JP3020133B2 - パイプラインにおけるバルブシートの摩耗減少方法 - Google Patents
パイプラインにおけるバルブシートの摩耗減少方法Info
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Description
に使用される弁装置に関する。
ル弁が一般的に使用されている。
ボール状弁体が、常時バルブシートに接しているため、
バルブシートの摩耗が大きい。そのため、圧力が例えば
10kg/cm2というように高いパイプラインにおいては、2
〜3か月毎にバルブシートを交換する必要が生じる。
グラスファイバーあるいはカーボンファイバー等の充填
材を入れることが、一般的に行われている。これによ
り、耐摩耗性は数10倍にも延びる。しかしこの場合、石
油系の灯油やガソリン等に対しては、バルブの作動性が
きわめて悪くなり、使用が困難もしくは不可能な状態と
なる。
のパイプラインにおける弁装置のバルブシートの摩耗を
極力少くして、長寿命のものとすることにより、上記課
題の解決を図ったもので、その方法は、パイプラインの
制御用として、ディスク状弁体を備える偏心弁を使用す
るとともに、前記弁体を回動させるステムを、2段作動
式駆動装置の出力部と連結し、前記弁体がバルブシート
に近接していて、パイプライン内の流量が小さい際に
は、前記ステムを低速度で、また前記弁体がバルブシー
トから十分に離れて、流量が大きくなってからは、前記
ステムを高速で回動させるように、前記駆動装置を作動
させるようにしたことを特徴としている。
し、その出力をもって、前記2段作動式駆動装置を作動
させるようにするのがよい。
のとし、流量計の出力に応じて、前記駆動装置に対する
圧力空気の供給を制御するようにするのがよい。
のとし、ディスク状弁体がバルブシートに近接している
とき、並びにそれから遠去かったときのステムの回転角
度に応じて、前記駆動装置に対する圧力空気の供給を制
御させるようにすることもある。
おそれは小さく、またディスク状弁体は、緩速度でバル
ブシートから離れたり、当接したりするので、バルブシ
ートを傷めたり、摩耗させたりするおそれは小さい。
を示し、この装置は、偏心弁(A)と、それに接続された
2段作動式駆動装置(B)と、流量計(C)と、流量計(C)
と駆動装置(B)との間に設けられた制御手段(D)とから
なっている。
(A)について説明する。左右両端が開口する球殻状のバ
ルブボディ(11)の上下面には、同ボディ(11)の中心(O)
から後方のやや偏心した位置にある偏心中心(O')を通
る垂直線(Y−Y)を中心とする軸筒(12)(13)が設けられ
ている。
(14)(15)が嵌合されている。上部ステム(14)の下端と、
下部ステム(15)の上端には、外面がバルブボディ(11)の
内面より僅かに小径の球面をなし、かつ上下方向を向く
小厚の伏盆形のディスク状弁体(16)の上下部から、バル
ブボディ(11)の軸線(X−X)と平行に内方へ向かって突
設されたアーム(17)(18)の先端における偏心ボス(19)(2
0)が、それぞれ嵌合固着されている。
にバルブシート(21)を備えるキャップ(22)が固着されて
いる。
ディスク状弁体(16)を回転させると、ディスク状弁体(1
6)は、バルブシート(21)に当接したり、偏心中心(O')
を中心として、バルブシート(21)を擦ることなく、バル
ブシート(21)から離れたりする。
の一例について説明する。
シリンダ(31)の中央部に、ピニオン(32)を備える垂直の
出力軸(33)を貫挿し、ピニオン(32)に、シリンダ(31)内
に設けた左右のピストン(34)(35)と一体をなすラック(3
6)を噛合したものである。
のピストン(34)(35)の右方へ圧力空気を送る送気口(38)
と、左側のピストン(34)の左方の空気を排出する排気口
(39)が設けられている。
ム(14)と連結されている。
もしくは圧力等に基づいて流量を測定し、指示に応じて
適宜出力しうるものであれば、どのようなものでもよ
い。
弁(42)とからなり、流量計(C)の指示もしくは出力の大
小に応じて、コントローラ(41)を介して絞り弁(42)によ
り、コンプレッサ(43)から2段式駆動装置(B)に対する
圧力空気供給量を調節して、駆動装置(B)を高低速両様
に作動させるようになっている。
がバルブシートに近接していて、パイプライン内の流量
が小さいときには、弁体は緩速で回動し、かつ弁体がバ
ルブシートから十分に離れていて、流量が大きいときに
は、弁体は急速で回動する。
(B')を示す。
た大小2つの水平のシリンダ(51)(52)を左右に対向配置
するとともに、両シリンダ(51)(52)の内端開口部同士
を、水平の筒体(53)をもって連結して形成されている。
垂直の出力軸(55)を貫挿し、かつ扇形ギア(54)に、左右
のシリンダ(51)(52)内にそれぞれ設けたピストン(56)(5
7)と一体をなすロッド(58)の側面に設けたラック(59)を
噛合してある。
孔(60)は三方弁(61)と操作弁(62)を介して、圧力空気源
(63)に接続されている。
孔(64)、並びに右側シリンダ(52)の外壁(52a)に設けた
通孔(65)は、滑り弁(62)を介して、圧力空気源(63)に接
続されている。
孔(66)は、三方弁(61)と操作弁(62)を介して、圧力空気
源(63)に接続されている。
ィスク状弁体(16)と一体をなす上部ステム(14)に直結さ
れている。
体(16)が閉じている状態では、通孔(60)と操作弁(62)と
を連通させるとともに、通孔(60)を閉じ、弁体(16)が開
いて行くに従って、通孔(60)と(66)を操作弁(62)と連通
させるようになっている。
1)へ接続するとともに、通孔(64)(65)を大気へ連通さ
せ、また圧力空気源(63)を通孔(64)(65)へ接続するとと
もに、三方弁(61)へ至る流路を大気へ開口させるべく機
能する。
(B')は、偏心弁(A)のディスク状弁体(16)がバルブシ
ートに近接していて、パイプライン内の流量が小さい際
には、ステム(14)を低速度で、また弁体(16)がバルブシ
ートから十分離れて、流量が大きくなってからは、ステ
ム(14)を高速で回動させることとなり、所期の目的は達
成される。
を擦るおそれは小さい。
から離れたり、当接したりするので、バルブシートを傷
めたり、摩耗させたりするおそれは小さい。
を略示する図である。
断面図に相当する図である。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 パイプラインの制御用として、ディスク
状弁体を備える偏心弁を使用するとともに、前記弁体を
回動させるステムを、2段作動式駆動装置の出力部と連
結し、前記弁体がバルブシートに近接していて、パイプ
ライン内の流量が小さい際には、前記ステムを低速度
で、また前記弁体がバルブシートから十分に離れて、流
量が大きくなってからは、前記ステムを高速で回動させ
るように、前記駆動装置を作動させるようにしたことを
特徴とするパイプラインにおけるバルブシートの摩耗減
少方法。 - 【請求項2】 パイプラインに流量計を接続し、その出
力をもって、前記2段作動式駆動装置を作動させるよう
にしたことを特徴とする請求項1記載のパイプラインに
おけるバルブシートの摩耗減少方法。 - 【請求項3】 2段作動式駆動装置を圧力空気作動式の
ものとし、流量計の出力に応じて、前記駆動装置に対す
る圧力空気の供給を制御するようにしたことを特徴とす
る請求項2記載のパイプラインにおけるバルブシートの
摩耗減少方法。 - 【請求項4】 2段作動式駆動装置を圧力空気作動式の
ものとし、ディスク状弁体がバルブシートに近接してい
るとき、並びにそれから遠去かったときのステムの回転
角度に応じて、前記駆動装置に対する圧力空気の供給を
制御させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
バルブシートの摩耗減少方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008044A JP3020133B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | パイプラインにおけるバルブシートの摩耗減少方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7008044A JP3020133B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | パイプラインにおけるバルブシートの摩耗減少方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200523A JPH08200523A (ja) | 1996-08-06 |
JP3020133B2 true JP3020133B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=11682351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7008044A Expired - Fee Related JP3020133B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | パイプラインにおけるバルブシートの摩耗減少方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020133B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7427357B2 (ja) * | 2017-06-07 | 2024-02-05 | 株式会社堀場エステック | 流体制御装置、制御プログラム、及び、制御方法 |
Family Cites Families (5)
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JPH01169674U (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-30 | ||
JPH04362381A (ja) * | 1991-06-10 | 1992-12-15 | Kubota Corp | 弁駆動用シリンダ装置 |
JP3023262U (ja) * | 1995-08-04 | 1996-04-16 | 株式会社アイビーハーツ | 電動式脱臭器 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7008044A patent/JP3020133B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08200523A (ja) | 1996-08-06 |
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