JP3015254U - ルーペ付き携帯時計 - Google Patents

ルーペ付き携帯時計

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JP3015254U
JP3015254U JP1995002259U JP225995U JP3015254U JP 3015254 U JP3015254 U JP 3015254U JP 1995002259 U JP1995002259 U JP 1995002259U JP 225995 U JP225995 U JP 225995U JP 3015254 U JP3015254 U JP 3015254U
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JP
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watch case
watch
loupe
frame
front side
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JP1995002259U
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English (en)
Inventor
恒雄 日出山
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恒雄 日出山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字その他を拡大視することができ、時計の
表面側をさらに防護することのできるルーペ付き携帯時
計を提供する。 【構成】 一側部に支点部63、他側部に突片64を有
するフレーム62がルーペ61の周囲に取りつけられて
いる。フレーム62付きのルーペ61が透明保護板41
の上に被されている。フレーム62の支点部63を貫通
した連結ピン65が時計ケース11における一対の支持
片16・17により両端支持されてルーペ61が時計ケ
ース11の表側に開閉自在に取りつけられている。時計
ケース11における他の一対の支持片14・15側にお
いて、フレーム62の突片64側の部分が時計ケース1
1の一部と強く接触して時計ケース11に保持されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はルーペ付き携帯時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
時計は生活の必需品であり、老眼鏡は老眼の生じている中高年者にとって必具 である。
【0003】 周知の携帯時計(腕時計・懐中時計)は、駆動機構・時刻指示機構・透明保護 板・時計ケースなどを主体にして構成されており、駆動機構が時計ケースに内蔵 され、時刻指示機構・透明保護板が時計ケースの表側に組みつけられている。 通常、腕時計ような携帯時計は平素から身につける習慣が徹底しているので、 これの携帯を忘れることが殆どない。
【0004】 老眼鏡は凸レンズとフレームとの組み合わせからなる。老眼鏡についてはオフ イスや自宅に保管する者・常時携帯する者など種々のタイプの人がみられる。 老眼鏡の場合は、要不要に応じて掛けたり外したりしなければならず、このよ うな使用状況が外出に際して老眼鏡の携帯を忘れさせる一因となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
時計に関する技術は完熟したレベルにあるが、他の物品との組み合わせをはか る上で開発の余地が残されている。ちなみに、時計に他の機能が付加される場合 は、それに応じた利便性が得られる。
【0006】 老眼鏡を必要とする者が休日の外出や旅行に際してこれの携帯を忘れた場合、 商品値札・時刻表・地図など小さな文字や絵に接して不便を感じる。
【0007】 かかる事情からすると、携帯時計と老眼鏡とが一体に組み合わされるのがよい といえる。しかし、携帯時計と老眼鏡は、両者の形状構造に隔たりがあり過ぎる ために、そのままでは、これらを複合化することができない。
【0008】 [考案の目的] 本考案はこのような技術的課題に鑑み、文字その他を拡大視することができ、 時計の表面側をさらに防護することのできるルーペ付き携帯時計を提供しようと するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に記載のものは所期の目的を達成するために、駆動機構が時 計ケースに内蔵されていること、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面 して時計ケースに組みつけられいること、および、時刻指示機構の表面を覆うた めの透明保護板が時計ケースの表側に組みつけられていることを前提とする携帯 時計において、ルーペが透明保護板の上に被されて時計ケースの表側に開閉自在 に取りつけられていることを特徴とする。
【0010】 本考案の請求項2に記載のものは所期の目的を達成するために、駆動機構が時 計ケースに内蔵されていること、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面 して時計ケースに組みつけられていること、および、時刻指示機構の表面を覆う ための透明保護板が時計ケースの表側に組みつけられていることを前提とする腕 時計において、周囲にフレームを有するルーペが透明保護板の上に被されている こと、および、フレームの一側部と時計ケースの一側部とにわたって差し込まれ た連結ピンを介してルーペが時計ケースの表側に開閉自在に取りつけられている ことを特徴とする。
【0011】 本考案の請求項3に記載のものは所期の目的を達成するために、駆動機構が時 計ケースに内蔵されていること、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面 して時計ケースに組みつけられていること、および、時刻指示機構の表面を覆う ための透明保護板が時計ケースの表側に組みつけられていること、および、時計 バンドの各取付端部が時計ケースの外部両側より突出している各一対の支持片に ピン止めされていることを前提とする腕時計において、一側部に支点部、他側部 に突片を有するフレームがルーペの周囲に取りつけられていること、および、フ レーム付きのルーペが透明保護板の上に被されていること、および、フレームの 支点部を貫通した連結ピンが時計ケースにおける一対の支持片により両端支持さ れてルーペが時計ケースの表側に開閉自在に取りつけられていること、および、 時計ケースにおける他の一対の支持片側においてフレームの突片側の部分が時計 ケースの一部と強く接触して時計ケースに保持されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本考案に係る携帯時計において、ルーペが時計の透明保護板上に閉じ合わされ ているときは、ルーペおよび透明保護板の下にある時刻指示機構を透視して時刻 を読み取ることができる。また、ルーペを開けてこれを透明保護板側から立ち上 がらせたときは、小さな文字や絵をルーペにより拡大してこれらの表示内容を判 読することができる。
【0013】
【実施例】
本考案に係る携帯時計の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1〜図3に例示された腕時計おいて、11は時計ケース、21は駆動機構、 31は時刻指示機構、41は透明保護板、51時計バンドをそれぞれ示す。これ らの時計構成要素はいずれも公知・周知のものである。
【0014】 時計ケース11は裏蓋12を備えた時計側13からなる。時計側13の一側部 には時計バンド51の一端部(取付端部52)を取りつけるための支持片14・ 15が突出しており、時計側13の他側部には時計バンド51の他端部(取付端 部53)を取りつけるための支持片16・17が突出している。
【0015】 駆動機構21の上は竜頭22・ゼンマイ(図示せず)・その他を含んで構成さ れている。駆動機構21の上には、文字盤32・時間針33・分針34などで構 成された時刻指示機構31が組みつけられている。これら駆動機構21、時刻指 示機構31は時計ケース11に内蔵されていて、駆動機構21の竜頭22が時計 ケース11外に突出しているとともに、時刻指示機構31の文字盤32・時間針 33・分針34が時計ケース11の表側に面している。
【0016】 透明保護板41は、時刻指示機構31の表面を覆うために時計ケース11の表 側に組みつけられる。より具体的には、時計ケース11の時計側13に透明保護 板41が組みつけられている。
【0017】 時計バンド51の一方の取付端部52は、これを貫通した連結ピン54の両端 を時計側13の両支持片14・15にわたって装着することにより、時計ケース 11に取りつけられており、同じく、時計バンド51の他方の取付端部53も、 これを貫通した連結ピン55の両端を時計ケース11の両支持片16・17にわ たって装着することにより、時計ケース11に取りつけられている。
【0018】 図1〜図3において、ルーペ61はこれの周囲にフレーム62を備えたものか らなる。フレーム62は、その一側部に支点部63を有するとともに、その他端 部に突片64を有する。フレーム62を備えたルーペ61は、透明保護板41上 に被され、かつ、フレーム62の支点部63を貫通した連結ピン65が時計ケー ス11の両支持片16・17にわたり装着されている。かくてルーペ61は時計 ケース11の表側に開閉自在に取りつけられている。
【0019】 上記においてルーペ61が透明保護板41の上面を覆っているとき、フレーム 62の突片64は、図2の実線のように時計ケース11の両支持片14・15間 に嵌まり込む。この状態を保持するためにフレーム62の突片64側の部分(突 片64または突片付近におけるフレーム62の一部)が、時計ケース11の一部 と強く接触するようになっている。その具体的一例においては、突片64の幅が 両支持片14・15の内面間よりも少し大きくなっているために、突片64の両 側面が両支持片14・15の内面に対して強く接触する。このような具体例にお いては、突片64の一側面もしくは両側面、または、一方の支持片の内面もしく は両支持片14・15の内面に半球面形の凸起が形成されてもよい。また、突片 64に半球面形の凸起が形成される場合に、その凸起と対応する凹部が支持片の 内面に形成されてもよく、逆に、支持片の内面に半球面形の凸起が形成される場 合に、その凸起と対応する凹部が突片64に形成されてもよい。他の具体的一例 においては、時計側13の一側部(図2の左側部)やフレーム62の突片64側 の裏面部分に、上述した凸起または凸起と凹部とが形成される。
【0020】 上述した実施例のルーペ付き腕時計おいてルーペ61が図2の実線や図3のよ うに透明保護板41上に閉じ合わされているときは、ルーペ61および透明保護 板41の下にある時刻指示機構31(文字盤32・時間針33・分針34など) を透視して、通常の時計と同様に時刻を読み取ることができる。
【0021】 上述した実施例のルーペ付き腕時計おいてルーペ61を使用するときは、図1 や図2の実線に示されているように、突片64を指先で跳ね上げてルーペ61を 透明保護板41側から立ち上がらせた後、ルーペ61を目標物に近接させれる。 このようにすると、目標物に表示されている小さな文字や絵がルーペ61により 拡大されるので、これらの表示を容易に判読することができる。ルーペ61を利 用して微小物を見るときに、腕時計を腕から外してもよい。
【0022】 上述した実施例のルーペ付き腕時計において、ルーペを除く腕時計は既述のと おり公知・周知のものからなる。したがって、時刻指示機構31としては図示例 のごときアナログ式以外にデジタル式のものも採用される。また、腕時計の駆動 機構21としては、ゼンマイのような機械力を利用したもののほか、電池を利用 した電動式のものも採用される。時計ケース11は金属製・プラスチック製のい ずれであってもよい。透明保護板41やルーペ61・フレーム62もガラス製・ プラスチック製のいずれであってもよい。
【0023】 本考案に係るルーペ付き携帯時計において時計が懐中時計からなる場合も、そ の懐中時計には、既述の手段と同一またはこれに準じた手段でルーペが組みつけ られる。すなわち、前記と同様のフレームを有するルーペが、懐中時計の透明保 護板上に被されて時計ケースの表側に開閉自在に取りつけられる。
【0024】 ルーペ付き懐中時計の具体的一例について、図1〜図3を参酌して説明すると 以下のとおりである。すなわち、フレーム62付きルーペ61が透明保護板41 上に被され、フレーム62の一側部と時計ケース11の一側部とが連結ピン64 によりピン止めされてルーペ61が時計ケース11の表側に開閉自在に取りつけ られる。ただし、この懐中時計の場合は、前述した各支持片14〜17、時計バ ンド51がない。
【0025】
【考案の効果】
本考案に係る携帯時計(腕時計を含む)は、つぎのような効果を有する。 時計に組み合わされたルーペを介して微小物を拡大視することができる。し たがって、時計の機能と拡大鏡の機能とを兼備することとなり、とくにルーペが 老眼鏡の代用にもなるので利便性が高まる。 時計の表面側がルーペにより覆われている。すなわち、時計の表面側が透明 保護板とルーペとで二重に覆われているので、この部分の機械的特性が高まり、 時計を枢要な機構を外部の衝撃から十分に防護することができる。 ルーペを時計の表面側に被せているので、時計本来の使用がルーペにより妨 げられることがない。 ルーペの周囲にフレームが取りつけられているので、これを利用してルーペ を簡単に時計の所定部に組みつけることができる。 フレームがその一側部に支点部を有する場合は、連結ピンを介して支点部を 一対の支持片(時計ケースの一部分)に簡易にピン止めすることができる。 フレームがその他側部に突片を有する場合は、フレームの突片側を時計ケー スの一部に強く接触させて透明保護板上のルーペを閉じ状態に保持することがで きるとともに、その突片を利用してルーペを使用可能な状態にまで起こすことが できる。したがって、ルーペを使用したり収納したりするときの取り扱いが容易 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る腕時計の一実施例を示した平面図
である。
【図2】本考案に係る腕時計の一実施例を示した縦断正
面図である。
【図3】本考案に係る腕時計の一実施例を示した縦断側
面図である。
【符号の説明】
11 時計ケース 12 裏蓋 13 時計側 14〜17 支持片 21 駆動機構 31 時刻支持機構 32 文字盤 33 時間針 34 分針 41 透明保護板 51 時計バンド 52・53 時計バンドの取付端部 54・55 連結ピン 61 ルーペ 62 フレーム 63 フレームの支点部 64 フレームの突片 65 連結ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構が時計ケースに内蔵されている
    こと、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面し
    て時計ケースに組みつけられいること、および、時刻指
    示機構の表面を覆うための透明保護板が時計ケースの表
    側に組みつけられていることを前提とする携帯時計にお
    いて、ルーペが透明保護板の上に被されて時計ケースの
    表側に開閉自在に取りつけられていることを特徴とする
    ルーペ付き携帯時計。
  2. 【請求項2】 駆動機構が時計ケースに内蔵されている
    こと、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面し
    て時計ケースに組みつけられていること、および、時刻
    指示機構の表面を覆うための透明保護板が時計ケースの
    表側に組みつけられていることを前提とする腕時計にお
    いて、周囲にフレームを有するルーペが透明保護板の上
    に被されていること、および、フレームの一側部と時計
    ケースの一側部とにわたって差し込まれた連結ピンを介
    してルーペが時計ケースの表側に開閉自在に取りつけら
    れていることを特徴とするルーペ付き腕時計。
  3. 【請求項3】 駆動機構が時計ケースに内蔵されている
    こと、および、時刻指示機構が時計ケースの表側に面し
    て時計ケースに組みつけられていること、および、時刻
    指示機構の表面を覆うための透明保護板が時計ケースの
    表側に組みつけられていること、および、時計バンドの
    各取付端部が時計ケースの外部両側より突出している各
    一対の支持片にピン止めされていることを前提とする腕
    時計において、一側部に支点部、他側部に突片を有する
    フレームがルーペの周囲に取りつけられていること、お
    よび、フレーム付きのルーペが透明保護板の上に被され
    ていること、および、フレームの支点部を貫通した連結
    ピンが時計ケースにおける一対の支持片により両端支持
    されてルーペが時計ケースの表側に開閉自在に取りつけ
    られていること、および、時計ケースにおける他の一対
    の支持片側において、フレームの突片側の部分が時計ケ
    ースの一部と強く接触して時計ケースに保持されている
    ことを特徴とするルーペ付き腕時計。
JP1995002259U 1995-02-28 1995-02-28 ルーペ付き携帯時計 Expired - Lifetime JP3015254U (ja)

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