JP3016172B2 - 射出装置 - Google Patents

射出装置

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JP3016172B2
JP3016172B2 JP5171193A JP17119393A JP3016172B2 JP 3016172 B2 JP3016172 B2 JP 3016172B2 JP 5171193 A JP5171193 A JP 5171193A JP 17119393 A JP17119393 A JP 17119393A JP 3016172 B2 JP3016172 B2 JP 3016172B2
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直人 太田
祐資 疋田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば航空機の風
防、吸気口へ鳥がぶつかったり吸い込まれたときの機体
の影響を調べるときに使用する、射出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】空港は広大な面積の敷地を必要とするこ
とから、海岸近くに設けられることが多い。このため、
近くに鳥が多く棲息することから、この鳥が空港内に飛
来し、航空機の風防にぶつかったり、吸気口へ吸い込ま
れたりすることが多い。鳥が風防に強く当たると風防に
傷を付けて透視度を低下させ、また破損して飛行不能に
することがある。さらに鳥がエンジンの吸気口に吸い込
まれるとエンジンの作動に重大な影響を与えることにも
なりかねない。
【0003】そこで従来から、鳥に見立てたダミーを航
空機に向けて発射して、その影響を調べることが行なわ
れていた。このために従来から使用されてきた射出装置
は、金属製の射出物収納用容器(以下、容器という)を
用い、装てん部およびストッパ部がフランジ式であり、
かつ、圧力開閉部の構造が複雑なものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このために、容器の質
量が大きくなって速度性能上効率が悪く、装てん部およ
びストッパ部はフランジ部を取り外さなければ容器の出
し入れができず、時間がかかった。さらに圧力開閉部は
構造が複雑なために高価なものになった。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、従来のものが有する上記欠点を解消するとともに、
容器に収容した射出物を貯気槽の圧力で発射筒内におい
て移動加速させ、発射筒出口で容器を急停止させて射出
物のみを射出する装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、圧力開閉部、装てん部、スト
ッパ部ならびに射出物収納用容器からなり、該射出物収
納用容器に入れた射出物のみを射ち出す射出装置におい
て、前記射出物収納用容器を軽量な緩衝材で形成したこ
とを特徴とする。
【0007】また、圧力開閉部、装てん部、ストッパ部
ならびに射出物収納用容器からなり、該射出物収納用容
器に入れた射出物のみを射ち出す射出装置において、前
記装てん部、ストッパ部に扉式開閉機構を設けたことを
特徴とする。
【0008】また、圧力開閉部、装てん部、ストッパ部
ならびに射出物収納用容器からなり、該射出物収納用容
器に入れた射出物のみを射ち出す射出装置において、前
記圧力開閉部にバタフライバルブを用いたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】このように射出物収納用容器を軽量な緩衝材で
形成したことにより、容器の質量が小さくなって速度性
能上効率が向上し、ストッパ部での停止時の衝撃を吸収
して射出物の飛散を防止することができることになる。
装てん部、ストッパ部に扉式開閉機構を設けたことによ
り、発射筒を移動させることなく、横方向から容易に容
器の装てんおよび取り出しができることになる。さらに
圧力開閉部にバタフライバルブを用いたことにより、従
来のものより構造が簡単になり、故障が少なくなって信
頼性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明に係る射出装置の全体的構成を示すも
のであり、1は一部にバタフライバルブ(図示せず)を
設けた圧力開閉部、2はその前部に設けられた、後述構
造の装てん部、3、4は2本接続された発射筒部であ
る。発射筒部3、4の前にはストッパ部5が設けられ
る。これら一連の部分は端部にフランジを有し、そのフ
ランジ部分がボルト、ナットで結合されることにより一
体化されるこれらの内部には後述の射出物収納用容器
(前述のように容器と略称する)が装てんされ、発射筒
部から発射される。容器内には射出物が収容される。
【0011】圧力開閉部1には貯気槽部6が接続され、
圧力開閉部1に安定した圧力の空気を与えるようになっ
ている。この貯気槽部6はホース7によって空気圧縮機
8に接続されており、常時圧縮空気が供給されるように
なっている。これらすべてのものは、基盤9に所定高さ
で支持されている。10〜14はそのための支柱、15,16は
架台である。
【0012】図2および図3に示すものは容器17であ
る。この容器17は軽量な緩衝材で形成された、図示する
ように一部を開口部18にした有底筒体である。この内部
に鳥などの射出物が装てんされ、開口部18が前方を向い
た状態で射出装置内を高速で移動し、ストッパ部5で容
器17を停止させると、慣性を持った射出物のみが開口部
18から外部に射出されることになる。
【0013】図4に示すものは装てん部2の詳細であ
る。これを説明すると19,20はフランジであり、21は本
体である。本体21には開口部22が設けられており、ここ
に、多角形をした蓋23が開閉中心24を中心にして開閉す
るように装着されている。蓋23には把手25が取り付けら
れており、この把手25を握って手前に引けば蓋23が本体
21のラジアル方向に開くき逆に向こう側に押せば閉じ
る。このとき蓋23の上部に取り付けられたバランサアー
ム26がバランスをとり開閉が楽に行なえるようにしてあ
る。
【0014】把手25とバランサアーム26には固定部27,
28が設けられており、これらに設けられた各4個の孔2
9,30にボルトを挿通し、図示しない向こう側の本体21
の一部に螺合することによって、蓋23を閉じた状態にロ
ックするようになっている。31は締結棒であり、本体21
内に圧縮空気が作用するとき、蓋22が外方に膨出するの
を抑える役目をする。
【0015】図5に示すものは、ストッパ部5の先端部
である。図示を省略した右側部位には、図4に示した装
てん部2と同様構造の蓋開閉機構が設けられ、容器17の
点検および脱着などが容易に行なえるようにしてある。
ストッパ部5の先端部位には内方を向いたフランジ部32
が形成されており、容器17を受け止めるようにしてあ
る。
【0016】このように構成された射出装置の作用を説
明する。装てん部2の蓋23を前述のように開いて、本体
21内に容器17を装てんする。このとき、容器17内には、
かもめ等の鳥またはそのダミーを入れておく。圧力開閉
部1に設けられた図示しないバタフライバルブを急に開
くと、圧力開閉部1には、これに接続された貯気槽部6
からの圧縮空気が供給されるので、この圧縮空気によ
り、容器17は図1における左方に急激に移動、加速す
る。
【0017】容器17がストッパ部5の先端部に達し、フ
ランジ部32に衝突すると、容器17は受け止められ、鳥な
どの収容物のみが外方に射出される。射出後、ストッパ
部5に設けられた蓋(図示せず)を開いて容器17を取り
出し、作業を終了する。
【0018】上記射出は、鳥が航空機の風防にぶつかっ
たり、吸気口へ吸い込まれたりしたときの影響を調べる
ために行なうときには、ストッパ部5を航空機の所定の
部位に向けて行なうことになる。
【0019】以上説明した実施例は、射出物として鳥を
想定したが、本発明はこれに限られるものではない。容
器を射出せず、容器に収容された射出物のみを射出する
目的のものであれば、いかなる用途に供することもでき
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た射出装置であるから、容器の軽量化による速度性能の
向上、蓋を設けたことによる容器装てん時間の短縮、構
造を簡単にしたことによる製造コストの低減等、多くの
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す側面図である。
【図2】容器の断面図である。
【図3】図2に示す容器の正面図である。
【図4】装てん部の斜視図である。
【図5】ストッパ部の先端部分の断面図である。
【符号の説明】
1 圧力開閉部 2 装てん部 3 発射筒部 4 発射筒部 5 ストッパ部 6 貯気槽部 8 空気圧縮機 17 容器 18 開口部 21 装てん部の本体 23 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F41F 7/00 F41F 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力開閉部、装てん部、ストッパ部なら
    びに射出物収納用容器からなり、該射出物収納用容器に
    入れた射出物のみを射ち出す射出装置において、前記射
    出物収納用容器を軽量な緩衝材で形成したことを特徴と
    する射出装置。
  2. 【請求項2】 圧力開閉部、装てん部、ストッパ部なら
    びに射出物収納用容器からなり、該射出物収納用容器に
    入れた射出物のみを射ち出す射出装置において、前記装
    てん部、ストッパ部に扉式開閉機構を設けたことを特徴
    とする射出装置。
  3. 【請求項3】 圧力開閉部、装てん部、ストッパ部なら
    びに射出物収納用容器からなり、該射出物収納用容器に
    入れた射出物のみを射ち出す射出装置において、前記圧
    力開閉部にバタフライバルブを用いたことを特徴とする
    射出装置。
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