JP3017726U - スノーボードのゴムカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】スノーボードの運搬時、物体との接触による傷
や、汚れた空気などからスノーボードの滑走面、及びエ
ッジ部分を保護する役目を如何なる運搬においても提供
する。 【構成】ゴムシート（１）の片端に、先端ポケット
（２）を設け、もう一方の端に、ストラップ（４）の付
いた後端ポケット（３）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、スノーボード運搬時、スノーボードの滑走面及びエッジ部分を保護 するためのカバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のスノーボードカバーは袋状のケースであり、ケースにスノーボードを入 れたまま自動車のキャリアに固定するのに、非常にかさばり困難なため、通常、 スノーボードをそのままキャリアに固定し運搬していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

イ、自動車キャリアでの運搬時、雨、雪、排気ガスなどの汚れがスノーボード 滑走面に付着していた。 ロ、従来のスノーボードケースに入れたまま、自動車キャリアへの固定は困難 であった。 ハ、スノーボードと物体が接触すると、物体のかたさによって、どちらかが傷 ついていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

伸縮性のある長方形のゴムシート（１）の両端に、スノーボード両端の曲面に 沿った形のポケット（２）、（３）をそれぞれ設けた。 本考案は、以上の構成よりなるスノーボードのゴムカバーである。

【０００５】

【作用】

本考案は、スノーボードの先端に、引っかけてストラップ（４）で引っ張りな がらスノーボード後端に引っかけるだけで、滑走面及びエッジ部分がゴムで保護 される。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 スノーボードより、少し短く、やや幅があり、伸縮性に富んだゴムシート（１ ）の両端に、やや硬質のゴムでできたポケット（２、３）をそれぞれ設けて、ポ ケットがスノーボードの両端にひっかけることのできる構造。 本考案は、以上のような構造で、これを使用するときは、先端ポケット（２） に、スノーボードの先端を入れて、ストラップ（４）を持って引っ張りながらス ノーボードの後端に、後端ポケット（３）を引っかける。このようにスノーボー ドにゴムカバーを取り付けたとき、滑走面はすべてゴムカバーに覆われ、またス ノーボードより少し幅のあるゴムカバーは、スノーボード両端が反っていること により内側にまきこんで、エッジ部分も保護する。 ゴムカバーを取り付けた状態でも、幅、厚みが、スノーボードとほとんど同じ であるため自動車キャリアへの固定が非常に容易である。 ゴムカバーの汚れは、水洗いで簡単に落とすことができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案を使用することによって、スノーボードの滑走面、及びエッジ部分を物 体との接触時、傷からまもり、自動車キャリアでの運搬時には、汚れた空気から スノーボード滑走面を保護することが容易にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】ゴムカバーの平面図

【図２】ゴムカバーの縦断面図

【図３】ゴムカバーの使用状態を示す縦断面図

【符号の説明】

１ ゴムシート ２ 先端ポケット ３ 後端ポケット ４ ストラップ ５ スノーボード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴムシート（１）の両端にポケット
   （２）、（３）を設けたスノーボードのゴムカバー。