JP3015756U - コップ掛け器 - Google Patents

コップ掛け器

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JP3015756U
JP3015756U JP1995001840U JP184095U JP3015756U JP 3015756 U JP3015756 U JP 3015756U JP 1995001840 U JP1995001840 U JP 1995001840U JP 184095 U JP184095 U JP 184095U JP 3015756 U JP3015756 U JP 3015756U
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JP
Japan
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glass
cup
frame
tip
locking
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001840U
Other languages
English (en)
Inventor
五郎 村上
Original Assignee
株式会社ジーエム・クリエイト
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 脚体2に立上がり状に設けられた背枠3に、
前方に向けて延びる複数のグラス係止フレーム5が設け
られるとともに、各グラス係止フレーム5の先端が上方
へ折曲されて上方折曲部5aが設けられ、グラスGの内
部における底部周縁コーナー部が上方折曲部5a先端に
係止するとともに、グラス開口縁部がグラス係止フレー
ム5に係止することにより、グラスGが後方に向かって
斜め下向きの姿勢に保持されるよう構成されてなるグラ
スホルダー等のコップ掛け器。 【効果】 グラス収納時において、グラスを安定させて
保持できるとともに、水切りを支障なく行える上、さら
にグラス収納取出操作を簡単かつスムーズに行え、しか
も設置スペースの増大を抑制しつつ、グラス収納数の増
加を図り得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、グラス等のコップを掛けて収納し得るグラスホルダー等のコップ 掛け器に関する。
【0002】
【従来の技術】
円筒形グラスを水切り状態で収納し得る金属線材製グラスホルダー等のコップ 掛け器は、垂直立上がり状に複数本のグラス係止フレームを備え、そのフレーム 上端に、下向きにしたグラスの内部底面を当接係止することにより、グラスの収 納を図るものが周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のグラスホルダーは、グラスの出し入れ方向が上下方 向となるため、グラスを取り出す場合、使用者はグラスを一旦上方へ持ち上げて から手前に取り込み、また収納する場合には、グラスをグラスホルダー上方まで 運んでから収納する必要がある。このようにグラスの出し入れをスムーズに行え ず、グラス取出収納操作が面倒であるという問題があった。
【0004】 さらにグラスホルダーは、通常、グラス係止フレームが前後に複数列で配置さ れており、例えば前列のグラス係止フレームにグラスが収納されている状態で、 後列のグラス係止フレームに対しグラスを出し入れしようとすると、手前側のグ ラスが邪魔になって、グラスの出し入れをスムーズに行えないという問題もあっ た。
【0005】 しかも、従来のグラスホルダーは、水平方向にグラスを配列するものであるた め、グラスの収納個数を多くすると、設置スペースも大きくなる。このため、設 置スペースの増大を抑制しつつ、グラスの収納数を増加させることができないと いう問題もあった。
【0006】 この考案は、上記従来技術の問題を解消し、グラス等のコップ収納取出操作を 簡単かつスムーズに行え、しかも設置スペースの増大を抑制しつつ、コップ収納 数の増加を図り得るグラスホルダー等のコップ掛け器を提供することを目的とす る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のコップ掛け器は、脚体に立上がり状に設け られた背枠に、前方に向けて延びる複数のコップ係止フレームが設けられるとと もに、各コップ係止フレームの先端が上方へ折曲されて上方折曲部が設けられ、 コップの内部における底部周縁コーナー部が前記上方折曲部の先端に係止すると ともに、コップ開口縁部が前記コップ係止フレームに係止することにより、その コップが後方に向かって斜め下向きの姿勢に保持されるよう構成されてなるもの を要旨とする。
【0008】 また、本考案においては、前記コップ係止フレーム先端の上方折曲部がコップ の底面に線接触ないしは面接触するよう構成するのが好ましい。
【0009】
【作用】
この考案のコップ掛け器は、脚体に立上がり状に設けられた背枠に、前方に向 かって延びるコップ係止フレームが設けられるとともに、そのフレームの先端が 上方へ折曲されて上方折曲部が設けられるものである。このため、コップをコッ プ係止フレームに沿って前後方向に抜き差しすれば、コップの出し入れを行える 。さらに収納したコップは、開口縁部と底部周縁コーナー部との2点で支持され るため、コップを安定させて保持できる一方、コップは、斜め下向きの姿勢に保 持されるので、コップ内の水分は内周面を伝わって確実に外部に流出し、水切り を支障なく行える。
【0010】 またコップ係止フレームの設置数を垂直方向に増加させることにより、設置ス ペースの増大を抑制しつつ、コップ収納個数を増加させることができる。
【0011】 本考案において、コップ係止フレーム先端の上方折曲部がコップの底面に線接 触ないしは面接触するよう構成する場合には、収納状態のコップを、より安定さ せて保持できるという利点がある。
【0012】
【実施例】
図1および図2はこの考案の一実施例であるグラスホルダー等のコップ掛け器 を示す図である。両図に示すように、このグラスホルダーは、金属線材からなる 前開きコ字状の外枠フレーム(1)を備えている。この外枠フレーム(1)は、 前方に延びる2本の脚体(2)と、脚体(2)の後端から垂直上方へ延びる背枠 (3)と、背枠(3)の上端から前方へ延びる天井枠(4)とで構成されている 。
【0013】 背枠(3)には、両側枠間に架け渡すように2本1組の横フレーム(3a)が 上下に1組ずつれぞれ設けられる。
【0014】 そして、この背枠(3)にグラス(G)を係止するためのグラス係止フレーム (5)が設けられている。すなわち、グラス係止フレーム(5)は、金属線材が 折り返し形成されたものにより形成されており、この構成のグラス係止フレーム (5)が、折返側の端部を前方に向けて配置した状態で、重ね合せ側の端部が横 フレーム(3a)に溶接固定されている。この場合、グラス係止フレーム(5) は、上下各組の横フレーム(3a)にそれぞれ3本ずつ計6本設けられ、さらに 各グラス係止フレーム(5)は、前部が上方へ傾斜するように配置されて、前方 に向かってやや斜め上向きに延びるように配置されている。
【0015】 また、各グラス係止フレーム(5)の先端には、その先端が上方に折曲形成さ れて、逆U字状の上方折曲部(5a)が設けられ、後述するようにグラス収納状 態では、上方折曲部(5a)がグラス(G)の底面に面接触するよう構成されて いる。
【0016】 一方、天井枠(4)には両側枠間に複数本の金属線材が架け渡されて棚部(4 a)が形成されている。
【0017】 また脚体(2)の先端には、それぞれ樹脂製の滑り止めキャップ(2a)が嵌 着されている。
【0018】 以上の構成のグラスホルダーにおいては、グラス(G)をその内部にグラス係 止フレーム(5)が挿入されるように係止させれば収納できる。この収納状態で は、グラス(G)の底面が係止フレーム先端の上方折曲部(5a)に面接触した 状態で、グラス(G)の底部周縁コーナー部が上方折曲部(5a)先端に係止す るとともに、グラス開口縁部がフレーム(5)の中間部に係止することにより、 グラス(G)が後方に向かって斜め下向きの姿勢に保持される。
【0019】 一方この収納状態から、グラス(G)を手前(前方)抜き取ればグラス(G) を取り出すことができる。
【0020】 このようにこのグラスホルダーによれば、グラス(G)の出し入れ方向が前後 方向となるため、使用者は手を伸ばせばそのままグラス(G)を出し入れでき、 グラス(G)の収納取出操作を簡単かつスムーズに行える。
【0021】 また、グラス収納状態では、グラス(G)は斜め下向きの状態に保持されるの で、グラス内の水分はグラス内面に沿って確実に外部に流出し、水切りを支障な く行える。なお収納時のグラス(G)の傾斜角度は、グラス係止フレーム(5) の傾斜角度の調整や、グラス係止フレーム先端の上方折曲部(5a)の折曲量の 調整により、適切値に設定することができる。
【0022】 さらに、収納された多数のグラス(G)の開口部は、平面視でほぼ一直線上に 配置されるので、水切り時の水分滴下位置も直線上の狭い範囲に特定される。こ のため、その狭い範囲の水分滴下位置に、水受容器等を配置したり布巾等を敷い たりする等の濡れ防止処理を施すだけで、滴下水に対する処理を確実に行え、グ ラスホルダー周辺が水浸しになるよう不具合が発生するのを有効に防止できる。
【0023】 また本実施例では、収納したグラス(G)を、開口縁部と底部との2点で支持 するとともに、グラス(G)の底面をフレーム上方折曲部(5a)に面接触させ ているため、グラス(G)が安定して保持され、グラス(G)に誤って接触した 場合等にグラス(G)が揺れ動いたりするような不具合はない。
【0024】 さらに本実施例では、グラス係止フレーム(5)の設置数を垂直方向に増加さ せることにより、設置スペースの増大を抑制しつつ、グラス収納数の増加を図る ことができる。
【0025】 さらに本実施例では、上下左右にグラス係止フレーム(5)が配置されるもの であるため、どの位置にグラス(G)が収納されていようとも、所望のグラス( G)を、周辺のグラス(G)に干渉することなく、スムーズに出し入れすること ができる。
【0026】 なお上記実施例においては、本考案をグラスホルダーに適用した場合について 説明しているが、カップホルダー等、他のコップを収納するためのものにも適用 することができる。
【0027】 また本考案では、コップ係止フレームの設置数についても、特に限定されるも のではない。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、この考案のコップ掛け器によれば、脚体に立上がり状に設けら れた背枠に、前方に向かって延びるコップ係止フレームが設けられるとともに、 そのフレームの先端が上方へ折曲されて上方折曲部が設けられるものであるため 、コップを係止フレームに沿って前後に抜き差しすれば、コップの収納取出を行 える。このようにコップの出し入れ方向が前後方向となるので、使用者は手を伸 ばせばそのままコップを出し入れでき、収納取出操作を簡単かつスムーズに行え る。さらに収納したコップは、開口縁部と底部周縁コーナー部との2点で支持さ れるため、コップを安定させて保持できる一方、コップは斜め下向きの姿勢に保 持されるので、コップ内の水分は内周面を伝わって確実に外部に流出し、水切り を支障なく行える。またコップ係止フレームの設置数を垂直方向に増加させるこ とにより、設置スペースの増大を抑制しつつ、コップ収納数を増加させることが できるという効果がある。
【0029】 本考案において、コップ係止フレーム先端の上方折曲部がコップ底面に線接触 ないしは面接触するよう構成する場合には、収納状態のコップを、より安定させ て保持できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるグラスホルダーを示
す斜視図である。
【図2】実施例のグラスホルダーを示す側面図である。
【符号の説明】
2…脚体 3…背枠 5…グラス係止フレーム(コップ係止フレーム) 5a…上方折曲部 G…グラス(コップ)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚体に立上がり状に設けられた背枠に、
    前方に向けて延びる複数のコップ係止フレームが設けら
    れるとともに、各コップ係止フレームの先端が上方へ折
    曲されて上方折曲部が設けられ、 コップの内部における底部周縁コーナー部が前記上方折
    曲部の先端に係止するとともに、コップ開口縁部が前記
    コップ係止フレームに係止することにより、そのコップ
    が後方に向かって斜め下向きの姿勢に保持されるよう構
    成されてなることを特徴とするコップ掛け器。
  2. 【請求項2】 前記コップ係止フレーム先端の上方折曲
    部がコップの底面に線接触ないしは面接触するよう構成
    されてなる請求項1記載のコップ掛け器。
JP1995001840U 1995-03-14 1995-03-14 コップ掛け器 Expired - Lifetime JP3015756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001840U JP3015756U (ja) 1995-03-14 1995-03-14 コップ掛け器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1995001840U JP3015756U (ja) 1995-03-14 1995-03-14 コップ掛け器

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JP3015756U true JP3015756U (ja) 1995-09-12

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ID=43151306

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JP1995001840U Expired - Lifetime JP3015756U (ja) 1995-03-14 1995-03-14 コップ掛け器

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