JP3019461U - 菓子用殺菌釜 - Google Patents

菓子用殺菌釜

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Publication number
JP3019461U
JP3019461U JP1995007058U JP705895U JP3019461U JP 3019461 U JP3019461 U JP 3019461U JP 1995007058 U JP1995007058 U JP 1995007058U JP 705895 U JP705895 U JP 705895U JP 3019461 U JP3019461 U JP 3019461U
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JP
Japan
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temperature
exhaust
confectionery
temperature sensor
present
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JP1995007058U
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素行 内山
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Shichiyo Co Ltd
Original Assignee
Shichiyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ゼリ−などの菓子の温熱殺菌に際
し、自動的に設定温度を維持することができる菓子用殺
菌釜を提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案は、釜本体1内に着脱自在とされる温
度センサ−部2を設け、上記釜本体1外には、同釜本体
1と連通状とされ、かつ自在に強制排気が行える排気装
置8を設け、上記温度センサ−部2により水温を測定
し、更に設定時間温度を維持するために、排気装置8を
作動させて強制的に排気を行う構成とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゼリ−などの生菓子の熱殺菌を、生菓子の味覚、特性を損なわずに自 動的に行うことができる殺菌釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりゼリ−およびカスタ−ドクリ−ムなどの生菓子の殺菌は、大きな鍋に よって85度前後に温められた湯中に、ゼリ−等の生菓子を収納したビニ−ル袋 を、浸して30分間位浸して熱殺菌を行っているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来からの熱殺菌方法は、85度前後の温度を30分間位維 持するのが非常に困難であり、温度が高すぎた場合には、生菓子の味覚、特性を 損ねることが多々あり、その熱殺菌の為に人手と手間とを掛けているのが現状で ある。 そこで本考案では上記問題点を解消するために、センサ−と強制排気機構によ り一定の温度を維持しながら熱殺菌を自動的に行う殺菌釜を提供することを目的 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は次の如き構成の殺菌釜によって達成できる。即ちその要旨 は熱源により自在に温度調整が行える釜本体内に、着脱自在とされる温度センサ −部を設け、又上記釜本体外には、同釜本体内と連通状とされ、かつ自在に強制 排気が行える排気装置を設け、更に上記温度センサ−部によって水温を測定し、 設定温度を感知すると共に設定時間内の温度を上記排気装置の換気により維持せ しめる如き機構としたことを特徴とする菓子用殺菌釜である。
【0005】
【作用】 本考案の菓子用殺菌釜は図5に示すように、まず釜本体1内へ水に浸されたゼ リ−などの菓子が収納される菓子収納容器19を載置し、温度センサ−部2の先 端により菓子収納容器19内の水温を感知測定する構成とし、85度前後の設定 温度になるとブザ−などの警報音によって作業者に殺菌開始を知らせ、30分間 程度に時間を設定する。
【0006】 そして上記設定時間内においては、水温が設定温度以上になると温度センサ− 部2が感知して、排気装置8を作動させ、強制的に釜本体1内の換気を行い、設 定温度まで下げ、又設定温度以下になると釜本体1内を加温して、設定温度まで 昇温して常に設定温度を維持する制御機構を設けた構成とするものである。 なお本考案では、殺菌釜としてだけではなく、カステラ、スポンジケ−キなど の焼成として活用することが可能となるものである。
【0007】
【実施例】
以下本考案に係る菓子用殺菌釜を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述す る。 図1に示すように、釜本体1は、上下壁面を電熱などによって加熱することで 釜本体1内の温度管理を行うものである。又釜本体1内には、先端側が略直角状 に折曲された温度センサ−部2がスタンド式の温度センサ−支持部3によって支 持されるものである。 更に釜本体1の上部には、釜本体1内の換気を強制的に行う換気装置が連通状 に設けられるものである。
【0008】 そこで図2に示すように、温度センサ−部2は温度センサ−支持部3によって 高さ調整が自在に行える機構とし、更に上記温度センサ−部2のコ−ド4基端に 装着されるソケット5を、内壁6に設けられるコンセント7に着脱自在に装着で きる機構するものである。
【0009】 次に図3に示すように排気装置8は、釜本体1内に連通状に排気筒9が配管さ れ、同排気筒9内には排気用羽根10が内包されている。 この排気用羽根10は、その中心軸11により回転自在とし、90度正,逆回 転により排気筒9内を開放、あるいは密閉状態にする機構とするものであり、更 に上記中心軸11の一端側を、排気筒9外に突出させ、その先端に係留片12を 装着するものである。
【0010】 そして上記係留片12の平行上位置に、電磁機13が載置され、同電磁機13 と係留片12の一端とを作動杆14によって連結するものであり、更に上記係留 片12の他端は、スプリング支持部15との間に張設されるスプリング16の付 勢力によって排気用羽根10が排気筒9内を密閉した状態を維持する機構とする 。 従って常時は、電磁機13がOFFの状態とされるために、スプリング16の 付勢力によって排気用羽根10が排気筒9内を密閉した状態となる。
【0011】 そこで図4に示すように、排気時に電磁機13をONにすれば、上記スプリン グ16の付勢力に抗しながら作動杆14が後方にスライドし、排気用羽根10が 約90度回転し、排気筒9内を開放する。 又上記排気筒9内上部には、吹出管17が内包され、その基端側が排気筒9外 側に設けられる送風ファン18に連通状に連結され、上記排気用羽根10の開放 時に連動して送風ファン18が作動し、吹出管17より一定量の空気が吹き出す ことによる負圧によって釜本体1内の排気が強制的に行える機構とするものであ る。
【0012】
【考案の効果】
以上述べて来た如く本考案によれば、温度センサ−と強制排気装置によって設 定温度を維持した状態での殺菌が可能となると共に、その一連の作業が自動的に 行えるために、非常に作業効率が良くなるという効果がある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体説明図である。
【図2】本考案の温度センサ−部の説明図である。
【図3】本考案の排気装置の説明図である。
【図4】本考案の排気装置の作動状態を示す説明図であ
る。
【図5】本考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 釜本体 2 温度センサ−部 8 排気装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源により自在に温度調整が行える釜本
    体内に、着脱自在とされる温度センサ−部を設け、又上
    記釜本体外には、同釜本体内と連通状とされ、かつ自在
    に強制排気が行える排気装置を設け、更に上記温度セン
    サ−部によって水温を測定し、設定温度を感知すると共
    に設定時間内の温度を上記排気装置の換気により維持せ
    しめる如き機構としたことを特徴とする菓子用殺菌釜。
JP1995007058U 1995-06-15 1995-06-15 菓子用殺菌釜 Expired - Lifetime JP3019461U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127071U (ja) * 1990-04-05 1991-12-20

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JPH03127071U (ja) * 1990-04-05 1991-12-20

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