JP3019632U - 体内イオン調整要素 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直接肌に貼着することなく、間接的に肌に接
触させて安価に体内イオンのバランスを調整できる体内
イオン調整要素を提供する。 【構成】 本考案の体内イオン調整要素ａは、所要形状
に打抜いた銅板の表面中央部に突起２を配設し、裏面に
は浅い陥没部１を有し、該陥没部１には外面に剥離紙５
を貼着した両面接着材４を接着して成る盤体３と、所要
形状に打抜いたアルミ板の表面中央部に突起２を配設
し、裏面には浅い陥没部１を有し、該陥没部１には外面
に剥離紙５を貼着した両面接着材４を接着して成る盤体
６とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は人体の肌のツボに作用して体内イオンの調整を図る要素に関する。

【０００２】

【従来の技術】

人体の肌に接する銅とアルミの間で微弱な生体電流が発生し、該生体電流が体 内イオンのバランスを調整する原理は、従来から公知の事実であるが、該原理を 利用して銅２球とアルミ１球をブレスレットに配設した技術が提案されているが 、アクセサリーとしての機能にコストを要するために高価なものとなり、また盤 体を直接肌に貼着する場合には、肌にかぶれを生ずることがあるなど使用面での 欠点を内在するものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は直接肌に貼着することなく、下着や衣類などの周縁や袖口の内面、或 は時計のバンドの裏面などに取着して、安価に体内イオンのバランスを調整でき る体内イオン調整要素を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

第１考案の体内イオン調整要素は、所要形状に打抜いた銅板の表面中央部に突 起を配設し、裏面には外面に剥離紙を貼着した両面接着材を接着して成る盤体と 、所要形状に打抜いたアルミ板の表面中央部に突起を配設し、裏面には外面に剥 離紙を貼着した両面接着材を接着して成る盤体とから成る。 第２考案の体内イオン調整要素は、所要形状に打抜いた銅板の表面中央部に突 起を配設し、周縁より裏面側に折曲したＵ状の挟持手段を突設して成る盤体と、 所要形状に打抜いたアルミ板の表面中央部に突起を配設し、周縁より裏面側に折 曲したＵ状の挟持手段を突設して成る盤体とから成る。 第３考案の体内イオン調整要素は、第１考案又は第２考案の銅板とアルミ板の それぞれにおける突起が複数個の突起から成る。

【０００５】

【作用】

両面接着材又はＵ状の挟持手段がそれぞれの盤体を下着や衣類などの周縁や袖 口の内面、或は時計のバンドの裏面などに取着し、突起が間接的に肌に接触する ことと成る。

【０００６】

【実施例】

本考案を実施例により説明すると、図１に示すように、薄肉厚（０、２ｍｍ） にして浅い円形（直径１２ｍｍ）の陥没部１と該陥没部１の中央に底面からさら に下方に向けて凹面状に陥没させた突起２を配設して打抜いた銅板の盤体３には 、前記陥没部１に両面接着材４を接着し、外面に剥離紙５を貼着して成る。 一方、薄肉厚（０、２ｍｍ）のアルミ板にして前記銅板の盤体３と同様に、内 面が凹面状の突起２を有する盤体６は、図２に示すように、浅い円形（直径１２ ｍｍ）の陥没部１に両面接着材４を接着し、外面に剥離紙５を貼着して成る。

【０００７】 このようにして成る銅板の盤体３とアルミ板の盤体６から成る体内イオン調整 要素ａは、前者の盤体３と後者の盤体６の比率を２：１として所要数適宜なケー スに収納されて提供され、図３に示すように、右手首において使用する場合には 、衣類などの袖口７（このほか時計のバンドなど）の上部内面に盤体３を２個、 下部内面に盤体６を１個それぞれ剥離紙５を剥離して両面接着材４の接着面で接 着し、各盤体３、６のそれぞれの突起２を間接的に肌に接触させて体内イオンを 調整するものである。

【０００８】 また、図４に示す盤体８は、薄肉厚（０、５ｍｍ）で直径１２ｍｍの銅板にし て中央部に突起２を配設し、周縁には挟持手段としてのＵ状に折曲した棒状の弾 性クリップ９の一端を接合し、他端を裏面側に所要間隔で対向して成り、図５に 示した盤体１０は前記と同様の薄肉厚（０、５ｍｍ）で直径１２ｍｍのアルミ板 にして中央部に突起２を配設し、周縁には挟持手段としてのＵ状に折曲した棒状 の弾性クリップ９の一端を接合し、他端を裏面側に所要間隔で対向して成る。

【０００９】 このようにして成る銅板の盤体８とアルミ板の盤体１０から成る体内イオン調 整要素ｂは、前者の盤体８と後者の盤体１０の比率を２：１として所要数適宜な ケースに収納されて提供され、図６に示すように、右手首において使用する場合 には、衣類などの袖口７（このほか時計のバンドなど）に弾性クリップ９のＵ状 部を挿し込み、上部内面に盤体８を２個下部内面に盤体１０を１個それぞれ弾性 的な挟持状態で取着し、それぞれの突起を間接的に肌に接触させて体内イオンを 調整するものである。 このように構造単純であるから安価に提供できる上、取着上では各盤体３、６ 、８、１０が個別に取着できるからツボへの対応自由度が広範になる点で利点を 有するものである。 なお、各盤体３、６、８、１０における突起２は１個に限定するものではなく 、複数個でもよく、また、その形状も、円形以外の例えば小判形や長方形状など 各種の形状を選択できることは勿論のこと、弾性クリップ９も棒状のものに限ら ず、板状のものも選択できることは勿論である。

【００１０】

【考案の効果】

以上のように本考案の体内イオン調整要素によれば、各盤体を個別に、且つ間 接的に肌に接触させるものであるから体内イオン調整中の圧迫感がなく、使用感 が快適である上、ツボへの対応自由度が広範になるなどの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】盤体３の拡大縦断面図。

【図２】盤体６の要部を示す部分拡大斜視図。

【図３】本考案に係わる体内イオン調整要素ａの使用状
態の説明図。

【図４】盤体８の拡大斜視図。

【図５】盤体１０の拡大斜視図。

【図６】本考案に係わる体内イオン調整要素ｂの使用状
態の説明図。

【符号の説明】

１ 陥没部 ２ 突起 ３ 盤体 ４ 両面接着材 ５ 剥離紙 ６ 盤体 ７ 袖口 ８ 盤体 ９ 弾性クリップ １０ 盤体 ａ 体内イオン調整要素 ｂ 体内イオン調整要素

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 所要形状に打抜いた銅板の表面中央部に
   突起を配設し、裏面には外面に剥離紙を貼着した両面接
   着材を接着して成る盤体と、所要形状に打抜いたアルミ
   板の表面中央部に突起を配設し、裏面には外面に剥離紙
   を貼着した両面接着材を接着して成る盤体とから成り、
   両盤体を所要の比率で間接的に肌に接触させて使用する
   ことを特徴とする体内イオン調整要素。
2. 【請求項２】 所要形状に打抜いた銅板の表面中央部に
   突起を配設し、周縁より裏面側に折曲したＵ状の挟持手
   段を突設して成る盤体と、所要形状に打抜いたアルミ板
   の表面中央部に突起を配設し、周縁より裏面側に折曲し
   たＵ状の挟持手段を突設して成る盤体とから成り、両盤
   体を所要の比率で間接的に肌に接触させて使用すること
   を特徴とする体内イオン調整要素
3. 【請求項３】 銅板とアルミ板のそれぞれにおける突起
   が、複数個の突起から成る請求項１又は２記載の体内イ
   オン調整要素。