JP3016319B2 - モノパルスレーダ装置 - Google Patents

モノパルスレーダ装置

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JP3016319B2 JP5074197A JP7419793A JP3016319B2 JP 3016319 B2 JP3016319 B2 JP 3016319B2 JP 5074197 A JP5074197 A JP 5074197A JP 7419793 A JP7419793 A JP 7419793A JP 3016319 B2 JP3016319 B2 JP 3016319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モノパルスレーダ装
置技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のモノパルスレーダ装置を
示したものである。図において、1は特定方向の空間に
送信波を放射し、反射波を受信するアンテナ、2は上記
アンテナのビームの指向を制御するビーム制御器、3は
送信波を発生する励振機、4は上記アンテナへ送信部か
ら信号を供給し、受信信号を受信検波部へ供給するサー
キュレータ、5は受信信号をディジタルビデオ受信信号
へと変換する受信機、6aは上記受信機5出力のディジ
タルビデオ受信信号から、目標の距離を決定するレンジ
ビン数算出器、6bは上記受信機5出力のディジタルビ
デオ受信信号から、目標の速度を決定するドップラビン
数算出器、6は上記レンジビン数算出器6aとドップラ
ビン数算出器6bを有する目標検出器、7aは上記受信
機5出力のディジタルビデオ受信信号から、レンジエラ
ーを計算する距離誤差検出器、7bは上記受信機5出力
のディジタルビデオ受信信号から、ドップラエラーを計
算する速度誤差検出器、7cは上記受信機5出力のディ
ジタルビデオ受信信号のモノパルス和チャンネルとモノ
パルス差チャンネルから、モノパルス比の実部であるア
ングルエラーを計算する従来の角度誤差検出器、7は上
記距離誤差検出器7a、速度誤差検出器7b及び従来の
角度誤差検出器7cを有する従来の追尾誤差検出器、8
は信号処理により得られた目標の情報を処理し、上記励
振機3へ制御信号を送り、上記ビーム制御器2へビーム
指向角度データを送る目標情報処理器、9は上記目標検
出器6、従来の追尾誤差検出器7及び目標情報処理器8
を有する信号処理器、10は上記目標情報処理器8から
出力される目標情報を表示する表示器である。
【0003】従来のモノパルスレーダ装置は上記のよう
に構成される。図8は、従来のモノパルスレーダ装置の
処理をフロー図で示したものである。図において、11
は捜索処理の実行処理を示し、12は目標検出器6の処
理であって、上記捜索処理11の状態において検出され
た信号SがスレッショルドλT をこえたかの判定、すな
わち、追尾すべき目標が検出されたかの判定を示す。1
3は上記12の判定がNoであるとき、捜索処理を継続
して再び上記12の判定にフィードバックすることを示
す。14は上記12の判定がYesであるとき、目標が
存在する方向にアンテナビームを指向し、モノパルスに
よる目標追尾処理を実行することを示す。15は、上記
14の目標追尾処理実行時に、従来の角度誤差検出器7
c内の信号処理で得られる、モノパルス比の実部である
アングルエラーθE と、現在のビーム指向角θから、目
標が存在する正確な位置であるθ+θE の方向へアンテ
ナビームを指向することを示す。この処理により、追尾
状態が維持される。
【0004】ところで、例えば図9に示すように、モノ
パルス方式でのアンテナゲインが、モノパルス和チャン
ネルは24、モノパルス差チャンネルは25のように表
されるとする。ただし、横軸はボアサイト軸からの角度
のずれ、すなわちアングルエラーを、アンテナビームの
ビーム幅で正規化(単位はビーム幅となる)して示し、
縦軸は最大値を1としたアンテナゲインの相対値を示
す。このとき追尾処理は、一般的に、26で示されるビ
ーム幅内で実行されるため、モノパルス和チャンネルの
アンテナゲインGΣ及びモノパルス差チャンネルのアン
テナゲインGΔは、図10で示すように、自機を29と
して、基準軸27からみた単一目標28の位置θT 、及
び基準軸27からみた現在のビーム指向角θを用いて、
以下の近似式で表される。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】このとき、上記従来の角度誤差検出器7c
内の信号処理において得られるアングルエラーθE は、
モノパルス和チャンネルの受信信号をΣ、モノパルス差
チャンネルの受信信号をΔ、及びモノパルス比をΔ/Σ
とし、また、Re[ ]は[]内の実部を示すものとし
て、次式で求められる。
【0008】
【数3】
【0009】次いで図8に戻り、21は現在行われてい
る追尾処理が、受信S/N比が小さい等の理由により中
止(ブレイク)したかの判定を示す。22は上記21の
判定がNoであるとき、目標追尾処理を継続して実行
し、上記15の処理にフィードバックすることを示す。
23は上記21の判定がYesであるとき、追尾処理を
中止し捜索処理を実行することを示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ノパルスレーダ装置の処理では、図11に示すように、
自機29がモノパルスレーダを用いて目標追尾処理を実
行しているとき、アンテナビーム30内に、距離、速度
がともに等しい2目標31、32が存在した場合、上記
従来の角度誤差検出器7cにて計算される、すなわち、
数3で求められるアングルエラーθE は、目標が単一で
あればその正確な位置を示すが、“Philip L.
Bogler,Detecting the Pres
enceof Target Multiplicit
y.IEEE Transactions on Ae
rospace and Electronic Sy
stems,AES−22,2(Mar.1986),
197−203.”等にあるよう、上記2目標31、3
2の重心であるセントロイドを示してしまい、また、そ
のセントロイド位置も、目標のS/N比の差により正確
な値を示さず、追尾が不安定になっていた。
【0011】よって、従来のモノパルスレーダ装置の処
理では、アンテナビーム30内に存在する、距離、速度
がともに等しい2目標31、32の検出が不可能である
ため、表示器10には、実際は上記2目標31、32が
存在するにもかかわらず、セントロイドの方向に偽目標
として1目標だけを表示しており、不安定な追尾であっ
た。
【0012】さらに、図12に示すように、上記目標追
尾時において、アンテナビーム30内の上記2目標3
1、32が徐々に互いの間隔を広げていった場合、自機
29は上記2目標31、32のセントロイドの方向にビ
ームを指向し続け、最終的には上記2目標31、32
は、それぞれアンテナビーム30外の2目標33、34
として位置を変え、自機29は追尾処理を中止(ブレイ
ク)してしまっていた。
【0013】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、アンテナビーム内に、距離、速
度がともに等しい2目標が存在した場合、その存在を判
定し、安定した追尾に移行する処理を有する装置であ
り、さらに、1目標のみの角度情報(アングルエラー)
を得て、複数目標の分離が可能な処理を有する装置を得
ることを目的としている。
【0014】また、この発明の別の実施例は、以上のよ
うな課題を解決するためになされたもので、アンテナビ
ーム内に、距離、速度がともに等しい2目標が存在した
場合、その存在を判定し、安定した追尾に移行する処理
を有する装置であり、さらに、2目標の角度情報(アン
グルエラー)を得て、その2目標に対しても追尾処理を
実行可能な処理を有する装置を得ることを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモノパル
スレーダ装置は、以上のような目的を達成するために、
従来の信号処理器内の追尾誤差検出器内の角度誤差検出
器に、アンテナビーム内の複数目標(2目標)の存在を
判定するために必要であるモノパルス比の虚部、すなわ
ちエクステントを計算する機能を付加し、さらに、信号
処理器内の追尾誤差検出器内に、アンテナビーム内の複
数目標(2目標)の存在を判定するための複数目標検出
器を新たに加える。そして、アンテナビーム内に複数目
標が存在すると判定する手段を適用し、アンテナビーム
内に距離、速度がともに等しい複数目標(2目標)の存
在が認められた場合、ビーム指向角度をアジマス方向、
あるいはエレベーション方向に意図的にずらすことによ
り、1目標のみの角度情報(アングルエラー)を得られ
るようにビームを制御する。
【0016】また、この発明に係るモノパルスレーダ装
置の別の実施例では、以上のような目的を達成するため
に、従来の信号処理器内の追尾誤差検出器内の角度誤差
検出器に、アンテナビーム内の複数目標(2目標)の存
在を判定するために必要であるモノパルス比の虚部、す
なわちエクステントを計算する機能を付加し、さらに、
信号処理器内の追尾誤差検出器内に、アンテナビーム内
の複数目標(2目標)の存在を判定するための複数目標
検出器を新たに加える。そして、アンテナビーム内に複
数目標が存在すると判定する手段を適用し、アンテナビ
ーム内に距離、速度がともに等しい複数目標(2目標)
の存在が認められた場合、アンテナビーム内に1目標の
みが存在するようにビーム指向角度をアジマス方向、あ
るいはエレベーション方向に意図的にずらすことによ
り、時分割でのビームの割り当てを目標個数分行い、複
数目標の角度情報(アングルエラー)を得られるように
ビームを制御する。
【0017】
【作用】この発明の一実施例にあっては、モノパルスレ
ーダを用いた目標追尾処理時に、信号処理器内の追尾誤
差検出器内に新たに複数目標検出器を加え、従来の信号
処理器内の追尾誤差検出器内の角度誤差検出器にエクス
テントを計算する機能を付加することにより、アンテナ
ビーム内に存在する、距離、速度がともに等しい2目標
がいることを判定できる。さらに、その複数目標(2目
標)の存在を認めた上で、ビーム指向角度を制御するこ
とにより、1目標のみのアングルエラーを求め、安定し
た追尾処理を継続することができる。
【0018】また、この発明の別の実施例にあっては、
モノパルスレーダを用いた目標追尾処理時に、信号処理
器内の追尾誤差検出器内に新たに複数目標検出器を加
え、従来の信号処理器内の追尾誤差検出器内の角度誤差
検出器にエクステントを計算する機能を付加することに
より、アンテナビーム内に存在する、距離、速度がとも
に等しい2目標がいることを判定できる。さらに、その
複数目標(2目標)の存在を認めた上で、ビーム指向角
度を制御することにより、2目標のアングルエラーを求
め、その2目標に対して安定した追尾処理を継続するこ
とができる。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1はこの発明の一実施例を示すものである。図におい
て、1〜6、7a、7b、8、10は、上記従来の装置
と全く同一である。7cは、従来の角度誤差検出器7c
では、受信機5の出力であるディジタルビデオ受信信号
のモノパルス和チャンネルとモノパルス差チャンネルか
ら、モノパルス比の実部であるアングルエラーだけを計
算していたが、新たにモノパルス比の虚部であるエクス
テントを計算する機能を付加した角度誤差検出器であ
る。7dは、角度誤差検出器7cで計算されるアングル
エラー(複数目標の場合は、それらの重心であるセント
ロイドとなる)及び複数目標の広がりを示すエクステン
ト(単一目標の場合は0となる)から、“Philip
L.Bogler,Detecting thePr
esence of Target Multipli
city.IEEETransactions on
Aerospace and Electronic
Systems,AES−22,2(Mar.198
6),197−203.”等にある方法を用いて、アン
テナビーム内のアジマス方向またはエレベーション方向
に存在する複数目標(2目標)を検出する複数目標検出
器である。このとき、上記セントロイドB及びエクステ
ントCは、次式で求められる。ただし、2目標がそれぞ
れ基準軸からみてθ1 、θ2 の位置に存在するとし、そ
の2目標からの反射信号の振幅をV1 、V2 とし、モノ
パルス和チャンネルとモノパルス差チャンネルのアンテ
ナゲインはそれぞれ数1及び数2で表されるとし、基準
軸からみたビーム指向角度をθとする。また、Im[
]は[ ]内の虚部を示す。
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】次いで図1に戻り、7は、距離誤差検出器
7a、速度誤差検出器7b、角度誤差検出器7c及び複
数目標検出器7dを有する追尾誤差検出器、9は、目標
検出器6、追尾誤差検出器7及び目標情報処理器8を有
する信号処理器である。
【0024】前記のように構成されたモノパルスレーダ
装置での処理をフロー図に基づいて説明する。図2にお
いて、11〜15、21〜23は、上記従来の装置と全
く同一の処理である。16は、上記複数目標検出器7d
において検出される、アンテナビーム内に存在する目標
数nT が2以上であるかの判定処理を示す。17は、図
11に示すようにアンテナビーム30内に2目標31、
32が存在する場合、上記16の判定がYesであると
き、図3に示すように、自機29が目標追尾時に上記角
度誤差検出機7cにおいて得られるアングルエラー(こ
の場合は2目標のセントロイドとなる)θE と、現在の
ビーム指向角度θにアンテナビーム30のビーム幅θBW
の1/2倍を加えた角度、すなわち、θ+θE +θBW
2の方向にアンテナビームを指向することを示し、18
は、上記17の処理により、目標31のみのアングルエ
ラーを計算してその位置を知ることを示す。19ではア
ンテナビームをアングルエラーθE の方向に指向するこ
とを示す。20は上記22の判定がNoであるとき、目
標追尾処理を継続して実行し、処理19に移ることを示
す。
【0025】実施例2 次に、この発明の別の実施例を説明する。図4は、装置
の構成を示したものであり、図5はその装置の処理を示
したものである。図4において、3〜10は上記実施例
1の装置と全く同一である。35は瞬時に特定方向の空
間に送信波を放射し、反射波を受信するフェイズドアレ
イアンテナであり、2はフェイズドアレイアンテナモジ
ュールの位相制御により、上記フェイズドアレイアンテ
ナ35のビームの指向を制御するビーム制御器である。
図5において、11〜23は上記実施例1の処理と全く
同一である。34、35はフェイズドアレイアンテナの
高速スキャンの特性を生かした処理であり、実施例1で
用いた従来のアンテナでは、ビーム走査による時間的な
ロスがあるため、図2の処理17、18で図3の目標3
1だけにビームを指向して角度情報を得たが、フェイズ
ドアレイアンテナはこのビーム走査による時間的なロス
を無視しうる特性を有しているため、上記34、35の
処理で図6に示す目標32の方向、すなわちフェイズド
アレイアンテナのアンテナビームをθ+θE −θBW/2
の方向にもビームを指向して、目標31、32の両方の
角度情報を得られるようにしている。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】アンテナビーム内に、距離、速度がともに
等しい複数目標(2目標)が存在しても、最適なビーム
指向制御により、実施例1のモノパルスレーダ装置では
1目標だけではあるが目標情報(位置)を得ることがで
き、また、実施例2のモノパルスレーダ装置では2目標
を分離し、目標情報(位置)を得ることができる。よっ
て、追尾精度の向上が期待でき、正確な目標の位置を表
示器上に表示することが可能となる。
【0028】また、従来複数目標分離の方式としてRA
M処理(Raid Assessment Mode)
と呼ばれるものが存在するが、これは距離差あるいは速
度差によって複数目標を分離するものであり、距離、速
度がともに等しい複数目標を分離することができなかっ
たが、この発明では、距離、速度がともに等しい複数目
標を分離することが可能である。さらに、上記RAM処
理は手動で行われるものであるが、この発明は自動で処
理されるため、操縦士の負荷を増やすものではない。
【0029】そして図9に示したような状況において
も、2目標の追尾は維持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるモノパルスレーダ
装置を示す図である。
【図2】この発明の実施例1におけるモノパルスレーダ
装置の処理を示す図である。
【図3】この発明の実施例1におけるビーム指向を示す
図である。
【図4】この発明の実施例2におけるモノパルスレーダ
装置を示す図である。
【図5】この発明の実施例2におけるモノパルスレーダ
装置の処理を示す図である。
【図6】この発明の実施例2におけるビーム指向を示す
図である。
【図7】従来のモノパルスレーダ装置を示す図である。
【図8】従来のモノパルスレーダ装置の処理を示す図で
ある。
【図9】モノパルスレーダのモノパルス和チャンネル及
びモノパルス差チャンネルのアンテナゲインを示す図で
ある。
【図10】アンテナビーム内に単一目標が存在する場合
を示す図である。
【図11】アンテナビーム内に2目標が存在する場合を
示す図である。
【図12】アンテナビーム内に2目標が存在する場合
に、2目標の一飛行例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 ビーム制御器 3 励振機 4 サーキュレータ 5 受信機 6 目標検出器 6a レンジビン数算出器 6b ドップラビン数算出器 7 追尾誤差検出器 7a 距離誤差検出器 7b 速度誤差検出器 7c 角度誤差検出器 7d 複数目標検出器 8 目標情報処理器 9 信号処理器 10 表示器 35 フェイズドアレイアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71185(JP,A) 特開 平2−99881(JP,A) 特開 平2−122291(JP,A) 特開 平3−220483(JP,A) 特開 平2−213791(JP,A) 特開 昭58−113875(JP,A) 特開 昭56−51685(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/02 G01S 13/44 G01S 13/66 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定方向の空間に送信波を放射し、反射
    波を受信するアンテナと、上記アンテナのビームの指向
    を制御するビーム制御器と、送信波を発生する励振機
    と、上記アンテナへ送信部から信号を供給し、受信信号
    を受信検波部へ供給するサーキュレータと、受信信号を
    ディジタルビデオ受信信号へと変換する受信機と、目標
    の距離を決定するレンジビン数算出器と、目標の速度を
    決定するドップラビン数算出器と、上記レンジビン数算
    出器とドップラビン数算出器を有する目標検出器と、上
    記ディジタルビデオ受信信号からレンジエラーを計算す
    る距離誤差検出器と、上記ディジタルビデオ受信信号か
    らドップラエラーを計算する速度誤差検出器と、上記デ
    ィジタルビデオ受信信号のモノパルス和チャンネルとモ
    ノパルス差チャンネルから、モノパルス比の実部である
    アングルエラーと、モノパルス比の虚部であるエクステ
    ント(複数目標の角度方向の広がり)を計算する角度誤
    差検出器と、アンテナビーム内の複数目標の存在を判定
    する複数目標検出器と、上記距離誤差検出器、速度誤差
    検出器、角度誤差検出器及び複数目標検出器を有する追
    尾誤差検出器と、信号処理により得られた目標の情報を
    処理し、上記励振機へ制御信号を送り、上記ビーム制御
    器へビーム指向角度データを送る目標情報処理器と、上
    記目標検出器、追尾誤差検出器及び目標情報処理器を有
    する信号処理器と、上記目標情報処理器から出力される
    目標情報を表示する表示器とを備えたことを特徴とする
    モノパルスレーダ装置。
  2. 【請求項2】 瞬時に特定方向の空間に送信波を放射
    し、反射波を受信するフェイズドアレイアンテナと、フ
    ェイズドアレイアンテナモジュールの位相制御により、
    上記フェイズドアレイアンテナのビームの指向を制御す
    るビーム制御器と、送信波を発生する励振機と、上記フ
    ェイズドアレイアンテナへ送信部から信号を供給し、受
    信信号を受信検波部へ供給するサーキュレータと、受信
    信号をディジタルビデオ受信信号へと変換する受信機
    と、目標の距離を決定するレンジビン数算出器と、目標
    の速度を決定するドップラビン数算出器と、上記レンジ
    ビン数算出器とドップラビン数算出器を有する目標検出
    器と、上記ディジタルビデオ受信信号からレンジエラー
    を計算する距離誤差検出器と、上記ディジタルビデオ受
    信信号からドップラエラーを計算する速度誤差検出器
    と、上記ディジタルビデオ受信信号のモノパルス和チャ
    ンネルとモノパルス差チャンネルから、モノパルス比の
    実部であるアングルエラーと、モノパルス比の虚部であ
    るエクステントを計算する角度誤差検出器と、アンテナ
    ビーム内の複数目標の存在を判定する複数目標検出器
    と、上記距離誤差検出器、速度誤差検出器、角度誤差検
    出器及び複数目標検出器を有する追尾誤差検出器と、信
    号処理により得られた目標の情報を処理し、上記励振機
    へ制御信号を送り、上記ビーム制御器へビーム指向角度
    データを送る目標情報処理器と、上記目標検出器、追尾
    誤差検出器及び目標情報処理器を有する信号処理器と、
    上記目標情報処理器から出力される目標情報を表示する
    表示器とを備えたことを特徴とするモノパルスレーダ装
    置。
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