JP3021286U - 愛玩動物用給水器 - Google Patents
愛玩動物用給水器Info
- Publication number
- JP3021286U JP3021286U JP1995008134U JP813495U JP3021286U JP 3021286 U JP3021286 U JP 3021286U JP 1995008134 U JP1995008134 U JP 1995008134U JP 813495 U JP813495 U JP 813495U JP 3021286 U JP3021286 U JP 3021286U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- container body
- pet bottle
- pet
- drinking water
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 市販のペットボトルを容易に取り付けること
ができる愛玩動物用給水器を提供する。 【構成】 大気圧と水圧とのバランスを利用して、市販
されているペットボトル内の飲料水を容器本体に一定量
自動給水する給水器において、容器本体22には、器状
を成して飲料水を貯める貯留部25を形成し、貯留部に
連通し、ペットボトル23のネック部に一体成型された
螺着部40の外側直径よりも若干幅広に離間して対峙す
る壁部を有する連通水路26を形成し、連通水路には、
螺着部の先端にある開口43端が貯留部底面よりも所定
高さ上方に位置するように、螺着部の末端に形成された
径方向フランジ41を上下方向から狭持するスライド溝
33を形成する。
ができる愛玩動物用給水器を提供する。 【構成】 大気圧と水圧とのバランスを利用して、市販
されているペットボトル内の飲料水を容器本体に一定量
自動給水する給水器において、容器本体22には、器状
を成して飲料水を貯める貯留部25を形成し、貯留部に
連通し、ペットボトル23のネック部に一体成型された
螺着部40の外側直径よりも若干幅広に離間して対峙す
る壁部を有する連通水路26を形成し、連通水路には、
螺着部の先端にある開口43端が貯留部底面よりも所定
高さ上方に位置するように、螺着部の末端に形成された
径方向フランジ41を上下方向から狭持するスライド溝
33を形成する。
Description
【0001】
本考案は、例えば猫や犬といった愛玩動物に、市販されているペットボトルの 飲料水を供給するための給水器に係わり、特に、大気圧と水圧とのバランスを利 用して、前記飲料水を一定量自動給水する愛玩動物用給水器に関する。
【0002】
従来から、大気圧と水圧とのバランスを利用して愛玩動物に飲料水を自動供給 する給水器は種々存在する。
【0003】 このような自動給水器のうち、市販されているペットボトルを取り付けること ができるものとして、図9に示す米国特許5,259,336号公報に開示され ているものが存在する。この公報に開示されている給水器1は、容器本体2にペ ットボトル3のネック部4を受容する受容部5を形成し、この受容部5にねじ山 6を形成し、このねじ山6とペットボトル3に形成されたねじ溝7とを螺着して 、ペットボトル3の開口8の端部が受容部5の底面9よりも所定高さ上方に位置 するように容器本体2とペットボトル3とを結合している。
【0004】 上述のように構成することで、容器本体2にペットボトル3内の飲料水を供給 し、容器本体2内の水位がペットボトル3の開口8の端部に達するまで自動供給 する。水位がペットボトル3の開口8端に達すると、周知の通りに大気圧と水圧 とが均衡状態となって飲料水の流出が停止し、水位が下がると同時にペットボト ル3から飲料水が流出して水位を回復するために、常に容器本体2内に貯留され る水量を一定としている。
【0005】
しかしながら、上述のように構成された給水器では、容器本体2にペットボト ル3を取り付ける際には、容器本体2を逆さにしてこの容器本体2或いはペット ボトル3を回転させてねじ込んで取り付けることから、その作業が繁雑となりが ちであった。
【0006】 本考案は以上に述べたような問題点に鑑みてなされたもので、市販のペットボ トルを容易に取り付けることができる愛玩動物用給水器を提供することを目的と する。
【0007】
前述した課題を解決するために本考案に係わる愛玩動物用給水器は、大気圧と 水圧とのバランスを利用して、市販されているペットボトル内の飲料水を容器本 体に一定量自動給水する給水器において、容器本体には、器状を成して飲料水を 貯める貯留部を形成し、貯留部に連通しペットボトルのネック部に一体成型され た螺着部の外側直径よりも若干幅広に離間して対峙する壁部を有する連通水路を 形成し、連通水路には、螺着部先端にある開口の端部が貯留部底面よりも所定高 さ上方に位置するように、螺着部の末端に形成された径方向フランジを上下方向 から狭持するスライド溝を形成した。
【0008】
本考案では、市販されているペットボトルのネック部に一体成型された螺着部 の末端に形成された径方向フランジを上下方向に狭持固定するために、スライド 溝を形成したものである。ペットボトルを容器本体に取り付ける際には、容器本 体を逆さにして、スライド溝内に径方向フランジを侵入させ、そのまま容器本体 或いはペットボトルを横にスライド移動させる。そして、ペットボトルが取り付 けられた容器本体を逆さにする。よって、ペットボトルの開口から内部の飲料水 が流出する。この飲料水は、連通水路を通り貯留部へと流出する。貯留部内の水 位がペットボトルの開口端に達すると、大気圧と水圧とが均衡状態となって飲料 水の流出が停止する。愛玩動物が飲料水を摂取することによって水位が減少する と、再び前記した均衡状態が崩れて再び飲料水が流出する。こうして、ペットボ トル内の飲料水が無くなるまで、貯留部内には一定量の飲料水が自動供給される わけである。
【0009】
以下、本考案の愛玩動物用給水器について、図面を参照して説明する。
【0010】 この愛玩動物用給水器21は、図1及び図3,4に示すように、容器本体22 と、この容器本体22に取り付けられる、市販のペットボトル23とから概略構 成されている。
【0011】 容器本体22には、図2及び図5,6にも示すように、上方に開口し、器状を 成して飲料水を貯める貯留部25が形成されている。この貯留部25は、その周 壁28を容器本体22の上面から下方に向けて徐々に内側に絞られ、且つ図3の 左側に向けて徐々にその深さを増す底面29を備える器状に形成されている。
【0012】 貯留部25の一側には、この貯留部25の周壁28及び底面29から図3の右 側に向けて連続して形成され、貯留部25に連通する連通水路26が形成されて いる。この連通水路26は、その水路幅が、ペットボトル23のネック部24に 一体成型された螺着部40の外側(ねじ溝43の山側)直径よりも若干幅広に対 峙する壁部30,30と、壁部30,30の一端間に延在する壁部31と、底部 32とから構成されている。
【0013】 壁部30及び31の壁面には、貯留部25と隣接する一方の周壁28から他方 の周壁にかけて水平方向に連続して延在するスライド溝33が形成されている。 このスライド溝33は、ペットボトル23の螺着部40の末端に形成されている 径方向フランジ41の厚み寸法よりも若干幅広に形成されている。そして、ペッ トボトル23を容器本体22に取り付けた際に、図8に斜線で示すように径方向 フランジ41を上下方向から狭持固定するものである。
【0014】 以上のように構成された愛玩動物用給水器21の使用要領について、図7及び 図8を参照して以下に説明する。
【0015】 先ず、市販されている飲料水のペットボトル23のキャップ(図示せず)を外 し、容器本体22を上下方向に反転させてこのペットボトル23の上方に位置さ せる。次いで、スライド溝33の貯留部25側からペットボトル23の径方向フ ランジ41を侵入させ、この溝33に沿って、図7に矢印で示すように容器本体 22或いはペットボトル23をスライド移動させる。そして、壁部31あるスラ イド溝33に当接するまでスライド移動させる。こうして、径方向フランジ41 がスライド溝33に上下方向から狭持固定されて、ペットボトル23が容器本体 22に固定されるわけである。
【0016】 次に、この給水器21を上下方向に反転させる。すると、ペットボトル23内 の飲料水が開口42より流れ出す。この飲料水は連通水路26を通り貯留部内へ と流出する。貯留部25内に流出した飲料水の水位がペットボトルの開口42の 端部に達すると(図3にHで示す)、周知の通りに大気圧と水圧とが均衡状態と なって、ペットボトル23内からの飲料水の流出が停止する。
【0017】 そして、図示しない愛玩動物が貯留部25内の飲料水を摂取することによって この飲料水の水位が低下し、前記した均衡状態が崩れて再びペットボトル23よ り飲料水が供給される。こうして、ペットボトル23内の飲料水が無くなるまで 、常に飲料水を貯留部25へ自動供給できるものである。
【0018】 以上に説明したように、この愛玩動物用給水器21を使用することで、常に一 定の飲料水を自動的に貯留部25内に貯留することができるわけである。そして 、不意に動物がペットボトル23に衝突した際であっても、径方向フランジ41 がスライド溝33によって狭持固定されていることから、このペットボトル23 は転倒しない。
【0019】 しかも、ペットボトル23を容器本体22に取り付ける際には、スライド溝3 3に径方向フランジ41をスライド移動させるだけであることから、前記従来技 術に紹介した、容器本体2とペットボトル3とをねじ込む作業に比べれば非常に 簡単である。
【0020】 したがって、愛玩動物用給水器21は愛玩動物と飼い主との両者にとって大変 有益なものであることが言える。
【0021】
以上詳細に説明したように本考案によれば、次の効果を奏することができる。
【0022】 ペットボトルを容器本体に容易に取り付けることができ、貯留部には常に一定 量の飲料水を供給することができる。しかもこの給水器には、不意に動物がペッ トボトルに衝突しても転倒しないことから、飼い主も安心して利用することがで きる。よって、愛玩動物と飼い主との両者にとって大変有益なものである
【図1】本考案の愛玩動物用給水器を示す側面図であ
る。
る。
【図2】容器本体の平面図である。
【図3】図2にペットボトルを取り付けた状態における
A−A線断面図である。
A−A線断面図である。
【図4】図2にペットボトルを取り付けた状態における
B−B線断面図である。
B−B線断面図である。
【図5】容器本体のA−A線断面図である。
【図6】容器本体のC−C線断面図である。
【図7】使用状態を説明するための側断面図である。
【図8】使用状態を説明するための平面図である。
【図9】従来の給水器を示す側断面図である。
21 愛玩動物用給水器 22 容器本体 23 ペットボトル 24 ネック部 25 貯留部 26 連通水路 30 壁部 33 スライド溝 40 螺着部 41 径方向フランジ 42 ペットボトルの開口
Claims (1)
- 【請求項1】大気圧と水圧とのバランスを利用して、市
販されているペットボトル内の飲料水を容器本体に一定
量自動給水する給水器において、容器本体には、器状を
成して飲料水を貯める貯留部を形成し、貯留部に連通
し、ペットボトルのネック部に一体成型された螺着部の
外側直径よりも若干幅広に離間して対峙する壁部を有す
る連通水路を形成し、連通水路には、螺着部の先端にあ
る開口の端部が貯留部底面よりも所定高さ上方に位置す
るように、螺着部の末端に形成された径方向フランジを
上下方向から狭持するスライド溝を形成したことを特徴
とする愛玩動物用給水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008134U JP3021286U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 愛玩動物用給水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008134U JP3021286U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 愛玩動物用給水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3021286U true JP3021286U (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=43156631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008134U Expired - Lifetime JP3021286U (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 愛玩動物用給水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3021286U (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP1995008134U patent/JP3021286U/ja not_active Expired - Lifetime
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