JP3016754U - 静電圧発生器付酒用棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 酒用棚に各種酒を置くだけで静電圧発主器の
マイナス電子の作用により美味しくなる静電圧発生器付
酒用棚を提供するものである。 【構成】 静電圧発生器により発生するマイナス電子を
酒用棚に伝達することを特徴とする静電圧発生器付酒用
棚。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、酒用棚にマイナス電子を伝達することにより酒の水の分子集団を 小さくし、非常に飲み易すく美味しくした酒を製造するための静電圧発生器付酒 用棚に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の酒用棚としては、単にスチール製で加工した棚の中に各種類の酒を配列 して陳列し、販売あるいは保管しているのが現状である。 しかるに、上記従来例の酒用棚では酒を置いて販売あるいは保管するという作 用効果しかなく、棚に酒を置くことにより酒の中味が変化する（美味しくなる等 ）機能は有していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は酒用棚に各種類の 酒を置くだけで静電圧発生器のマイナス電子の作用やスプリングの作用により美 味しくなる静電圧発生器付酒用棚を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

解決する手段として、静電圧発生器により発生するマイナス電子を酒用棚に伝 達する。 また、酒用棚にキャスターを設け、さらに酒用棚にスプリングを設けた静電圧 発生器付酒用棚である。

【０００５】

【作用】

この考案は、上記構成により例えば店内に設置する場合、まず天井に静電圧発 生器を取り付け、床面に酒用棚を立設し、静電圧発生器と酒用棚とをマイナスの 電極コードで連結し、マイナス電子を酒用棚に流すことにより酒の水の分子集団 を小さくすると共に、酒中に電子を多く含ますことができ、美味しく吸収力の高 い酒を造ることができる。

【０００６】

【実施例】

以下、この実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 １は静電圧発生器で、高圧で静電気を作る装置であり、マイナスの電極コード １ａのみを後述する酒用棚に連結し、マイナス電子を流すものである。 なお、プラスの電極は空間に開放されるものである。 ２は酒用棚で、棚板２ａ及び底板２ｂは主にステンレス製とし、支柱２ｃは主 に鉄製とする。 また、底板２ｂのした面にはマイナス電子の放電を最小限にくいとめるための 高圧絶縁碍子２ｄを設け、下端には鉄製の固定板２ｄ１を形成してある。

【０００７】 この実施例の静電圧発生器付酒用棚の使用例として、酒店に施置する場合、ま ず天井Ａに静電圧発生器１を台板Ｂと吊ボルトＣにて吊設する。 つぎに、床面Ｄに酒用棚２を立設すべく、固定板２ｄ１をボルト（図示せず） にて固定する。 その後、静電圧発生器１のマイナスの電極コード１ａを酒用棚２の支柱２ｃの 上部に連結する。 この状態で、各棚板２ａや底板２ｂ上に日本酒Ｅ・洋酒Ｆ・ワインＧ等を陳列 した後、スイッチを入れマイナス電子を酒用棚２全体に流すものである。

【０００８】 このように、マイナス電子を酒用棚２の全体に流すことにより、日本酒Ｅ・洋 酒Ｆ・ワインＧ等の各酒に対して、マイナス電子が酒の水に作用し、分子集団の 小さい水にすることにより口当りがなめらかで美味しい酒になると共に、浸透力 が向上するため大量に飲んでも胃もたれせず、栄養素（アミノ酸等）の消化吸収 を高めるものである。 なお、マイナス電子はアルミ泊製の容器やガラス瓶の容器等を貫通し、中味の 各種酒に作用するものである。

【０００９】 つぎに、他の実施例を説明すると、前記実施例と同様な酒用棚２２の高圧絶縁 碍子２２ｄの下端に、移動用のキャスター３を設けたもので、固定式と異なり店 内のレイアウトを変更する場合に有効である。 また、別の実施例として酒用棚３２の高圧絶縁碍子３２ｄの外周に沿って上下 動する内部に圧縮スプリング４を内設した筒状のホルダー５を設けてある。 なお、ホルダー５の下面に上記と同様なキャスター３を設けてもよい。 この実施例の場合は、時々支柱を持って揺らすことによりより一層酒を美味し くすることができるものである。（これは、船底に置いた酒が美味しくなる原理 を応用したものである。）

【００１０】 上記各実施例における棚板や底板および支柱等の材質は上記素材に限定しない し、静電圧発生器も酒用棚に一体的に設けてもよい。 また、キャスターも一般に市販されている形態で、特に限定しない。 さらに、スプリングは支柱の適所に設けてもよい。

【００１１】

【考案の効果】

この考案によれば、各種酒の味を美味しくすると共に、浸透力及び消化吸収力 を高める効果を有する。 また、キャスターを設けることにより酒用棚の移動や移転を容易にすることが できる効果がある。 さらに、スプリングの揺れ効果により一層美味しくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の第１実施例を示す静電圧発生器付酒
用棚の構成図である。

【図２】この考案の第２実施例を示す静電圧発生器付酒
用棚のキャスターの正面図である。

【図３】この考案の第３実施例を示すスプリングを内設
したホルダーの一部断面正面図である。

【符号の説明】

１ 静電圧発生器 ２ 酒用棚 ３ キャスター ４ スプリング

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 静電圧発生器により発生するマイナス電
   子を酒用棚に伝達することを特徴とする静電圧発生器付
   酒用棚。
2. 【請求項２】 酒用棚にキャスターを設けたことを特徴
   とする請求項１記載の静電圧発生器付酒用棚。
3. 【請求項３】 酒用棚にスプリングを設けたことを特徴
   とする請求項１又は請求項２記載の静電圧発生器付酒用
   棚。