JP3022100U

JP3022100U - ブレスレット

Info

Publication number: JP3022100U
Application number: JP1995009084U
Authority: JP
Inventors: 大作岸田
Original assignee: 株式会社協永アクセサリー
Priority date: 1995-08-29
Filing date: 1995-08-29
Publication date: 1996-03-12
Anticipated expiration: 2001-08-29

Abstract

(57)【要約】【課題】十分な装飾用機能と十分な健康増進用機能と
を両立させたブレスレットを提供する。【解決手段】ブレスレット１は、複数の金メッキ製駒
２、３が連結されて構成されている。各駒２、３の内面
に凹所８が設けられている。所定数の駒２の凹所８に磁
石９が嵌め入れられており、磁石９が取り付けられてい
ない駒３の凹所８に水晶片10が取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、装飾用機能と健康増進用機能とを合せ持つブレスレットに関する。

【０００２】

【従来の技術】

ブレスレットは、通常、装飾用として用いられているが、最近は、例えば磁石を内蔵した健康増進用のブレスレットもよく用いられている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の健康増進用ブレスレットは、一目で健康増進用と分かるもので、装飾用としての機能が不足していた。

【０００４】この考案の目的は、十分な装飾用機能と十分な健康増進用機能とを両立させたブレスレットを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案によるブレスレットは、複数の駒が連結されて構成されたブレスレットであって、所定数の駒の内側に磁石が取り付けられていることを特徴とするものである。

【０００６】磁石が取り付けられていない駒の内側に、水晶片が取り付けられていることが好ましい。

【０００７】さらに、各駒の内面に凹所が設けられており、磁石および水晶片は、各駒の凹所に嵌め入れられて固定されていることが好ましい。

【０００８】

【考案の実施の形態】この考案の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。この明細書において、内とは、ブレスレットを腕に付けたときに腕に接する側をいい、外とは、この逆でブレスレットを腕に付けたときに、外から見える側をいうものとする。

【０００９】図１から図４までは、この考案によるブレスレットを示すもので、ブレスレット(1) は、複数の金メッキ製駒(2)(3)が連結されて帯状に構成されたもので、その一端には、エンドピース(14)が配され、これに金属製の美錠(4) およびツク棒 (5) が設けられており、その他端にはツク棒(5) の入る小穴(7) が２こあけられた金属製の剣先部(6) が設けられている。

【００１０】各駒(2)(3)は、略長方形の板状であり、その一端の幅の中央部に方形の嵌合凸部(11)が設けられ、他端にこの嵌合凸部(11)が嵌め入れられている嵌合凹部(12) が設けられている。隣り合う駒(2)(3)同士はピン(13)でつながれている。駒(2)( 3)の数は１４個から１７個ぐらいとされる。

【００１１】ブレスレット(1) を付けるときには、ツク棒(5) を小穴(7) に入れた後、剣先部(6) の先端をエンドピース(14)と逆Ｕ字状の係止部(15)との間に挿通することになるが、この係止部(15)は、ピン(16)によりエンドピース(14)に揺動自在に取り付けられており、係止部(15)を動かして開いておいてから、剣先部(6) の先端をエンドピース(14)上に載せ、係止部(15)を動かして閉じるようになされている。

【００１２】各駒(2)(3)の内面には、図３に示すように、凹所(8) が設けられている。複数の駒(2)(3)のうち、ほぼ等間隔に配された４つの駒(2) の凹所(8) に、円盤状の磁石(9) がそれぞれ嵌め入れられて接着剤により固定されている。各磁石(9) は、数百ガウス程度の磁束密度を有している。そして、磁石(9) が嵌め入れられた４つの駒(2) 以外の駒(3) の凹所(8) には、円盤状の水晶片(10)がそれぞれ嵌め入れられて接着剤により固定されている。

【００１３】なお、上記実施例では、各駒(2)(3)は、金メッキ製であるが、これに限られるものではなく、装飾用として価値のあるものであればなんでもよい。また、ブレスレットは伸縮しないが、伸縮式としてもよい。また、複数の調整駒を設けることにより、ブレスレットの全長を手首回りに合わせて調節できるようにしてもよい。また、止め金部分の構成も上記実施例に限られるものではなく、公知のブレスレットや時計バンドに使用される止め金を適宜使用することができる。また、水晶片を設けないで、所定数の駒(2) の内側に磁石だけを設ける構成としてもよい。また、すべての駒(2)(3)に磁石および水晶片を設ける必要は必ずしもなく、部分的に磁石も水晶片もない駒が含まれてもよい。

【００１４】

【考案の効果】

この考案のブレスレットによると、所定数の駒の内側に磁石が取り付けられているので、これらの磁石の磁気作用により血液の循環がよくなり、肩こりなどの不快症状を和らげることができる。しかも、磁石は駒の内側に取り付けられているので、磁石は外からはほとんど見えることがなく、ブレスレットの装飾用機能を減少させることがない。

【００１５】磁石が取り付けられていない駒の内側に水晶片が取り付けられているものでは、水晶片によって、厄除けや精神集中の効果が生じ、磁石および水晶片の相乗効果により、アルファー波とベーター波を調整し、体内組織内の有害な静電気宇宙放射線等を取り除き、正帯電磁気・心身のバイオリズム等の均衡を保つ効果を生じる。しかも、磁石および水晶片はいずれも駒の内側に取り付けられているので、これらは外からはほとんど見えることがなく、ブレスレットの装飾用機能を減少させることがない。

【００１６】各駒の内面に凹所が設けられており、磁石および水晶片が各駒の凹所に嵌め入れられて固定されているものでは、磁石および水晶片にものが当たって磁石や水晶片がブレスレットから外れる可能性が小さくなり、ブレスレットの耐久性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案によるブレスレットを示す斜視図であ
る。

【図２】ブレスレットの内側を示す要部拡大図である。

【図３】図２のIII-III 線に沿う断面図である。

【図４】この考案によるブレスレットを腕に嵌めたとき
の斜視図である。

【符号の説明】

(2)(3) 駒 (8) 凹所 (9) 磁石 (10) 水晶片

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】複数の駒(2)(3)が連結されて構成された
ブレスレットであって、所定数の駒(2) の内側に磁石
(9) が取り付けられていることを特徴とするブレスレッ
ト。
【請求項２】磁石(9) が取り付けられていない駒(3)
の内側に、水晶片(10)が取り付けられていることを特徴
とする請求項１のブレスレット。
【請求項３】各駒(2)(3)の内面に凹所(8) が設けられ
ており、磁石(9) および水晶片(10)は、各駒(2) の凹所
(8) に嵌め入れられて固定されていることを特徴とする
請求項２のブレスレット。