JP3022555U - イオン水生成装置 - Google Patents

イオン水生成装置

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JP3022555U
JP3022555U JP1995000128U JP12895U JP3022555U JP 3022555 U JP3022555 U JP 3022555U JP 1995000128 U JP1995000128 U JP 1995000128U JP 12895 U JP12895 U JP 12895U JP 3022555 U JP3022555 U JP 3022555U
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water tank
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electrode plate
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JP1995000128U
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Inventor
勝富 井戸
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株式会社電子物性総合研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子エネルギにより水道水をイオン化処理し
て、健康に適したイオン水を容易に得る。 【構成】 絶縁ベース上1上に電源部2を載置し、電源
部2の内部に絶縁変圧器12を収容すると共に、電源部
2の上面に絶縁材11aで被覆した電極板11を設け、
その電極板11と前記絶縁変圧器12の二次側電極とを
電気的に接続する。電極板11上にタンク部3を着脱可
能に載置し、そのタンク部3を水タンク14と合成樹脂
製カバー15とで内外二重に構成する。水タンク14の
内部には活性炭カートリッジ16を収容すると共に、水
タンク14内の下部にコック17を設ける。タンク部3
内の水道水は高圧静電場でイオン化処理され、処理後の
イオン水はコック17から取り出すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子エネルギーにより水道水をイオン化処理して健康に適したイ オン水(電子水とも称されている)を生成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
活性炭、珊瑚砂、天然石等の浄水媒体を用いた清浄水生成装置は広く知られて いるが、浄水媒体を長期間使用すると、水道水中の不純物が付着して細菌の格好 の棲息場所となるため、定期的に交換する面倒があるばかりでなく、浄水媒体に よっては水分子の構造改変を伴った浄水機能を期待することができなかった。 そこで、従来、例えば特願昭59−102832号の明細書に開示の如く、高 電位静電気発生装置21の出力電極22と、巨大な絶縁碍子23によって非接地 状態におかれた水タンク24の内部に設けた電極板25とをリード線26で接続 し、通電に伴う電子エネルギーを利用して水道水をイオン化処理する装置が提案 され、実用化にも成功している(図6)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来装置によると、電極板25が水タンク24の内部に設けら れているので、高電位静電気発生装置21と水タンク24相互間に配線が必要と なり、装置全体が複雑且つ大型化するばかりでなく、水タンク24の着脱が大変 面倒になるという問題点があった。 又、電気に対してアレルギを持っている人にとっては、電極板25が水タンク 24内に露出状態で水と常時接触させた構造であるといった先入観にとらわれる と共に、巨大な絶縁碍子23に圧倒され、水タンクに触れることを嫌い、台所の 片隅に設置することに抵抗を示す。
【0004】 そこで、この考案の課題は、露出した電極を水道水に接触させることなく、水 道水をイオン化処理し、健康に適したイオン水を容易に得ることができると共に 、電気に対してアレルギを持つ人でも抵抗なく利用でき、万一取扱いを誤った場 合、微小電流たりとも漏洩させないイオン水生成装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、装置のコンパクト化を図ると共に、使い易さ及び安全性を追及した 装置であって、上面が平坦な絶縁ベース上に載置され、変圧器を内蔵した電源部 の上面に絶縁体で被覆された電極板を設け、前記変圧器の二次側出力電極の一方 側を開放すると共に、他方の二次側出力電極を、保護抵抗を介して前記電極板に 接続し、前記電源部の上に、合成樹脂製カバーで覆われた水タンクを着脱可能に 載置し、その水タンクの側面下部にコックを設け、水タンク内の水道水を高圧静 電場でイオン化処理し、処理水をコックから取り出し得るように構成したもので ある。 そして、前記変圧器の二次側出力電圧は、2.8KVが選択できる。
【0006】
【作用】
電極板が一体に設けられた電源部に水タンクを載置し、電極板に高電位を付与 すると、水タンク内の水道水には静電誘導の原理に従って高圧静電場が形成され る。 電源部を、上面が平坦な絶縁ベース上に載置したから安定性が良く、又、保護 抵抗を介して二次側出力電極と接続された電極板を絶縁体で被覆すると共に、水 タンクを内外二重に構成することによって、電極自体の絶縁性を完璧とし、更に 水タンク表面の結露を防止して、電源部内への水滴侵入をなくし、電源部を保護 したから、電気的な安全性も保証される。 特に、2.8KVを選択可能とした変圧器を採用することにより、家庭用とし て台所の片隅に配置するに最適な大きさの装置として、水の改質機能及び耐久性 とのバランスが取れ、完成度が高められる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を具体化した実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例のイオン水生成装置は、図1及び図2に示すように、絶縁ベース1と 、電源部2と、タンク部3とで構成されている。 絶縁ベース1は絶縁特性に優れた合成大理石材料により扁平な四角錐台形状に 成形され、その平坦な上面には位置決め凸部4が設けられている。
【0008】 電源部2の外郭は合成樹脂材料により箱形に成形され、その正面の操作パネル 5上には、電源スイッチ6、作動表示ランプ7、強弱セレクトスイッチ8、及び ヒューズホルダ9が配設されている。 又、電源部2の背面側には、電源コード10及びアース電極(図示略)が設け られ、電源部2の上面には合成樹脂の絶縁材11aで被覆された電極板11が設 けられている(図3)。
【0009】 図4に示すように、電源部2の内部には絶縁変圧器12が収容され、この絶縁 変圧器12は、装置の大きさが台所の片隅に配置するに最適なことと、水の改質 機能及び耐久性とのバランスを考慮の結果、100Vの一次電圧を昇圧して2. 8kVの二次電圧を出力する機種が採用され、二次側出力電極の一方は開放され 、他方の電極と電極板11とが電気的に接続され、その出力電圧を前記強弱セレ クトスイッチ8により二段階に調整できるように構成されている。 尚、絶縁変圧器12と電極板11との間には1MΩ程度の保護抵抗13が介在 されており、この保護抵抗13は、万一の回路短絡時に電撃を緩和するためのも ので、漏電防止用としても機能する。
【0010】 図2に示すように、タンク部3は水道水を貯溜するステンレス製の水タンク1 4と、その水タンク14を保護する合成樹脂製カバー15とで内外二重に構成さ れ、電源部2の電極板11上に着脱可能に載置されている。 そして、水タンク14の内部に3個の活性炭カートリッジ16が取出可能に収 容されている。
【0011】 水タンク14はステンレス鋼により底付の四角筒状に成形され、その下部には イオン水を取り出すためのコック17が設けられるとともに、上面には残量を確 認できかつ湿気を防止するための透明な内蓋18が冠着されている。 合成樹脂製カバー15は水タンク14とほぼ同形の筒形に成形され、その下部 にはコック17に嵌合する切欠19が形成されるとともに、上面には埃の侵入を 防止する外蓋20が冠着されている。
【0012】 上記のように構成された本実施例のイオン水生成装置においては、絶縁された 電極板11が電源部2と一体に設けられているので、電源部2とタンク部3相互 間の配線が不要となり、従来とは異なり、装置全体を簡単に構成できるとともに 、水タンク14を電源部2に対して支障なく着脱することができる。 使用に際しては、電源部2の絶縁変圧器12が発生する高電圧により、水タン ク14内には静電誘導の原理に従って高圧静電場が形成され、この静電場におい て水道水がイオン化処理され、約4時間後には完全にイオン化された処理後の水 をコック17から取り出すことができる。 殊に変圧器の二次側の出力電極には、図5に例示する如く高調波歪が発生する ので、その高周波歪の作用により理想的なイオン水を生成できる。
【0013】 こうして生成されたイオン水は、電子エネルギーによって水分子が活性化され ているため、下記のような健康上好ましい作用を発揮できる。 (1)水分子集団(クラスター)が小さい浸透性の高いイオン水が得られる。 (2)弱アルカリ性のイオン水が得られる。 (3)水分子の固有振動数が高い高エネルギーのイオン水が得られる。 (4)電気的にプラス・マイナスのバランスが取れたイオン水が得られる。 (5)飲んで美味しく、飲み心地のよいイオン水が得られる。 (6)活性炭カートリッジ16により水道水中の塩素等の有害物質を除去できる 。
【0014】 また、本実施例のイオン水生成装置は、電源部2が扁平な絶縁ベース1上に載 置されているため、テーブル等の上であろうと装置全体を安定した状態で設置で きるとともに、テーブル側へ電子が逃げるのを確実に防止することができる。 しかも、タンク部3が内外二重に構成されているから、内側の水タンク14を 外側の合成樹脂製カバー15で保護でき、タンク内の水が冷たくても水タンク1 4の表面への結露が防止されることにより、電源部内に露結により生じた水滴が 侵入して漏電事故を引き起す心配もなくなる。
【0015】 なお、本考案装置で生成されたイオン水は飲用以外に、野菜、果物、魚介類の 鮮度保持用として、お風呂又は洗顔用として、或いは、切り花又は鉢植え等の植 物への給水用としても使用することができ、何れの用途においてもイオン水特有 の優れた機能を発揮する。 又、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、電源部の外郭や水タン クの材質、形状や変圧器の二次側電圧等は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各 部の構成を適宜に変更して具体化することも可能であり、改良を目的とした付加 機構、例えばタイマや水量計を設けることもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上に詳述したように、本考案によれば、電極板が電源部と一体に設けられて いるので、装置全体を簡単に構成でき、水の改質機能及び耐久性とのバランスを 図りながら小型化されたことによって、水タンクの着脱に支障を来たすことなく 、台所の片隅に設置することが可能となる。 又、タンク部を内外二重に構成したので、内側の水タンクが外側の合成樹脂製 カバーで保護され、水タンク表面の結露を防止でき、外観の見栄えを向上できる という効果もある。 そして、電極板を絶縁したことと、前記水タンク表面の結露防止によって電源 部内への水滴侵入をなくしたこととによって、電気的な安全性は100%保証さ れるし、電極板をタンク内の水道水から離反させる構造としたことと相俟って、 電気に対してアレルギを持つ人でも抵抗なく扱える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すイオン水生成装置の斜
視図である。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】装置を観念的に示した断面図である。
【図4】図1の装置の電気回路図である。
【図5】一次側と二次側の電圧波形の違いを例示した説
明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・絶縁ベース、2・・電源部、3・・タンク部、5
・・操作パネル、11・・電極板、11a・・絶縁材、
12・・絶縁変圧器、14・・水タンク、15・・合成
樹脂製カバー、16・・活性炭カートリッジ、17・・
コック、18・・内蓋、20・・外蓋、21・・高電位
静電気発生装置、22・・出力電極、23・・絶縁碍
子、24・・水タンク、25・・電極板、26・・リー
ド線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が平坦な絶縁ベース上に載置され、
    変圧器を内蔵した電源部の上面に絶縁体で被覆された電
    極板を設け、前記変圧器の二次側出力電極の一方側を開
    放すると共に、他方の二次側出力電極を、保護抵抗を介
    して前記電極板に接続し、前記電源部の上に、合成樹脂
    製カバーで覆われた水タンクを着脱可能に載置し、その
    水タンクの側面下部にコックを設け、水タンク内の水道
    水を高圧静電場でイオン化処理し、処理水をコックから
    取り出し得るように構成したことを特徴とするイオン水
    生成装置。
  2. 【請求項2】 前記変圧器の二次側出力電圧として2.
    8KVを選択可能とした請求項1に記載のイオン水生成
    装置。
JP1995000128U 1995-01-19 1995-01-19 イオン水生成装置 Expired - Lifetime JP3022555U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522023A (ja) * 2010-05-17 2013-06-13 株式会社イオンファームス イオン水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013522023A (ja) * 2010-05-17 2013-06-13 株式会社イオンファームス イオン水器

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