JP3016479U - ズレ防止用の帯び付き顔面痩身用マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目 的】 この実用新案は、顔面の引締め作用と発汗
作用により、顔全体をスリムにする目的の『顔面痩身用
マスク』に関するもので、従来品のもつ欠点である、引
締め力が弱く引締めのバランスが悪い等の課題を解決
し、顔面の痩身作用をより速く確実に増大できるマスク
を提供しようとするものである。 【構 成】 従来品マスクの額上部にズレ防止用の帯び
８または十字型ズレ防止用の帯び１４を設け、その帯び
の先端部にマジックテープ（登録商標）１２を取りつ
け、更にマスク正面の目孔１，鼻孔２，口孔３に、引っ
張り時の変形防止，引っ張り力低下防止用に縁取り１３
を取りつけたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この実用新案は、顔面の引締め作用と発汗作用により、顔全体をスリム にする目的の、『顔面痩身用マスク』に関するものである。

【０００２】

【従来品の問題点】

従来、いろいろな顔面の引締め効果をねらった『顔面痩身用マスク』は あったがいずれも引締め力が弱い、また引き締めのバランスが悪く引締め る力が逃げてしまう等の欠点があり、本来の目的を効果的に達成するマス クがなかった。 問題点を図面を見ながら具体的に説明すると、 図８，図９，図１０の従来品マスクにおいて、目孔１，鼻孔２，口孔３ ，あご部５を顔面に合わせ、マスク引締め用の帯び６，７の先端部を後方 に引っ張りながら後頭部でマジックテープ９，１１にて止めて装着する場 合、人間の後頭部の形状から、マスク引締め用の帯び６，７を止めた部分 が後頭部の下方向にズレ落ち、顔面を引締める力が逃げ、引締めのバラン スを悪くしていた。 そのため強く締めれば締める程、ズレ落ち易く結局やや弱めに締めなけ ればならず、引締め力が低下する マスクと顔面の密着度が弱くなり 、保温力が低下し、発汗量が減少する等の問題が発生して、顔面の痩身効 果が非常に低下していた。 また、マスク引締め用の帯び６，７の引っ張り力により、マスクの目孔 １，鼻孔２，口孔３が変形し、引締め力が分散して引締め力が低下したり 、目等がひきつり使用者に不快感を与える等の問題があった。

【０００３】

【本考案が解決しようとする問題点】

この考案は、顔面への引締め力を従来品以上に強くし、且つ引締めのバ ランスを向上させ、効果的に顔面の痩身作用が促進できる『顔面痩身用マ スク』を開発しようとするものである。

【０００４】

【問題点を解決する為の手段】

いまこれを、図面の図１，図２，図８，図１１，図１２，図１３につい て説明すれば、 （イ）図８（従来品マスク）の額上部に、ズレ防止用の帯び８を設け、 先端部にマジックテープ１２を取りつける。 〔ズレ防止用の帯び８を取りつけた図は図１，図２，図３〕 またはズレ防止用の帯び８が頭頂部で左右にズレないように改良 を加えた十字型ズレ防止用の帯び１４を設ける。 〔十字型ズレ防止用の帯び１４を取りつけた図は図１１，図１２， 図１３，図１４〕 （ロ）更にマスク正面の目孔１，鼻孔２，口孔３に、引っ張り時の変形 防止，引っ張り力低下防止用に縁取り１３を取りつける。 〔取りつけた図は図１，図３〕

【０００５】

【使用方法】

本案は以上のような構成であるから、これを使用する場合には、 （１）図１〜図２において、マスクの目孔１，鼻孔２，口孔３，あご部５の 位置を顔面に合わせ、ズレ防止用の帯び８を頭頂部から後頭部にまわ し、さらにマスク引締め用の帯び６，７をズレ防止用の帯び８の先端 部位上にまわして、３つの帯び６，７，８，を両手で保持する。 （２）次に、ズレ防止用の帯び８を適度に引っ張りながら、同時にマスク引 締め用の帯び６，７を使用者の好む引締め力で引っ張り、それぞれの 帯びに付いているマジックテープ９，１０，１１，１２を下から１２ ，１０，９，１１の順に重ね合わせ、３つの帯びを固定する。

【０００６】

【考案の効果】

したがって、本考案はズレ防止用の帯び８または１４を設けることによ り後頭部マスク引締め用の帯び６，７が下方へズレ落ち、引締め効果が低 下する従来の『顔面痩身用マスク』の持つ欠点をなくし、顔面をバランス よく強く引締めることができると同時に保温力が向上して、発汗作用もさ らに促進可能となり、顔面の痩身作用を速く確実に増大させる効果がある 。 なお、マスク正面の目孔１，鼻孔２，口孔３に縁取り１３を付けると、 マスク引締め用の帯び６，７の引っ張り力により生ずる、マスクの目，鼻 口の孔の変更を阻止し、引締め力の分散を防止して引締め力を向上させる と同時に、目等がひきつり、使用者に不快感を与える等の欠点もなくすこ とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面展開図

【図２】本考案の背面展開図

【図３】本考案の２つ折り右側面図

【図４】本考案の装着右側面図

【図５】本考案の装着正面図

【図６】本考案の装着背面図

【図７】本考案の装着平面図

【図８】従来品の正面展開図

【図９】従来品の装着右側面図

【図１０】従来品の装着正面図

【符号の説明】

１ 目孔 ２ 鼻孔 ３ 口孔 ４ 耳孔 ５
あご部 ６ マスク引締め用の帯び ７ マスク引締め用の帯
び ８ ズレ防止用の帯び ９ マジックテープ １０
マジックテープ １１ マジックテープ １２
マジックテープ １３ 縁取り １４ 十字型ズレ防止用の帯び

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 従来の顔面痩身用マスクの額上部に『ズ
   レ防止用の帯び』を設けた、ズレ防止用の帯び付き顔面
   痩身用マスク。