JP3018988U - サポータ - Google Patents
サポータInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サポータが装着位置からズレないように位置
決めする。 【構成】 身体の所要位置に装着する筒状のサポータ本
体11に高温発生体15等を収納する袋部12を設け、
かつ、サポータ本体の両端開口部11a、11bにそれぞ
れバンド13A、13Bの一端を縫着すると共に、該バ
ンドをサポータ本体の外周に巻き付けて締め付けた状態
で係止する係止部20をバンドに設け、サポータを装着
位置に保持する。
決めする。 【構成】 身体の所要位置に装着する筒状のサポータ本
体11に高温発生体15等を収納する袋部12を設け、
かつ、サポータ本体の両端開口部11a、11bにそれぞ
れバンド13A、13Bの一端を縫着すると共に、該バ
ンドをサポータ本体の外周に巻き付けて締め付けた状態
で係止する係止部20をバンドに設け、サポータを装着
位置に保持する。
Description
【0001】
本考案はサポータに関し、詳しくは、膝、肘、腰等の身体の所要部分に装着し 、該装着部を拘束支持すると共に、支持部分に温熱を与えて温熱療法あるいは冷 却して冷却療法を施すことが出来るようにしたサポータに関し、特に、装着位置 からのズレを防止するものである。
【0002】
従来より、整形外科治療法として、筋、骨、関節疾患をサポータ等で拘束支持 して治療する装具療法と、患部に温熱を与えて治療する温熱療法とが古くから採 用されている。
【0003】 前者の装具療法の目的は、変形の予防、変形の矯正、病的組織の保護(炎症や 障害のある組織を安静、固定し、病勢の進行を止め、治癒を促進する。)、失われ た機能の代償または補助(不適当な筋力や構造的に不安定な関節に対して代償ま たは保護する。)にある。 一般にサポータと称する装具は、拘束力の大なる伸縮性布で筒状に形成され、 身体の四肢の関節に外装するものを指し、上記目的に加え、患部の回りを覆うこ とによる心理的な安定感および安心感を患者に与えることが出来る。
【0004】 後者の温熱治療法としては、下記の乃至に列挙する方法がある。 ホットパック方法:シリカゲル等の熱保有力の大きい物質を綿布の中に縫い込 んだもので、これを加温水槽に入れて温めた後に、該綿布を患部に当てて、患部 を温める方法。 パラフィン浴への浸漬方法:43℃〜50℃の融点の低い固形パラフィンを利 用し、温めた液状のパラフィンに手足等の患部を浸して、皮膚の上に温かいパラ フィンの層を作って患部を温める方法。 赤外線照射方法:赤外線ランプ又はラジエターを用いて赤外線により患部を温 める方法。 超音波を用いる方法:超音波(800KHz〜1,000KHz)による機械的な振動を患部に 当て、そのエネルギーが熱に変わる性質を利用して、患部の比較的深部を温める 方法。 超短波を用いる方法:10〜100MHzの高周波を患部に当てることにより 感応電流が生じさせ、これにより発生するジュール熱を利用して患部を温める方 法。
【0005】 上記した温熱治療方法を用いると、血管の拡張、毛細管圧の上昇、体液の血管 外への漏出、白血球の増大といった循環系への作用や、筋緊張の低下、神経の伝 導性を早くするといった筋、神経系への作用や、痛みを和らげる鎮痛作用がある 。 病院においては、これら温熱療法は整形外科領域において、変形性膝関節症、 変形性脊椎症、腰痛症、椎間板ヘルニア、骨粗髭症、四十肩及び五十肩(肩関節 周囲炎)、慢性関節リウマチ、上腕骨外側上顆炎(テニス肘を含む)、関節拘縮等 に用いている。
【0006】 上記温熱療法は種々の医学的効果を有するが、病院で行なわれる療法であるた め、治療をうけようとする患者が病院まで足を運んだ上に、短時間しか治療をう けることが出来ない。病院外では、入浴したり温熱布を貼着することにより温熱 療法を行うことが出来るが、入浴には時間的な限界がある一方、温熱布では含有 しているトウガラシエキスにより皮膚がかぶれる等の問題があった。
【0007】 そこで、本出願人は、先に実開平7−13314号で、上記装具療法の中でも 種々の医学的効果を有するサポータに着目し、装具療法と同時に温熱療法を行う ことが出来る図5に示す温熱サポータ1を提供している。 上記温熱サポータ1は、膝や肘等の身体の四肢の患部に装着するもので、サポ ータ本体2の外周面の所要位置に外布を縫着して上部開口の袋部3を設けている 。該温熱サポータ1は、袋部3の内部に、所謂携帯カイロ等の温熱体4を入れた 状態で患部に装着し、温熱体4を患部に当てることにより温熱療法が、装具治療 と同時に行えるようにしている。
【0008】 尚、上記サポータの袋部には、温熱体を入れる代わりに、冷蔵庫等で冷やして 氷状とした低温発生体を入れ、患部を冷やすようにすると、患部の炎症を押さえ ることができる。特に、外傷の初期には患部を冷やすことが有効であるため、低 温発生体を袋部に入れて用いる場合も有効に利用できる。
【0009】
しかしながら、上記温熱サポータ1は、サポータ本体2の拘束力のみで身体へ の装着状態を保持するようにしているため、患者が装着状態で身体を動かすこと によりずれ落ち、温熱体4が患部からズレることがある。特に、膝に装着した場 合、歩行時に膝の屈伸動作により装着部よりズレやすく、同様に、肘に装着した 場合も腕の屈伸動作によりズレが生じやすい。しかも、温熱サポータ1は、袋部 3の内部に温熱体4を入れるため重くなり、自重によりズレ下がりが生じやすく なっている。
【0010】 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、先に本出願人が出願した実開平7 −13314号に示す温熱サポータを改良し、サポータ本体および、該サポータ 本体に設けた袋部に収納した温熱体(高温発生体)あるいは低温発生体が患部か らズレないサポータを提供することを目的としている。
【0011】
上記目的を達成するため、本考案は、請求項1で、身体の所要位置に装着する サポータ本体に、高温発生体あるいは低温発生体を着脱自在に収納する袋部を設 け、かつ、サポータ本体の開口部近傍にズレ防止用のバンドの一部を取り付けて いると共に、身体への装着時に上記バンドを開口部の外周に巻き付けて係止する 係止部をバンドに設けていることを特徴とするサポータを提供している。
【0012】 請求項2で、上記サポータ本体は、伸縮性布で形成した筒状で、両端開口部の 外周に夫々上記バンドを取り付けている請求項1に記載のサポータを提供してい る。
【0013】 請求項3で、上記バンドに設ける上記係止部は、バンド自体を雌雄いずれか一 方の係止針布部を有する帯状のファスナー布から形成し、該ファスナー布の他面 の一端に、雌雄いずれか他方の係止針布部を有するファスナー布片を縫着し、雌 雄係止針布部を着脱自在に係止する構成とし、かつ、該バンドの上記ファスナー 布片取付側をサポータ本体に縫着している請求項1または請求項2に記載のサポ ータを提供している。 尚、バンドを締付状態で係止する手段を上記ファスナー布による係止に限定さ れず、他の適宜な係止手段が採用できる。
【0014】 さらに、請求項4で、上記袋部は、筒状のポータ本体の外周面に筒状の外布を 設け、該外布の下端縁をサポータ本体と縫着すると共に、外布の径方向に対向す る側面を上下端縁にかけてサポータ本体と縫着して、サポータ本体の外周面に2 個形成している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のサポータを提供し ている。 尚、袋部は、2個に限定されず、腰部等に装着する大径のサポータ本体は、外 周面に2個以上の袋部に設けることが好ましい。また、袋部をサポータ本体の内 周面に設けてもよい。
【0015】
上記請求項1に記載のサポータによると、膝や肘等の身体の所要位置に装着し 、該サポータの袋部が患部に位置し、患部が袋部に入れた高温発生体で温めるら れるように位置決めした後あるいは低温発生体で冷やされるように位置決めした 後、開口部に設けたバンドをサポータ本体の外周に巻き付け、適度の締付力で締 め付けた状態で、バンドを係止部により係止する。これにより、サポータは所要 位置に確実に保持され、屈伸動作等により装着部位に動きが発生してもサポータ に位置ズレが生じることを防止出来る。よって、サポータ本体による装具療法と 、高温発生体による温熱療法あるいは低温発生体による冷却療法とを、患部に対 して施すことができる。 尚、高温発生体あるいは低温発生体は、サポータを身体に装着する前に、予め 袋部の内部に入れておいても良いし、サポータを身体に装着した状態で袋部に入 れてもよい。
【0016】 請求項2に記載のサポータによると、筒状としたサポータ本体の両端開口部を 脚、腕あるいは腹部等に通すだけで簡単に装着できる。また、この両端開口部に ズレ防止用のバンドを設けて、両端開口部で締め付けるため、その間の高温発生 体あるいは低温発生体を収容した袋部を患部に当たる位置に確実に位置決め保持 出来る。
【0017】 請求項3に記載のサポータによると、ファスナー布からなる上記バンドをサポ ータ本体の外周に巻き付けて、一面側と他面側が接触するように重ね合わせるこ とにより、それぞれの面に設けた雌雄係止針布部が互いに係止して、簡単に装着 できる。一方、サポータを取り外す場合には、バンドを外方に引っ張ることによ り雌雄の係止針布部の係止が解除され、簡単に取り外すことができる。
【0018】 請求項4に記載のサポータによると、サポータ本体の外周の両半側部に2個の 袋部を設けているため、これら2個の袋部に2個の高温発生体あるいは低温発生 体を入れると、膝あるいは肘等を全周より加温あるいは冷やすことができ、患部 に効率良く温熱療法あるいは冷却療法を施すことが出来る。
【0019】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図1から図3に示すように、本考案のサポータ10は、筒状のサポータ本体1 1に携帯用カイロ等の高温発生体15あるいは携帯用の低温発生体を収納する袋 部12を設けると共に、サポータ本体11の両端開口部11a、11bの側面にそ れぞれズレ防止用のバンド13A、13Bの一端を縫着している。これらバンド 13A、13Bには、該バンド13A、13Bの縫着していない自由部分をサポ ータ本体11の外周に巻き付け、適度の強さで締め付けた状態で係止する係止部 20を設けている。尚、図面に示すサポータは膝用であり、肘用サポータも略同 様な構成であるが、腰部用として用いる場合は、筒体の直径が大としている。
【0020】 上記サポータ本体11は、その形状、長さおよび筒の径を身体の取付箇所に対 応させて設定している。サポータ本体11は、耐熱性および吸湿性を有し、かつ 、拘束力が比較的大きい伸縮性布で形成している。該伸縮性布は少なくとも周方 向には伸縮して、筒径を拡径できる一方、収縮による締付力で身体に密着して装 着できるようにしている。また、サポータ本体11の両端開口部11aと11b は布を折り返して2重としているため、拘束力を一層増加させて位置ずれをある 程度防止している。
【0021】 上記袋部12は、サポータ本体11の中間部分に外嵌する筒状の外布17を設 け、該外布17の下端縁17aをサポータ本体11と縫着して、上端縁を開口1 8として形成し、また、外布17の直径方向に対向する前後側面17b、17cを 上下端縁にかけてサポータ本体11と縫着して、半円環状の袋部12を2個形成 している。外布17は、サポータ本体11と同一の伸縮性布より形成している。
【0022】 上記バンド13A、13Bは、一面13aの全体に雌型の係止針布部13bを全 長さにわたって設けた長尺な帯状のファスナー布により構成しており、上記係止 針布部を設けた一面13aがサポータ本体11の外周面と対向するように配置し て、その一端部をサポータ本体11の外面の半周部に縫着している。上記ファス ナー布は、長手方向に伸縮性を有すると共に、収縮による締付力が強いゴム状の ものを用いている。
【0023】 上記バンド13A、13Bには、サポータ本体11との縫着部側の他面(外面 )13cには、雄型の係止針布部14aを有するファスナー布片14を縫着して いる。バンド13A、13Bの係止部20は上記雄型係止針布部14aにバンド 13A、13Bの自由端側の上記雌型係止針布部13bを着脱自在に係止するこ とにより構成している。
【0024】 上記サポータ10を身体の膝に装着する場合、まず、バンド13A、13Bを それぞれ係止部20で係止させていない状態で、サポータ本体11を周方向に伸 ばして拡径させ、筒状の内部に脚を挿入し、図4(A)に示すように、サポータ1 0を膝に外嵌させる。この時、袋部12の中心が膝の両側に位置するように配置 する。
【0025】 ついで、上下両端のバンド13A、13Bをそれぞれサポータ本体11の外周 に巻き付け、締め付けた状態でバンド13A、13Bを係止部20で係止する。 このバンド13A、13Bの係止は、一面13a側がサポータ本体11の外周面 と接触するように巻き付けて、外面側に位置するバンドの他面13c側に縫着し たファスナー布片14に、バンドの一面13aを押し付けることにより、図3に 示すように、雌雄の係止針布部13b、14aを係合させることが出来るため、ワ ンタッチでバンドを止めてサポータを装着することが出来る。
【0026】 上記状態で、膝を温めて温熱療法を施す必要がある場合には、図4(B)に示す ように、袋部12の内部に携帯用カイロ等からなる高温発生体15を入れること により、温熱療法を行う。尚、高温発生体15は、身体への装着前に、予め袋部 12の内部に収納させておいても良い。 また、高温発生体15は、一方の袋部12のみに収納、あるいは、両方の袋部 12にそれぞれ収納させても良い。両方に収納させた場合には、膝の両側より患 部に温熱を与えることが出来るため、効率的に温熱療法を行うことが出来る。
【0027】 上記装着状態で患者が歩行、あるいは他の運動等で膝を動かした場合、図4( C)に示すように、サポータ本体11自体の締付力に加え、サポータ本体11の 上下両端をバンド13A、13Bにより締め付けているため、サポータ10に位 置ずれが発生せず、高温発生体15も患部に当たる位置からずれることを防止で きる。
【0028】 このように、本考案のサポータ10によると、変形の予防、変形の矯正、病的 組織の保護、失われた機能の代償または補助等、サポータ自体が有する装具療法 の効果と、種々の生体作用を身体に与えることが出来る温熱療法の効果とを、二 重で得ることが出来る。また、高温発生体15は、サポータ本体11を介して患 部に温熱を与えており、直接的に皮膚と接触しないようにしているため、皮膚炎 等の副作用はないと共に時間的な制限がなく、任意に行うことが出来る。
【0029】 上記高温発生体15に代えて、患部を冷やして冷却療法を施すことが好ましい 場合には、低温発生体をサポータ本体11の袋部12に入れる。この低温発生体 としては、密封袋中に収容した冷媒を冷蔵庫等で冷やして氷状に冷却したもの等 が好適に用いられる。 上記低温発生体をサポータの袋部に入れて使用し、患部に当てると、患部が冷 やされ、抗体ブロック炎症等を抑えることが出来る。
【0030】 サポータ10の袋部12に収容した高温発生体15が時間経過と共に降温し、 あるいは、低温発生体が昇温すると、袋部12より取り出して、新たな高温発生 体あるいは低温発生体に取り替えれば、温熱治療あるいは冷却治療を任意な時間 継続させることが出来る。
【0031】 一方、サポータ10を取り外す場合には、上記バンド13A、13Bの自由端 側を外側に引っ張り、雌雄の係止針布部13b、14aの係止を解除すると、バン ド13A、13Bによる締め付けが解かれ、従来のサポータと同様に簡単に取り 外すことが出来る。
【0032】 尚、本考案は上記構成に限定されず、例えば、バンドの係止手段は上記実施例 の雌雄係止針布部を有するファスナー布に限らず、サポータ本体に一部を取り付 けたバンドをサポータ本体の外周に巻き付けて締付状態で係止できる構成であれ ば適宜に採用できる。上記袋部12は、サポータ本体11の内周側に設けても良 い。また、腰部装着用としてサポータ本体を大径の筒状とした場合には、外周に 沿って2個以上の複数個の袋部を設けてもよい。さらに、高温発生体あるいは低 温発生体を収容する袋部の開口にも、小片のファスナー布からなる係止部を設け たり、止め具を設けて、高温発生体あるいは低温発生体を袋部に収容した後に脱 落しないように袋部の開口を閉鎖できるようにしてもよい。かつ、サポータ本体 が長尺な筒状の場合には、両端開口以外に、中央部にもバンドを取り付けてもよ い。
【0033】
以上の説明から明らかなように、本考案の請求項1のサポータでは、膝や肘等 の身体の患部に袋部が位置するようにサポータ本体を装着し、患部を温熱治療す ることが好ましい場合には、袋部にカイロ等の高温発生体を収容する一方、患部 を冷やすことが好ましい場合には、袋部に低温発生体を収容することにより、サ ポータ自体が有する装具治療と、身体に種々の生体作用を与える温熱治療あるい は冷却治療との、二重の治療を与えることが出来る。 特に、サポータ本体にバンドを設け、該バンドをサポータ本体に巻き付けて適 度の力でサポータ本体を身体に締め付けているため、たとえ、サポータを装着し た膝、肘等が屈伸運動した場合にも、サポータが装着位置からズレることが防止 でき、その結果、高温発生体あるいは低温発生体が患部に対して正確に保持され 、患部を加熱あるいは冷やすことが出来る。また、これら高温発生体あるいは低 温発生体は直接的には皮膚と接触しないため、皮膚炎等の副作用が発生する恐れ は無い。
【0034】 請求項2のサポータでは、サポータ本体を筒状とし、かつ、伸縮性布で形成し ているため、簡単に、脚、腕等に装着することができる。かつ、この筒体の両端 開口部はバンドを巻き付けて身体に適度な力で締付固定するため、筒状のサポー タに位置ズレを発生させず、運動した後等においても、確実に患部に装着するこ とが出来る。
【0035】 請求項3のサポータによると、ファスナー布からなる係止手段により所要位置 でワンタッチでバンドを係止することが出来る一方、バンドの自由端を引っ張る だけで簡単に係止を解くことが出来る。
【0036】 請求項4のサポータによると、サポータ本体の外周の両半側部に2個の袋部を 設けているため、これら2個の袋部に2個の高温発生体あるいは低温発生体を入 れると、膝あるいは肘等の患部を全周より加温あるいは冷やすことができ、患部 に効率良く温熱療法あるいは冷却療法を施すことが出来る。
【提出日】平成7年5月17日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【0014】 さらに、請求項4で、上記袋部は、筒状のサポータ本体の外周面に筒状の外布 を設け、該外布の下端縁をサポータ本体と縫着すると共に、外布の径方向に対向 する側面を上下端縁にかけてサポータ本体と縫着して、サポータ本体の外周面に 2個形成している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のサポータを提供 している。 尚、袋部は、2個に限定されず、腰部等に装着する大径のサポータ本体は、外 周面に2個以上の袋部に設けることが好ましい。また、袋部をサポータ本体の内 周面に設けてもよい。
【図1】 本考案のサポータを身体の膝に装着した状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】 装着前のサポータを示す斜視図である。
【図3】 バンドの係止状態を示す断面図である。
【図4】 (A)(B)(C)はサポータの装着手順を示す図
面である。
面である。
【図5】 従来のサポータを示す斜視図である。
10 サポータ 11 サポータ本体 11a、11b 開口部 12 袋部 13A、13B バンド 13b 係止針布部 14 ファスナー布片 14a 係止針布部 20 係止部
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 身体の所要位置に装着するサポータ本体
に、高温発生体あるいは低温発生体を着脱自在に収納す
る袋部を設け、かつ、サポータ本体の開口部近傍にズレ
防止用バンドの一部を取り付けていると共に、身体への
装着時に上記バンドを開口部の外周に巻き付けて係止す
る係止部をバンドに設けていることを特徴とするサポー
タ。 - 【請求項2】 上記サポータ本体は伸縮性布で形成した
筒状で、両端開口部の外周に夫々上記バンドを取り付け
ている請求項1に記載のサポータ。 - 【請求項3】 上記バンドに設ける上記係止部は、バン
ド自体を雌雄いずれか一方の係止針布部を有する帯状の
ファスナー布から形成し、該ファスナー布の他面の一端
に、雌雄いずれか他方の係止針布部を有するファスナー
布片を縫着し、雌雄係止針布部を着脱自在に係止する構
成とし、かつ、該バンドの上記ファスナー布片取付側を
サポータ本体に縫着している請求項1または請求項2に
記載のサポータ。 - 【請求項4】 上記袋部は、筒状のポータ本体の外周面
に筒状の外布を設け、該外布の下端縁をサポータ本体と
縫着すると共に、外布の径方向に対向する側面を上下端
縁にかけてサポータ本体と縫着して、サポータ本体の外
周面に2個形成している請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項に記載のサポータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003800U JP3018988U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | サポータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003800U JP3018988U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | サポータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018988U true JP3018988U (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=43154415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003800U Expired - Lifetime JP3018988U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | サポータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018988U (ja) |
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-
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