JP3021616U - ハンガーの付いた椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 椅子の背もたれに収納式のハンガーを取り付
けて、洋服が掛けられるようにした椅子である。 【構成】 椅子の背もたれ（１）に（２）の収納式ハン
ガーを取り付ける。（２）の収納式ハンガーは（４）の
高さ調節部でハンガーの高さが調整出来る様になってい
る。（２）の収納式ハンガーは（３）の接続部を軸にし
て上下に１８０度回転できる様にしておき、洋服を掛け
ない時には（１）の背もたれの後にピッタリと収納でき
る様にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、椅子の背もたれにハンガーを取り付けて洋服が掛けられる様にし た椅子である。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

通常、椅子に腰掛けて事務作業等を行う場合、多くの人が上着を脱いで作業を 行うものだが、従来の椅子は、座る為だけのものであり、たとえ背もたれ部に洋 服を掛ける事ができたとしても、掛けた洋服が、背もたれと背中の間に挟まって しまい形崩れを起こしたり、又、洋服の裾が床に着いて汚れてしまうなど、不便 であった。

【０００３】 本考案は、その欠点を除く為になされたもので、従来の椅子に新たな機能を付 加したものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

これを図面について説明すれば、（１）の椅子の背もたれに（２）のハンガー を取り付けたものである。いまこの椅子のハンガーに洋服を掛けると、洋服が椅 子の背もたれと背中に挟まって型くずれすることもなく、又、洋服の裾が床に着 いて汚れる事もないので、安心して作業ができるようになる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

ハンガーは接続部を中心に上下に１８０度回転できるようにして背もたれの後 ろにピッタリと収納できるようにすれば見栄えも良く、洋服を掛けない時にも邪 魔にならない。さらに、ハンガーの高さを調節できるようにすれば丈の長い洋服 を掛けても床に着くことはなく、もっと便利である。

【０００６】 なお、ハンガーの収納方法は上下１８０度回転式の他、背もたれの内部に押し 込んで収納するような方法もある。このようにハンガーの取り付け方法は椅子本 来の機能を損ねる様な事がなければいかなる椅子でも、いかなる取り付け方法で もよい。

【０００７】 また、ハンガーを取り外し式にして単体で製品化すれば、従来の椅子にも取り 付ける事ができる。尚、接続部の構造及び取り付け方法はどのような方法でもよ い。

【０００８】 ハンガーの素材についてはプラスチックや鉄など加工し易く、素材として適し ていれば何でもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の側面図である。

【図２】 本考案の背面図である。

【符号の説明】

１ 背もたれ ２ 収納式のハンガー ３ 接続部 ４ 高さ調節

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 椅子の背もたれに、高さ調節できる収納
   式のハンガーを取り付けた椅子