JP3021847B2 - 巻紙輪転印刷機の紙通し装置 - Google Patents

巻紙輪転印刷機の紙通し装置

Info

Publication number
JP3021847B2
JP3021847B2 JP3256499A JP25649991A JP3021847B2 JP 3021847 B2 JP3021847 B2 JP 3021847B2 JP 3256499 A JP3256499 A JP 3256499A JP 25649991 A JP25649991 A JP 25649991A JP 3021847 B2 JP3021847 B2 JP 3021847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
paper
turn bar
web
threading device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3256499A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0592542A (ja
Inventor
俊哉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
Priority to JP3256499A priority Critical patent/JP3021847B2/ja
Publication of JPH0592542A publication Critical patent/JPH0592542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3021847B2 publication Critical patent/JP3021847B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻紙輪転印刷機の紙通
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞輪転機等においては、仕事の切換時
あるいは運転中の断紙時に行う紙通し作業の迅速化と省
力化をはかるために自動紙通し装置が設けられる。この
紙通し装置は、一般には、給紙部から紙経路に沿って折
部まで紙通し用のベルト等回動体が敷設され、この回動
体がモータ等で駆動されることで、ウェブ先端が牽引部
材等を介して回動体に誘導されるようになっている。
【0003】ところで、オフセット輪転印刷機の紙通し
装置にあっては、従来、乾燥部内の約200℃の高温に
耐え得る必要から、紙経路に沿って敷設される回動体に
ステンレス鋼製のローラチェーンが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記ローラ
チェーンは平面的な可撓性しか有していなく、ターンバ
ー部など紙経路が立体形状となる部分には適用できない
ことから、紙通し装置の敷設範囲をターンバー部の手前
までとしてしまうか、若しくはターンバー部のみを除い
て当該ターンバー部はオペレータの手作業で紙通しを行
わなければならないという不具合があった。
【0005】なお、特開平1−157849号公報で立
体的な可撓性を有するローラチェーンが提案されている
が、これは、転動ローラを支持する夫々2本の隣り合っ
たピンが可撓性のロープやスペーサで連結される特殊品
であることから、コストアップを招来するという欠点が
ある。
【0006】そこで、本発明の目的は、回動体が平面的
な可撓性しか有さない部材であっても、ターンバー部な
ど紙経路が立体的となる部分の紙通しが可能な紙通し装
置を低コストで提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明の構成は、機械の紙経路に沿って敷設される
複数の回動体を備えた巻紙輪転印刷機の紙通し装置にお
いて、前記紙経路の上流側の回動体から下流側の回動体
へウェブ先端の牽引部材を受け渡す中間受渡し機構を設
けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記構成によれば、牽引部材がターンバー部等
において上流側の回動体から下流側の回動体へ自動的に
受け渡される。
【0009】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の実施例を
説明する。図1は第1実施例に係る印刷機のターンバー
部の平面図、図2はその上流側回動体の側面図、図3は
同じく下流側回動体の側面図である。
【0010】図示のように、紙流れ方向(図1の矢印方
向)に対して45°の角度(図中θ参照)をもってター
ンバー1が設置される。
【0011】そして、ターンバー通過前のD側の紙端と
一定距離L1 を保ち、ターンバー1の上部を通って下部
へ回り込むループを形成するようにして上流側の回動体
(ローラチェーン、ベルト等)2Aが敷設される。
【0012】一方、ターンバー通過後のM側の紙端と一
定距離L2 を保ち、ターンバー1の極く近傍を通ってタ
ーンバーから遠ざかる部分の上下方向位置は前記上流側
の回動体2Aのそれと同一なループを形成するようにし
て下流側の回動体(ローラチェーン、ベルト等)2Bが
敷設される。
【0013】前記両回動体2A,2Bは、それぞれモー
タ3A,3Bにより印刷機とは別個に駆動されるととも
に、それぞれの1ヶ所にはかぎ形状のホルダ4A,4B
が固定される。
【0014】図示例では、上流側回動体2Aのホルダ4
Aに、ウェブ5の先端がリード6を介して連結するコの
字状の牽引部材7が係合している。
【0015】そして、前記ターンバー1の下方に、上流
側回動体2Aから下流側回動体2Bへ前記牽引部材7を
受け渡す中間受渡し機構8が設けられる。
【0016】前記中間受渡し機構8は、前記両回動体2
A,2Bループの属する平面の交点Oから45°方向に
適当な距離に位置する点を支点Pとして旋回可能に支持
され、その先端には前記牽引部材7に係合可能なかぎ形
状のホルダ4Cが固定されたアーム8Aと、該アーム8
Aを旋回駆動するモータ8Bとから構成される。
【0017】また、前記上流側回動体2Aの回動経路上
には、前記支点Pと最短距離となる第一受渡し地点イに
ホルダ4Aが停止するように停止信号を発するリミット
スイッチ9が設けられる(図2参照)。
【0018】なお、図1中ロはホルダ4Cの待機地点
で、ハは第二受渡し地点である。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
オペレータが図示しない操作パネルの紙通し開始ボタン
を押すと、モータ3Aが起動し、ホルダ4Aに係合され
た牽引部材7はターンバー1の上部を通って下部に回り
込み第一受渡し地点イの近傍に設置されるリミットスイ
ッチ9に接触する。すると、リミットスイッチ9はモー
タ3Aに停止信号を発し、牽引部材7は第一受渡し地点
イに停止する。
【0020】つづいて、モータ8Bが起動し、地点ロに
待機していたホルダ4Cはアーム8Aの旋回運動により
第一受渡し地点イに到達する。これにより、牽引部材7
はホルダ4Aからホルダ4Cへ受け渡され、やがて第二
受渡し地点ハに到達し、停止する。
【0021】つづいて、モータ3Bが起動し、第二受渡
し地点ハの手前側近傍に待機していたホルダ4Bは移動
を開始し、第二受渡し地点ハに到達する。これにより、
牽引部材7はホルダ4Cからホルダ4Bへ受け渡され、
回動体2Bの敷設経路に添って移動を続ける。
【0022】この間、牽引部材7の後部に貼付されたウ
ェブ5の先端もターンバー1の上部を通って下部に回り
込み、直角方向に導かれてターンバー部の紙通しが完了
する。
【0023】図4は第2実施例に係る中間受渡し機構の
概略構成図である。これは、第1実施例における中間受
渡し機構8をモータ8Bで駆動される、ローラチェーン
やベルト等の方形状の回動体ループ8Cで構成し、この
回動体ループ8Cに、上流側回動体2Aや下流側回動体
2Bと同様にホルダ4Cを固定した例である。
【0024】図5は第3実施例に係る印刷機の受渡し部
の概略構成図である。これは、第1実施例と同様の中間
受渡し機構8を用いて、同一平面内あるいは平行二平面
内にある上流側回動体2Aと下流側回動体2Bとの間で
牽引部材7を受け渡すようにした例である。
【0025】なお、本考案はターンバーの設置角度が4
5°に限定されず、下流側回動体2Bの経路やアーム8
Aの長さ及び旋回中心の位置等の変更により、いかなる
設置角度においても同様の効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紙
経路に沿って敷設される回動体が平面的な可撓性しか有
さない部材であっても、本発明の中間受渡し機構を用い
ることによって、ターンバー部など紙経路が立体的とな
る部分の紙通しが可能な紙通し装置が低コストで実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る印刷機のターンバー
部の平面図である。
【図2】同じく上流側回動体の側面図である。
【図3】同じく下流側回動体の側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る中間受渡し機構の概
略構成図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る印刷機の受渡し部の
概略構成図である。
【符号の説明】
1 ターンバー 2A 上流側の回動体 2B 下流側の回動体 5 ウェブ 7 牽引部材 8 中間受渡し機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械の紙経路に沿って敷設される複数の
    回動体を備えた巻紙輪転印刷機の紙通し装置において、
    前記紙経路の上流側の回動体から下流側の回動体へウェ
    ブ先端の牽引部材を受け渡す中間受渡し機構を設けたこ
    とを特徴とする巻紙輪転印刷機の紙通し装置。
JP3256499A 1991-10-03 1991-10-03 巻紙輪転印刷機の紙通し装置 Expired - Fee Related JP3021847B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3256499A JP3021847B2 (ja) 1991-10-03 1991-10-03 巻紙輪転印刷機の紙通し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3256499A JP3021847B2 (ja) 1991-10-03 1991-10-03 巻紙輪転印刷機の紙通し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0592542A JPH0592542A (ja) 1993-04-16
JP3021847B2 true JP3021847B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=17293488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3256499A Expired - Fee Related JP3021847B2 (ja) 1991-10-03 1991-10-03 巻紙輪転印刷機の紙通し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3021847B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8436576B2 (en) 2008-04-24 2013-05-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Substitute battery pack including a case to accommodate a smaller battery type with an induction coil to facilitate charging

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8436576B2 (en) 2008-04-24 2013-05-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Substitute battery pack including a case to accommodate a smaller battery type with an induction coil to facilitate charging

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0592542A (ja) 1993-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0419498A1 (de) Vorrichtung für das kontinuierliche aufwickeln einer bahn aus blattförmigem material, insbesondere einer papierbahn.
JP2948379B2 (ja) 反転装置
US5255602A (en) Apparatus for threading webs in rotary printing machines
US4579471A (en) Transporting sheet stock in printers
US5777878A (en) Screen printing press having longitudinal, lateral and angular screen frame registration system and method
JPS58990B2 (ja) 印刷機のインキ及び水量自動調整装置
JPH08257990A (ja) 裁断耳自動処理装置
JPS62149449A (ja) 輪転印刷機におけるガイドロ−ラ拭浄方法及びその装置
JP3021847B2 (ja) 巻紙輪転印刷機の紙通し装置
EP2927007A1 (en) Printing method and printing device for long band-shaped objects
US5605267A (en) Apparatus for automatically feeding the end of a web of material
GB2263437A (en) Web handling between printing press and dryer.
US4412639A (en) Deflector and inverter device for strips of web material
US5067646A (en) Apparatus for controlling a web
JP2918611B2 (ja) 連続記録紙の記録方法
US6142074A (en) Web holding device in a rotary printing press
JP2537851Y2 (ja) 巻紙輪転印刷機の紙通し装置
US6279472B1 (en) Web curling prevention device for a rotary printing press or the like
JPH0130440Y2 (ja)
JPH04115967A (ja) 印字装置
JP3522849B2 (ja) 連続用紙の切断装置
JPH10151876A (ja) 印刷機の正逆フォーマ折機
JP2576126Y2 (ja) ウェブ通し装置
JPH0647871Y2 (ja) 印刷機のプラウ折り装置
JPS6124189B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991221

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees