JP3017252U - 修正テープ用貼付具 - Google Patents
修正テープ用貼付具Info
- Publication number
- JP3017252U JP3017252U JP1995004616U JP461695U JP3017252U JP 3017252 U JP3017252 U JP 3017252U JP 1995004616 U JP1995004616 U JP 1995004616U JP 461695 U JP461695 U JP 461695U JP 3017252 U JP3017252 U JP 3017252U
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- tape
- correction
- correction tape
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 修正塗膜と紙テープの層間剥離現象が生じた
り、修正塗膜の厚みが変わって折角の修正した箇所が剥
がれることのないようにすると共に、修正テープへの負
担を掛けないように改良した修正テープ用貼付具。 【構成】 ケース本体1の先端のヘッド8を介しての巻
き取り用リール2に巻着するようになした修正テープ用
貼付具に於いて、巻き取り用リール2には逆戻り防止機
構10とヘッド8に接する辺の角部に回動可能なローラ
ー7を設け、ヘッド先端部9とローラー7の二点により
適度な角度を維持し、適度な押圧力によって修正テープ
4の修正塗膜厚を均一に貼付できるように修正テープ4
を案内するガイド5からヘッド先端部9へ修正テープ4
を送り出すようになし、修正塗膜面を除いた紙テープの
みがヘッド先端部9を介して巻き取り用リール2に巻着
するように構成した。
り、修正塗膜の厚みが変わって折角の修正した箇所が剥
がれることのないようにすると共に、修正テープへの負
担を掛けないように改良した修正テープ用貼付具。 【構成】 ケース本体1の先端のヘッド8を介しての巻
き取り用リール2に巻着するようになした修正テープ用
貼付具に於いて、巻き取り用リール2には逆戻り防止機
構10とヘッド8に接する辺の角部に回動可能なローラ
ー7を設け、ヘッド先端部9とローラー7の二点により
適度な角度を維持し、適度な押圧力によって修正テープ
4の修正塗膜厚を均一に貼付できるように修正テープ4
を案内するガイド5からヘッド先端部9へ修正テープ4
を送り出すようになし、修正塗膜面を除いた紙テープの
みがヘッド先端部9を介して巻き取り用リール2に巻着
するように構成した。
Description
【0001】
修正テープの修正塗膜の厚みを均一にすることのできる修正テープ用貼付具の 改良に関するものである。
【0002】
従来の修正テープ用貼付具として、実開平2−142095号公報がある。こ の内容(名称「塗膜転写具」)を図4の図面に基づき、説明用に別の符号を付し て説明すると、該塗膜転写具本体1内に大きい押圧ロール29と巻き取り用リー ル25がベルト26により同一方向に回動できるようにして紙テープ22を大き い押圧ロール29側に取り付け、該紙テープ22が大きい押圧ロール29を非塗 膜面20に接して回動される際、突起部27が修正塗膜面に擦られて厚みが変わ り、折角、非塗膜面20に修正塗膜面を塗工したものが剥離のし易い状態になり 、修正時の仕上がりが非常に悪いものであった。
【0003】 突起部27が修正塗膜面に擦られて該修正塗膜面の厚みが変わる大きな理由と して、大きい押圧ロール29に取り付けた紙テープ22の外径が先端ローラー2 4の外径との接点が「への字」になる位、かなり突起部27により該紙テープ2 2が中側へ屈曲されている。これは、特に大きい押圧ロール29と巻き取り用リ ール25がベルト26により同一方向に回動するため、該紙テープ22に弛みが できないように工夫されたものであるが、局部的に該修正テープ22に負担が掛 かり修正塗膜面の厚みが変わることとなる。
【0004】 大きい押圧ロール29に取り付けた修正テープ22は、前記した突起部27を 介してスクレーバ部28により該修正塗膜面を修正テープ22から剥離して小さ い押圧ロール23にて非塗膜面20へと塗工され、該修正塗膜面を修正テープ2 2から剥離した紙テープ22のみ突起部27を介して、後方の巻き取り用リール 25に巻着するようになっている。
【0005】 前記スクレーバ部28により該修正塗膜面を修正テープ22から剥離して小さ い押圧ロール23にて非塗膜面20へと塗工される際、該紙テープ22の流れる 方向に送り出されず、小さい押圧ロール23で局部的に負担が掛かり修正塗膜面 の厚みが変わることとなる。
【0006】 又、別の修正テープ用貼付具として、実開平5−13800号公報がある。そ の内容(名称「塗膜転写具」)を図5の図面に基づき、説明用に別の符号を付し て説明すると、ケース本体1内に塗膜転写テープ35を巻回した繰り出しリール 36と使用後の塗膜転写テープ35を回収する巻き取りリール34を回動自在に 設けると共に、ケース本体の一端に尖頭形のヘッド32を突設し、繰り出しリー ル36から塗膜転写テープ35の一端を繰り出してヘッド32の手前で角度90 °だけ捻転させ、ヘッド32の尖頭部33を経由させてから前記捻転を元に戻し 、巻き取りリール34に巻着した塗膜転写具であり、前記したケース本体の一端 に尖頭形のヘッド32を突設し、繰り出しリール36から塗膜転写テープ35の 一端を繰り出してヘッド32の手前で角度90°だけ捻転させて非塗膜面31に 塗工されるので、局部的に塗膜転写テープ35を折り曲げてそのまま長く使用し ない時には折り癖が残り、元に戻らなくなり塗膜転写テープ35に負担が掛かっ て、修正塗膜と紙テープの層間剥離現象が生じたり修正塗膜の厚みが変わり、折 角の修正した箇所が剥がれてしまう欠点があった。
【0007】 更に、ケース本体1を進行方向側へ傾けて非塗膜面31に塗工する際、該非塗 膜面31に対してケース本体の角度にムラがあるだけでなく、修正テープ32の 流れる方向に送り出されず、前記と同様に修正塗膜と紙テープの層間剥離現象が 生じたり修正塗膜の厚みが変わり、折角の修正した箇所が剥がれてしまう欠点が あった。
【0008】 その他に、別の修正テープ用貼付具として、実開昭63−56691号公報が ある。その内容(名称「誤記修正用テープホルダー」)を図6の図面に基づき、 説明用に別の符号を付して説明すると、ホルダー本体41のテープ引出口44側 にテープガイド部46を設け、非塗膜面45に該テープガイド部46が接する面 に突起43を設けたもので、修正テープ42がテープ引出口44を通り該テープ ガイド部46の角部で急に修正テープ42が折り曲げられるため塗膜転写テープ 45に負担が掛かって、修正塗膜と紙テープの層間剥離現象が生じたり修正塗膜 の厚みが変わり、折角の修正した箇所が剥がれてしまう欠点があった。更に、塗 膜転写テープ45を使用する距離分の不用になった紙テープを切り離す機能がな く、該塗膜転写テープ45をテープ引出口44から引き出す調整が困難である。
【0009】
本案は、以上のような実情に鑑みて考案したもので、適度な角度を維持して非 塗膜面に安定した角度で修正テープを貼り付けることのできるものであり、修正 塗膜と紙テープの層間剥離現象が生じたり、修正塗膜の厚みが変わって折角の修 正した箇所が剥がれることのないようにすると共に、該修正テープへの負担を掛 けないように改良した修正テープ用貼付具を安価に提供せんとするものである。
【0010】
本考案は上記目的を達成するために、修正テープ4の供給リール3と巻き取り 用リール2をベルト11にて連結し、同一方向に回動するようにケース本体1内 に沿って平行に設けると共に、該修正テープ4がケース本体1の後方の供給リー ル3よりケース本体1の先端に突設したヘッド8を介して手前側の巻き取り用リ ール2に巻着するようになした修正テープ用貼付具に於いて、該巻き取り用リー ル2には逆戻り防止機構10と前記したヘッド8に接する辺の角部に回動可能な ローラー7を設け、該ヘッド先端部9とローラー7の二点により適度な角度を維 持し、適度な押圧力によって修正テープ4の修正塗膜厚を均一に貼付できるよう に修正テープ4を案内するガイド6と、該ガイド6からヘッド先端部9へ修正テ ープ4の流れる方向に該修正テープ4を送り出すようになし、修正塗膜面を除い た紙テープのみがヘッド先端部9を介して手前側の巻き取り用リール2に巻着す るように構成されたことを特徴とする修正テープ用貼付具とした。
【0011】
本案は以上のような構成であるのでこれを使用するときには、ケース本体1に 予め修正テープ4を供給リール3側にセットし、ヘッド先端部9とローラー7の 2点を非塗膜面12に押圧移動させるもので、供給リール3と巻き取り用リール 2にベルト11で連結され、供給リール3側にセットされた修正テープ4がガイ ド5及びヘッド先端部9を得て、修正テープ4の流れる方向に該修正テープ4を 送り出すようにしてあるので、該修正テープ4の塗膜面に負担が掛かって、該厚 みが変わったり仕上がり面が悪くなったりすることがない。
【0012】 特に、該修正テープ4は、前記したように流れる方向に該修正テープ4を送り 出すようにした理由は、該修正テープ4が紙テープに修正塗膜液を塗工してある ため、少しでも急激な屈曲や接触箇所があると剥離現象が生じたり、該厚みが変 わったりして仕上がり面が悪くなったりするからである。
【0013】 ヘッド先端部9とローラー7の2点を非塗膜面12に押圧移動させるので、該 修正テープ4を安定した角度で塗工できると共に、簡単な構造で、誰でも簡単に 使用することができる。
【0014】 更に、巻き取り用リール2には逆戻り防止機構10が設けてあるので、修正テ ープ10が弛んで非塗膜面12への塗工に影響が出ることもない。
【0015】
これを図面に示す実施例について説明すれば、図1は本考案の修正テープ用貼 付具の斜視図であり、図2は本考案の修正テープ用貼付具を側面から見た部分的 断面図であり、図3は図2の左側面から見た縦割り断面図であり、三つの図面に より説明する。
【0016】 修正テープ4の供給リール3と巻き取り用リール2をベルト11にて連結し、 同一方向に回動するようにケース本体1内に沿って平行に設けられ、該修正テー プ4がケース本体1の後方の供給リール3よりケース本体1の先端に突設したヘ ッド8を介して手前側の巻き取り用リール2に巻着するようになっている。
【0017】 該巻き取り用リール2には逆戻り防止機構10と前記したヘッド8に接する辺 の角部に回動可能なローラー7を設け、該ヘッド先端部9とローラー7の二点に より適度な角度を維持し、適度な押圧力によって修正テープ4の修正塗膜厚を均 一に貼付できるように修正テープ4を案内するガイド6と、該ガイド6からヘッ ド先端部9へ修正テープ4の流れる方向に該修正テープ4を送り出すようになさ れている。
【0018】 該修正テープ4の流れる方向に該修正テープ4を送り出して該修正テープ4が 紙テープに修正塗膜液を塗工してあるため、少しでも急激な屈曲や接触箇所があ ると剥離現象が生じたり、該厚みが変わったり仕上がり面が悪くなったりするこ とがない。
【0019】 修正塗膜面を除いた紙テープのみがヘッド先端部9を介して手前側の巻き取り 用リール2に巻着するように構成されているため、紙テープの切り離した紙屑が なくなる。
【0020】 更に、巻き取り用リール2には逆戻り防止機構10が設けてあるので、修正テ ープ10が弛んで非塗膜面12への塗工に影響が出ることもない。
【0021】 ヘッド先端部9とローラー7の2点を非塗膜面12に押圧移動させるので、該 修正テープ4を安定した角度で塗工できると共に、簡単な構造で、誰でも簡単に 使用することができる。
【0022】
本案は、上述した構成を持つことにより、下記の様な多大の効果を奉するもの である。
【0023】 適度な角度を維持して非塗膜面に安定した角度で修正テープを貼り付けること のできるものであり、修正塗膜と紙テープの層間剥離現象が生じたり、修正塗膜 の厚みが変わって折角の修正した箇所が剥がれることのないようにできると共に 該修正テープへの負担を掛けないようにすることができた。
【0024】 ヘッド先端部9とローラー7の2点を非塗膜面12に押圧移動させるので、該 修正テープ4を安定した角度で塗工できると共に、簡単な構造で、誰でも簡単に 使用することができる。
【図1】本考案の修正テープ用貼付具の斜視図
【図2】本考案の修正テープ用貼付具を側面から見た部
分的断面図
分的断面図
【図3】図2の左側面から見た縦割り断面図
【図4】従来の塗膜転写具の部分的断面図
【図5】従来の塗膜転写具の部分的断面図
【図6】従来の誤記修正用テープホルダーの断面図
1 ケース本体 2 巻き取り用ロール 3 供給ロール 4 修正テープ 5 ガイド 6 ガイド 7 ローラー 8 ヘッド 9 ヘッド先端部 10 逆戻り防止機構 11 ベルト 12 非塗膜面 20 非塗膜面 21 塗膜転写具本体 22 紙テープ 23 小さい押圧ロール 24 先端ローラー 25 巻き取り用リール 26 ベルト 27 突起部 28 スクレーバ部 29 大きい押圧ロール 30 逆戻り防止機構 31 非塗膜面 32 ヘッド 33 尖頭部 34 巻き取りリール 35 塗膜転写テープ 36 繰り出しリール 37 ギヤー 38 ギヤー 39 送り出し用リール 41 ホルダー本体 42 修正テープ 43 突起 44 テープ引出口 45 非塗膜面 46 テープガイド部
Claims (1)
- 【請求項1】 修正テープの供給リールと巻き取り用リ
ールをベルトにて連結し、同一方向に回動するようにケ
ース本体内に沿って平行に設けると共に、該修正テープ
がケース本体の後方の供給リールよりケース本体の先端
に突設したヘッドを介して手前側の巻き取り用リールに
巻着するようになした修正テープ用貼付具に於いて、該
巻き取り用リールには逆戻り防止機構と前記したヘッド
に接する辺の角部に回動可能なローラーを設け、該ヘッ
ド先端部とローラーの二点により適度な角度を維持し、
適度な押圧力によって修正テープの修正塗膜厚を均一に
貼付できるように修正テープを案内するガイドと、該ガ
イドからヘッド先端部へ修正テープの流れる方向に該修
正テープを送り出すようになし、修正塗膜面を除いた紙
テープのみがヘッド先端部を介して手前側の巻き取り用
リールに巻着するように構成されたことを特徴とする修
正テープ用貼付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004616U JP3017252U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 修正テープ用貼付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004616U JP3017252U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 修正テープ用貼付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017252U true JP3017252U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=43152740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004616U Expired - Lifetime JP3017252U (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 修正テープ用貼付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017252U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012081672A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Union Chemicar Co Ltd | 塗膜転写具 |
WO2013180102A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP1995004616U patent/JP3017252U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012081672A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Union Chemicar Co Ltd | 塗膜転写具 |
WO2013180102A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
JPWO2013180102A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-01-21 | フジコピアン株式会社 | 塗膜転写具 |
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