線の両端を接続して電源 回路13が構成されている。
【0027】 この電源回路13には中間に信号表示用で複数の信号用LED14が介装され 、かつ、電源6の正極側から信号用LED14までの電源回路13にメーンスイ ッチ15、指示スイッチ16ならびに信号用LED14を点滅発光させるコンデ ンサ17が上記の記載順位をもって介在されている。
【0028】 また、図3は前記した信号用LED14とともに照明灯を付加する場合を示し ており、この場合は、照明用光源4を介在させた照明回路18における負側回線 18aを前記電源回路13における信号用LED14と電源6との負側回線18 aに接続するとともに、また該電源回路13におけるメーンスイッチ15と指示 スイッチ16とを結ぶ回線の中間より分岐し、かつ、中間に照明指示スイッチ1 6aを介装して照明回路18をを形成する。
【0029】 さらに、前記した照明回路18と同様に、中間にブザー19を介装したブザー 回線の負側回線を、電源回路13における信号用LED14と電源6に接続され ている負側回線18aに接続し、また中間に押ボタン式またはスライド式のスイ ッチ20を介装した正側回線の一端をブザー19の正極側に接続するとともに他 端は前記したメーンスイッチ15と指示スイッチ16間の電源回路13に接続し て緊急用のブザー回路21を構成することもある。
【0030】 さらにまた、電源6の電圧低下警告手段として、公知の電圧検出器22を用い て電源6として用いる乾電池6aが消費あるいは自然放電を因として内在電圧が 設定電圧以下に降下する劣化事態を警告表示用LED25への通電発光によって 表示させようとするものである。
【0031】 電圧検出器22は、正側入力端子22Aと負側端子22Cを有するほか、正側 入力端子22Aへの印加電圧が予め設定した電位に降下したときに導通して出力 する正側出力端子22Bを有している。本発明では電源6の正側回線23を正側 入力端子22Aに接続するとともに負側回線24を負側端子22Cに接続し、前 記正側出力端子22Bと負側回線24を結ぶ告知回路26に警告表示用LED2 5を介装してある。また、この警告表示用LED25は信号灯外部から目視でき る位置に設置されている。
【0032】 なお、警告表示用の正側回線23、負側回線24は前記信号用LED14およ び照明用光源4の電気回路とは別個の独立回路で常時電源6に接続されている。
【0033】 かくして、電源6の乾電池6aの電圧が所定電圧を保持している間は、電圧検 出器22は導通せず、警告用LED25は発光しないが、乾電池6aの電圧が設 定電圧以下に降下すると電圧検出器22が導通し、警告表示用LED25が点灯 し、信号灯の外部に電圧降下状態を可視表示する。なお、電圧検出器22の作動 電圧の設定は目的、状況に応じて適宜選択することができる。好ましくは、信号 用LED14等が点灯する所定時間前に作動するようにするのが実用的である。
【0034】 ケーシング1内において、発光部2と握り部3との境界付近に絶縁物質により 形成された隔壁27を設け、該隔壁27より発光部2の軸線に沿って支柱28を 起立固定してその周囲の任意設定個所に前記した信号用LED14の複数個をそ の照光が外方を指向するように定着するとともに、支柱28に沿って定着した前 記のコンデンサ17を介装した電源回路13が、また、照明手段を併設される場 合においては、前記発光部2の先端にレンズ部5を設けるとともに、該レンズ部 5の内側に反射鏡29と該反射鏡29の中心位置に照明用光源4を装着したソケ ット30を前記支柱28の先端に設け、かつ、該支柱28に添設した照明回路1 8を接続するものである。
【0035】 LEDは一般に先端軸方向へ向けて強い光が投光されるようになっており、L EDの先端軸方向から外れた位置には光が届きにくい構造になっている。 このため発光部内の軸方向に軸方向に支柱28に装着される複数の信号用LE D14は、図6のように支柱28の軸線との直交線上に沿って外方に向けて取り 付けた直交LED14aと支柱28の軸線上との直交線に対して先端の先を図の 上向き、または下向きに傾斜させて取付けた傾斜LED14bを取り混ぜて配設 するのが好ましい。
【0036】 このようにすると図7に示すように信号灯の横方向だけでなく先方および後方 にも信号用LED14の先端から強い光線が投光され、信号灯軸方向の全方位に 信号用LED14の先端からの強い光が届く。
【0037】 さらに、電源6の出力低下表示手段を装設する場合においては、その表示手段 を警告表示用LED25の発光によって告知させるものであり、本器の使用時・ 不使用時を問わず作用させておくものであるから、不使用時であっても最も視認 されやすい位置が望ましく、したがって、発光部2の先端に近い外周の一部とし たものであるが、特に該位置と限定するものではなく、定着位置の状況に対応し て最も効果的な個所、つまり、ケーシング1の全体における外面の設定個所に警 告表示用LED25の発光個所が視認可能となるように設けるものである。
【0038】 次に、前記したケーシング1の握り部3における開口部7に嵌合する蓋体9と 、該蓋体9に固着したスイッチ片11との実態について説明すれば、握り部3内 の空隙の大部分が電源6を形成する乾電池6aおよびスイッチ機構ならびにコン デンサ17等を配設した回路基盤の収納室に充てられ、収納する乾電池6aの使 用個数は任意で、複数個を用いる場合においては開口端部7の挿入口側に電源6 としての正極の1極が面置するように形成するとともに、負極にあっては配設し たアース線の接点に接触するように構成されている。
【0039】 このようにした握り部3の開口端部7には前記のように電源6の正極と面一に して、電源回路13を形成するメーンスイッチ15と指示スイッチ16との正・ 負接点を露出設置させ、また、照明手段を併設する場合には照明回路18を構成 する指示スイッチの正・負接点を前記スイッチ群よりさらに加設する。
【0040】 これら上記の正極ならびに各接点に対応するスイッチ片11は前記構成説明の ように握り部3の開口端部7に密嵌合する蓋体9の内面に固着された半月形の通 電素材、例えば、金属板よりなり、また、該スイッチ片11と相対向する位置に 舌片状の指示スイッチ11’を設けることもあり、このスイッチ片11ならびに 指示スイッチ片11’は蓋体9の回動に伴って同動作用により前記各接点との離 接により所望する回路の構成・解除を奏することができるようにしたものである 。
【0041】 上記したスイッチ片11の態様は、図4a、図4b、図4cによって示すよう に、スイッチ片11’は前記のようにスイッチ片11と対向位置に舌片状として 設けられたもので、蓋体9の回動に伴い同動するもので、スイッチ片11’が指 示スイッチ16、または照明指示スイッチ16aのいずれかの接点に接触した際 に物理的に押し込んでスイッチが閉じられるように構成されている。
【0042】 図4a乃至図4cは蓋体9の回転によるスイッチ操作の説明図であり、 図4aは、メーンスイッチ15がON、 信号用LED14用の電源回路13の指示スイッチ16はOFF、 照明指示スイッチ16aはOFF、 を示すものである。
【0043】 図4bはメーンスイッチ15がON、 指示スイッチ16もON、 照明スイッチ16aはOFF、 の状態時を示すものである。
【0044】 図4cはメーンスイッチ15がON、 指示スイッチ16はOFF、 照明スイッチ16aはON、 の状態時を示すものである。
【0045】 なお、信号表示灯に信号LED14発光体のみを設けた場合は、図5a、図5 bに示すように、蓋体9の内面に取り付けたスイッチ片11を乾電池6aのスイ ッチとして使用することによりメーンスイッチ15と信号用LED14の指示ス イッチ16を1個のスイッチで構成することができる。
【0046】 なおまた、前記した出力電圧低下表示手段の回路構成にあっては、前記した蓋 体9と同動するスイッチ片11の動作とは全く無関係に構成されている。すなわ ち、出力電圧検出器22ならびに出力表示LED25を介装した正回線23、負 回線24は電源6における正・負両極に固定的に接続されてこの回路は常に導通 されているものである。
【0047】 またブザー回路にあっては、その開閉を前記蓋体9における指示スイッチ片1 1’を経由することなく握り部3より突出させた押しボタン式あるいはスライド 式の直接指操作によるスイッチ20の操作によるもので、メーンスイッチ15の 閉鎖時においてスイッチ20を必要に応じて閉じ、ブザー回路21を成立させて ブザー19を発鳴することができるようにしたものである。
【0048】 上記のように緊急用ブザー手段を設ける場合にあっては、前記のようにケーシ ング1全体が防水構成となっているため、押しボタン式あるいはスライド式の直 接指操作によるスイッチ20の操作片は可撓性の被覆材、例えばゴム被覆等の防 水加工を施すとともに、また、ブザーにあっては該ブザー19のみを隔壁31外 に設けて直接外気に接触できるように構成するものである。
【0049】
【実施例】
本考案は乾電池を電源として作用させるもので、その必要電圧は3ボルトに設 定し、使用目的は主に交通関係とし、自動車に常載し、法的に規制された発焔筒 の代替灯として(正規許認可済)用いるとともに、また、車両の運行不可能時に おける後続車両に対する信号、さらには車両の誘導等に用い、その使用手段は、 信号用LEDをコンデンサの作用により点滅発光させるものである。 この実施例では、電圧検出器22の作動電圧は例えば2,4ボルト乃至2,2 ボルトに設定することが望ましい。
【0050】 この信号表示灯の使用取扱手段は、手持ちをはじめとし、必要に応じて蓋体の 外面に装設したマグネットにより自動車における最も視認性良好個所に吸着させ て、対外者に認知されやすいようにしたものである。
【0051】 また必要に応じて併設する照明手段は汎用の懐中電灯と同様に使用できるよう にしたものである。
【0052】 これらの発光手段は、電気的開閉ならびに切り換え操作は握り部後端における 蓋体の内面に固着したスイッチ片の回動によって各回路を構成する接点との離接 によるスイッチ操作として行い得るようにしたものである。
【0053】 緊急用ブザーは、懐中電灯様式の使用と同様に、手持ち形態時において、緊急 事態の発生時に押しボタン方式のスイッチあるいはスライド式スイッチのように 直接指操作によるスイッチをもって発鳴させるものである。
【0054】 また、法規規制に基づいて、車載装備する場合は、常時使用可能な状態にして おくため、乾電池を電源とする該電源の劣化を表示する警告表示用LEDが点灯 するようにし、設定電圧まで降下した際に使用不能の注意の喚起を促すことがで きるようにしたものである。
【0055】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、下記の効果を有する。
【0056】 電気回路の開閉ならびに切り換え操作を、握り部後端に密嵌合した蓋体の回動 操作により、該蓋体の内面に固着したスイッチ片を回動させることによって複数 種の動作を誤操作なく、かつ、確実に行うことができる。
【0057】 握り部と蓋体を合成樹脂で形成し、弾力的に嵌合されるようにしたので、全体 を生活防水性とすることができる。
【0058】 同様の理由で落下時による衝撃を吸収して破損を回避できる。
【0059】 電源の電圧が、設定した必要電圧より降下すると、電圧低下の警告表示用LE Dが点灯するので電源の取替え時期あるいは使用不能状態を適時に可視的に確認 することができる。
【0060】 発光部の横方向だけでなく、軸方向の前方および後方にも強い信号光が投光さ れ、全方位から信号を視認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による信号灯の構成を説明するための
全体略断面図
【図2】 図1の握り部と蓋体との関係を説明するため
の分離状態を示す拡大断面図
【図3】 信号灯に組み込まれた電気回路の全体構成図
【図4a】 スイッチの作用説明図
【図4b】 スイッチの作用説明図
【図4c】 スイッチの作用説明図
【図5a】 スイッチの作用説明図
【図5b】 スイッチの作用説明図
【図6】 複数の信号用LEDの装着態様を説明する支
柱の略正面図
【図7】 信号用LEDの発光指向性を示す信号表示灯
の略正面図
【図8】 ブザーを装着した場合の部分的断面図
【図9】 出力電圧検出手段の回路図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 発光部 3 握り部 4 照明用光源 5 レンズ部 6 電源 6a 乾電池 7 開口端部 8 環状凹溝 9 蓋体 10 環状突起 11 メインスイッチ片 11’ 指示スイッチ片 12 マグネット 13 電源回路 14 信号用LED 14a 直交LED 14b 傾斜LED 15 メーンスイッチ 16 指示スイッチ 16a 照明指示スイッチ 17 コンデンサ 18 照明回路 18a 負側回線 19 ブザー 20 押しボタン式のスイッチ 21 ブザー回路 22 電圧検出器 22A 正側入力端子 22B 正側出力端子 22C 負側端子 23 正側回線 24 負側回線 25 警告表示用LED 26 告知回線 27 隔壁 28 支柱 29 反射鏡 30 ソケット 31 隔壁
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による信号灯の構成を説明するための
全体略断面図
【図2】 図1の握り部と蓋体との関係を説明するため
の分離状態を示す拡大断面図
【図3】 信号灯に組み込まれた電気回路の全体構成図
【図4】 スイッチの作用説明図
【図5】 スイッチの作用説明図
【図6】 スイッチの作用説明図
【図7】 スイッチの作用説明図
【図8】 スイッチの作用説明図
【図9】 複数の信号用LEDの装着態様を説明する支
柱の略正面図
【図10】 信号用LEDの発光指向性を示す信号表示
灯の略正面図
【図11】 ブザーを装着した場合の部分的断面図
【図12】 出力電圧検出手段の回路図
【符号の説明】 1 ケーシング 2 発光部 3 握り部 4 照明用光源 5 レンズ部 6 電源 6a 乾電池 7 開口端部 8 環状凹溝 9 蓋体 10 環状突起 11 メインスイッチ片 11’ 指示スイッチ片 12 マグネット 13 電源回路 14 信号用LED 14a 直交LED 14b 傾斜LED 15 メーンスイッチ 16 指示スイッチ 16a 照明指示スイッチ 17 コンデンサ 18 照明回路 18a 負側回線 19 ブザー 20 押しボタン式のスイッチ 21 ブザー回路 22 電圧検出器 22a 正側入力端子 22b 正側出力端子 22c 負側端子 23 正側回線 24 負側回線 25 警告表示用LED 26 告知回線 27 隔壁 28 支柱 29 反射鏡 30 ソケット 31 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 5/36 B K H01L 33/00 N H02J 7/00 N

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光材よりなる発光部2の内部に一種ま
    たは二種以上の発光体を配設し、この発光部2に連なる
    握り部3に前記発光体の乾電池6aを収納した筒状の携
    帯用の信号表示灯において、前記握り部3を形成する筒
    状体端部の開口端部7に回転自在に密嵌合される蓋体9
    の内面に、電源6と各々の発光体間に形成する電気回路
    の開閉ならびに切り換えを行うメインスイッチ片11を
    固着し、蓋体9の回転で回動するメインスイッチ片11
    で前記発光体のスイッチがON・OFF制御されるよう
    にするとともに、前記乾電池6aの電気回路に、該乾電
    池6aの電圧が設定電圧に降下したことを検出する電圧
    検出器22を結線し、該電圧検出器22の出力回路に警
    告表示用LED25の警告手段を設けて乾電池6aの出
    力電圧降下が可視表示されるようにしてなることを特徴
    とする携帯用信号表示灯。
  2. 【請求項2】 透光材よりなる発光部2の内部に一種ま
    たは二種以上の発光体を配設し、この発光部2に連なる
    握り部3に前記発光体の乾電池6aを収納した筒状の携
    帯用の信号表示灯において、前記握り部3を形成する筒
    状体端部の開口端部7に回転自在に密嵌合される蓋体9
    の内面に、電源6と各々の発光体間に形成する電気回路
    の開閉ならびに切り換えを行うメインスイッチ片11を
    固着し、蓋体9の回転で回動するメインスイッチ片11
    で前記発光体のスイッチがON・OFF制御されるよう
    にするとともに、前記乾電池6aの電気回路に、該乾電
    池6aの電圧が設定電圧に降下したことを検出する電圧
    検出器22を結線し、該電圧検出器22の出力回路に警
    告表示用LED25の警告手段を設けて乾電池6aの出
    力電圧降下が可視表示されるようにしてなり、さらに、
    発光部2に配設された発光体の一種が、発光部2内の支
    柱28の外周に沿って固定した複数の信号用LED14
    からなり、これら複数のLED群は、支柱28の軸線と
    の直交線上に取付けた直交LED14aと、支柱28の
    軸線との直交線に対して軸方向に先端の向きを傾斜させ
    て取付けた傾斜LED14bを含むことを特徴とする携
    帯用信号表示灯。
  3. 【請求項3】 握り部3のケーシング1を合成樹脂を素
    材として形成し、蓋体を嵌合する握り部3の開口端部7
    の端部に接近した全内周に環状凹溝8を設け、また、前
    記の開口端部7を閉鎖する蓋体9を、前記ケーシング1
    を形成する合成樹脂の硬度より低硬度の合成樹脂を素材
    として形成し、その外周には前記環状凹溝8内で回動自
    在となるように密嵌合される環状突起10を設け、これ
    らケーシング1と蓋体9とを合体できるようにしてなる
    ことを特徴とする1または2記載の携帯用信号表示灯。
  4. 【請求項4】 電源回路13より、押しボタン式のスイ
    ッチ20とブザー19とを介装したブザー回路21を分
    岐してなることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の携帯用信号表示灯。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187377A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 液体容器
JP2000076558A (ja) * 1998-09-02 2000-03-14 Hochiki Corp 防災機器用表示灯
JP2008016421A (ja) * 2006-07-01 2008-01-24 Kiyoshi Inoue 誘導紐のよじれと摩耗の防止、及び電気の伝導障害の除去。
JP2019518314A (ja) * 2016-06-16 2019-06-27 ネトゥン ソリューションズ,エス.エル. 携帯型非常灯機器

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